富山大学

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富山大学
University of Toyama.jpg
五福キャンパス
大学設置 1949年
創立 1873年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人富山大学
本部所在地 富山県富山市五福3190
北緯36度41分56.5秒 東経137度11分15.3秒 / 北緯36.699028度 東経137.187583度 / 36.699028; 137.187583座標: 北緯36度41分56.5秒 東経137度11分15.3秒 / 北緯36.699028度 東経137.187583度 / 36.699028; 137.187583
学生数 9,121
キャンパス 五福キャンパス(富山市五福
杉谷キャンパス(富山市杉谷)
高岡キャンパス(同県高岡市二上町)
学部 人文学部
人間発達科学部
経済学部
理学部
医学部
薬学部
工学部
芸術文化学部
都市デザイン学部
研究科 人文社会芸術総合研究科(修士課程)
総合医薬学研究科(修士課程)
理工学研究科(修士課程)
持続可能社会創成学環(修士課程)
医薬理工学環(修士課程)
生命融合科学教育部(博士課程)
医学薬学教育部(博士課程)
理工学教育部(博士課程)
教職実践開発研究科(専門職学位課程)
(以下は2021年度までの組織)
人文科学研究科
人間発達科学研究科
経済学研究科
芸術文化学研究科
ウェブサイト https://www.u-toyama.ac.jp/
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富山大学(とやまだいがく、英語: University of Toyama[1])は、富山県富山市五福3190に本部を置く日本国立大学である。1873年創立、1949年大学設置。大学の略称富大(とみだい)、富山大(とやまだい)。かつては富大(ふだい)とも[2]。 2022年度時点で文科系4学部および理科系5学部を抱える国立の総合大学である。2005年10月に富山医科薬科大学医学部薬学部および高岡短期大学の産業造形学科、産業デザイン学科、地域ビジネス学科3学科を芸術文化学部に改組した上で統合した。

沿革[編集]

歴代学長[編集]

※事務取扱は記載していない。初代から第10代までは出典『旧富山大学五十年史』(2002年)[13]より。

概要[編集]

杉谷キャンパス
高岡キャンパス

キャンパス[編集]

  • 五福キャンパス(930-8555 富山県富山市五福3190)
    • 使用学部:人文学部、経済学部、教育学部、理学部、工学部、都市デザイン学部
    • 人間発達科学部附属の教育施設は五福キャンパスの北西約500mの富山市五艘1300にある。
    • かつては富山県高岡市中川園町に工学部があったが、五福キャンパス内に移転された。工学部の跡地には富山県立高岡高等学校が移転した。
    • 黒田講堂
      富山県の高等教育の充実を祈念して、富山県出身の実業家である黒田善太郎によって寄贈された講堂であり、一般にも使用が許可されている。
  • 杉谷キャンパス(930-0194 富山県富山市杉谷2630)
    • 使用学部:医学部、薬学部
    • 旧富山医科薬科大学
  • 高岡キャンパス(933-8588 富山県高岡市二上町180)
    • 使用学部:芸術文化学部
    • 旧高岡短期大学

このほか、三井アウトレットパーク北陸小矢部内に「アート&デザインコミュニティスペース」を2021年8月3日開設した[14]

学歌[編集]

1964年に、開学15周年を記念して制定。

2006年、3校統合を機に新学歌を公募。選定された。

他に富山大学に関係する歌としては以下のものがある。

  • 学生歌『新しき時代の息吹』
  • 応援歌『不屈の精神(たましい)』

21世紀COEプログラム[編集]

採択1件

  • 2003年
学際・複合・新領域系「東洋の知に立脚した個の医療の創生」

学生生活[編集]

  • 学生寮(新樹寮)
鉄筋4階建。A棟・B棟・C棟・D棟・E棟・福利棟からなる。A・B・C棟は男子寮、D・E棟は女子寮。かつては食堂では昼食・夕食をとることができたが、現在は福利棟に改修されている。五福キャンパスへの通学は自転車で約10分。杉谷キャンパスの学生も通学可能。申請すれば駐車場も確保可能(無料)できる。2010年、従来の2人部屋から1人部屋に改修された[15]
  • 国際交流会館
鉄筋3階建。留学生が生活している。
  • サークル活動
杉谷キャンパスには、赭鞭会という、漢方を勉強する珍しいサークルがある。

