忍ペンまん丸の登場人物

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忍ペンまん丸の登場人物(にんペンまんまるのとうじょうじんぶつ)では、いがらしみきお漫画作品及びそれを原作としたアニメ『忍ペンまん丸』に登場する架空の人物の一覧。

念雅流[編集]

三流派のうちの一つ。伊賀流や甲賀流とは違い、特に決まった動物が集まっているわけではない。当主は代々「ネンガ」の名を受け継いでおり、現在は七代目。先代のネンガはオオカミであった。念雅山で暮らし、ネンガとまん丸達は民家で共に生活している。

主要キャラクター[編集]

まん丸(まんまる)
- 池澤春菜
南極近くのシシカト島出身、物語の主人公。じいやさんによって動物園から連れて来られた(動物園での名前は「デイジー」だった)、ペンギンの新米忍者。おとぼけ路線一直線で素直な良い子である。特技は動物園時代に習得した算数サッカーで、Jリーグに入るのが夢。ゾウが大好き。
寝相が極度なほどに悪い。新入りの仕事として料理をよく担当するが、その献立はメチャクチャ(しかもまずい)。
誰にでも「〜さん」と敬称をつけるなど礼儀が大変正しく、じいやさんやネンガなど、誰からも可愛がられるが、あまりに素直すぎるので世間の常識からは相当外れている。三人の中では主にボケ担当。だが、いざという時は思わぬ頭脳プレイを見せることがあり、「利口だかバカだか分からない」と評価されている。
折り紙の腕は人間顔負けで、折り紙で作った物を本物に変える「おりがみの術」を習得して以来多様な面でその腕が活躍する。
通常の念雅流忍者の使う、「静極念(せいきょくねん)」とは違って、困る・怒るといったような強い感情によって起こる「動極念(どうきょくねん)」を操る。修練の末、念雅流の奥義とされる「現神の術(げんしんのじゅつ)」をはじめ、様々な忍術を使えるようになった。これは非常に貴重な素質とされ、潜在能力は桁外れである。原作では「こまったな」、アニメでは「ボクってやっぱり、運がいい」が口癖
タヌ太郎(タヌたろう)
声 - 山口勝平
タヌキの忍者。一人称はオイラ。まん丸と同じくじいやさんに動物園から連れて来られた。口が悪く、怒りっぽい性格であるが、お人好し。基本的には鉄拳制裁のツッコミ係だがボケもやる。真美子に惚れており、原作ではドサクサに紛れて真美子の手を握ったり、「真美子、オイラの嫁になれ」と連呼したりなどしていた。
「タヌ太郎忍法」という独自の忍法を編み出すが、自分の踊りを相手に伝染させる「ハラダイコダンスの術」、手を触れずに中身の入った鍋物や石をひっくり返す「真空転の術(しんくうてんのじゅつ)」、高速で左右移動することによって落石をかわす「振動身の術」(しんどうしんのじゅつ)。相手の腕に血豆を作る「血豆の術」など、珍妙なものばかりで実戦では全く役に立った例がない。いずれもツネ次郎を相手に試した術である。
特技は「どんなものでもご飯にのせて食べれば分かる」こと。意外にも3人の中で1番料理がうまいが、包丁で指を切ったり火傷をしたりと危なっかしい。ややマザコンの気があり、多少粗暴な母を狂うほど思っている。アニメではウソをつくと鼻が赤くなるというクセがある。
ツネ次郎(ツネじろう)
声 - 関智一
キツネの忍者。基本的に温厚で真面目な性格。バラバラな性格の仲間達をまとめあげる役目を担っている。タヌ太郎とは喧嘩が絶えないが、旅の途中、山に戻ったタヌ太郎が戻ってくると信じるなど信頼関係は厚い。好き嫌いが激しい。
特技は裁縫。気療がつかえ、ちょっとした怪我なら治せるが、つかうとひどい立ちくらみがする。また、怪我をしていない者につかうと手が腫れる。極度の閉所恐怖症で、狭くて暗い場所に入るとすぐに泣き出して赤ちゃんのように指を吸い続ける。突き指などになりやすい病弱体質でもある。本人談では高齢で病弱な母からの遺伝。また、ありとあらゆる病気や怪我の中でつき指が一番嫌い。タヌ太郎とともにじいやによって動物園から連れてこられた。アニメでは「チョー△△」が口癖。
ネンネン
羅門衆・粘心の体の一部である粘土が、紫狼沙に切り落とされた後(原作では粘心が体の一部で作った偽の天容の笛)に自我を持ったもの。自分の意思で行動して本体と同様に自由に姿が変えられる。ネンガの座布団がお気に入りの昼寝スポット。
まん丸達と仲良くなり、いつも一緒に行動する事に。しかし不死身なのでまん丸と「合体動物ごっこ(合体ゾウさん)」につきあったり、タヌ太郎にイジメられたり、大変な目に合う頻度が高い。言葉が話せずジェスチャーで意思を伝えるので特にタヌ太郎には変な解釈をされがちである。
真美子に弁当を持たされてから、背に風呂敷をくくりつけている。
ネンガ様
声 - 小杉十郎太
念雅流七代目当主であるクマの忍者で、天容の笛の現所有者。ギオの実兄にして先代ネンガの弟子。そしてまん丸達の師匠。
既に80を越える老齢だが、天容の笛の力で若々しい肉体を保っている。「現神の術」や、隠された真の奥義「大念星の術(だいねんじょうのじゅつ)」を含めた全ての念雅流の術を極めた実力者。寡黙だが厳しさと優しさを備えてまん丸達にも心から信頼されている。しかし、密かに人形遊びやブランコ、ダム作り、川沿いの砂地での砂遊びといった子供っぽい遊びを行う、電話嫌いで携帯電話アンテナをつかんで上下逆のまま使って話したり、横に持って揺すったりする、かわいいと思ったものには無条件でニコニコとついて行くなど、高齢の割に性格はやや幼稚でお茶目な面がある。おそらくこれは長年厳しい修練を積んだ反動によるものと思われる。
迎えた弟子に名前を付けるのはネンガの役割だが、分かりやすいという理由から、完全に第一印象のみで命名する。
普段は閉じている目は、本気を出すときにだけ開く。アニメでは、衣装の色が違う。
子供はお菓子を与えるのが一番喜ぶと本気で思っていて、常につぶつぶポッキーのような菓子を持ち歩いている。
先代ネンガ(せんだいネンガ)
ネンガの師匠で、紫浪沙の父でもある。紫浪沙曰く「ネンガとギオを後継者とした後身を引いたが、すでに死んだも同然の肉体で生きている」ようである。

