邦なつき

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邦 なつき(くに なつき、8月14日 - )は、元宝塚歌劇団専科の女役。元月組組長

大阪府大阪市扇町高校出身。身長は160cm。愛称は「まり」。

略歴

宝塚歌劇団時代の主な舞台

第1次月組時代

  • 1975年10月、『恋こそ我がいのち[2]』新人公演:デルヴィール夫人(本役:大空美鳥)/『イマージュ』
  • 1976年5月、『スパーク&スパーク』/『長靴をはいた猫』小仙人、新人公演:魔女エグール(本役:舞小雪
  • 1976年8月、『ベルサイユのばら Ⅱ』(東宝)ロミー
  • 1976年11月、『紙すき恋歌』/『バレンシアの熱い花』新人公演:イザベラ(本役:小松美保*新人公演初ヒロイン
  • 1978年8月、『隼別王子の叛乱』新人公演:磐之媛大后(本役:水城玉藻)/『ラブ・メッセージ』
  • 1979年2月、『日本の恋歌』/『カリブの太陽』第一王女
  • 1979年4月、『ロミオとジュリエット』(バウ)モンタギュー夫人
  • 1979年11月、『バレンシアの熱い花』新人公演:シルヴィア(本役:舞小雪)/『ラ・ベルたからづか』(東宝)
  • 1981年1月、『ジャンピング!』/『新源氏物語』少納言、新人公演:葵の上(本役:有明淳
  • 1981年6月、『白鳥の道を越えて』テレーズ/『ビッグ・アップル』
  • 1981年8月、『愉快な夢人たち』(中日)
  • 1982年2月、『あしびきの山の雫に』大伯皇女/『ジョリー・シャポー』
  • 1982年3月、『永遠物語』(バウ)お今
  • 1982年10月、『愛限りなく』/『情熱のバルセロナ』マチルダ
  • 1983年6月、『恋と十手と千両箱』(バウ)お蝶
  • 1983年9月、『野菊の詩』(バウ)兄嫁
  • 1984年3月、『翔んでアラビアンナイト』ファティマー/『ハート・ジャック』
  • 1984年5月、『沈丁花の花道』〆香/『ザ・レビューⅡ』
  • 1984年11月、『ガイズ&ドールズ』ミミ
  • 1985年1月、『愛…ただ愛』(バウ)マリネット
  • 1985年9月、『スウィート・リトル・ロックンロール』(バウ)ミス・マクリーン
  • 1985年11月、『ときめきの花の伝説』リンドハイム伯爵夫人/『ザ・スィング』
  • 1986年9月、『ロータスの伝説』(バウ)マハラニ
  • 1986年11月、『パリ、それは悲しみのソナタ』フランソワ・ジョバンニ/『ラ・ノスタルジー』
  • 1987年5月、『ME AND MY GIRL』ブラウン夫人
  • 1988年2月、『ME AND MY GIRL』(中日)ブラウン夫人
  • 1989年1月、『心中・恋の大和路』(バウ)かもん太夫
  • 1989年5月、『新源氏物語』葵の上/『ザ・ドリーマー』
  • 1989年11月、『天使の微笑み・悪魔の涙』ミッテラー夫人/『レッド・ホット・ラブ』
  • 1990年2月、『大いなる遺産』ミス・ハヴィシャム/『ザ・モダーン』
  • 1990年8月、『川霧の橋』お常/『ル・ポアゾン 愛の媚薬』
  • 1990年10月、『天使の微笑み・悪魔の涙』ミッテラー夫人/『レッド・ホット・ラブ』(全国ツアー)

第1次専科時代

  • 1991年11月、『紫禁城の落日』(星組)麗華
  • 1992年4月、『小さな花がひらいた』(花組・全国ツアー)お久
  • 1992年8月、『ヴァレンチノ』(雪組・バウ、東京特別、名古屋特別)ナジモヴァ
  • 1992年11月、『ハロー、ジョージ!』(星組・バウ、東京特別)キャサリン・ゴートン
  • 1993年5月、『天国と地獄 -オッフェンバック物語-』(雪組)サンフォーヌ公爵夫人

