visionOS

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visionOS
開発者 Apple
プログラミング言語 CC++Objective-CSwiftアセンブリ言語
OSの系統 macOS/iPadOSベース
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース
最新安定版 visionOS 1.1.2 (21O231) [1] / 2024年4月9日
対象市場 空間コンピューティング
使用できる言語 英語
プラットフォーム
カーネル種別 ハイブリッドXNU
ライセンス Proprietary software except for open-source components
ウェブサイト developer.apple.com/visionos/
サポート状況
サポート中
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visionOS(ビジョンオーエス)は、Appleが開発しているApple Vision Proに搭載される空間コンピューティングOSの一つである[2]

操作方法[編集]

visionOSは、音声と視線と手によって操作される[3][2]。 要素を選択する場合、それを見て指で摘む動作をするだけである[3]。デジタルクラウンを回すことでScene(仮想空間)に没入する度合いを調整できる。ウィンドウ操作は、コーナーにあるバーをドラッグすることでサイズを変更でき、その真ん中にある別のバーをドラッグすることで移動させられる。ウィンドウから離れた場合、デジタルクラウンをダブルタップして再度センターに戻すことができる[4]

UX[編集]

Spaces(スペース)[編集]

アプリを起動すると、ウィンドウはデフォルトで共有スペース(Shared Space)に表示される。より没入感のある体験のために、アプリが視界をすべて占めるフルスペース(Full Space)で開くことができる[4]

Windows(ウィンドウ)[編集]

iPadOSやmacOSと同様に、ウィンドウは薄い、アプリのためのキャンバスで、サイズを変更することができる[2]。デザイン的には、丸みを帯びたすりガラスのような効果があり、リアルな影や光が投影される。また、プレゼンターディスプレイやビデオコントロールなど、より近い位置に小さなウィンドウが表示される場合もある[4][2]

Volumes(ボリューム)[編集]

Volumesは、3Dコンテンツ用のウィンドウシーンである。3Dゲームや宇宙空間での商品鑑賞で役にたつ[4]

アプリアイコン[編集]

visionOSのアプリアイコンは、最大3階層で表示され、それを見ることで3D効果でポップアップするように作られている[4]

出典[編集]

  1. ^ visionOS 1.1.2 (21O231)
  2. ^ a b c d (日本語) Introducing Apple Vision Pro, https://www.youtube.com/watch?v=TX9qSaGXFyg 2023年6月14日閲覧。 
  3. ^ a b Nast, Condé (2023年6月13日). “アップルの「VisionOS」は、コンピューターのインターフェースに新たなパラダイムシフトをもたらした”. WIRED.jp. 2023年6月14日閲覧。
  4. ^ a b c d e Principles of spatial design - WWDC23 - Videos” (英語). Apple Developer. 2023年6月14日閲覧。

外部リンク[編集]