とろまぬけ軍団/ドベ軍団[編集]

念雅流の予備忍。年に一度行われる昇忍試験に受かれば公式に念雅流の忍者になれる。タヌ太郎談「とろい+のろま+まぬけ」で「とろまぬけ軍団」との事だが、アニメではPTAからの風当たりを避けてか「ドベ軍団」に変更されている。また、アニメ版では旅編で登場した一部のサブキャラ達が、勝手にドベ軍団に加わっている描写があった。

とり郎(とりろう)
声 - 小桜エツ子
トリの忍者。男の子っぽい名前だが、れっきとした女の子である(名付け親は、もちろんネンガ)。軍団では唯一の常識人で、しっかり者。
突風を起こして相手を吹き飛ばす「突風の術」が得意技だが、その反動で自分も空の彼方まで吹き飛んでしまう。その際に「役立たずのお姉さんでゴメンね〜」と謝りながら飛んでいくなど、やや自虐的な面がある。
自ら育てた樹木忍群「木」という部下を持つ。とり郎の掛け声で一斉にイガ栗を落とすという技をもつが、基本的にはただの木なので、敵が近くを通らない限り術が命中しない上に、年に一回しか技を出せない。
モン郎(モンろう)
声 - 長沢直美
モグラの忍者。元は甲賀のパシリだったらしいが、タヌ太郎とツネ次郎にどつかれて念雅流の予備忍になる。いつもへらへらとしていて、自分の考えというものがないので、簡単に他人の意見に従ってしまう。
スパイなだけに情報通。
珍しいものが大好きで、「何かくれる?」が口癖。この世に1つしか無いものでさえあれば、何でももらってしまう。ペンギンのワキ毛やタヌ太郎の鼻クソ左右ワンセットなど、「これは珍しい」と言われたものなら何でも喜ぶ。右手に大きな鉄の爪をつけているが、タヌ太郎に取られてしまったことがある。
亥助(いすけ)
声 - 巻島直樹
イノシシの忍者。自称物知りで、「オレは世界を見てきた」が口癖。なぜかいつも木に縄で縛られているが、本人談「縛られている方が力が出る」らしい。
変郎(へんろう)
いつものハリボテを着けていて、一言も喋らないので正体は一切不明。
とても珍しいものが好きらしく、モン郎とはなにかとウマが合う。
くじ郎(くじろう)
声 - 緒方賢一
湖に住むハリネズミの忍者。湖に封じた魔物を見張っている。:全身から紙のくじでできた針が生えていて、引いたくじの色によって使える術が決まるが一つを除いてほぼ役に立たない。
  • 青→雲がおいしそうなお菓子の形になる。子供を喜ばすための術。
  • 黄→部下の針造が生まれる。ただし、3か月かけて育てないと、役に立たない。(アニメ:黄は出ない)
  • 赤→これを引いた相手を赤面させる。
  • 紫→自分の頭に紫色の花を咲かせて相手を動揺させる。(アニメ:自分の頭に紫色の花を咲かせて相手を感動させる術)
  • 黒→地震を起こす術。しかし、震度2の弱震。(アニメ:落雷を召還して氷を割る術)
  • 白→このくじに触った相手を凍り漬けにする。これが唯一まともな術である。
アニメでは勇気と気力を振り絞って紙くじに頼らず術を使った。
昇忍試験に落ちた時に貰える残念賞のボールペンを(アニメ:2本)持っている。寂しい夜はボールペンをカチカチしながら眠るという。
苔助(こけすけ)
アニメにしか出てこない全体が苔まみれの巨大な生き物。顔のどこかがブタに似ている事からブタだと思われるが、とくに鳴き声がブタとは思えない。言葉は喋る事は無く、鳴き声のみ。性格は大人しい。
馬吉(うきち)
忍者かどうかは不明。「天気馬」と呼ばれ尻にヘビが噛み付いていて、1匹なら曇り、2匹なら雨らしい。
天気の話をするとどこからともなくやってきて、そのまま崖から落ちていく。しかし、崖下に生えているどんな怪我でも治す「ネズミ草」を食べることで毎度毎度生還している。

甲賀流[編集]

