月寒駅
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月寒駅 | |
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駅跡に設置されている記念碑(2013年8月) | |
つきさっぷ Tsukisappu | |
◄東札幌 (2.7 km) (3.1 km) 大谷地► | |
所在地 | 札幌市白石区栄通4丁目 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 千歳線 |
キロ程 | 5.8 km(苗穂起点) |
電報略号 | ツキ→ツサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)8月21日[1] |
廃止年月日 | 1976年(昭和51年)10月1日 |
備考 |
廃駅 線路付け替えに伴い廃駅 |
(注:距離表示は旅客営業時) |
月寒駅(つきさっぷえき)は、かつて北海道札幌市白石区栄通にあった日本国有鉄道(国鉄)千歳線(末期は函館本線貨物支線)の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲131402[2]。
概要
[編集]北海道鉄道札幌線の開業時に開駅した。場所自体は旧白石村にあったが、駅舎は旧豊平町月寒の側に建てられた。1944年(昭和19年)頃、軍司令部や豊平町議会は「つきさっぷ」という読み方を「つきさむ」へ変更したが、国有鉄道は「つきさっぷ」の名を変えなかった。
千歳線の新線付け替え時に旅客営業を廃止しているが、東札幌駅 - 当駅間は函館本線貨物支線(白石駅 - 月寒駅)に編入され、1965年(昭和40年)完成のアサヒビール北海道工場からの貨物積み出し用の貨物駅として1976年(昭和51年)の廃止まで用いられた。
なお、1964年(昭和39年)当時、1日約1,000人[3]の利用があったという。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道(2代)札幌線沼ノ端 - 苗穂間開業に伴い開設[1]。一般駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日:北海道鉄道が戦時買収私鉄に指定され国有化、鉄道省(1949年から国鉄)千歳線となる[1]。
- 1973年(昭和48年)9月9日:千歳線線路付け替えにより苗穂 - 東札幌間・当駅 - 北広島間を廃止して白石 - 当駅間の函館本線貨物支線の終端駅となる。旅客扱い廃止[注釈 1]。東札幌との駅間距離を2.7 kmから2.8 kmに改キロ。
- 1976年(昭和51年)
駅周辺
[編集]跡地
[編集]駅の跡地には、一部に1982年(昭和57年)1月18日に札幌市白石老人福祉センターが開館したほか[4]、アサヒビール北海道工場の物流センターが建てられている。東北通から駅舎に至る道路は現存し、その道路が物流センターに突き当ったところに駅があったことの記念碑が建っている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、19-21頁。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、221頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 札幌市教育委員会文化資料室編、「さっぽろ文庫22 札幌の駅」札幌市、1979年、154 - 157ページ
- ^ “老人センター 18日、白石で開館 札幌”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1982年1月9日)
関連項目
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