餃子 (ドラゴンボール)
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餃子(チャオズ)は、鳥山明原作の漫画『ドラゴンボール』および、それを原作とするアニメに登場する架空の人物。アニメでの声優は江森浩子。
初登場は、原作では其之百十三「第22回天下一武道会」、アニメでは『ドラゴンボール』第82話「あばれ怪獣イノシカチョウ」。
注意:以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 概要
少年期のクリリンと同程度の小柄な体格で、全身真っ白な体色だが頬だけ赤みがさしている。『幽幻道士』シリーズに登場するベビーキョンシーのような容姿をしている。また、頭髪が一本だけある。
よく名前を「ぎょうざ」と間違われる。元々は鶴仙人の弟子であり、天津飯とは鶴仙流の兄弟弟子。天津飯のことは「天さん」と呼び、非常に慕っている(ただし、登場当初は「天」と呼び捨てにしていた)。様々な超能力の使い手だが、一定以上の強さの相手には効かないことが多く、純粋な戦闘力はZ戦士の中では一番低い。また、頭を使うことは苦手で一桁の算数も指を使わなければ計算出来ず、左右の区別もままならない。常に宙に浮いている(舞空術によるものか念動力によるものかは不明)。非常に料理が上手く、普段天津飯の食事は全て餃子が作っている(アニメではカメハウスで亀仙人やウーロン達にも料理を振舞っていた)。
劇場版では設定が違っていて、鶴仙人の弟子ではなくミーファン帝国の皇帝陛下である。皇帝という立場から孤独な思いをしていたが、帝国を狙う鶴仙人の一味である家来の天津飯を友達だと信じ慕っている。また、黄黄(ランラン)という花嫁(人形?)がいる。また、鶴仙人の弟子である天津飯に武道指南してもらっていた。普段は「天さん」、天津飯は餃子を「陛下」と呼び、二人で会うときだけは名前で呼び合うと天津飯と約束をしている。餃子は全く武術を使うことが出来ないが、天津飯の武道指南によって心(テレパシー)で会話ができるようになっている。
名前の由来は餃子(ギョウザ)。
[編集] ストーリーへの絡み
亀仙人の亀仙流に対抗すべく、第22回天下一武道会に出場。亀仙人は、鶴仙人がかつて武泰斗の元で修行していた際の兄弟弟子であったが、その後袂を分かっていた。餃子は予選を突破し、1回戦でクリリンと戦うが敗北。敗因は前述した計算能力の無さを突かれてのものだった。その後孫悟空と天津飯の決勝戦の際、途中鶴仙人の指示により超能力で悟空の動きを封じたが、卑劣な方法を嫌う天津飯に怒鳴られ中断。大会後は、鶴仙流の教えの過ちに気付いた天津飯と共に、師匠の元を離れた。
サイヤ人編では通常の攻撃が通じないナッパに背後からしがみつき、決死の覚悟での自爆を見せた。アニメではナッパの猛攻に耐え続けるシーンが追加されている。効果は全く無かったが、「自分は死ねば2度と生き返れない」ことを分かったうえで、天津飯を気遣いながら見せた自爆シーンは、作中1番の見せ場となっている。しかし、この後、餃子の死を悲しんだ天津飯は彼の「死なないで」という遺言を無視してその後を追うかの如く、ナッパに気功砲を放ち命を落としてしまった(この後に、天津飯共々ナメック星のドラゴンボールで結局生き返っている)。
原作に限れば、餃子が戦闘に参加したのはサイヤ人編が最後(当時の戦闘力は610)となり、人造人間編以降は「戦いについていけない」と判断した天津飯によって、修行地に置いていかれることになった。魔人ブウ編でも登場はするものの、戦闘には全く参加していない。
[編集] 年表
- 正確な誕生年は不明。幼少期より鶴仙人の元に弟子入りし、鶴仙人とその弟桃白白による修行を受ける。
- エイジ753年 - 第22回天下一武道会に参加。その後、決勝戦観戦中に鶴仙流を裏切る。直後ピッコロ大魔王の世界征服を阻止するべく、亀仙人・天津飯と共にドラゴンボールを収集するが、失敗。大魔王が神龍を呼び出した際、天津飯の指示で大魔王の消滅を先に願うべく飛び出すが、その途中で見つかり、攻撃を受けて死亡。悟空と大魔王の戦いの後、ドラゴンボールで生き返る。
- エイジ756年 - 第23回天下一武道会に出場。裏切り者の始末に来た桃白白に気絶させられ、予選敗退。
- エイジ762年 - サイヤ人が襲来することを知り、天津飯やヤムチャと共に神の元で修行を行う。
- エイジ762年11月3日 - サイヤ人のベジータ・ナッパが地球に襲来。ナッパに自爆を仕掛け、死亡。以降は界王星で修行しグルドを倒すほど強力になる。
- エイジ763年9月10日 - ドラゴンボールで天津飯と共に生き返る。
- エイジ766年 - 人造人間の登場に備えて修行を開始。
- エイジ767年 - 天津飯の判断により、修行地に残される。これ以後、戦いには不参加となる。
- エイジ774年 - ブウに殺害(地球を破壊されて)され、3度目の死亡。その後再びドラゴンボールで復活。
アニメ版では悟空達に元気を送るシーンが見られた。
[編集] 技
