伊予三島駅
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伊予三島駅 | |
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駅舎(2006年8月) | |
いよみしま Iyo-Mishima | |
◄Y22 川之江 (5.4 km) (4.1 km) 伊予寒川 Y24► | |
愛媛県四国中央市三島中央三丁目1-37 | |
駅番号 | ○Y23 |
所属事業者 |
四国旅客鉄道(JR四国) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 77.6 km(高松起点) |
電報略号 | ミシ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
985人/日(降車客含まず) -2018年- |
乗降人員 -統計年度- |
1,970人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)9月16日[2] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
伊予三島駅(いよみしまえき)は、愛媛県四国中央市三島中央三丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)・日本貨物鉄道(JR貨物)予讃線の駅である。駅番号はY23。
駅表示パネルのコメントは「製紙工場の煙突の見える四国初の橋上駅」。
歴史
[編集]- 1917年(大正6年)9月16日:鉄道院の駅として開設[2]。
- 1970年(昭和45年)4月1日:大王製紙専用線開業[3]。
- 1975年(昭和50年)5月25日:橋上駅舎竣工[4]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:専用線発着を除く車扱貨物取扱廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物取扱廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国・JR貨物の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:コンテナ貨物取扱開始[2]。
- 2022年(令和4年)12月28日:この日をもって、「伊予三島駅ワーププラザ」の営業を終了[5]。
駅構造
[編集]単式1面1線と島式1面2線、計2面3線を有する地上駅[2]。有効長の短い単式3番ホームは、後続の特急列車を待ち合わせる普通列車のみが使用する。
四国で初めて建設された橋上駅舎を備える[4]。直営駅で、みどりの窓口がある。
のりば
[編集](駅舎側から)
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■予讃線 | 上り | 観音寺・多度津・高松・岡山方面 | |
2 | 下り | 新居浜・伊予西条・松山・宇和島方面 | ||
3 | 下り | 一部列車 | ||
上り | 観音寺・多度津・高松方面 |
貨物取扱・専用線
[編集]JR貨物の駅は、専用線発着コンテナ貨物のみの取扱駅となっている。
大王製紙の専用線が駅から分岐しており、三島工場の専用線倉庫が専用線脇に設置されている。この倉庫からコンテナによる紙製品輸送などが行われている。かつては有蓋車による輸送が行われていたが、1988年にコンテナに切替えられた。専用線の分岐点はホーム周辺の側線では無く、駅から東へ1キロメートルほどの本線から分岐している。貨物列車の入換作業はJR四国に全面委託されている。
貨物列車は、1日1往復高松貨物ターミナル駅との間に高速貨物列車が運行されている。
利用状況
[編集]旅客
[編集]1日平均の乗車人員は以下の通り。[6]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 1,026 |
2001 | 1,037 |
2002 | 1,008 |
2003 | 983 |
2004 | 898 |
2005 | 913 |
2006 | 918 |
2007 | 966 |
2008 | 972 |
2009 | 907 |
2010 | 904 |
2011 | 889 |
2012 | 880 |
2013 | 892 |
貨物
[編集]2011年度の年間コンテナ発送量は116,866トン、到着量は3,200トンであった[6]
駅周辺
[編集]- 四国中央市役所
- 伊予三島郵便局
- 駅前商店街
- 香川銀行三島支店
- 四国中央市立三島小学校
- 愛媛県立三島高等学校
- フジ 三島店
- 愛媛信用金庫 三島支店
- 東予信用金庫 三島支店
- 川之江信用金庫 三島支店
- 四国労働金庫三島支店
- 愛媛県四国中央警察署
- 四国中央簡易裁判所
- 伊予三島税務署
バス路線
[編集]駅前に「三島駅前」停留所があり、瀬戸内運輸の路線が乗入れる[7]。
- 瀬戸内運輸
- 新居浜 - 川之江線
- 新居浜西バスターミナル / 川之江営業所
- 三島 - 新宮・霧の森線
- 新宮、霧の森
隣の駅
[編集]- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■予讃線
- 特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP高松」停車駅
脚注
[編集]- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、21頁。
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、634-635頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「伊予三島駅の専用線、四月から開業」『交通新聞』交通協力会、1970年3月10日、1面。
- ^ a b 「今日からオープン伊予三島駅 四国初の橋上駅」『交通新聞』交通協力会、1975年5月25日、2面。
- ^ “JR四国の旅行商品販売窓口「ワーププラザ」、8駅で営業終了へ”. 朝日新聞. (2022年9月22日) 2022年9月22日閲覧。
- ^ a b 出典:愛媛県統計年鑑
- ^ “瀬戸内運輸株式会社 川之江地区 路線図(令和2年3月21日改正)” (PDF). 瀬戸内運輸 (2020年3月21日). 2023年2月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 四国の駅情報 | 伊予三島駅 - 四国旅客鉄道