教育研究組織[編集]

学部・学科[編集]

  • 人文学部[16]
    • 人文学科
      • 思想・歴史文化領域
        • 哲学・人間学コース
          教育研究分野:哲学人間学
        • 歴史文化コース
          教育研究分野:日本史、東洋史、西洋史、考古学
        • 国際文化論コース(2019年度入学生まで)
          教育研究分野:国際文化論
      • 行動・社会文化領域
      • 言語文化領域
        • 言語学コース
          教育研究分野:言語学、日本語教育学
        • 東アジア言語文化コース
          教育研究分野:日本語学、日本文学、朝鮮言語文化、中国言語文化
        • 英米言語文化コース
          教育研究分野:イギリス言語文化、アメリカ言語文化
        • ヨーロッパ言語文化コース
          教育研究分野:ドイツ言語文化、フランス言語文化、ロシア言語文化
  • 経済学部[19]
    ※以下のコースはすべて昼間主コース。
    • 経済学科
      • 社会データサイエンスコース
      • 社会経済コース
      • 地域公共政策コース
      • 社会経済システムコース(2021年度入学生まで)
      • 国際・地域コース(2021年度入学生まで)
      • 公共政策コース(2021年度入学生まで)
      • ファイナンスコース(2021年度入学生まで)
    • 経営学科
      • 社会データサイエンスコース
      • 企業経営コース
      • 地域公共政策コース
      • 戦略経営コース(2021年度入学生まで)
      • 国際・地域コース(2021年度入学生まで)
      • 企業経営と法律コース(2021年度入学生まで)
      • ファイナンスコース(2021年度入学生まで)
    • 経営法学科
      • 社会データサイエンスコース
      • 経営法務コース
      • 地域公共政策コース
      • 法律職コース(2021年度入学生まで)
      • 企業経営と法律コース(2021年度入学生まで)
      • 公共政策コース(2021年度入学生まで)
      • ファイナンスコース(2021年度入学生まで)
  • 理学部[20]
    • 数学科
      分野:数理解析、情報数理
    • 物理学科
      分野:物性物理学、量子物理学
    • 化学科
      分野:反応物性化学、合成有機化学
    • 生物学科
      分野:生体構造学、生体制御学
    • 地球科学科(2018年度に募集停止、都市デザイン学部地球システム科学科へ移行)
      分野:地球圏物理学、地球ダイナミクス、地球進化学
    • 自然環境科学科(2022年度「生物圏環境科学科」から名称変更)
      分野:環境化学計測、生物圏機能
  • 都市デザイン学部[22][23]
    • 地球システム科学科
    • 都市・交通デザイン学科
    • 材料デザイン工学科
  • 芸術文化学部[26](旧 高岡短期大学)
    • 芸術文化学科
      2022年度からオープンコース方式のカリキュラムが実施されており、以下のすべての領域の授業を履修可能となった。[27]
      • 美術領域
      • 工芸領域
      • デザイン領域
      • 建築領域
      • キュレーション領域
      • 複合領域

大学院研究科・教育部・学環・専攻[編集]