三流派のうちの一つでサルの忍者集団。ほとんどの忍者は桃色の装束を着ている。現在の頭領は白老。念雅山の東にある「甲賀の山」の中に散在する岩屋に住んでいる。

白老(はくろう)
声 - 加藤精三
甲賀流頭領。関西弁で話す。何かとつけてくだらない小噺を話したがるが、秘められた意味は深い。黒龍斎に実の息子を殺された過去があって、まさに犬猿の仲となる。それにつけ天容の笛をはじめとした様々なことでずっと争っているが、笛自体が目的ではないようであり、中盤以降は災いの元として破壊しようとする。
まん丸と触れ合ううちに影響を受けて情に目覚めていく。ガン吉との会話中でもよく「あいつ(まん丸)はカワイイ」と言っていて、まん丸を気に入っている様子だが、あまり表には出さない。終盤近くで和解する。
アニメ版では、改造したボロットで作られたマズイ鯛焼きを食べて「こんなもん食えるかー!」とちゃぶ台を出してきてひっくり返すなど、『巨人の星』の星一徹のような事をした。なおこれは、声優の加藤が一徹役をやっていた事にちなんだ、ムトウユージ演出回でのパロディ。ムトウは楽屋落ちやパロディを多用する人物として知られる。
ガン吉(ガンきち)
声 - 高木渉
スパイ役の甲賀流忍者。卑怯な手段を好んでそれを誇りに思うほどの外道であったが、念雅山に来ているうちに、白老と同様にまん丸に影響を受けてしまって、お節介さを表していく。
漫画版終盤にて白老のもう一人の息子だと判明。伊賀に命を狙われる恐れがあると白老が判断したのでずっと秘密にしていた。白老が父であると知って直後から、取って付けたように「お父様」と呼ぶようになった。アニメではスパイ役の伊賀流忍者、ドタ八とは仲が悪いものの、なぜか行動を共にすることが多い。
二面猿(にめんざる)
声 - 柳原みわ
甲賀流忍者の一人でお爺さんと子どもの2つの顔を持つ猿。フタを開けたものを吸い込む瓢箪を持っていて、桃助を吸い取った。
メンダヌキ
甲賀流忍者の一人。真っ白い仮面をかぶっていて、そこに人物の顔を描く事で本物そっくりに化ける力を持つ。
助猿(すけざる)
甲賀流忍者の一人。あやつり蝶という顔に取り付いた者をあやつれる蝶をあやつっている。
まとまり
甲賀流忍者の一人。吸ってくしゃみをすると顔のパーツが真ん中にまとまる不思議な粉を持っている。ひろがりとは兄弟の関係。
ひろがり
甲賀流忍者の一人。吸ってくしゃみをすると顔もパーツが離れる不思議な粉を持っている。まとまりとは兄弟の関係。
うさぎとび次郎(うさぎとびじろう)
米のような外見をした小さな偵察用生物。伊賀のはえずり太郎に対抗して作られた。名前の通り、常にうさぎ跳びで移動する。もともと100匹もの数がいたが、スズメに食べられて数が減ってしまったようである。

伊賀流[編集]

三流派のうちの一つでイヌの忍者集団。紺色の装束を着ている。現在の頭領は黒龍斎。念雅山の西にある「伊賀の山」に、大きな屋敷を陣取って暮らす。

黒龍斎(こくりゅうさい)
声 - 藤本譲
