ジュラシック・ワールド/炎の王国

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ジュラシック・ワールド/炎の王国
Jurassic World: Fallen Kingdom
監督 J・A・バヨナ
脚本 コリン・トレヴォロウ
デレク・コノリー英語版
原作 マイケル・クライトン
製作 ベレン・アティエンサ
フランク・マーシャル
パトリック・クロウリー
製作総指揮 コリン・トレヴォロウ
スティーヴン・スピルバーグ
出演者 クリス・プラット
ブライス・ダラス・ハワード
B・D・ウォン
ジェフ・ゴールドブラム
ジェームズ・クロムウェル
ジャスティス・スミス英語版
ダニエラ・ピネダ英語版
トビー・ジョーンズ
レイフ・スポール
音楽 マイケル・ジアッキーノ
撮影 オスカル・ファウラ英語版
編集 ベルナト・ビラプラーナ
製作会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
アンブリン・エンターテインメント
ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
レジェンダリー・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗ユニバーサル映画
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 2018年6月22日
日本の旗 2018年7月13日
上映時間 128分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $170,000,000[2]
興行収入 世界の旗
$151,100,000[2]
前作 ジュラシック・ワールド
次作 ジュラシック・ワールド3(仮)
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ジュラシック・ワールド/炎の王国』(Jurassic World: Fallen Kingdom[3])は、2018年に公開予定のアメリカ映画。『ジュラシック・ワールド』の続編で『ジュラシック・パーク』シリーズの映画第5作である。

ユニバーサル映画による配給で、アメリカでは2018年6月22日に、日本では7月13日に公開予定[4]

ストーリー[編集]

ジュラシック・ワールド事件から4年後の2018年。イスラ・ヌブラル島で火山噴火が起き、島の生き残りの恐竜達を脅かす事になっていたが、それでもパーク崩壊後に恐竜達は自由に島中を徘徊して生きていた。イスラ・ヌブラル島の夜の嵐にてあるグループが前作でラグーンの底に沈んだインドミナス・レックスの遺体からある目的の為にDNAを得る為に派遣され小型潜水艇を使ってDNA採取の活動をしていた。そして、その後に元「ジュラシック・ワールド」のパークの運用管理者だったクレア・ディアリングは恐竜を保護する為の「Dinosaur Protection Group」を設立し、イスラ・ヌブラル島の恐竜絶滅を防ぐため、ロックウッド財団の運営者イーライ・ミルズからの支援・サポートを取り付け、元恐竜監視員でもあるオーウェン・グレイディらを募集し、彼ら探検隊がイスラ・ヌブラル島に向かった。

溶岩の雨が降り注ぐ不安定な島に到着し、オーウェンはヴェロキラプトルのブルーを探す様に動かされ、クレアは自分の使命を果たすために恐竜救助に当たった。また別の港跡地の場所に恐竜を島から脱出させる為に派遣されたロックウッド財団が手配した傭兵の部隊が恐竜を捕獲する為に到着する。

クレアとオーウェン達との合流後、島から恐竜を脱出させ、檻に入れられた恐竜達は本土の北カリフォルニア州にあるフィランソロピストのベンジャミン・ロックウッドのロックウッド財団がある「ロックウッド・エステート」と呼ばれる邸宅の施設に運ばれた。そこで、オーウェンとクレアは恐竜救助計画の探検の目的が恐竜の保護とは別に恐竜が売買され、インドラプトルと呼ばれる新しい遺伝子組み換えの恐竜が作られている事を知り、投資家達の貪欲・搾取に対する様々な恐竜利用を企む陰謀を見つける。

登場人物[編集]