  • 人文社会芸術総合研究科[28]修士課程
    • 人文社会芸術総合専攻
      • 心理学プログラム
      • 人文・芸術プログラム
      • 共創経済プログラム
  • 総合医薬学研究科[29](修士課程)
    • 総合医薬学専攻
      • 先端医科学プログラム
      • 看護科学プログラム
      • 基礎薬学プログラム
  • 理工学研究科[30](修士課程)
    • 理工学専攻
      • 数理情報学プログラム
      • 物理学・応用物理学プログラム
      • 生命・物質化学プログラム
      • 地球生命環境科学プログラム
      • メカトロニクスプログラム
      • マテリアル科学工学プログラム
      • 都市・交通デザイン学プログラム
      • 先端クリーンエネルギープログラム
  • 持続可能社会創成学環[31](修士課程)
    • 社会データサイエンスプログラム
    • グローバルSDGsプログラム
  • 医薬理工学環[32](修士課程)
    • 創薬・製剤工学プログラム
    • 応用和漢医薬学プログラム
    • 認知・情動脳科学プログラム
    • メディカルデザインプログラム
  • 生命融合科学教育部[33]博士課程
    • 認知・情動脳科学専攻(4年制)
    • 生体情報システム科学専攻(3年制)
    • 先端ナノ・バイオ科学専攻(3年制)
  • 医学薬学教育部[34](博士課程)
    • 看護学専攻(3年制)
    • 薬科学専攻(3年制)
    • 生命・臨床医学専攻(4年制)
    • 東西統合医学専攻(4年制)
    • 薬学専攻(4年制)
  • 理工学教育部[35](博士課程)
    • 数理・ヒューマンシステム科学専攻
    • ナノ新機能物質科学専攻
    • 新エネルギー科学専攻
    • 地球生命環境科学専攻
  • 人文科学研究科[37](修士課程、2021年度入学生まで)
    • 人文科学専攻[38]
      • 思想・歴史文化領域
        教育研究分野:哲学・人間学、歴史文化、国際文化論
      • 行動・社会文化領域
        教育研究分野:言語学、心理学、社会学・国際関係論、人文地理学、文化人類学
      • 言語文化領域
        教育研究分野:比較文学、日本言語文化、朝鮮言語文化、中国言語文化、英米言語文化、ドイツ言語文化、フランス言語文化、ロシア言語文化
  • 経済学研究科[40](修士課程、2021年度入学生まで)
    • 地域・経済政策専攻
    • 企業経営専攻

附属機関[編集]

  • 附置研究所
    • 和漢医薬学総合研究所
      • 研究部門
        • 資源開発部門[42]
        • 病態制御部門[43]
        • 臨床科学部門[44]
        • トランスレーショナルリサーチ推進部門[45]
      • 共同利用・共同研究拠点
        • 和漢薬の科学基盤形成拠点
      • 附属民族薬物研究センター
        • 民族薬物資料室
        • 国際共同研究分野
  • 附属病院
  • 附属図書館
    • 中央図書館
      • ヘルン文庫:旧制富山高等学校時代にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の遺族が所有していた書籍を買い取り(資本提供者は馬場はる子)所蔵したものであり、所蔵書籍・資料はそれぞれ数千点に及ぶ。
    • 医薬学図書館
    • 芸術文化図書館
  • 教育・学生支援機構
    • 教育・学生支援企画室
    • アドミッションセンター
    • 教育推進センター
    • 学生支援センター
    • 就職・キャリア支援センター
  • 研究推進機構
  • 地域連携推進機構
    • 地域連携戦略室
    • 生涯学習部門
    • 地域づくり・文化支援部門
    • 地域医療・保健支援部門
  • 国際交流センター
    • 留学受入支援部門
    • 留学派遣支援部門
  • 学内共同教育研究施設
    • 総合情報基盤センター
      • 杉谷分室
      • 高岡分室
    • 環境安全推進センター
    • 自然観察実習センター
    • 臨床研究・倫理センター
  • 保健管理センター
    • 杉谷支所
    • 高岡支所
  • 附属学校
  • 附属教育研究施設

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

大学OBOG会[編集]

  • 富山大学同窓会連合会
  • 人文学部同窓会
  • 富山大学教育学窓会(教育学部・人間発達科学部含む)
  • 越嶺会(経済学部同窓会)
  • 理学部同窓会
  • 仰岳会(工学部同窓会)
  • 医学部同窓会
  • 富山薬窓会(薬学部同窓会)
  • 創己会(高岡短期大学・芸術文化学部同窓会)
  • 富山大学名誉教授の会

他大学との協定・研究協力[編集]

日本国内[編集]

