北野駅 (東京都)
北野駅 | |
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駅舎(2008年3月8日) | |
きたの Kitano | |
所在地 | 東京都八王子市打越町 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
22,145人/日 -2011年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)3月24日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■京王線 |
キロ程 | 36.1 km(新宿起点) |
◄長沼 (1.2 km) (1.8 km) 京王八王子► | |
所属路線 | ■高尾線 |
キロ程 | 0.0 km(当駅起点) |
(1.7km) 京王片倉► |
北野駅(きたのえき)は、東京都八王子市打越町にある、京王電鉄の駅。
利用可能な鉄道路線
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅。京王線と高尾線は高架上で平面交差する。1・2番線からの同時発車は可能だが、3・4番線への同時到着は配線の関係上できない。
バリアフリー対応昇降設備として、ホームと改札口を結ぶエスカレーター・エレベーターと、改札口と地上を結ぶエレベーターが設置されている。トイレは2階改札内にあり、ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」を併設している。2008年春に改修工事が行われた。
平日日中に高尾山口発着の各駅停車と接続するために京王八王子始発の当駅折り返し列車が設定されているが、同じ折り返し列車を設定している調布駅などと同様に引き上げ線(留置線)がないため、当駅折り返し列車は、上り4番線に入線してホームで乗客を降車させた後、新宿方面の上り本線上に一旦引き上げ、分岐器を通過し下り線へ転線し、下り2番線に入線してホームで乗客を乗車させた後、京王八王子へ向かう。
高尾線内には待避駅がないため、当駅を発車した高尾山口方面の列車はそのまま同駅への先行到着列車となる。
のりば
1(待避線) 2(本線) |
■主に高尾線 ■主に京王線 |
下り | 京王八王子・高尾・高尾山口方面 |
3(本線) 4(待避線) |
■京王線 | 上り | 高幡不動・調布・明大前・新宿・都営新宿線方面 |
利用状況
2011年度の1日平均乗降人員は22,145人である[1]。
かつてはハイキングコースとなっていた野猿峠への玄関口であったが、現在では周辺に住宅が増えて来たため、乗降人員は年々増加を続けている。 乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1955年 | 1,122 | ||
1960年 | 1,892 | ||
1965年 | 3,834 | ||
1967年 | 4,344 [2] | ||
1970年 | 5,876 | ||
1975年 | 8,116 | ||
1980年 | 15,936 | ||
1985年 | 17,720 | ||
1990年 | 19,381 | 9,351 | [3] |
1991年 | 9,615 | [4] | |
1992年 | 9,671 | [5] | |
1993年 | 9,858 | [6] | |
1994年 | 9,868 | [7] | |
1995年 | 20,545 | 10,008 | [8] |
1996年 | 10,068 | [9] | |
1997年 | 9,907 | [10] | |
1998年 | 10,178 | [11] | |
1999年 | 10,025 | [12] | |
2000年 | 20,265 | 9,915 | [13] |
2001年 | 10,164 | [14] | |
2002年 | 10,255 | [15] | |
2003年 | 10,383 | [16] | |
2004年 | 10,392 | [17] | |
2005年 | 21,469 | 10,493 | [18] |
2006年 | 21,771 | 10,510 | [19] |
2007年 | 22,564 | 11,079 | [20] |
2008年 | 22,812 | 14,134 | [21] |
2009年 | 22,510 |
駅周辺
駅周辺は八王子市南部の市街地であり、基本的には新興住宅地である。駅前には以下のような商店・施設・交通路がある。
- きたのタウンビル(北口)- 商業施設部分は1988年に忠実屋フランツ北野店の店舗として開業した。1994年に忠実屋がダイエーに吸収合併した事によりダイエー北野店として営業していたが、ダイエー再建計画に基づき2005年11月30日に閉店し、その後スーパーアルプス、コルモピア、ダイソーなどの小売店が入居する「コピオ北野」となっている。
- 西武信用金庫 北野支店
- 八王子市北野市民センター
- 駅高架下店舗(京王リトナード)
- など