オーウェン・グレイディ
演 - クリス・プラット、日本語吹替 - 玉木宏[5]
元海軍の軍人で、元「ジュラシック・ワールド」の恐竜監視員。イスラ・ヌブラル島の火山噴火の脅威から恐竜を救助する為、クレアに雇われ、また行方不明のヴェロキラプトルのブルーを探すように説得され、イスラ・ヌブラル島に向かう。
クレア・ディアリング
演 - ブライス・ダラス・ハワード、日本語吹替 - 木村佳乃[5]
イスラ・ヌブラル島の火山噴火の脅威から恐竜を救助し、恐竜の虐待と闘う為に恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」を設立した元「ジュラシック・ワールド」のパークの運用管理者。火山脅威の恐竜救出作戦の為、ロックウッド財団の恐竜救出作戦計画の元でサポート支援を取り付けるが、軍事利用などで恐竜を得たい彼らの真の目的を知りクレアは騙される事となる。
フランクリン・ウェッブ
演 - ジャスティス・スミス英語版、日本語吹替 - 満島真之介[5]
クレアが設立した恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の若いメンバー。彼はロサンゼルス育ちで、幼少の頃から将来コンピュータの仕事に就く事を夢見ていた。優秀なマサチューセッツ工科大学の卒業生で、彼はコンピュータ・アーキテクチャに構築し維持する事に関して高度に熟練している。以前は「ジュラシック・ワールド」のパークのIT技術者であった。当時はカリフォルニア州アーバインにあるオフサイト技術複合施設に勤務していたが、後にイスラ・ヌブラル島のパークに行った。その後の事件の後に、彼は恐竜を恐れているにも関わらず恐竜にも鮫や蜘蛛の様に存在する権利があると考えDPGに加わり、DPGのソーシャルメディアとオンラインマーケティングのキャンペーンを運営するシステムアナリストとなった。彼はソーシャルメディア担当のコンピュータだけの男と言われたくなく、DPGが採用した安全なコンピュータシステムを必要に応じてハッキングする為にオーウェン達と共にイスラ・ヌブラル島の恐竜を救う為の探検隊に参加した。
フランクリンのキャラクターに付いて、ジャスティス・スミスによると彼は若く壊れやすく不安に悩まされているコンピュータの天才だと言う。
ジア・ロドリゲス
演 - ダニエラ・ピネダ英語版、日本語吹替 - 石川由依[5]
クレアが設立した恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の若い女性メンバー。右腕にタトゥーを入れている。彼女はシアトルで猫の「キジー」と一緒に育ち、幼少の時から動物の仕事をする事を望んでいた。カリフォルニア大学バークレー校で獣医学を専攻し、事件以前の「ジュラシック・ワールド」のパークで獣医としてインターシップを受ける事を夢見ていた。その後、DPGに加わり、恐竜の生物学の専門家になった。オーウェン達と共にイスラ・ヌブラル島の恐竜を火山爆発から救う為の探検隊に参加した。傭兵に撃たれたヴェロキラプトルのブルーの輸血の治療も行った。彼女はグループが火山爆発から救う任務を達成したら、その後に動物を勉強して人々に恐竜の健康のテーマを教えると言う情熱を望んでいた。
ベンジャミン・ロックウッド
演 - ジェームズ・クロムウェル 、日本語吹替 - 中田譲治[6]
フィランソロピストでロックウッド財団の人物。カリフォルニア州にある「ロックウッド・エステート」と言う広大な邸宅の私有地に恐竜造りと飼育の為の施設を建設し、かつてジョン・ハモンドが恐竜のクローン再生技術の開発の為、インジェン社を設立した時、資金などで協力し、ハモンドの仕事パートナーだった古い友人。ハモンドとの最初の恐竜造りのDNA抽出は1984年に彼が娘と一緒に住んでいたロックウッドの邸宅の地下実験室で行われた。ハモンドとの恐竜造りを行っていた時、娘が悲劇で死んだ為、彼は強い悲しみに襲われ、インジェンの恐竜造りのDNA抽出のクローニング技術を使い、娘を蘇らそうと考えた。しかし、クローニング技術が恐竜造りと恐竜のテーマパークの為の目的にしていたハモンドと、自分が望んだ死んだ娘の復活に対して、次第にハモンドは彼がやろうとしている死んだ娘をクローンで蘇らそうとする主張が恐ろしくなり、ハモンドはこのプロジェクトから彼を追い出し、ハモンドは彼から離れて行った[7]
その後、彼は忘れさられハモンドの死後に自分がやりたかったクローン技術で死んだ娘の復活に取り掛かり、その後のマスラニの恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の崩壊後に、自分の過去に行った行為の間違いを真剣に追求し、イスラ・ヌブラル島の恐竜の対処しようとしている。その為にクレアの恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の火山脅威から恐竜を救う主張を支援し、恐竜救出作戦を計画した。
彼は高齢で健康状態があまり良くなく、車椅子に乗っており、ハモンドと同じ蚊入り琥珀付きの杖を持っている。しかし、ハモンドと組んだ若い頃からの自分の精神とビジョンを持つ。
メイシー・ロックウッド
演 - イザベラ・サーモン、日本語吹替 - 住田萌乃[5]
ベンジャミン・ロックウッドの10歳の孫娘。祖父ベンジャミンの「ロックウッド・エステート」の邸宅で暮らす。彼女はクローン人間であり、ベンジャミン・ロックウッドが昔の悲劇で死んだ彼の娘をハモンドと一緒に開発した恐竜を蘇らすクローン技術を使って蘇らせた。彼女は自分の起源や母親を知らずにロックウッドの孫娘としてロックウッドの家政婦アイリスに育てられた。「インドラプトル」の事を知っており、オーウェンとクレアと共に恐竜オークションの現場を覗き見した時、彼らがそれを造った事を話した。自分の寝室で寝ていたところインドラプトルに襲われた。
