観音寺駅 (香川県)

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観音寺駅
駅舎(2019年1月)
かんおんじ
Kan-onji
Y18 本山 (4.1 km)
(5.5 km) 豊浜 Y20
地図
所在地 香川県観音寺市栄町一丁目4-30
北緯34度7分28.12秒 東経133度39分20.55秒 / 北緯34.1244778度 東経133.6557083度 / 34.1244778; 133.6557083座標: 北緯34度7分28.12秒 東経133度39分20.55秒 / 北緯34.1244778度 東経133.6557083度 / 34.1244778; 133.6557083
駅番号 Y19
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 予讃線
キロ程 56.5 km(高松起点)
電報略号 オン←ヲン
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,388人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1913年大正2年)12月20日[2]
備考 直営駅
みどりの窓口[1]
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観音寺駅(かんおんじえき)は、香川県観音寺市栄町にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線である[1]

駅番号Y19で、駅名標のコメントは「砂浜に銭形のある駅」。JR四国のICOCA使用可能エリア西端駅であり、当駅より先ではICOCAなどの交通系ICカードが利用できない。

歴史[編集]

駅構造[編集]

ホーム(2021年3月)

1面2線の島式ホームを、2面2線の相対式ホームが挟み込んだ3面4線[1]JR西日本城崎温泉駅に似た配線となっている。

駅舎は駅の北側にあり、入口から改札口にかけてのスペースは待合室となっている。みどりの窓口のほか、指定席券売機と近距離用の自動券売機が1機ずつ置かれている。また、待合室に隣接して四国キヨスク運営の「おみやげどころ観音寺店」がある。なお、「おみやげどころ」は以前は駅売店としての「BIG KIOSK」として営業していたが、四国キヨスク運営店舗の「セブン-イレブンKIOSK」転換に際し、当駅では2017年8月に駅構内から駅建屋の隣接地に通常のセブン-イレブン店舗同様の店舗建屋を新築して移転させたため、跡地を四国キヨスクによる土産販売に特化した「おみやげどころ」に業態転換した。

改札口に隣接して1番線があり、他のホームへは松山方にある地下道で連絡している。このため、特急列車の多くは上下線とも1番線に停車し、下りの一部のみ3番線を使用する。

普通列車は大半が当駅を境に運転系統が分断されているが、中央の島式ホーム(2・3番線)を使って対面乗り換えが可能な場合が多い。

現1番線はもともと回送用の線路で、さらに留置線も備えており、現2番線から4番線がそれぞれ1番線から3番線であった。その後、駅入換要員の無配置化により留置線を廃し、現1番線を客扱いを行うホームとした。現在は2番線と4番線を夜間滞泊に利用している。

駅舎上には、市内の三架橋をモチーフにしている3連アーチのモニュメントがある。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2・3・4 予讃線 上り 多度津高松岡山方面 特急は主に1番のりば
下り 新居浜伊予西条松山宇和島方面

利用状況[編集]

1日平均の乗車人員は以下の通り[7][8]

年度 1日平均
乗車人員
2008年 1,778
2009年 1,635
2010年 1,569
2011年 1,511
2012年 1,495
2013年 1,515
2014年 1,539
2015年 1,559
2016年 1,570
2017年 1,535
2018年 1,555
2019年 1,609
2020年 1,287
2021年 1,247
2022年 1,388

駅周辺[編集]

公共施設
企業
店舗
観光施設
その他

バス路線[編集]

コミュニティバス高速バスとも駅舎を出て左手ののりばから発着する。

市内を走るコミュニティバスは基本的に休日運休で、休日に郊外へ向かうための公共交通機関タクシーのみである。ただし、駅近くにある大正橋プラザ(観光案内所)でレンタサイクルのサービスを行っている(木曜日定休)[9]

隣の駅[編集]

四国旅客鉄道(JR四国)
予讃線
快速「サンポート」・普通
本山駅 (Y18) - 観音寺駅 (Y19) - 豊浜駅 (Y20)
※「サンライズ瀬戸」は、松山まで乗り入れる多客期の延長運転時のみ経由。その他の日は、通年停車する坂出駅まで出る必要がある。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、21頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年、634頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “乗車券自動販売機の使用を開始 予讃本線観音寺駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1983年10月20日) 
  4. ^ JR四国の観光地アクセス駅におけるICOCAサービス、2020年3月14日にサービスイン!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年1月27日。 オリジナルの2020年1月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200128080358/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2001%2027%2004.pdf2020年1月28日閲覧 
  5. ^ 観光地へのアクセス駅で新たに「ICOCA」がご利用できるようになります!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2019年7月29日。 オリジナルの2019年12月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191223213927/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2007%2029%2004.pdf2019年12月29日閲覧 
  6. ^ “JR四国の旅行商品販売窓口「ワーププラザ」、8駅で営業終了へ”. 朝日新聞. (2022年9月22日). https://www.asahi.com/articles/ASQ9P7KPSQ9PPTLC01D.html 2022年9月22日閲覧。 
  7. ^ JR四国会社案内
  8. ^ 観音寺市の現況 11.運 輸 ・通 信 2021年4月14日閲覧
  9. ^ 観音寺市観光協会|香川のレンタサイクル店一覧”. レンタルサイクルエコ. 2012年5月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]