大阪大学微生物病研究所

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大阪大学 微生物病研究所(びせいぶつびょうけんきゅうじょ、Research Institute for Microbial Diseases, Osaka University、略称:微研RIMD)は、大阪大学の附置研究所共同利用・共同研究拠点)。1934年に設立された。古くから微生物病の研究を行っている。

沿革[編集]

  • 1934年(昭和9年)2月:研究所本館が大阪市北区堂島西町3番地(現NTTテレパーク堂島敷地内)に竣工。
  • 1934年(昭和9年)9月:「竹尾結核研究所」と「大阪特殊皮膚病研究所」と併せて、大阪帝国大学附置の微生物病研究所として発足。
  • 1967年(昭和42年):吹田キャンパスの現在地に移転。
  • 1993年(平成5年):附属病院が医学部附属病院と統合。
  • 1994年(平成6年):部門制から大部門制へ改組。

研究[編集]

21世紀COEプログラム研究拠点

21世紀COEプログラムでは、「感染症学・免疫学融合プログラム」が採択され、研究拠点として機能している。[1]

組織[編集]

研究部門[編集]

  • 感染機構研究部門
    • 分子細菌学分野
    • ウイルス感染制御分野
    • 分子ウイルス分野
    • 薬物療法分野
    • 感染病態分野
  • 生体防御研究部門
    • 分子免疫制御分野
    • 免疫不全疾患研究分野
    • 自然免疫学分野
    • 細胞機能分野
    • 免疫化学分野
  • 環境応答研究部門
    • 遺伝子生物学分野
    • 分子遺伝研究分野
    • 発癌制御研究分野
    • 情報伝達分野
    • 細胞制御分野
    • ゲノム動態研究グループ

附属施設・センター[編集]

  • 感染動物実験施設
  • 感染症DNAチップ開発センター
  • 難治感染症対策研究センター
    • 細菌感染分野
    • 分子原虫学分野
    • ウイルス免疫分野
    • 菌株保存室
  • 遺伝情報実験センター
    • 遺伝子機能解析分野
    • ゲノム情報解析分野
    • 感染症メタゲノム研究分野
  • 感染症対策研究連携事業 感染症国際研究センター
    • 高病原性感染症研究部門
      • 臨床感染症学研究グループ
      • 感染細胞生物学研究グループ
      • ウイルス研究グループ
    • 感染制御部門
      • ゲノム病原細菌学研究グループ
      • マラリア学研究グループ
    • 病原微生物資源室
  • タイ感染症共同研究センター
    • 細菌感染部門
    • ウイルス感染部門
    • バイオインフォマティクス部

寄附研究部門[編集]

  • 分子生物学(インビトロジェン)寄附研究部門
  • 疾患糖鎖学(生化学工業)寄附研究部門

共通施設[編集]

  • 中央実験室
中央実験室は重要な研究機器の有効な共同利用を行うための体制の確立が緊要であるとの所内全般の要望を基盤に、1960年(昭和35年)4月の教授会における審議に基づいて、同年5月の教授会において「中央検査室(中検)」として発足することが承認された。中検の発足により、それまで各部門が所有していた機器をアンケートに基づき中検の管理に移し、部門間のセクショナリズムの壁を破って自由な使用を図りつつ、各部門毎では困難な精密機器の最良状態での保守管理を実施し、高価な研究機器の重複購入を避けて共同購入の方策を取り、研究装備の近代化を促進した。研究機器は年々整備され、1964年(昭和39年)度に「中検」は「中央実験室」と改称された。1965年(昭和40年)度には大型機器が配置され、設置場所に苦慮している矢先に研究所の吹田地区への移転が決定し、中央実験室の設計準備も開始された。1967年(昭和42年)度には吹田移転が行われ、10月23日にレブコ低温槽2台が送り出されてから約1ヶ月半後の12月初旬に中央実験室の移転は終了した。
現在の主要な研究機器としては、分離用超遠心機、透過型・走査型電子顕微鏡、レーザーマイクロダイゼクション、セルソーター、プラスミド自動分離装置、DNAシーケンサー、質量分析装置などが設置されている。また、液体窒素の供給を自動化した大型細胞保存タンク室、特定化学物質を取り扱うための実験室なども完備している。セルソーターによる細胞の分画、質量分析装置による蛋白質の同定、透過型・走査型電子顕微鏡による観察および、DNAシーケンサーによる塩基配列決定については、受託業務として、学内の研究者から依頼されたサンプルの解析を代行している。
  • 放射性同位元素実験室 (許可番号 使第1194号)
医学的研究において放射性同位元素を用いる実験を行うための施設として、研究所の吹田キャンパス移転に伴い、1967年(昭和42年)に研究所本館に近接しRI共同実験室として設置された。また、1979年(昭和54年)に北館1階共同無菌RI実験室、1983年(昭和58年)に感染症共同実験室RI実験室、1998年(平成10年)には南館地下1階137Csガンマ線照射室、さらに2007年(平成19年)には遺伝情報実験センターRI実験室が加わった。しかし、2011年(平成23年)の免疫学フロンティア研究センター竣工に伴い、RI共同実験室・北館1階共同無菌RI実験室の両実験室は免疫学フロンティア研究センターに移転。なお、南館の改築に伴い、南館地下1階ガンマ線照射室も北館1階に移転した。
  • 感染症共同実験室
  • 図書室
  • 微研ミュージアム
2010年(平成22年)12月17日開設。公開資料の展示施設。海洋堂の協力で製作したインフルエンザウイルスの百万倍拡大フィギュアを展示。

立地等[編集]

所在地
大阪大学吹田キャンパス内
アクセス

関連項目[編集]

一般財団法人 阪大微生物病研究会 BIKENでインフルエンザなどのワクチン製造販売を行っている。

外部リンク[編集]