アイリス
演 - ジェラルディン・チャップリン、日本語吹替 - 池田昌子[6]
「ロックウッド・エステート」の家政婦。ベンジャミン・ロックウッドとは信頼できる仲の家政婦で、ロックウッドの孫娘メイシーの母親代わりのナニーとして、ロックウッドの家族の秘密を守っている。
ヘンリー・ウー
演 - B・D・ウォン
元「ジュラシック・ワールド」の研究チームのリーダーを務めた遺伝学者で、前作にてハイブリット種「インドミナス・レックス」を創りだした張本人。その後、「ジュラシック・ワールド」事件で遺伝学者としての免許を剥奪され責任を追われていたが、行方をくらませ、ベンジャミン・ロックウッドに仕えるロックウッド財団の運営者イーライ・ミルズとの取引で「ロックウッド・エステート」の地下研究室で「インドラプトル」と呼ばれる新しい遺伝子組み換え恐竜の創造にも着手する。
イーライ・ミルズ
演 - レイフ・スポール、日本語吹替 - 内田夕夜[6]
「ロックウッド・エステート」で、「インドラプトル」と呼ばれる新しい遺伝子組み換えの先史時代の恐竜作りの計画を説明していたベンジャミン・ロックウッドに仕えるロックウッド財団の運営者。大学を卒業後に健康状態があまり良くないベンジャミン・ロックウッドが「若くて理想主義的な人を探していた」と彼を雇い、若手の彼が財団の運営を任された。大学にて恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」のクレアと接触し、クレアにイスラ・ヌブラル島の火山脅威からヴェロキラプトルのブルーら11種の恐竜だけが救う事が出来ると、クレアに説明し、ブルーに特別な関心を示しブルーを救出する必要があると説明した。しかし彼の目的はブルーのDNA採取のためであった。クレアはブルーの捕獲は無謀だと言ったが、彼はオーウェンにブルーを探す為、雇う様にクレアに説得し、恐竜救出の為の車両輸送と医療と兵器や傭兵を手配してサポート支援した。前作のヴィック・ホスキンスの様な野心家でロックウッドを裏で騙し、財団の資金を秘密裏に使いクレアを支援した彼の真の目的はクレアの恐竜救出とは別の彼がやろうとしている恐竜の軍事利用などを企んでいる。
グンナー・エヴァソール
演 - トビー・ジョーンズ、日本語吹替 - 高木渉[6]
「ロックウッド・エステート」で投資家達に「インドラプトル」と呼ばれる新しい遺伝子組み換えの先史時代の恐竜の計画を明らかにしてプレゼンテーションし、恐竜の競売でオークショニアを務めていた武器販売業の人物。
トビー・ジョーンズは彼を生き物を利益の為に兵器利用で売りつける悪徳武器販売業者だと答えている。
イアン・マルコム
演 - ジェフ・ゴールドブラム、日本語吹替 - 大塚芳忠[6]
26年前の「ジュラシック・パーク」事件の当事者。連邦議事堂の議会にてイスラ・ヌブラル島の恐竜は火山で死ぬべきだと話した。
ケン・ウィートリー
演 - テッド・レヴィン、日本語吹替 - 黒田崇矢[6]
オーウェン達と共に恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の探検隊に参加したタフな大物ハンター「Big-Game Hunter」。ロックウッド財団のイーライ・ミルズからヴェロキラプトルのブルーを得る為、傭兵として雇われ、イスラ・ヌブラル島の地上作戦を担当した。
インジェン社の契約者
演 - マイケル・パパジョン英語版
前作にも登場した傭兵のインジェン警備課のリーダー。ロックウッド財団からの手配で、イスラ・ヌブラル島の恐竜捕獲作戦に参加した後、「ロックウッド・エステート」の屋敷で警備に当たっていたが、オーウェンとクレアとメイシーの目の前で「インドラプトル」に襲われた。
ジャック
演 - ロバート・エムズ英語版
ロックウッド財団が前作で水中に沈んだインドミナス・レックスの遺体からDNA得る為、インドミナス・レックスの遺体を探すために派遣されたグループの1人。ティラノサウルスが現れた時襲われ、ヘリコプターに乗り移った。
シャーウッド下院議員
演 - ピーター・ジェイソン英語版
傭兵
演 - チャーリー・ローズ
オーウェン達と共に恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の探検隊に参加したロックウッド財団から手配された傭兵。
潜水艇のパイロット
演 - ケヴィン・レイン英語版
前作で水中に沈んだインドミナス・レックスの遺体からDNA得る為、インドミナス・レックスの遺体を探すために使用した「ディープダイブ・サブマリン」と言う小型の潜水艇に乗ったロックウッド財団から手配された傭兵が乗った潜水艇のパイロット。インドミナス・レックスの遺体を発見したところでモササウルスに襲われる。
レポーター
演 - デイヴィッド・オラワリ・アインデ
スーツ
演 - ポール・ブラックウェル英語版
ボディーガード
演 - ピーター・コー
飛行船の乗組員
演 - エマニュエル・コエーリョ
上院議員の補佐官
演 - マイク・ファース
傭兵
演 - レイド・マトゥイ
傭兵
演 - フェイス・フェイ
ボートの乗組員
演 - イアン・コプリー・ジョンソン
ボートの乗組員
演 - カルロス・ヘレーロ
子供
演 - ヴィンセント・ハオ
パークビジター
演 - ラジーバ・パフジャ
恐竜バイヤー
演 - カミル・レミエシェウスキー

