コンテンツにスキップ

赤岩寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年6月9日 (金) 12:15; 雪野滾滾 (会話 | 投稿記録) による版 (文化財: (木造愛染明王坐像の画像追加。))(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
赤岩寺

中門
所在地 愛知県豊橋市多米町字赤岩山4
位置 北緯34度45分53.6秒 東経137度26分44.8秒 / 北緯34.764889度 東経137.445778度 / 34.764889; 137.445778座標: 北緯34度45分53.6秒 東経137度26分44.8秒 / 北緯34.764889度 東経137.445778度 / 34.764889; 137.445778
山号 赤岩山
宗旨 真言宗
宗派 高野山真言宗
本尊 聖観音
創建年 (伝)神亀3年(726年
開基 (伝)行基
中興年 (伝)天安元年(857年
中興 杲隣
正式名 赤岩山赤岩寺
札所等 三河七御堂
文化財 愛染明王坐像(重要文化財)
法人番号 9180305002632 ウィキデータを編集
赤岩寺の位置(愛知県内)
赤岩寺
テンプレートを表示
愛染明王堂

赤岩寺(せきがんじ)は、愛知県豊橋市にある高野山真言宗寺院。山号は赤岩山。本尊は聖観音。国の重要文化財の木造愛染明王坐像があることで知られる。

歴史

[編集]

寺伝によれば、この寺は聖武天皇の勅願により行基神亀3年(726年)に創建、赤岩山法言寺と称したが、天安元年(857年空海(弘法大師)の十大弟子の一人杲隣上人が中興し、真言宗にあらためたという。

その後の歴史は必ずしも明らかでないが、鎌倉時代初期、三河守護安達盛長源頼朝の命で建立したとされる三河七御堂の一つに赤岩山法言寺弥陀堂が挙げられている。

文化財

[編集]

重要文化財(国指定)

[編集]
鎌倉時代の作。一面三目六臂で、口を開けた獅子冠を戴く通形の愛染明王である。昭和7年の修理の際、獅子冠内から愛染明王小像104躯、愛染明王名号などが発見された。13世紀後半の東海地方を代表する像の一つである。
木造愛染明王坐像(重要文化財)

豊橋市指定文化財

[編集]

所在地

[編集]
  • 愛知県豊橋市多米町字赤岩山4

参考文献

[編集]
  • ふるさとの文化遺産 郷土資料事典23愛知県
  • 『豊橋の寺宝Ⅱ 普門寺・赤岩寺展』(豊橋市美術博物館)
  • 『普門寺と国境のほとけ』(豊橋市美術博物館)
  • 『愛知県史』(別編 文化財3 彫刻)
  • 『豊橋市史』(第1巻 原始・古代・中世編)

近在の施設

[編集]
  • 赤岩荘 - 介護老人保健施設
  • エバーグリーン - グループホーム
  • 東部保育園
  • 赤岩山城跡

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]