AirDrop
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開発元 | アップル |
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初版 | 2011年7月20日 |
対応OS | iOS 7、macOS (10.7.x) 以降 |
プラットフォーム | iPhone, iPad, iPad mini, iPod Touch, MacBook Pro, MacBook Air, MacBook, iMac, Mac mini, Mac Pro |
ライセンス | 商用プロプライエタリソフトウェア |
公式サイト | iOS 7 – AirDrop |
AirDropとはアップルによってMac OS X Lion以降のmacOSとiOS 7以降のiOSに導入されたWi-Fi アドホック サービスである。
概要[編集]
AirDropを使用するとユーザーはWi-Fi、及びBluetoothを介してOS X 10.7以降のコンピュータ、もしくはiOS 7が導入されたデバイスで他のサポートされているデバイス上実行しているユーザーとファイルを共有することができる。 OS X 10.8ではFinderメニューのAirDropを選択するか、⇧ Shift+⌘ Cmd+Rを押すことによって実行できる。iOSにおいては共有メニューから実行できる。
macOSとiOSデバイス間の場合、それぞれOS X YosemiteとiOS8以降で、2012年以降に発売されたモデルであればAirDropの互換性があり、ファイルを共有することができる。
対応モデル[編集]
AirDropは下記の機種で利用できる
iOS 7以降を搭載する
- MacBook Pro (Late 2008) 以降
- MacBook Air (Late 2010)以降
- MacBook (Late 2008) 以降(Late 2008のポリカーボネートモデルは対象外)
- iMac (Early 2009)以降
- Mac mini (Mid 2010)以降
- 全世代のMac Pro (Mid 2010; Early 2008 または Early 2009 の場合、Airmac Extreme カードを装着する必要がある。)
macOS - iOSデバイス間のAirDrop[編集]
macOSとiOSデバイス間のAirDropは下記の機種で利用できる
iOS 8以降を搭載する
OS X Yosemite以降を搭載する
- MacBook Pro (Mid 2012)以降
- MacBook Air (Mid 2011)以降
- MacBook (Early 2015)以降
- iMac (Late 2012)以降
- Mac mini (Mid 2011)以降
- Mac Pro (Late 2013)以降
問題点[編集]
AirDrop痴漢[編集]
AirDropを利用してわいせつな画像を見ず知らずの人に送信する「AirDrop痴漢」と呼ばれる事件が発生している。
2019年7月5日には福岡市地下鉄列車内で見ず知らずの人のスマホに、AirDropを用いてわいせつ画像を送信したとして、福岡県警察が男性を福岡県迷惑防止条例違反容疑で書類送検した[1]。
設定を「受信しない」もしくは「連絡先のみ」(登録した人とのみ通信可能な状態)にすることで、見ず知らずの人から画像を送信されなくなる。[2]。
連絡先を知らない人にもすぐにファイルを送信できる反面、このような犯罪に利用される可能性があるため、コントロールセンターから瞬時にAirDropの設定を変更できるようになっている。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ 「エアドロップ痴漢」容疑、37歳男を書類送検 福岡 毎日新聞 2019年8月20日
- ^ iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う方法 Appleサポート 2020年9月24日
関連項目[編集]
- Wi-Fi Direct - 同様の技術
外部リンク[編集]
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