登場する恐竜・古生物[編集]

前作の4作目に登場した雌の個体と同一で、1作目からのティラノサウルス。「ジュラシック・ワールド」崩壊後もイスラ・ヌブラル島で生き残っていた。名前は映画公式ではないが、ファンから「レクシィ」の名が使われている。島の火山噴火の脅威からDinosaur Protection Groupに捕獲され、檻に入れられて島から運び出された。その後は本土にある「ロックウッド・エステート」に運び出された。
名前の意味「Swift thief」。
ブルー
前作の4作目に登場したヴェロキラプトル部隊最後の生き残りで長女にして元リーダー。バーでクレアからオーウェンが赤ん坊のブルーデルタ、エコー、チャーリーらヴェロキラプトル部隊を飼育している姿が映ったビデオ映像を見せられ、ブルーを思い出しながらオーウェンはクレアに島の火山噴火の脅威から生き残りのブルーを探すように説得され、島でブルーと再会した。しかし、武装した傭兵達に麻酔銃で撃たれ倒れた。その後、オーウェン達により、治療されながらブルーは本土に向かうが、「ロックウッド・エステート」と呼ばれるところに運び出される事となった。その目的は研究室でブルーのDNAを採取し軍事利用による新しい遺伝子組み換えの恐竜を造る為である。オーウェンはブルーの軍事利用から防ごうとする。
前作に登場した巨大な肉食海棲爬虫類。パーク壊滅後の火山噴火の脅威にも関わらず、ラグーンの湖の施設で生存していた事が明らかになった。インドミナス・レックスのDNAサンプルを得る為、ロックウッド財団が派遣したグループが湖の施設に小型潜水艇を使用して潜ったがモササウルスに襲われた。さらに湖の施設のゲートを開いたままにしたために泳いで海洋に逃げ出した。パーク崩壊後、放置されて来た為、食べ物となる獲物を求めて湖の施設から海洋に移動した。
体高85フィート、重量64000ポンド。
名前の意味「Heavy claw」。獣脚類の肉食恐竜。クレアとフランクリンが地下の研究施設にいた時に現れた。その後、傭兵達に捕獲され、本土の「ロックウッド・エステート」に運ばれた。
名前の意味「Delcate jaw」。体長4フィート、重量2ポンド程の小型恐竜。パーク崩壊後、無人化したパークのメイン・ストリートにある店の建物に徘徊している姿が確認されている。
大型の草食性恐竜。パーク崩壊後、無人化したパークのメイン・ストリートで徘徊している姿が確認されている。
名前の意味「River Styx demon」。トゲがある固い頭部が特徴の堅頭竜類の恐竜。体高7フィート、重量200ポンド。「ロックウッド・エステート」に運び出された恐竜の中の一種。
大型の角竜。トリケラトプスの親子が恐竜救出作戦で檻に入れられ本土の「ロックウッド・エステート」に運び出された。
名前の意味「Horned face」。トリケラトプスと同じ仲間の大型の角竜。体高20フィート、重量6600ポンド。
大型の翼竜。アメリカ本土の「ロックウッド・エステート」に運び出されたが逃げ出し、ラスベガスに現れた。
  • インドラプトル Indoraptor
本作に登場するとされる新しい遺伝子組み換えの架空のキメラ恐竜[8]。名前の意味「Indomitable thief」(不屈の泥棒)。シリーズでは珍しい雄設定で、正式名称はインドミナス・ラプトル。ヴェロキラプトルとインドミナス・レックスの中間にあたる位の大きさで、所々インドミナス・レックスに酷似しているが、黒色の体をし、後ろ脚のつま先にかぎ爪があるなど違いがある。インドミナス・レックスがパワー型なのに対して、インドラプトルはスピード特化型である。
「ロックウッド・エステート」の研究室でヴェロキラプトルのブルーとインドミナス・レックスのDNAをベースに、色々な生物の遺伝子を組み合わせ、最強の軍事用生体兵器として造られた。恐竜オークションで先史時代の新しい恐竜の注目の目玉として、集まっていた投資家達に紹介され注目を浴びた。
身体の大きさは、およそ体高10フィート(約3メートル)体長約26フィート(約8メートル)、重量は約2200ポンド(約1トン)。ヘンリー・ウー博士曰く、『最強の新種』らしく、性格は非常に凶暴かつ獰猛、そして残虐で、強靱な前脚と後ろ脚を持っている。
ヴェロキラプトルのDNAにより、非常に高い知能を持ち、足が非常に速く、強化された追跡能力と鋭い嗅覚、暗闇でも視界が分かる暗視能力を持つ。そして、高い隠密性をも兼ね備えている。また、強靱な前脚は、遺伝子操作により非常に長いため、それを使った物理攻撃や、物の運搬、操作が可能である。
インドミナス・レックスと同じく前脚の指の本数は4本。性別が雄なため、体の所々に鶏冠(トサカ)が生えている。また、ブルーの遺伝子を継いでいるため、体にライン状の模様がある。
劇中では、人間達を執拗に追いかけ回す。
  • インドミナス・レックス Indominus Rex
前作に登場した遺伝子組み換えの架空のキメラ恐竜で、ティラノサウルスとブルーとの死闘の末、「ジュラシック・ワールド・ラグーン」の湖から飛びたしたモササウルス に喰い付かれ水中に引きずり込まれた。ロックウッド財団から手配された傭兵が乗った小型潜水艇でインドミナス・レックスの遺体からDNAを得る為、探しに湖の底で白骨化したインドミナス・レックスの遺体を発見する。乗組員がインドミナス・レックスの骨を回収するがモササウルスに襲われた。しかし、地上に待機していたヘリコプターに何とかインドミナスのサンプルを渡して得た。

