赤岩寺
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赤岩寺 | |
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中門 | |
所在地 | 愛知県豊橋市多米町字赤岩山4 |
位置 | 北緯34度45分53.6秒 東経137度26分44.8秒 / 北緯34.764889度 東経137.445778度座標: 北緯34度45分53.6秒 東経137度26分44.8秒 / 北緯34.764889度 東経137.445778度 |
山号 | 赤岩山 |
宗旨 | 真言宗 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 聖観音 |
創建年 | (伝)神亀3年(726年) |
開基 | (伝)行基 |
中興年 | (伝)天安元年(857年) |
中興 | 杲隣 |
正式名 | 赤岩山赤岩寺 |
札所等 | 三河七御堂 |
文化財 | 愛染明王坐像(重要文化財) |
法人番号 | 9180305002632 |
赤岩寺(せきがんじ)は、愛知県豊橋市にある高野山真言宗の寺院。山号は赤岩山。本尊は聖観音。国の重要文化財の木造愛染明王坐像があることで知られる。
歴史
[編集]寺伝によれば、この寺は聖武天皇の勅願により行基が神亀3年(726年)に創建、赤岩山法言寺と称したが、天安元年(857年)空海(弘法大師)の十大弟子の一人杲隣上人が中興し、真言宗にあらためたという。
その後の歴史は必ずしも明らかでないが、鎌倉時代初期、三河守護職安達盛長が源頼朝の命で建立したとされる三河七御堂の一つに赤岩山法言寺弥陀堂が挙げられている。
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]- 木造愛染明王坐像
- 鎌倉時代の作。一面三目六臂で、口を開けた獅子冠を戴く通形の愛染明王である。昭和7年の修理の際、獅子冠内から愛染明王小像104躯、愛染明王名号などが発見された。13世紀後半の東海地方を代表する像の一つである。
豊橋市指定文化財
[編集]所在地
[編集]- 愛知県豊橋市多米町字赤岩山4
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参道
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山門
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赤岩
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鐘楼
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本堂
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観音像
参考文献
[編集]- ふるさとの文化遺産 郷土資料事典23愛知県
- 『豊橋の寺宝Ⅱ 普門寺・赤岩寺展』(豊橋市美術博物館)
- 『普門寺と国境のほとけ』(豊橋市美術博物館)
- 『愛知県史』(別編 文化財3 彫刻)
- 『豊橋市史』(第1巻 原始・古代・中世編)
近在の施設
[編集]- 赤岩荘 - 介護老人保健施設
- エバーグリーン - グループホーム
- 東部保育園
- 赤岩山城跡
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 赤岩寺 - 公式サイト
- 豊橋観光コンベンション協会