西の里信号場
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西の里信号場(2代) | |
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信号場風景(2004年10月) | |
にしのさと Nishinosato | |
◄H07 北広島 (3.8 km) (4.2 km) 上野幌 H06► | |
所在地 | 北海道北広島市西の里 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■千歳線 |
キロ程 | 44.4 km(沼ノ端起点) |
電報略号 | ニノ |
駅構造 | 地上 |
ホーム | 2線(乗降設備なし) |
開業年月日 | 1992年(平成4年)7月1日[1] |
西の里信号場(初代) | |
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にしのさと Nishinosato | |
◄上野幌 (4.3 km) (5.2 km) 北広島► | |
所在地 | 北海道札幌郡広島町西の里 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 千歳線 |
キロ程 | 17.6 km(苗穂起点) |
駅構造 | 地上 |
開業年月日 | 1961年(昭和36年)1月14日 |
廃止年月日 | 1973年(昭和48年)9月10日 |
備考 | 出典:[2] |
西の里信号場(にしのさとしんごうじょう)は、北海道北広島市にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の信号場である。なお、千歳線が現ルートとなる1973年(昭和43年)まで、当信号場付近の旧線にも同名の信号場が存在していた。本項目ではこの信号場についても記述する。
歴史
[編集]初代の信号場は、上野幌駅(初代) - 北広島駅間が9.5 kmと当時の千歳線では最も駅間が長かったことから、1961年(昭和36年)に輸送力増強の一環として設置され、1973年(昭和48年)に複線の新線が開通したことで廃止された[3]。
一方で現在の信号場は、新千歳空港駅開業などによる千歳線の列車本数増加に伴い、途中で列車の追い抜きを可能にするために設置された信号場であるが[4][3]、2016年(平成28年)頃から事実上の休止状態にある[3]。初代信号場のやや南の新線上に設置されている。
年表
[編集]初代信号場
[編集]- 1961年(昭和36年)1月14日:日本国有鉄道千歳線上野幌駅(旧線上の初代駅) - 北広島駅間に新設[5]。事務管理コードは▲131412[2]。
- 1973年(昭和48年)9月10日:苗穂駅 - 北広島駅間旧線を、白石駅 - 新札幌駅 - 北広島駅間新線へ切り替え、同日付で廃止[5]。
2代目信号場
[編集]- 1992年(平成4年)7月1日:JR北海道の信号場として北広島駅 - 上野幌駅(新線上の2代目)間に新設[1]。
- 2016年(平成28年):同年頃から実質的な使用を停止。その後副本線が撤去される[3]。
構造
[編集]2016年(平成28年)頃に副本線の使用を停止・撤去してからは、単なる閉塞境界としてのみ機能している[3]。
設置当初は上下線とも本線・副本線が1本ずつで、両方向で列車待避が可能であった。上り線用と下り線用の副本線の有効長が大きく異なり、特に上り線は6両分の有効長しかなかった[3]。
初代信号場は2線を有する単純な構造の信号場であった[3]。
周辺
[編集]西側は森林地帯が広がる。北側は工業地区、東側は住宅地になっているが、信号場付近は木に囲まれているため、列車の中から確認するのは難しい。
- 北海道道1148号札幌恵庭自転車道線
- 種苗管理センター中央農場
- 野幌原始林
隣の施設
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、835頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、221頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g 早川, 淳一「千歳線の歴史を巡る10のエピソード」『鉄道ピクトリアル』第74巻第6号、電気車研究会、2024年6月1日、60-71頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 石黒, 俊昭「施工記録 札幌都市圏における輸送施設整備」『日本鉄道施設協会誌 = The journal of Japan Railway Civil Engineering Association』第28巻第10号、日本鉄道施設協会、1990年10月、42-59頁、doi:10.11501/3255339、2023年3月25日閲覧。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、837頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 1961年5月撮影航空写真 初代・西の里信号場(写真下側、上に凸のカーブ付近、カーブ頂部に信号場建屋) 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス。千鳥状にずれた短い相対式ホームが見える。