舞台となった島[編集]

舞台は1作目と前作4作目と同じ、イスラ・ヌブラル島という架空の火山島である。マスラニ社により、多くの観光客が訪れる恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が島にあったが4年前の事件でパークは崩壊し施設は放置された。島の北側は旧「ジュラシック・パーク」の施設が放置されており、山岳地帯となっている。

ゲーム『Jurassic Park: The Game』によると島の最高地点に活火山のシボ山(Mount Sibo)と言う火山が島の北側にあり、「ジュラシック・ワールド」のパークの約65%はシボ山の火山による地熱エネルギーを利用した電力供給量を行っていると示され[9]、「ジュラシック・ワールド」のガイドマップに載っているイスラ・ヌブラル島の地図でも火山がある事が示されていた。映画本作でこの火山の噴火が島を崩壊させるとされている。またクレア・ディアリングが設立した恐竜保護グループのDinosaur Protection Group(DPG)のサイトにもシボ山の火山の事が載っており[10]、それによるとシボ山の噴火の再活性化はコスタリカ火山学研究所(CRIV)によって、2017年に最初に報告された。これは約500年間で初めての地質学的騒動であるとされている。

1525年のディエゴ・フェルナンディスのイスラ・ヌブラル島の発見の間、山の頂点から北に向かって上昇する黒い煙の雲をコスタリカの西海岸の地図を作っていた地図製作者ニコラス・デ・ウエルバによって目撃され示された。スペインの武装商船ラ・エストレヤ(ザ・スター)は『雲の島』と命名した事を解説してあり、昔から火山活動が活発な山であった。

登場する施設及びメカニック[編集]

Dinosaur Protection Group(DPG)
サンフランシスコに本部がある。元「ジュラシック・ワールド」のパークの運用管理者であるクレア・ディアリングがパーク崩壊後にシボ山の火山脅威から恐竜保護と恐竜の虐待と戦う目的で設立した組織[11]。またDPGは人間が恐竜を絶滅から取り戻しただけで、動物を支配、放棄し、悪用したりする権利を人々に与えていないという原則に基づいて行動し、人間と恐竜の両方の種が平和的に共存する方法を見つける事も目的にしている。
中心的なDPGの主要メンバーはクレア・ディアリングとフランクリン・ウェッブとジア・ロドリゲスの3人で、他ボランティアで30人ほどメンバーがおり、恐竜の保護目的で捕獲して島から脱出させる為にロックウッド財団の支援を取り付け、ロックウッドから手配された武装した傭兵と共に救出作戦に当たった。
イスラ・ヌブラル島の休火山だったシボ山の火山が活動し、その火山噴火の影響で島の恐竜達が脅かされている事をクレアが知り、生き残りの恐竜達を島から避難させる活動の為、オーウェンに連絡を取った。
ロックウッド・エステート
カリフォルニア州にある広大な森林の敷地に囲まれたベンジャミン・ロックウッドの大公邸。ロックウッドのLマークが付いた正門を通り、広大な森林を抜けた敷地にある。ロックウッド財団の本部でもあり、3階建ての屋敷の建物内には恐竜の標本骨格や恐竜のオブジェが展示された博物館や屋敷の地下研究室とオフィスやベンジャミンの孫娘メイシーの寝室などがある。屋敷には肖像画が飾ってあり、その中にベンジャミン・ロックウッドの旧友でもあるジョン・ハモンドの肖像画もある。
屋敷にある地下の研究室では昔、ロックウッドとハモンドが初めてDNA抽出によるクローニングの恐竜造りの実験を行っていた施設である。
敷地の森林には恐竜を投資家達に売りつける為にイスラ・ヌブラル島から運ばれた恐竜の実験と保管する為の檻の施設などがあり、建物で恐竜のオークションの競売などもしている。
ロックウッド財団