伊賀流頭領で1400もの忍法が操れる実力者。ネンガや白老に比べ血の気が多い。普段は子供好きな性格だが狂犬病の発作が起こると性格が豹変する。文字通り甲賀流とは犬猿の仲で、かつての戦いで白老の息子を殺してその報復として妻を殺された過去がある。怒ると見境が付かなくなり、原作では屋敷をまん丸達に破壊された報復として、もも助の作った強力なミサイルを使って伊賀の山と念雅山を破壊しようとした。
天容の笛を執拗に狙って一度手に入れたが、取り返そうとしたまん丸達を天に落とそうと笛を吹き、逆に自分が天に向かって落ちてしまう。その後しばらく治療法が見つかるまでは、重石を腰から下げて生活せざるを得なかった。原作では伊賀に伝わる呪文で元に戻るが、元に戻ってからも懲りる事無く笛を狙い続け、じいやさんの金を使って用心棒を雇うなど様々な手を使う。アニメではまん丸の計らいにより再び天容の笛を吹かせてもらい、元に戻る事ができた。
一の坊(いちのぼう)
声 - 龍田直樹
伊賀流忍術師範のチワワ。身長はかなり小さい。目が大きく、くりくりしている。頭はお世辞にもいいとは言えないが黒龍斎の参謀的な存在である。
自ら動くことは少ないが、時に「分裂の術」を駆使して黒龍斎に仕える。ただし分裂なので極端に小さくなる。
桃助(ももすけ)
声 - 金丸淳一
黒龍斎の息子で、母親似のダックスフント
ハワイで修行をしたことがあるのでやや英語交じりで喋りが軽い。派手好きの性格で、術も派手。アニメでは「ヘロービューティホー」のセリフと共に登場する。まん丸をよくライバル視しているが、勝負を挑んではいつも負けっぱなしである。ハイテク好きで、原作後半ではインターネットを使って製法を入手した強力なミサイルを作り黒龍斎に提供したがネンガ達に破壊された。拾い食いがやめられない。
ドタ八(ドタはち)
声 - 千葉一伸
スパイ役の伊賀流忍者。自称「影のドタ八」。命令に忠実だがのんびりとした性格。都合が悪くなると、ハードコアズーズー弁になる(=かなり訛った津軽弁になる)。いろいろな術を持っているが、得意の術で自分が火傷してしまうなど失敗が多い。「入手した情報を、生きて報告する必要がある」ため、術後はすぐに逃げてしまう。
「お手」といわれると体が反応してしまうことから、昔は飼い犬だったことがうかがえる。アニメではスパイ役の甲賀流忍者、ガン吉とは仲が悪いものの、なぜか行動を共にすることが多い。
ボーボー丸
声 - 川鍋雅樹
伊賀流忍者の一人。主に門番をしているが、黒龍斎の側近も務めているようである。
いちいち大きな声で「ワン」と返事をするせいでよく黒龍斎に怒られている。
みの助
声 - 室園丈裕
伊賀流忍者の一人。サングラスをかけている。よくボーボー丸と一緒にいる。
馬風丸(ばふうまる)
伊賀忍者一人。草があやつれて、まん丸たちを苦しめる。しかしネンガにとらえられて命乞いをする。
長い毛に隠された目はつぶらでとてもかわいく、命乞いをされたネンガはつい許してしまった。その後どこかに逃亡した。
はえずり太郎(はえずりたろう)
伊賀が偵察用に作った、一つ目の小さな生物群。その名の通り這いずって動き回るが、入手した情報もきちんと伊賀に伝えるなど行動力は高い。生命力も強く、子供を作るのがかなり早い。

