奈良教育大学

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奈良教育大学
奈良教育大学教育資料館
奈良教育大学教育資料館
大学設置 1949年
創立 1888年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人奈良教育大学
本部所在地 奈良県奈良市高畑町
北緯34度40分22.8秒 東経135度50分36.6秒 / 北緯34.673000度 東経135.843500度 / 34.673000; 135.843500座標: 北緯34度40分22.8秒 東経135度50分36.6秒 / 北緯34.673000度 東経135.843500度 / 34.673000; 135.843500
キャンパス 高畑キャンパス(奈良市)
附属中学校(奈良市)
自然環境教育センター奈良実習園(奈良市)
自然環境教育センター奥吉野実習林(五條市)
国際学生宿舎(奈良市)
学生宿舎(橘宿舎)(奈良市)
学部 教育学部
研究科 教育学研究科
ウェブサイト 奈良教育大学公式サイト
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奈良教育大学(ならきょういくだいがく、英語: Nara University of Education)は、奈良県奈良市高畑町に本部を置く日本国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は奈教(なきょう)、奈良教(ならきょう)[1]、奈教大(なきょうだい)、NUE。

概観[編集]

奈良教育大学入口の横断幕
奈良教育大学講堂(通称:パルテ)

「学芸の理論とその応用とを教授研究し、高い知性と豊かな教養とを備えた人材、特に有能な教育者を育てるとともに、この地方に特色のある文化の向上を図ること」を目的とする大学である[2]

「『少人数教育』による教育・研究の充実」、「『奈良・世界遺産』を生かした教育・研究の充実」、「『体験型キャリア教育』による教育・研究の充実」を、3つの柱としている[3]

また、ESD(持続可能な開発のための教育)の取り組みが大きな特色となっており、日本の大学で初のユネスコスクール加盟承認を受けている。

メインキャンパス内に附属学校・幼稚園が置かれている[4]のも、全国的に珍しい。

沿革[編集]

  • 1874年明治7年)6月4日 - 教員伝習所「寧楽書院」創設。
  • 1888年7月31日 - 奈良県尋常師範学校創設。
  • 1898年4月1日 - 奈良県師範学校に改称。
  • 1905年4月1日 - 奈良県師範学校女子部が独立し、奈良県女子師範学校開設。
  • 1943年昭和18年)4月1日 - 奈良県師範学校と奈良県女子師範学校が合併し、官立の奈良師範学校となる。
  • 1944年4月1日 - 奈良青年師範学校開設。
  • 1949年5月31日 - 奈良師範学校・奈良青年師範学校ならびに旧岐阜陸軍航空整備学校奈良教育隊を母体として、新制奈良学芸大学が発足。学芸学部を設置。
  • 1958年10月10日 - 現在地にキャンパスを移転。
  • 1962年4月1日 - 専攻科(教育専攻)設置。
  • 1963年3月27日 - 学生会館が竣工。
  • 1965年4月1日 - 専攻科に書道専攻を増設。
  • 1966年4月1日 - 大学名を奈良学芸大学から奈良教育大学と改称。あわせて、学芸学部を教育学部に改称。
  • 1973年4月12日 - 保健管理センター設置。
  • 1977年4月18日 - 附属教育工学センター設置。
  • 1983年4月1日 - 専攻科廃止、大学院教育学研究科を設置。
  • 1990年平成2年)6月8日 - 情報処理センター設置。
  • 1991年4月12日 - 附属教育工学センターを附属教育実践研究指導センターに改組。
  • 1992年
    • 4月1日 - 特殊教育特別専攻科設置。
    • 4月16日 - 教育資料館設置。
    • 9月28日- 国際学生宿舎(南寮)竣工。
  • 1993年3月28日 - 国際学生宿舎(北寮)竣工。
  • 1994年6月24日 - 附属農場・演習林を附属自然環境教育センターに改組。
  • 1995年4月1日 - 特別教科(理科)教員養成課程を廃止、総合文化科学課程を設置。
  • 1999年4月1日 - 小学校、中学校、幼稚園、養護学校の各教員養成課程を統合し、学校教育教員養成課程に再編。総合文化科学課程を総合教育課程に名称変更。
  • 2000年
    • 3月28日 - 講義棟を改築。
    • 4月1日 - 附属教育実践研究指導センターを附属教育実践総合センターに改組。
  • 2004年4月1日 - 国立大学法人法の公布により、国立大学法人奈良教育大学を設置。
  • 2007年
    • 7月11日 - 日本で初めて、大学としてユネスコスクール(当時はユネスコ協同学校)に加盟[5]
    • 11月20日 - 課外活動共用施設(サークル共用棟)竣工。
  • 2008年
    • 4月1日 - 大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)を設置。
    • 9月 - 公募により大学イメージキャラクター「なっきょん」誕生[6]
    • 10月 - 埋蔵文化財調査の結果、キャンパス北東部から新薬師寺金堂と推定される大型基壇建物遺構が検出されたと発表[7]
    • 11月22日 - 創立120周年記念式典を挙行。
  • 2010年2月 - 新食堂が「なっきょん食堂」に改称。
  • 2011年3月24日 - 教育研究支援機構を設置、大学附置センターを再編。
  • 2012年
    • 4月1日 - 教育学部を改組(定員全てを学校教育教員養成課程で募集、総合教育課程の募集停止)。
    • 10月2日 - 京都教育大学大阪教育大学と連携し、双方向遠隔授業を開始。
  • 2013年7月1日 - 次世代教員養成センターを設置。
  • 2016年4月1日 - 大学院教育学研究科を改組[8]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 高畑キャンパス - 奈良市高畑町
  • その他については、「施設」の欄を参照。