ベンジャミン・ロックウッドの財団。ベンジャミン・ロックウッドに仕えるイーライ・ミルズが財団の運営を任されている。ロックウッドが自分の過去に行った行為の間違いを真剣に追及しはじめて、財団を通してクレアの恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の恐竜救出作戦を支持して計画した。財団運営者のミルズが恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」の支援の為に恐竜輸送の為の兵器や車両や傭兵を手配しイスラ・ヌブラル島に派遣させた。しかし、ロックウッドから財団の運営を任されているミルズがロックウッドを裏切り、裏で財団を悪用し、恐竜の兵器利用などを企んだ。
ジュラシック・ワールド
「マスラニ・グローバル社」がイスラ・ヌブラル島に建設した恐竜のテーマパークで、多くの訪問者が訪れるテーマパークだったが、4年前のジュラシック・ワールド事件で崩壊した。
パーク崩壊後の4年の年月により、廃墟状態で「ジュラシック・ワールド」の施設が放置されて残っている。
ジャイロスフィア
「ジュラシック・ワールド」のテーマパークで使われていた球体の乗り物。
地下研究所
地下の研究所。地下バンカーには円形トンネル状の通路がある。クレアとフランクリンがコンピュータ端末を操作しに訪れた時、火山の溶岩の粘液に侵され、バリオニクスが現れた。
小型飛行機
ロックウッド財団から手配されたオーウェンとクレアの「Dinosaur Protection Group」メンバーら探検隊がイスラ・ヌブラル島に行く為に乗ったセスナ機。
ケイマン (MRAP)
恐竜を捕獲する為、ロックウッド財団から手配された傭兵が使用した6輪駆動の装輪式対地雷装甲車。
オシュコシュFMTV
恐竜を捕獲する為、ロックウッド財団から手配された傭兵が使用した軍用トラック。
メルセデス・ベンツウニモグU5000
恐竜を捕獲する為、ロックウッド財団から手配された傭兵が使用したトラック。
ケンワースT800
ロックウッド財団から手配された傭兵が恐竜を運ぶための輸送トラック。
ボルボNH10
ロックウッド財団から手配された傭兵が恐竜を運ぶために使用した輸送トラック。
ボルボNH12 460
ロックウッド財団から手配された傭兵が恐竜を運ぶために使用した大型輸送トレーラー。
ディープダイブ・サブマリン
ロックウッド財団から手配された傭兵が使用した2人乗りの大きなアームが2本付いた小型の深海探査艇の潜水艇。前作でモササウルスに水中に引きずられ水中に沈んだインドミナス・レックスのDNAを得る為、遺体を探しにモササウルスがいる「ジュラシック・ワールド・ラグーン」の湖の施設に使用した。ラグーンのゲートから入り、湖の底で白骨化したインドミナス・レックスの遺体を発見した。海上に待機しているボートの乗組員と上空で待機しているヘリコプターにインドミナスのサンプルを渡す事になっていた。インドミナスのサンプルを得たが潜水艇はモササウルスに襲われた。
アルカディア号
ロックウッド財団から手配された傭兵が恐竜を捕獲して本土に運ぶ為に使用した貨物船。
東ドック
旧「ジュラシック・パーク」の出荷港の跡地。ロックウッド財団から手配された傭兵達は恐竜を捕獲する為、貨物船「アルカディア号」でここに到着する。
1993年型フォード エクスプローラー XLT
映画1作「ジュラシック・パーク」に登場した、旧ティラノサウルス・パドックでティラノサウルスに破壊され崖から落とされたツアー車が放置されており、探索中のオーウェンが発見する。ここでオーウェンはヴェロキラプトルのブルーと再会する。
動物園
サンディエゴにある「ロックウッド・エステート」から逃げ出したティラノサウルスが侵入したに動物園。ティラノサウルスは動物園でライオンと遭遇しライオンを轟かせた。

