三菱鉛筆

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三菱鉛筆株式会社
MITSUBISHI PENCIL CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7976
略称 菱鉛筆
本社所在地 140-8537
東京都品川区東大井5丁目23番37号
電話番号 03-3458-6221
設立 1925年4月17日
業種 その他製品
事業内容 鉛筆、シャープペンシル、シャープ替芯、油性・水性ボールペン、油性・水性サインペン等の筆記具、乾電池、OA用紙、ファイル等のOA関連商品、またシャープナー、セロハンテープ、筆入れ、消しゴム、修正用品等の机上用品、並びに化粧品、印章関連商品、精密機械器具、炭素材製品その他の製造及び仕入販売
代表者 代表取締役 数原英一郎
資本金 44億97百万円
売上高 単体444億円、連結539億円
(2008年12月期)
純資産 単体363億円、連結431億円
(2008年12月)
総資産 単体547億円、連結643億円
(2008年12月)
決算期 12月31日
外部リンク http://www.mpuni.co.jp/
  
三菱鉛筆
三菱鉛筆本社

三菱鉛筆株式会社(みつびしえんぴつ)は、日本文房具製造メーカー。本社は東京都品川区東大井5丁目23番37号。

現在まで三菱グループとの関連はないが、名称からしばしば混同されることから、三菱グループのホームページ『三菱グループについて』に於いてはその旨を明記し、三菱鉛筆の公式ホームページを紹介している。

目次

[編集] ブランド

国内では「三菱鉛筆」と、旧財閥の三菱グループ各社と混同されないように「uni」(ユニ)のブランドも使っている。「uni」は、英語で「単一の」を表す接頭語で、「比類無き品質」ということを表したもの。

[編集] 旧財閥・三菱との関わり

三菱の文字も、使用するロゴマークも同じであるが、旧三菱財閥系列の三菱UFJフィナンシャル・グループ三菱商事三菱重工などを始めとした三菱グループとは資本・人材関係が一切ない[1]。過去に、財閥側から「傘下に入らないか」との話も出たが、それを断り現在に至る。眞崎大和鉛筆(三菱鉛筆の前身)の社長を輩出した近藤家及び三菱鉛筆の現オーナー一族となっている数原家と三菱財閥の岩崎家には間接的な婚姻関係があるが、それ以上の関係はない。このことについては、岩崎家と三菱鉛筆関係者との間の親族・姻戚関係を参照。また本来の創業一族である眞崎家は近藤家や数原家と異なり岩崎家との姻戚関係すらない。

なお、歴史上スリーダイヤ・マークを使ったのは三菱鉛筆の方が先であり、競合する事業もないため、双方が同じ商標を用いる事に同意している。また、戦後財閥解体では、GHQですら三菱財閥の系列と勘違いし、商標変更を迫ったのに対して当時の経営陣が財閥とは関係ない旨を再三反論し、GHQを退けた経緯がある。そのためか、その当時の鉛筆の外箱には、財閥三菱とは関わり無い旨が記載されていた。

また、ローマ字表記する際に三菱鉛筆ではハイフンを入れてMITSU-BISHIとし、三菱グループ (MITSUBISHI) と区別することもある。

もっとも、直接の取引関係はまた別としても、同じ三菱の名という事もあってか、過去には三菱グループの企業が記念品などとして配布した社名入りボールペンなどで三菱鉛筆の製品を利用している事が見られている。

[編集] 歴史

1887年に、眞崎仁六が「眞崎鉛筆製造所」(まさきえんぴつせいぞうじょ)を東京市四谷区(現在の東京都新宿区四ツ谷地区)内藤新宿1番地にて創業。その後、1918年横浜市神奈川町(現在の横浜市神奈川区)に「大和鉛筆」が誕生し、両者が合併して「眞崎大和鉛筆」としたのが始まり。

1901年に、国産初の量産型鉛筆3種類を、当時の逓信省(後の郵政省、現総務省日本郵政NTTグループ)への納品に成功。これを記念して、1903年に、「3種」や創業者の家紋「三鱗(みつうろこ)」などを表す意味で、赤い三つのひし形を模した「三菱」をロゴマークとして商標登録した(登録番号18865)。なお、三菱グループが商標登録を行ったのは1914年のことである。