象徴[編集]

学章・シンボルマーク[編集]

  • 古都奈良に位置する教員養成大学であることなどから、天平雲(てんぴょうぐも)の意匠が用いられている。
  • シンボルマークは田中一光がデザインしたものである[9]

学歌[編集]

  • 山村公治作詞、牧野英三作曲。
  • 「天平の かがやく(いらか) 千年の 古へ(いにしえ)今に」で始まる。

公式キャラクター[編集]

奈良教育大学学生食堂(奈良教育大学生活協同組合)の建物と大学のイメージキャラクター「なっきょん」
  • 大学のイメージキャラクターは、「なっきょん」である。詳細は「なっきょん」の項を参照されたい。

教育および研究[編集]

奈良教育大学(高畑キャンパス)の桜

学部[編集]

大学院[編集]

  • 教育学研究科 (2016年度以降入学者)[11]
    • 人間発達専攻(修士課程
      • 教育・心理専修
      • 発達教育臨床専修(夜間主)
    • 教科教育専攻(修士課程)
      • 国語教育・日本語日本文化教育専修
      • 社会科教育専修
      • 数学教育専修
      • 理科教育(文化財科学を含む)専修
      • 音楽教育専修
      • 造形表現(美術・書道)・伝統文化教育専修
      • 保健体育専修
      • 英語教育(異文化理解を含む)専修
      • 生活科学教育専修
    • 教職開発専攻(専門職学位課程教職大学院[12]
      • 学校組織マネジメントコース
      • 学習指導コース
      • 生徒指導コース
      • 特別支援教育コース
  • 教育学研究科 (2015年度以前入学者)
    • 学校教育専攻(修士課程)
      • 教育科学専修
      • 教育心理学専修
      • 教育臨床・特別支援教育専修
    • 教科教育専攻(修士課程)
      • 国語教育・日本語日本文化教育専修
      • 社会科教育専修
      • 数学教育(情報を含む)専修
      • 理科教育(文化財科学を含む)専修
      • 音楽教育専修
      • 美術教育(書道、伝統文化・文化財を含む)専修
      • 保健体育専修
      • 英語教育(異文化理解を含む)専修
      • 生活科学教育専修
    • 教職開発専攻(専門職学位課程・教職大学院)

専攻科[編集]

大学院改組に合わせて2016年度入学者からの学生募集は停止している。

  • 特別支援教育特別専攻科(修業年限は原則として1年)
    • 情緒障害・発達障害教育専攻

教員組織(講座)[編集]

  • 学校教育講座
  • 国語教育講座
  • 社会科教育講座
  • 数学教育講座
  • 理科教育講座
  • 音楽教育講座
  • 美術教育講座
  • 保健体育講座
  • 技術教育講座
  • 家庭科教育講座
  • 英語教育講座
  • 教職開発講座
  • 教育連携講座

附属機関[編集]

教育研究支援機構[編集]

保健センター[編集]

附属学校園[編集]