スタッフ[編集]

製作[編集]

2015年6月3日にコリン・トレヴォロウは次回作についておそらく、兵器、医学、農業など非娯楽目的の利益の為に他の企業が恐竜を使用している可能性があると示唆していた[12]。6月8日にフランク・マーシャルがトレヴォロウに『ジュラシック・ワールド』の続編について話し合った。「恐竜の兵士」の可能性や、人間と恐竜の共存についての考えを調査することができるのを感じたと言い、次回作はこれまでのジュラシック・パークとジュラシック・ワールドを含む島のテーマーパークは含まないかもしれないとトレヴォロウは語った。またトレヴォロウはJurassicCastとのインタビューで続編に関して3部作あり、この続編はその2作であると言う。そして続編が映画1作『ジュラシック・パーク』の食堂でのシーンで「恐竜と人類、6500万年前に隔てられた2つの種が、突然一緒になった。何が起こるか、どうやって予測できるか?」と言うアラン・グラント博士のセリフの引用に基づいていると語っている。

2015年7月23日にユニバーサルは5作目の映画が2018年6月22日にリリース予定であると発表。トレヴォロウはシリーズが「必ずしもテーマパークに限られていない」と言い、映画が「島で人々を追っているたくさんの恐竜」を含まないこと語った。5作目の監督に2016年4月18日スペイン人監督J・A・バヨナになると発表された。