- どどん波(-ぱ)
- 鶴仙流の代名詞と言える気孔波。人差し指に気を集め、一気に放出する。
- 超能力(ちょうのうりょく)
- 自爆(じばく)
- 文字通り相手の背中に張り付き、自爆する技。天津飯を助ける為、ナッパ相手に使用したが、犬死にに終わってしまう。アニメでは爆破する前青白いオーラが放出され超能力で押さえ付けているかのように描写され、ゲーム「超サイヤ伝説」では「サイコアタック」と命名された(自爆はせずダメージを与えるのみ)。ドラゴンボールZ Sparking!シリーズでは「さよなら天さん」で大ダメージを与えることができるが自身の体力は残り1になってしまう。
- 舞空術(ぶくうじゅつ)
- 全身の気をコントロールしながら放出することによって、空中を飛行する鶴仙流独自の技。後には殆どの戦士が体得した。
[編集] 補足
初登場時から老けておらず、容姿は殆ど変化していない(アニメでは、天津飯の回想シーンで幼少期も登場したが、やはり見た目は全く一緒であった)。
劇場作品『摩訶不思議大冒険』では、餃子が中国風の国の皇帝で、天津飯たちが付き人という設定で登場。劇場版はこの作品に限らずそういった独自の設定が多い。
担当声優の江森浩子は、「これまで演じた役で、最も気に入っているキャラクターの1人」と発言している。
身長138cm、体重33kgに設定されており、187cmの天津飯とは実に49cm差になるがそれよりも明らかに小さく描かれている。
アニメ版初期ではホテルに宿泊する際には天津飯と共にクマのぬいぐるみと寝ているシーンがあり、前記の『摩訶不思議大冒険』では悪夢を見て真夜中に付き人の天津飯を呼び出すなど、原作以上に幼いキャラクターと設定されていた様である。
ドラゴンボール131話、132話では黒い瞳が赤くなり火山の噴火を予知した。
アニメ版で界王の元で修行をしていた時に、名前の由来になった餃子を食べていた。(天津飯は天津飯、ヤムチャは飲茶(点心)を食べていた。)
アニメ版ではピッコロ大魔王に殺されるシーンは原作と若干異なっており「天さん…」と呟きながら絶命する。また、サイヤ人戦で死んだ際の天津飯の回想には『摩訶不思議大冒険』の皇帝姿の餃子の姿が描かれており、劇場版を観た事が無い視聴者にとっては謎のシーンである。
同じくアニメ版では天津飯を追ってきたランチと3人で生活をしようとするシーンも有るが、ランチに常に「タコ!」と呼ばれ、餃子はランチに敬語を使い、天津飯が不在な時にはマシンガンを乱射されるなどお世辞にも二人の仲はあまり良いとは言えない状態であった。そんな最中サイヤ人の来襲を知り戦闘に参加する事が決まると、天津飯と顔を合わせ安堵の表情を浮かべるシーンがある。
PS2用ゲーム「ドラゴンボールZ3」では天津飯に不意打ちに国語力を試されるシーンがあり、算数だけではなく国語も苦手な様である。
PS2用ゲーム「ドラゴンボールZ Sparking!」では、グルドに対し、普段のキャラクターとはかけ離れた大暴言を発するシーンが見られ、多くのファンを驚かせた。内容は「お前キモい、息も臭い、喋るな!」というものである。さらに勝利後、倒れているグルドの頭を蹴る場面もある(ちなみに敗北した場合は鼻をつまみながら「く、くさい、喋るな」と言う)。しかし初期に登場した際にはクリリンに対しそれほど大差ない暴言や嫌味が見られる。
[編集] 備考
- 死の数は計3回。原作に限定すればクリリンと共に最多タイである。
- 原作では一度も悟空と会話するシーンが無く(会話をしたのは天津飯・亀仙人・鶴仙人・クリリンの4人のみ)、加えて餃子が勝利した試合が1つも描かれていない(アニメ版ではグルドとの闘いで初勝利している)。また主要戦闘員キャラの中では唯一、悟空に対する呼称が不明である(アニメ版では悟空と呼んでいる)。
- アニメでは、上記の4人以外にも悟空をはじめヤムチャやチチ、ランチ、北銀河の界王、グレゴリー等とも会話のシーンがあり、また試合に勝利するシーンも描かれている。悟空への呼称も「悟空」と呼ぶシーンが僅かにある他、原作では全く登場のなかった人造人間編でも皆を心配する姿が登場する。
- 但しTVSP「絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス」の冒頭やZ164話に於けるトランクスが自分の未来の事を回想するシーンにおいては1人だけ説明されず死亡シーンが存在しない時もあった。
[編集] ドラゴンボールGTへの登場
究極のドラゴンボールによる地球爆発の際、超サイヤ人4の悟空に瞬間移動でツフル星へ移動するシーンで登場。天津飯と共に暮らしている様子。その姿に老いは見られなかった(原作の最終回の全員集合図では眉や口元に皺があり、天津飯同様割と老け込んだように描かれていた)。
その他最終回に一瞬だけ登場。滝での修行中に神龍を天津飯と共に眺めているシーンが一瞬だけ描かれた。このように、GTでにおいても他の天津飯・ヤムチャ・ヤジロベーなどと同じく顔見せだけであった。そのため担当声優・江森浩子が出演する事はなかった。