- 八王子市役所北野事務所(北口)
- 八王子北野郵便局(北口)
- ドトールコーヒー(北口)
- スーパーオートバックス 八王子店(南口)
- コナミスポーツクラブ 本店八王子(南口)
- 国道16号(八王子バイパス)- 連絡通路がバイパスを跨ぐ形になっている。
- 東京都道173号上館日野線(北野街道)
- 国土交通省関東地方整備局 相武国道事務所 八王子国道出張所
- 日本水産 八王子総合工場
- 八王子綜合卸売協同組合
- 八王子市立由井第一小学校
- 八王子市立打越中学校
- 北野天満社
バス路線
京王バス南の一般路線と八王子市コミュニティバス「はちバス」が発着する。一般路線の詳細は京王バス南・南大沢営業所を参照。
北野駅北口
- 1番乗り場
- [ 北10 ] 北野台五丁目経由 片倉台行
- 2番乗り場
- [ 北05・八65 ] 白山神社経由 片倉台行
- [ 北06・八69 ] 八王子みなみ野駅行 (深夜バスあり)
- [ 北08・八68 ] 西武北野台行(土曜・休日のみ)(土曜のみ深夜バスあり)
- 3番乗り場
- はちバス(八王子市・西東京バス委託)
- [ 東部コース ] 長沼行/JR片倉駅行
北野駅南口
- 0番乗り場(始発から9時頃まで使用。それ以降は北口から発車。)
- [ 北06 ] 八王子みなみ野駅行
- [ 北10 ] 北野台五丁目経由 片倉台行
- [ 平03 ] 平山城址公園駅行
- [ 北09 ] 京王堀之内駅行
- [ 北03 ] 南陽台経由 南大沢駅行
- [ 北02 ] 由木折返場行
- [ 北04 ] 中山経由 南大沢駅行
- 1番乗り場
- [ 八60・61・63・65・66・68・69 ] 八王子駅南口行(深夜バスあり)
- [ 北02・03・06・08・09・10 ] 北野駅北口行(深夜バスあり)
- はちバス(八王子市・西東京バス委託)
- [ 東部コース ] 長沼行/JR片倉駅行
その他
- 駅周辺は、八王子市及び八王子警察署の「違法駐車取り締まり重点地域」に指定されている。
- 高架化当初は当駅構内が単線で、1番線が下り(京王八王子・高尾山口方面)、2番線が上り(新宿方面)のりばだったが、2番線は下り特急も通過していた。そのため2番線には両方向から通過列車が来る旨の注意書きがあった。
歴史
- 1925年(大正14年)3月24日 - 玉南電気鉄道の駅として開業。
- 1926年(大正15年)12月1日 - 合併により京王電気軌道の駅となる。
- 1931年(昭和6年)3月20日 - 御陵線北野 - 多摩御陵前間が開業。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 陸上交通事業調整法による戦時合併により東京急行電鉄(大東急)の駅となる。
- 1945年(昭和20年)1月21日 - 御陵線休止。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急からの分離独立により京王帝都電鉄(現:京王電鉄)の駅となる。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 高尾線北野 - 高尾山口間開通。
- 1990年(平成2年)10月27日 - 高架駅となる。下り線(1・2番線)のみの開通で、当駅構内は単線となる。
- 1992年(平成4年)2月29日 - 上り線(3・4番線)ホームが完成し、複線に戻る。
- 2001年(平成13年)3月27日 - ダイヤ改定により準特急が新設され、準特急停車駅となる。
駅名の由来
近隣の地名から。地名の由来は「北野天満神社」があることによる。
隣の駅
- 京王電鉄
- ■京王線
- ■高尾線
- ■特急
- 通過
- ■準特急・■急行
- 高幡不動駅(京王線) - 北野駅 - めじろ台駅
- ■通勤快速・■快速(年末年始の臨時列車のみ)・■各駅停車
- 長沼駅(京王線) - 北野駅 - 京王片倉駅
- ■特急
- 2006年9月1日より特急は平日夕ラッシュ時及び土曜・休日の大部分の時間帯での運転を取りやめた。土曜・休日ダイヤの新宿発着の高尾線直通の準特急は、新宿 - 当駅間を準特急で運転し、高尾線内は各駅停車に種別変更される。
- 東日本大震災および原発事故による電力供給の逼迫から2011年7月より実施された節電ダイヤで全ての特急が削減または準特急に置換され、運転休止となった。その後、2011年9月23日にほぼ通常ダイヤに戻った後も平日日中の京王八王子発着の準特急は特急に戻されておらず、特急は土休日の新宿 - 高尾山口間の1往復のみの運行となっている。
脚注
- ^ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
- ^ 高尾線開業年度
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)228ページ
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)234ページ
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)