海外[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 2005年の合併以前の旧富山大学の英称は Toyama University だったが、合併により誕生した新大学の名称が富山大学に決定されるとともに新たな英称が付けられた。
  2. ^ 「劇団ふだい」というのが残っている。
  3. ^ 富山市の補助金と、富山県内所在の複数にわたる製薬会社による寄付金で設立された。
  4. ^ 都市デザイン学部の新設及び人文学部、経済学部、理学部、工学部、芸術文化学部の再編について(申請中)富山大学ホームページ(2018年1月23日閲覧)
  5. ^ 令和4年4月に教育学部共同教員養成課程を設置 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  6. ^ 令和4年度から大学院が変わります。 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  7. ^ 平成13年度 学長の交代 - 国立大学協会
  8. ^ 平成13年度 学長等の異動 - 国立大学協会
  9. ^ [旧]富山大学「[旧]富山大学学報,第489号」第489巻、2005年9月。
  10. ^ トピックス - 常葉大学
  11. ^ 学長メッセージ - 富山大学
  12. ^ 学長メッセージ - 富山大学
  13. ^ 『旧富山大学50年史』第Ⅲ部 資料編 p.10/69 (PDF) - 富山大学
  14. ^ 共同研究の深化により三井アウトレットパーク北陸小矢部にアート&デザインコミュニティスペースをオープン 富山大学(2021年8月17日)2021年8月21日閲覧
  15. ^ 学生寮をワンルームタイプに改修しました 富山大学
  16. ^ 学部構成|富山大学人文学部(2022年8月12日参照)
  17. ^ 富山大学 教育学部 共同教員養成課程(2022年8月12日参照)
  18. ^ 国立大学法人富山大学学則第5条第2項(2022年8月12日参照)
  19. ^ 経済学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  20. ^ 分野は、理学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  21. ^ 工学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  22. ^ 都市デザイン学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  23. ^ 富山市が先進事例として知られるコンパクトシティなどについて研究する。「【学ぶ2018注目の新学部】(中)地方創生 我らが担う」『日経産業新聞』2018年1月17日(就活・大学面)参照。
  24. ^ 医学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  25. ^ 薬学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  26. ^ 芸術文化学部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  27. ^ カリキュラム紹介 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  28. ^ 人文社会芸術総合研究科 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  29. ^ 総合医薬学研究科 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  30. ^ 理工学研究科 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  31. ^ 持続可能社会創成学環 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  32. ^ 医薬理工学環 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  33. ^ 生命融合科学教育部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  34. ^ 医学薬学教育部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  35. ^ 理工学教育部 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  36. ^ 教職実践開発研究科 – 富山大学(2022年8月12日参照)
  37. ^ 富山大学大学院人文科学研究科規則によると、領域として、思想・歴史文化、行動・社会文化、言語文化がある。
  38. ^ 領域、教育研究分野の構成は、『平成28年度 富山大学大学院人文科学研究科(修士課程)学生募集要項』による。
  39. ^ 富山大学大学院人間発達科学研究科規則によると、教育研究分野として、発達教育学、発達環境学がある。
  40. ^ 富山大学大学院経済学研究科規則によると、修士講座として、経済学、経営学、経営法学がある。
  41. ^ 富山大学大学院芸術文化学研究科規則によると、修士講座として、芸術文化がある。
  42. ^ 和漢医薬学総合研究所のホームページによると、生薬資源科学分野、天然物化学分野、和漢薬製剤開発分野(寄附研究部門)がある。
  43. ^ 和漢医薬学総合研究所のホームページによると、複合薬物薬理学分野、病態生化学分野、消化管生理学分野、神経機能学分野、栄養代謝学分野がある。
  44. ^ 和漢医薬学総合研究所のホームページによると、漢方診断学分野がある。
  45. ^ 和漢医薬学総合研究所のホームページによると、漢方トランスレーショナルリサーチ分野、天然薬物開発分野、情報科学分野がある。
  46. ^ 「三大軽金属の研究組織設立 アルミ、マグネシウム、チタン 国内初 富大、熊本大と4月」富山新聞デジタル(2021年3月16日)2021年4月3日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]