伊予市駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
伊予市駅
駅舎
駅舎
いよし
Iyoshi
U04 鳥ノ木 (1.2km)
(2.5km) 向井原 U06・S06
所在地 愛媛県伊予市米湊832
駅番号 U05
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 予讃線
キロ程 206.0km(高松起点)
電報略号 イシ
クン(南郡中駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
585人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1930年昭和5年)2月27日
乗換 郡中港駅伊予鉄道郡中線
テンプレートを表示
ホーム

伊予市駅(いよしえき)は、愛媛県伊予市米湊にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線。全特急列車が停車する。駅名標のコメントは「平家ゆかりの五色浜の駅」。

歴史[編集]

1930年昭和5年)2月27日、国鉄讃予線が松山駅から当駅まで延伸したのに伴い南郡中駅(みなみぐんちゅうえき)として開業した。開業当初は讃予線の終着駅であったがおよそ1か月後の4月1日には高松駅から当駅までと多度津駅から阿波池田駅の間が予讃線とされたため予讃線の駅となり、また開業からおよそ3年後の1932年(昭和7年)12月には当駅から伊予上灘駅までが延伸となったのでこの駅は終着駅ではなくなった。1933年(昭和8年)に予讃線は予讃本線に改称となる。

この駅を大きく変えたのが1986年(昭和61年)3月の向井原駅から内子駅までの新線の開通であった。旧来の予讃線と内子廻りの新線との分岐駅は隣の向井原駅とされたがこの駅は事実上予讃線旧線(長浜経由、愛称は愛ある伊予灘線)と新線(内子線内子経由)、そして松山方面と三方向の線路が集まる乗り換え駅となったのである。

その後、1987年(昭和62年)4月国鉄の分割民営化により四国旅客鉄道予讃本線の駅になって現在に至る。予讃本線は1988年(昭和63年)6月に予讃線に改称した。

なお駅名は1955年1月1日の、伊豫郡郡中町北山崎村南伊豫村南山崎村の合併により伊豫市が誕生したおよそ2年後の1957年(昭和32年)2月27日に伊豫市の代表駅として現在の伊予市駅(いよしえき)に改められている。

かつてはほとんどの特急列車が通過していたが、2008年3月15日のダイヤ改正により、すべての特急列車が停車するようになった。

年表[編集]

  • 1930年昭和5年)
    • 2月27日:国鉄讃予線の松山駅から当駅までの延伸により南郡中駅(みなみぐんちゅうえき)として開業。
    • 4月1日:高松駅から当駅まで及び多度津駅から阿波池田駅までが予讃線とされる。
  • 1932年(昭和7年)12月1日:国鉄予讃線が当駅から伊予上灘駅までが延伸となる。
  • 1933年(昭和8年)8月1日:国鉄予讃線が予讃本線に改称となる。
  • 1957年(昭和32年)4月1日:現在の伊予市駅(いよしえき)に改称される。
  • 1986年(昭和61年)3月3日:向井原駅 - 内子駅間の新線開通により、事実上の乗換駅となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により四国旅客鉄道の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)6月1日:予讃本線が予讃線に改称される。
  • 1990年平成2年)11月21日伊予北条駅 - 当駅間が電化[1]
  • 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により、すべての特急列車が停車するようになる。
  • 2014年(平成26年)3月15日:予讃線当駅 - 伊予大洲駅(伊予長浜駅経由)間の線区愛称が「愛ある伊予灘線」となる。

駅構造[編集]

単式ホーム島式ホーム混合2面3線を持ち単式ホームに接して駅舎のある地上駅である。ホームに振られた番号は駅舎側から順番に1番線、2番線、3番線となっており1番線の線路が直線化された一線スルーの構造を持っている(速度制限はないが、すぐ西方に300R があるので下り列車は減速通過となる。しかし、当駅を通過する定期列車は現在設定されていない)。通常は上下線とも1番線に発着し、交換列車や折り返し列車のみ2,3番線を使用している。この駅は形式上は予讃線の非電化区間と電化区間の境目であり(大半の電車は北条方面から来ると松山駅が終着)、当駅から西側(伊予長浜方面および内子方面)が非電化、東側(松山方面)が電化となっているため、架線は当駅のホーム末端先100mで途切れている。当駅には、信号扱所の跡など通票閉塞時代の遺物が残っている。

駅舎は大きく木造瓦葺である。古くからのものであるが前面などを改装して大切に使っている。日中は有人駅(直営駅)であるがみどりの窓口の設置はない(POS端末が設置されている)。すべての特急列車が停車することもあり、駅員不在時においても利便を図るため最新式の自動券売機が設置されている。1980代中期に跨線橋が設置されるまでは、2,3番線から改札のある1番線にはホーム間の軌道上に設置された踏切板を直接渡っていた。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1・2・3 予讃線 上り 松山今治高松岡山方面
予讃線(内子線経由) 下り 内子伊予大洲宇和島方面
予讃線(愛ある伊予灘線経由) 伊予長浜・伊予大洲・宇和島方面

駅周辺[編集]

伊予市駅前の国道378号と郡中港駅(左)

当駅西北方向に伊予市の中核施設や市街地が展開され市役所なども比較的近く、銀行などの施設もそちら側にある。また駅の周り、北西方向は最近リニューアルされて第三セクターの商業施設「町家」ができ飲食店などが整然と立ち並んでいる。

駅前を走る国道378号を挟んで伊予鉄道郡中線郡中港駅と向かいあっている。

利用状況[編集]

1日平均の乗車人員は以下の通りである[2]

年度 1日平均
乗車人員
2000年 780
2001年 758
2002年 690
2003年 695
2004年 688
2005年 695
2006年 675
2007年 688
2008年 662
2009年 625
2010年 624
2011年 617
2012年 605
2013年 585


隣の駅[編集]

※当駅に停車する特急「宇和海」の停車駅は列車記事を参照のこと。

四国旅客鉄道
予讃線
鳥ノ木駅 (U04) - 伊予市駅 (U05) - 向井原駅 (U06, S06)

脚注[編集]

  1. ^ “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日) 
  2. ^ 出典:愛媛県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]