用心棒[編集]

天容の笛を奪うため、伊賀に雇われた用心棒達。

ギネン
恐ろしい形相をしているが顔に似合わず冗談をする。相手の言葉を何を言っているのかわからなくさせる「言葉痺れの術」や、口から衝撃波を吐く「大音声の術」を習得している。
配屋(くばりや)
あらゆるものを配ってそれを受け取るといかにくだらない物でも受け取った者は喜んでしまうという術を使う。ネンガに爆弾を配ろうとしたが、背後に現れたチョップマンにチョップされて爆発し、失敗。
火留導士(ひるどうし)
ヒルを唇に取り付かせて、取り付枯れた者全員が向かい合った瞬間に火を噴かせる「火唇の術(かしんのじゅつ)」を使う。
蟻王(ありおう)
踏むと爆発する蟻を操り、タヌ太郎とツネ次郎、まん丸を吹き飛ばすが、蟻が雨で溺れて逃走。

その他[編集]

紫狼沙(しろうさ)
声 - 中原茂
山の中でどの流派にも属さない、クールな一匹オオカミの忍者。風を操る忍術「狼風戯(ろうふうぎ)」を得意とする。ネンガとは永遠のライバルで、彼の幼稚な趣味を知っている数少ない人物。まん丸からはたまに「白ウサさん」と呼ばれる。乱子に一方的に惚れられて成り行きで弟子として迎え入れることになる。
彼自身、その正体はネンガの師匠の六代目ネンガ(先代)の息子である。父に過酷な運命を強いる天容の笛を壊すために山へとやってきた(原作での設定)。
アニメの最終回では最終決戦の際、ギオの術で刺されそうになったまん丸をかばって、1度死んでしまう。だが、天容の笛とまん丸の強い願いによって蘇生する。
原作でもアニメでも、まん丸やネンガを助けるなどして、かなりおいしいポジションに位置している。
乱子(らんこ)
声 - かないみか
紫狼沙に惚れて、一方的に追いかけるウサギのくノ一。あまりの強引さに紫狼沙も折れたのか、いつの間にか正式に弟子となった。勝気でお転婆であるが、きれい好きという女の子らしいところがあって面倒見の良い性格。足が大きいのがコンプレックス。ものすごく速いスピードで走れるが、ブレーキが効かないのが欠点。アクロバットな技をいちいちみんなの前で披露してタヌ太郎にとってはイライラする原因となっている。
まん丸からは最初「へノ一の乱子ちゃん」と間違えられて呼ばれてそれをタヌ太郎が面白がってそのまま使われるようになってしまった。アニメ最終回のエンディングでは、紫狼沙にお弁当を作ってもっていくなど、なかなか良い感じである。
元々はアニメオリジナルのキャラクターだったが、人気が出たためか原作にも後半から登場するようになった。
タヌ太郎の母
声 - 青木和代
ふたこぶ山という山に住んでいる。「悪い事すればごっつんこ、いい事すればニコニコ顔」する肝っ玉母ちゃん。川に来てはダイピングボディプレスするのが健康法らしい。アニメでは家に帰って来るなり、タヌ太郎に愛のヘッドロックや愛のコブラツイストを炸裂させるなどボディーランゲージが激しい。
白目(しろめ)
声 - 千葉繁
本名は貞良(さだよし)。自称「天下無敵不死身のヒーロー」。本人曰く「毎日毎日親や先生にああしろこうしろ言われて自分の自由など無くなったと思い、人間の子供をやめて無敵のヒーローとして生きることを決意した。」