学生生活[編集]

学生団体[編集]

下記の学生団体がある[14]

クラブ・サークル[編集]

下記のクラブ・サークルがある[14]

文化系クラブ・サークル[編集]

  • ウインドアンサンブル
  • 合唱団コールグレイス
  • ギター・マンドリンクラブ
  • 軽音楽部
  • 劇団キラキラ座
  • 現代視聴覚文化研究会
  • 茶道部
  • 地歌箏曲部
  • 数学研究会
  • すぎのこ(障がい者問題研究会)
  • 書芸部
  • 奈響ネプ(アカペラ部)
  • アクティブ部
  • 芸術研究会
  • ユネスコクラブ
  • 漫画研究会
  • 若草
  • Bikkle(美術サークル)
  • アカペラサークルDANT!
  • Nakkyon English Club
  • TNP(東市日本一プロジェクト)
  • 奇術サークル
  • ひまわりの会(ボランティアサークル)
  • 映画研究会
  • なっきょん地理サークル

体育系クラブ・サークル[編集]

  • 合氣道部
  • 弓道部
  • 剣道部
  • 男子硬式テニス部
  • 女子硬式テニス部
  • 硬式野球部
  • 男子サッカー部
  • 女子サッカー部
  • 柔道部
  • 準硬式野球部
  • 少林寺拳法部
  • 水泳部
  • 創作ダンス部
  • 男女ソフトテニス部
  • 男子ソフトボール部
  • 卓球部
  • 男子バスケットボール部
  • 女子バスケットボール部
  • バドミントン部
  • 男子バレーボール部
  • 女子バレーボール部
  • 男子ハンドボール部
  • 女子ハンドボール部
  • ラグビー部
  • 陸上競技部
  • ワンダーフォーゲル部
  • 軟式野球サークル JUGEM
  • バスケットボールサークル
  • バドミントンサークル
  • フットサルサークル
  • Fiato(サイクリングサークル)
  • ダンスサークル
  • 卓球サークル
  • バレーボールサークル
  • バトントワリングサークル
  • 器械体操サークル

大学祭[編集]

大学祭「輝甍祭(きぼうさい)」を、毎年10月末から11月にかけての時期に開催している。輝甍祭の名称は、1975年(昭和50年)に学内で募って決められた。学歌の一節である「輝く甍に」から採るとともに、「希望」を掛け合わせている[15]

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

同窓会[編集]

同窓組織として、奈良教育大学同窓会が存在する。国立大学法人奈良教育大学とその前身校の卒業者・修了者を会員としている。1954年(昭和29年)3月14日、奈良県師範学校同窓会の「興東会」と奈良県女子師範学校同窓会の「和光会」、奈良青年師範学校同窓会(「向陵会」)が合併して、奈良学芸大学同窓会が発足した。学名改称に伴い、1966年(昭和41年)5月3日に現在の名称とした。

施設[編集]

高畑キャンパス[編集]

奈良教育大学(高畑キャンパス)からみる夕焼け
  • 奈良県奈良市高畑町
  • 使用学部:教育学部
  • 使用研究科:教育学研究科
  • 使用附属施設:附属小学校、附属幼稚園、附属中学校(特別支援学級)、および上記部局等に関連する附属機関・施設
  • 法人本部の置かれているメインキャンパスである。
  • 敷地の中央にある講堂は、そのデザインから学生の間では「パルテノン」、もしくは略称で「パルテ」と呼ばれている。
  • 学内各所に鹿(ニホンジカ)が出没する。理科2号棟と文科・文美棟の間、図書館周辺、グラウンド周辺、附属小学校南東側、新薬師寺旧境内遺跡などで、鹿が草を食む姿が頻繁に見られる。
  • キャンパスの一部は、新薬師寺の旧境内である。2008年8月からおこなわれた埋蔵文化財調査の結果、8世紀半ばの奈良時代に建立された金堂と推定される大型基壇建物遺構が検出されている[7][16]
  • キャンパスは奈良聯隊跡の一部であり、奈良教育大学教育資料館として現在使われている赤レンガの建物は、1908年に旧陸軍歩兵第38連隊の糧秣庫として建てられたものである[17]
  • キャンパス北部に吉備塚古墳がある。6世紀初頭頃に築造されたと考えられ、古くから吉備真備の墓として伝承されてきた[16]。数回にわたる調査の結果、多くの鉄製品などの遺物が出土している。