1952年には、正式に社名を「三菱鉛筆」と変更し、現在に至る。

1985年には、これまでに培った開発力やノウハウを活かし、化粧品事業として株式会社ユニコスモを設立し、ペンタイプの化粧品を開発・販売、OEMを行なっている。

[編集] 主な製品

[編集] 鉛筆

uni(ユニ)
1958年発売。製図からデッサンにまで使用できる品質を目指して生み出され、日本における高級鉛筆の嚆矢となった商品。1ダースセットには、プラスチックケース入り(消しゴム付き)と紙ケース入りの2種がある。また、時期によっておまけがあり、2007年はNew スーパーマリオブラザーズDS)のキャラクターストラップが付いていた。マークシート仕様もある。
GOLD uni
高級志向の製品。ハイユニ発売までの短期間にラインアップされていた。
HI-UNI(ハイユニ)
1966年発売、UNIの上位版。JISで定められた9H - 6B全ての硬度を揃え、「世界最高品質」とも目される。軸の筆記しない端には、樹脂のスペーサーが組み込まれている。現行モデルでは、ここに黄色のポイントが彫り込み塗装されている。発売初期は、このポイントは白色だった。現在は10Bまで発売されている。
uni★star(ユニスター)
発売年不明。uniより安価だが同等の書き味が特徴。1ダースセットはプラスチックケース入りと紙ケース入りがある。
uni-Popular
廉価盤のUniで、頭部を塗り込んでいない。
No.5500-50
販売当時は製図用。暗緑色の軸。
No.2800
黒軸の普通鉛筆。
No.7700
黒軸の普通鉛筆。
No.8800
贈答用の刻銘鉛筆の素材となっていた若草色の鉛筆。
No.9000
1950年発売。No.9800と並ぶロングセラー鉛筆。
No.9800
1946年発売。トンボ鉛筆のNo.8900と共に、世界的なベストセラーで国産鉛筆のスタンダードとされる長寿商品。
No.9800EW

木材の端材などのそのままでは使えない材料を使える部分だけ切り出し、ジョイント工法でつなげて普通の長さとしたもの。無塗装(刻印のデザインはNo.9800と同じだが色は緑)で芯はNo.9800と同じ。

[編集] 消しゴム付き鉛筆

  • 3680
  • 3680
  • 9850
  • 9852
  • ECOWRITER-9950
  • COPYRITE-2000
  • 筆鉛筆(硬筆書写用鉛筆・10B芯)群馬県・埼玉県で限定発売されている。

[編集] その他の筆記具

POWER TANK
2001年発売。特殊なリフィルの採用により、上向きに書けるなどの特徴を持つ。その後廉価版も発売された。
JET STREAM
2006年発売。POWER TANK同様、滑らかな書き味、にじみが殆ど出ないで特殊なインクで、POWER TANKよりボディーを量販タイプに近づけた商品で、ヒット商品となった。2007年は「クセになる、なめらかな書き味」をキャッチコピーとし、文具業界では初めてである「Second Life」に参入するなどしている。2007年にテレビCMが放映された。
αGEL搭載タイプが存在する(取り扱い店は少ない)。2008年から多色タイプと多機能(ボール2色&シャープ)が発売されている。 POWERTANK同様にボール直径は0.7mmと1.0mm。
いくつかのグレードがあり、150円・250円(インクは黒のみ)・400円(多色)・500円(多機能・ボール0.7mmのみ)・1000円(α-gel・インクは黒のみ)がある。インクに変わりは無い。現在、世界一なめらかな油性ボールペンとして評判が高い。
SIGNO
1994年発売。滑らかに書け、にじみにくい点が特徴。同社の主力商品の1つで、その後もほぼ毎年新色や新機能を持った製品が発売されている。同シリーズのシグノビットはボール直径0.18mmで世界記録をだしている。
PURE MALT
オークの森の木を使った酒樽を再利用して作られた高級品。多機能ペン(全4種)、芯ホルダー、ボールペン(ゲルインク含む全9種)、シャープペンシル(全6種)、ネーム印がある。
BOXY(復刻版)
断面が四角いことが特徴。
uni α-gel
2003年発売。グリップ部にαGELと呼ばれる衝撃吸収素材を採用し、今までにない感触で話題を呼んだ。その後も様々なタイプが発売されている。
ALESSI PENS
ポスカ
ダーマトグラフ
PROKEY
水性マーカー。ガラスやプラスチックにも書けて、ゼブラ「マッキー」の代用品となっている。
クルトガ
2008年発売。シャープ芯が紙に触れるたびに、シャープメカについているギアが回転して芯を回るようにした、シャープペンシル。片減りなどが起きず、常に細い字を書ける。2008年5月14日のテレビ東京ワールドビジネスサテライトのコーナー「トレンドたまご」で紹介された。ターゲットは、学生や製図者と会社HPで語っている。

この他にも、シャープペンシル芯ホルダーや色鉛筆など、数々の文具品を製造している。

[編集] 関連項目

  • 弘乳舎 - 三菱鉛筆と同じく三菱グループとは無関係。「スリーダイヤ」商標を使用し「三菱サイダー」を製造。
  • 三菱タクシー - 城東交通から1960年に社名変更。三菱鉛筆・三菱サイダーと同じく三菱グループ外で三菱を名乗るが、戦後の創業と歴史は古くない。
  • トンボ鉛筆 - 三菱鉛筆と双璧の国内大手鉛筆メーカー、MONOブランドで有名。
  • ミツウロコ - 創業者田中家の家紋が、眞崎家と同じ「三鱗」(みつうろこ)だったことから命名。
  • αGEL - uni-αgelに採用されているシリコーンゲルのブランド。製造メーカーは株式会社タイカ

[編集] 脚注

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  1. ^ 三菱グループについてのQ10を参照。また、三菱鉛筆の有価証券報告書の「大株主の状況」では筆頭株主は横浜銀行みずほコーポレート銀行である。

[編集] 外部リンク

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