『服部』(はっとり)は、日本のロックバンドであるユニコーンの3枚目のアルバム。1989年6月1日発売。発売元はCBSソニー。
1995年12月13日に「ユニコーンの逆転満塁ホームランプライスシリーズ」という廉価版として再発売、また2007年12月19日に紙ジャケット仕様で再発売されている。
[編集] 解説
- ユニコーンが独自の方向性へと進むきっかけとなったアルバムである。
- 邦楽バンドでは珍しいメンバー全員が作詞・作曲するスタイルは、このアルバムから始まった。
- 奥田は当初から「次のアルバムのタイトルを『服部』にしよう」と考えていたが、当時のスタッフの反対により実現は不可能と思われていた。しかし、この年の初めにマネージャーに就任した原田公一の柔軟な考えにより採用された[1]。
- おじいさんの顔を前面に出したジャケット写真が話題になった。クレジットには「第五区七番組副組頭 中村福太郎」と書かれており、全くの素人(鳶職人)である[2]。「服部」発売当時『夜のヒットスタジオ』にユニコーンが出演した際は「イメージボーイ」として五人と共演。この時ユニコーンの歌唱曲は「大迷惑」だったが、曲紹介を振られた中村は「ユニコーンで服部です」とNGを出し、司会の古舘伊知郎を慌てさせた。
- このおじいさんはこのアルバム発売から約15年後、阿部義晴がプロデュースしている気志團のアルバム『TOO FAST TO LIVE TOO YOUNG TO DIE』のジャケット写真に起用されている。髪は紫に染められ、リーゼント姿になっている[3]。また、気志團はライブで「服部」をカバーしたこともある。
- 初回限定盤には巾着袋が付き、現在でもかなりのプレミアが付いている。
- 本作よりCD・カセットのみの発売となったことをレコード盤を愛好する奥田は残念がっていた。
[編集] 収録曲
- ハッタリ(3分32秒)
- インスト。オーケストラによるユニコーンの楽曲のメドレー。
- (曲目:おかしな2人~ツイストで目を覚ませ~抱けないあの娘~Maybe Blue~Fallin' Night~ペーター~I'M A LOSER~パパは金持ち~君達は天使)
- ジゴロ(1分57秒)
- メンバーではなく、子供による歌唱。この子供は当時10歳であったという。
- 服部(4分29秒)
- おかしな2人(3分36秒)
- 作詞:川西幸一/作曲:奥田民生/Vocal:奥田民生
- ペーター(3分25秒)
- パパは金持ち(4分46秒)
- 次曲とつながっている。PVも存在し、「君達は天使」と2曲で1つのPVという形式である。
- 君達は天使(2分34秒)
- 作詞・作曲:堀内一史/Vocal:堀内一史、奥田民生
- プリンセス・プリンセスの奥居香とPSY・SのCHAKA(安則まみ)がコーラスで参加している。
- 逆光(4分24秒)
- 珍しく寝覚めの良い木曜日(4分20秒)
- デーゲーム(服部仕様)(4分27秒)
- シングルは『坂上二郎とユニコーン』名義で坂上二郎が歌っている。両バージョンともCHAKA(安則まみ)がスキャットで参加(クレジットには「無国籍歌唱」とクレジットされている)。
- 人生は上々だ(4分15秒)
- 作詞:川西幸一、阿部義晴/作曲:奥田民生/Vocal:阿部義晴、奥田民生
- 仮タイトルは「人生は上昇だ」。文字どおり曲が進むにつれてどんどん転調を重ねて音階が高くなっていく。
- 抱けるあの娘(5分07秒)
- 大迷惑(3分38秒)
- ユニコーンのファーストシングル曲。ちなみに、公式サイトでは「大迷惑」と「服部」はシングルバージョンでの収録と記載してあるが、実際のところこの2曲にアルバムバージョンは存在しない。
- ミルク(2分58秒)
全編曲:笹路正徳、UNICORN(「ハッタリ」のみ編曲:笹路正徳)
[編集] 脚注
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ユニコーン |
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| 関連項目 |
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