第2次月組時代

  • 1993年9月、『花扇抄』/『扉のこちら』ポンポーヌ夫人/『ミリオン・ドリームズ』
  • 1994年1月、『風と共に去りぬ』ピティパット
  • 1994年2月、『たけくらべ』(バウ)おまき
  • 1994年6月、『エールの残照』シンニード/『TAKARAZUKA・オーレ!』
  • 1994年9月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)ピティパット
  • 1994年12月、『ローン・ウルフ』(バウ・東京特別・名古屋特別)タマラ・マリンスキー
  • 1995年4月、『エールの残照』シンニード/『TAKARAZUKA・オーレ!』(全国ツアー)
  • 1995年6月、『ハードボイルドエッグ』ママ・ディンズ・モア/『EXOTICA!』(東宝)
  • 1995年8月、『ME AND MY GIRL』マリア公爵夫人
  • 1996年2月、『ME AND MY GIRL』(中日)マリア公爵夫人
  • 1996年3月、『CAN-CAN』ラモリス夫人/『マンハッタン不夜城 -王様の休日-』
  • 1996年6月、『銀ちゃんの恋』(バウ・東京特別)ヤスの母
  • 1996年9月、『チェーザレ・ボルジア』ヴァノッツァ/『プレスティージュ』

第2次専科時代

  • 1997年8月、『ザッツ・レビュー』(花組)清水民
  • 1997年10月、『ブルー・スワン』(花組・バウ、東京特別、名古屋特別)イザベラ
  • 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(花組・中日劇場)清水民
  • 1998年3月、『ダルレークの恋』(星組)インディラ・クマール
  • 1998年4月、『ダルレークの恋』(星組・全国ツアー)インディラ・クマール
  • 1998年6月、『皇帝』(星組)アグリッピナ
  • 1999年12月、『プロヴァンスの碧い空』(月組・ドラマシティ)カトリーヌ・サルニイ
  • 2000年3月、『聖者の横顔』(星組・バウ、東京特別)ジョアンナ
  • 2000年9月、『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』(花組・バウ、東京特別)エリザベス・ウエスタン
  • 2001年3月、『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』(星組)モンゼット夫人
  • 2002年4月、『風と共に去りぬ』(日生劇場)メリーウェザー夫人
  • 2002年8月、『専科エンカレッジ スペシャル』(バウ)
  • 2002年10月、『ホップ スコッチ -Hopscotch石けり-』(雪組・バウ、東京特別)スーザン・ブラウニング
  • 2003年2月、『傭兵ピエール -ジャンヌ・ダルクの恋人-』(宙組)ヨランド
  • 2004年4月、『ジャワの踊り子』(月組・全国ツアー、花組・全国ツアー)王妃
  • 2004年9月、『花供養』(日生劇場)水無瀬
  • 2004年11月、『青い鳥を捜して』(雪組)フローレンス
  • 2006年1月、『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(星組)マリア・テレジア
  • 2006年11月、『維新回天・竜馬伝! -硬派・坂本竜馬Ⅲ-』(宙組)お登勢
  • 2007年6月、『バレンシアの熱い花』(宙組)セレスティーナ侯爵夫人
  • 2007年10月、『バレンシアの熱い花』(宙組・全国ツアー)セレスティーナ侯爵夫人
  • 2008年5月、『愛と死のアラビア -高潔なアラブの戦士になったイギリス人-』(花組)アミナ
  • 2008年10月、『銀ちゃんの恋』(花組・ドラマシティ、東京特別)ヤスの母
  • 2009年2月、『外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-』(宙組・中日劇場)マロン・グラッセ
  • 2009年7月、『フィフティ・フィフティ』(花組・バウ)ヘレン婆さん
  • 2009年9月、『外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-』(花組)マロン・グラッセ
  • 2010年2月、『紫子』(月組・中日)たず
  • 2010年9月、『銀ちゃんの恋』(宙組・全国ツアー)ヤスの母
  • 2011年7月、『アルジェの男』(月組)ポーラ・シャルドンヌ *退団公演

脚注

  1. ^ a b c d e f 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日 84頁。ISBN 9784484146010
  2. ^ 1976年3月からの東京宝塚劇場公演で「赤と黒」に題名が変更された

関連項目