iMac Pro

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iMac Pro(アイマック プロ)は、アップルが開発・販売するiMacのプロ向けモデル[1]。2017年6月5日(現地時間)に行われたWWDC 2017の基調講演で発表された。2017年12月14日発売開始。

概要[編集]

アップルが現在販売しているiMacシリーズの中でも、特にMac Proに準拠した処理能力を誇るフラグシップ機種である。拡張性が低く長年アップデートされなかったMac Pro Late 2013からの置き換えを目的に開発された。

デスクトップ一体型のMacintoshの中でも、最低構成は55万8,800円からとiMac 5K Retinaよりも価格が高く、ハイエンドBTO構成では本体価格だけで103万円を超すプロフェッショナル向け製品である。

2017年12月14日より販売開始。4999ドル (日本では55万8,800円) から販売している[2][3]

デザイン[編集]

現行のiMacと差別化するため、筐体の色はスペースグレイとなり、周辺機器のカラーも同様の変更が加えられ、全体的に暗めのトーンに統一された。

CPUやメモリなどはMac Proに準拠した高性能化を図っており、Thunderbolt3の搭載や新たに10ギガビットイーサネット端子を採用している。

また、システム管理コントローラ、画像信号プロセッサ、オーディオコントローラ、SSDコントローラなどを統合したApple T2チップを搭載している。

搭載されているSSDは、NVMeに対応したPCIeタイプのSSDを2枚を採用したRAID構成となっており、新たに搭載されたインテルVROCによるRAIDディスクのOS起動にも対応している。例えば、1TBモデルであれば512GBディスク2枚の構成となっている。

これにより、SSD2枚をRAID構成にしてOS起動用に特化して運用することは勿論のこと、OS起動用とデータ保存用といったように別々のディスクとして運用することも可能なので、Mac Pro Late 2013の致命的な欠点だったデータ保存の問題がある程度は解消されている。

公式アナウンスではパーツ交換が不可となっているが、実際にはCPUとメモリ、SSDの交換は可能である(但し、GPUの交換は不可)。

製品仕様[編集]

  • 27インチ(対角)Retina 5Kディスプレイ (5,120 x 2,880ピクセル)
  • プロセッサ Intel Xeon W 8コア 10コア 14コア 18コア (Turbo Boost時4.5GHz)
  • メモリ 32GB(オプションで64GB,128GBに変更可能)
  • ストレージ PCIe SSD 1TB(オプションで2TB,4TBに変更可能)
  • グラフィックス Radeon Pro VEGA 56 GPU(8GB) (オプションでRadeon Pro Vega 64 GPU 16GBに変更可能)
  • 10ギガビットイーサネット
  • Thunderbolt 3 ×4

脚注[編集]

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外部リンク[編集]