附属中学校(本校)[編集]

  • 奈良県奈良市法蓮町2058−2
  • 使用附属施設:附属中学校(本校)

自然環境教育センター奈良実習園[編集]

  • 奈良県奈良市白毫寺町802
  • 使用附属施設:自然環境教育センター奈良実習園

自然環境教育センター奥吉野実習林[編集]

  • 奈良県五條市大塔町赤谷
  • 使用附属施設:自然環境教育センター奥吉野実習林

国際学生宿舎[編集]

  • 奈良県奈良市高畑町1252
  • 使用附属施設:国際学生宿舎(日本人男子学生と外国人留学生(男女)の混住。定員100名。)

学生宿舎(橘宿舎)[編集]

  • 奈良県奈良市紀寺町864
  • 使用附属施設:橘宿舎(女子。定員64名。)

対外関係[編集]

国内他大学との協定[編集]

  • 放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる[18]
  • 京阪奈三教育大学(奈良教育大学・京都教育大学・大阪教育大学)間において、学部レベルによる単位互換の協定が締結されている[19]
  • 奈良県内の他の7大学との単位互換を実施している[20]
  • 奈良女子大学との間で大学院における特別聴講学生受け入れの交流を行っている[21]
  • 滋賀大学、京都教育大学、大阪教育大学、及び和歌山大学との間で大学院における特別聴講学生受け入れの交流を行っている[22]

海外の協定締結大学[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 内外ともに「奈良教」がよく用いられるが、内部の教職員及び学生の間では「奈教」と呼ばれることも多い。
  2. ^ 奈良教育大学 >大学紹介 >大学の理念・特色
  3. ^ 奈良教育大学 >大学紹介 >大学の理念・特色 >奈良教育大学の3つの柱(大学の特色)
  4. ^ 附属小学校、附属幼稚園、附属中学校(特別支援学級)が高畑キャンパスに併置されている。附属中学校の本校は奈良市法蓮町にある。
  5. ^ 奈良教育大学 >ユネスコスクール活動
  6. ^ 奈良教育大学> Nakkyon on the Web> 誕生の経緯 なお、大学ホームページで「なっきょん」のオリジナル壁紙とスクリーンセーバーをダウンロードすることができる。
  7. ^ a b 奈良教育大学 >新薬師寺旧境内大型基壇建物の発掘
  8. ^ 奈良教育大学> 「奈良教育大学大学院教育学研究科 平成28年4月、教育学研究科を改組します。」
  9. ^ 奈良教育大学 >大学紹介 >基本情報 >学章・シンボルマーク・キャラクター
  10. ^ 2016年度入学生用の学生募集要項(一般入試)[1]によると、教育発達専攻と伝統文化教育専攻では専修ごと、教科教育専攻では専修内の分野ごとに入学定員を定め、学生を募集している。
  11. ^ 国立大学法人奈良教育大学学則
  12. ^ 奈良教育大学 教職大学院 > 教職大学院の特色
  13. ^ 2015年度版の大学概要[2]によると、「教員養成カリキュラム開発領域」、「ESD・教材開発領域」「学校・地域教育支援領域」、「教育臨床・学校カウンセリング領域」がある。
  14. ^ a b 奈良教育大学> 教育・学生生活> 課外活動関係(授業以外の諸活動)> 学生団体・クラブ紹介」
  15. ^ 奈良教育大学 大学祭実行委員会 > 輝甍祭とは?(2016年11月2日閲覧)
  16. ^ a b 奈良教育大学の『大学案内2015』(平成26年6月発行)による。
  17. ^ 奈良教育大学 >教育資料館 >教育資料館の概要
  18. ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
  19. ^ 奈良教育大学 > 教育・学生生活 > 教務関係 > 単位互換 > 京阪奈三教育大学単位互換
  20. ^ 奈良教育大学 > 教育・学生生活 > 教務関係 > 単位互換 > 奈良県内大学間単位互換
  21. ^ 奈良教育大学 > 教育・学生生活 > 教務関係 > 単位互換 > 本学と奈良女子大学との間における学生交流
  22. ^ 奈良教育大学 > 教育・学生生活 > 教務関係 > 単位互換 > 近畿地区5大学単位互換

関連項目[編集]

外部リンク[編集]