iOS 15

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iOS 15
IOS 15 logo.png
開発者 Apple
OSの系統 iOS
ソースモデル オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース
製品出荷版 (GA) 2021年後半
プラットフォーム
カーネル種別 ハイブリッド(XNU
既定のUI Cocoa Touch (マルチタッチ, GUI)
ライセンス プロプライエタリソフトウェア
先行品 iOS 14
ウェブサイト Apple - iOS 15 プレビュー
サポート状況
ベータテスト
シリーズ記事
iPadOS 15iPad用の派生OS)
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iOS 15(アイオーエス フィフティーン)は、Appleが開発しているモバイルオペレーティングシステムiOSの15番目のメジャーリリースである。2021年秋にリリース予定[1]。 開発者向けベータ版は2021年6月8日(日本時間)に配信され、パブリック・ベータ版は同年7月1日(日本時間)に配信された。

概要[編集]

2021年6月7日COVID-19感染拡大防止の観点からオンラインで開催されたWWDC 2021で発表された[1]

対応端末はiPhone 6s/6s PlusiPhone SE (第1世代)以降のiPhoneと、iPod touch (第7世代)iOS 13およびiOS 14でサポートされたモデルに引き続き対応[2]

新機能[編集]

SharePlay[編集]

iOS 15では、FaceTime通話中の他のユーザーに音楽を聴いたり、映画を見たり、画面を共有したりすることができる機能「SharePlay」が導入された[3][4]

FaceTime[編集]

iOS 15では、FaceTimeにグリッド表示とポートレートモードが追加された。また、空間オーディオや周辺のノイズを遮断する機能も追加された。Appleは、新たに追加されたリンクとカレンダーイベントにより、WindowsAndroid端末のウェブブラウザからFaceTimeの通話に参加することが可能になった[5][6]

集中モード[編集]

「集中モード」は、通知を後回しにしてフィルタリングするためのもので、睡眠時や仕事中など、さまざまな場面で集中モードを有効にすることができる。有効にしている間に表示されるAppや通知は、利用者が個別に選択できる。また、集中モードを有効にすると、仕事などに関連するウィジェットやAppを表示することができる[7]

テキストの認識表示[編集]

カメラApp、または写真Appから画像にあるテキストや物などをスキャンし、情報を摘出できるようになった[8]。また、表示されているランドマークや花などを直接調べることが可能になった[9]

Safari[編集]

Safariは再設計され、「タブグループ」機能が追加された。これにより、タブを整理したり、タブグループ全体を共有することが可能になった。これまでmacOSのSafariで使用できたブラウザの拡張機能は、iPhoneiPadの両方で初めて利用できるようになった。また、新しいスタートページが追加された[10]

マップ[編集]

マップAppでは、ランドマーク交通信号機バスレーン自転車レーン横断歩道などの都市の3Dモデルがより繊細になり、拡張現実を使用したナビゲーションにはARが使われている[11]。また、特定の公共交通機関のリアルタイムの時刻表をピン留めすることが可能になった[7]

天気[編集]

天気Appは、ユーザインタフェースが一新され、新しいアニメーションやフルスクリーンでの天気図が表示されるようになった[8]

Wallet[編集]

Wallet Appは、米国の一部の州で発行された運転免許証などの身分証明証を追加できるようになった。この情報は暗号化され、Apple Payと同じくSecure Element内に保存される。自宅やアパート、ホテル、オフィスなどのデジタルキーに対応した[9]

通知センター[編集]

通知センターのユーザインタフェースが新しくなり、アイコンが大きく表示される仕様になった。新たに「通知要約」機能が追加され、特定の時間に緊急性がない通知をまとめて表示することができる[9]

メッセージ[編集]

メッセージAppでは、一部のユーザインタフェースが再設計された。これによって、複数の画像を送受信する際、スワイプやタップなどのジェスチャー操作で画像をすり替えたり、選択したりできるようになった。また、新たなMemojiが追加された。

その他[編集]

その他、以下の機能が追加された[9][6]

  • 「探す」ネットワークがAirPods ProAirPods Maxに対応
  • 「iCloud+」が登場
  • 「あなたと共有」機能が追加
  • 翻訳Appがライブ翻訳に対応
  • Appのデータ追跡情報が一目で確認できるように
  • 「メールプライバシー保護」機能追加
  • Siriが端末上のみで処理が可能に

対応端末[編集]

iOS 13およびiOS 14に対応したすべての端末が、iOS 15にも対応している。以下は、iOS 15に対応している端末の一覧である[2]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ a b Johnson, Allison (2021年6月7日). “Apple previews iOS 15 at WWDC 2021” (英語). The Verge. 2021年6月8日閲覧。
  2. ^ a b Faulkner, Cameron (2021年6月7日). “Here are the devices that can run iOS 15, iPadOS 15, macOS Monterey, and watchOS 8”. The Verge. https://www.theverge.com/2021/6/7/22523116/apple-ios-ipados-15-watchos-8-macos-monterey-wwdc-2021 2021年6月7日閲覧。 
  3. ^ Apple just revealed iOS 15, the future of iPhone” (英語). インデペンデント (2021年6月7日). 2021年6月8日閲覧。
  4. ^ Clark, Mitchell (2021年6月7日). “Apple is building video and music sharing into FaceTime” (英語). The Verge. 2021年6月8日閲覧。
  5. ^ Kastrenakes, Jacob (2021年6月7日). “FaceTime is coming to Android and Windows via the web” (英語). The Verge. 2021年6月8日閲覧。
  6. ^ a b Apple「iOS15」、ビデオ通話アプリに新機能 Zoom対抗” (日本語). 日本経済新聞 (2021年6月8日). 2021年6月8日閲覧。
  7. ^ a b Appleが発表したiOS15の注目すべき新機能10選” (日本語). Lifehacker. mediagene (2021年6月8日). 2021年6月8日閲覧。
  8. ^ a b Inc, mediagene (2021年6月8日). “iOS 15 の新機能まとめ:iPhoneが使いやすくなる機能満載 #WWDC21” (日本語). ギズモード・ジャパン. 2021年6月8日閲覧。
  9. ^ a b c d iOS 15が、つながりを保ち集中できる、探索できる、パワフルな新機能を提供” (日本語). Apple Newsroom (日本). Apple Japan. 2021年6月8日閲覧。
  10. ^ Safari、アドレスバーやツールバーをタブにまとめて一行にしたのは英断だわ! #WWDC21” (日本語). ギズモード・ジャパン. mediagene (2021年6月8日). 2021年6月8日閲覧。
  11. ^ Porter, Jon (2021年6月7日). “You’ll soon be able to use your iPhone as ID at the airport” (英語). The Verge. 2021年6月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]