撮影は2017年2月23日にイギリスで行われ、スラウにあるラングレー・ビジネス・センターで最初の撮影が始まった。撮影の大半をロンドン郊外のバッキンガムシャーにあるパインウッド・スタジオで行われ、他にもバークシャーブラックブッシュ空港、ロックバラック空軍基地の他、イングランド各地、ウェールズブレコンビーコンズ国立公園や、スコットランドなどイギリス各地で撮影が行われイギリスでの撮影は5月27日に終了し、6月に続いてハワイオアフ島で撮影が行われ、7月15日に撮影は終了する予定であるとされている。恐竜の多くはアニマトロニクスが使われる。

キャストに前作からオーウェン・グレイディ役のクリス・プラット 、クレア・ディアリング役のブライス・ダラス・ハワード 、ヘンリー・ウー役のB・D・ウォンの出演が確認されている。映画1作『ジュラシック・パーク』と2作『 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』でイアン・マルコム博士を演じたジェフ・ゴールドブラム が出演する[13]。他にベンジャミン・ロックウッド役のジェームズ・クロムウェル [14]などの出演が確認されている。

2017年6月22日に映画の正式タイトルが『ジュラシック・ワールド/フォールン・キングダム』(Jurassic World: Fallen Kingdom)と発表された[15]

映画の舞台は本土と前作『ジュラシック・ワールド』と同じイスラ・ヌブラル島とされており、前作と映画1作『ジュラシック・パーク』の場所が幾つか登場するとされ、またイスラ・ヌブラル島で火山噴火が起こるとされている。

またMailOnlineからの情報によると、前作の生き残りのヴェロキラプトルのブルーの周りを中心したプロット内容になると伝えられており、企業が戦争で使用出来る兵器利用の恐竜を作るための基礎としてブルーを得たいと考え、またインドミナス・レックスの形質を、たとえそれが死んだとしたとしても組み込むことを望んでいるとされ、オーウェンとクレア達がそれが起こるのを阻止する為に参加すると言う[16]

続編[編集]

ユニバーサル・ピクチャーズは2021年6月11日に3作目の全米公開を予定していることを明らかにし、製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグと共に、監督は1作目のコリン・トレボロウ、脚本を『パシフィック・リム:アップライジング』などのエミリー・カーマイケル英語版が担当すると発表[17]

脚注[編集]

  1. ^ JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM (12A)”. British Board of Film Classification (2018年5月26日). 2018年5月26日閲覧。
  2. ^ a b Jurassic World: Fallen Kingdom (2018)”. Box Office Mojo. 2018年6月10日閲覧。
  3. ^ Jurassic World 2 Title Revealed In First Teaser Poster News Movies - Empire
  4. ^ ジュラシック・ワールド続編、邦題は『炎の王国』!2018年7月日本公開”. シネマトゥデイ (2017年12月12日). 2017年12月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e “玉木宏&木村佳乃『ジュラシック・ワールド』声優続投!満島真之介・石川由依・住田萌乃が新キャスト”. シネマトゥデイ. (2018年5月28日). https://www.cinematoday.jp/news/N0101067 2018年5月28日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f 「ジュラシック・ワールド」続編吹替版に大塚芳忠、内田夕夜、黒田崇矢、中田譲治ら”. 映画ナタリー. 2018年6月19日閲覧。
  7. ^ James Cromwell shares details about ‘Jurassic World’ sequel
  8. ^ New official picture teases Jurassic World Fallen Kingdom dinosaur – could it be the recently trademarked “Indoraptor”?
  9. ^ Jurassic World - Masrani Global
  10. ^ Mt. Sibo(Dinosaur Protection Group)
  11. ^ Dinosaur Protection Group(DPG) Website
  12. ^ Jurassic World 2 could see an Apple vs Microsoft-style dinosaur tech race – according to Colin
  13. ^ Jeff Goldblum Joins 'Jurassic World' Sequel (Exclusive)
  14. ^ James Cromwell Joins 'Jurassic World' Sequel (Exclusive)
  15. ^ 「ジュラシック・ワールド」続編の正式タイトルが発表!
  16. ^ http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-4463392/Jurassic-World-2-plot-details-LEAKED-involving-raptor-Blue.html
  17. ^ ‘Jurassic World 3’ Gets Release Date in 2021 – Variety

外部リンク[編集]