百円コインで動くパンダの遊具に乗っている。
その名の通り目が白く、どこかウルトラマンに似ている。原作では結局いつまでたっても昼食を食べないことにいらついた母親に連れていかれた。
ラッピ
声 - 石野竜三
貼り紙の指名手配犯を追う賞金稼ぎのウサギ。高額をつけられたまん丸を襲う。父から賞金として与えられる「一億円札」というとんでもない偽札を本物と思っていた。アニメでは乱子と知り合いのようである。
ゼミン様
精霊達の森の祠に祀られたの守り神。願いを叶える力を持つ。ギオによって化石にされてしまった。
ドサクくん
声 - 坂本千夏
腰ミノをつけている。アクションを起こすとドサクサにまぎれ登場する。
ハニぞう・ハニすけ
ハニワのような双子の精霊。誰かを罵ることで登場し、一緒になって罵る。
シュゴン
行き詰まりの精。苦難の表情で腕組みをしている。考えや行動が行き詰まると登場する。
ツナミン
もらい泣きの精霊。もらい泣きすると登場する津波。
後ろ髪の精
ふんぎりがつかないまま後ろ髪を引かれるようにしていると登場する巨大な手。

人間達[編集]

じいやさん
声 - 長島雄一
姓は「松平」本名「じいや」。動物達が忍者として暮らす山々の地主で、動物たちの生活資金も提供している。ネンガとは幼馴染。まん丸を山に連れてきたのは山のアイドルにすることで争いを収めようと考えての事だった。
まん丸を溺愛しており、思い高ぶって顔が気持ち悪いくらいリアルになることがある。また、様々なものを発明するがあまり役に立たない。
山の動物たちを忍者に仕立てたのはじいやの先祖であり、また以前の戦いを仲裁したのはじいやであった。だが、再び闘いを始めた伊賀と甲賀に対して「金返せええ!!」と叫んだ事から、どんな手段で仲裁したのかは若干あやしい一面もある。
原作ではまん丸から「じいやさん」、アニメでは「おじいちゃん」と呼ばれていた。
真美子(まみこ)
声 - 内川藍維
じいやさんの孫娘。料理が得意。タヌ太郎に惚れられている。原作でのネンネンの名づけ親。原作ではあまり登場せず台詞も少ないが、アニメでは白老を説得するなど、原作よりも結構活躍している。
ミスターボロット
声 - 松尾銀三
じいやさんが発明した遠隔操作型ロボットユーモアを持たせるために体にボロボロの模様が書かれている。元々はまん丸のボディガードとして制作したもので、腹部にまん丸が隠れられるハッチを内蔵している。
様々な仕掛けが施されているがあまり役に立たない。操作はビデオのリモコンで行ない、ボタンを押すたびに何かを叫ぶ。「もなか」「冷やし中華」「かにチャーハン」「イモの天ぷら」「串かつ」など。大抵はじいやさんの好きな食べ物が多い。ボロット自身が傾くとセンサーが作動して「たすけてぇえ」という情けない声が響き渡る。
後に改良を施されてロケット噴射でぶっ飛んでいくナップザック、また次は全自動ですぐにできるが、吐いてしまうほどマズイタイヤキ機、最終的にはロケットにされてしまった。しかしどんなに改良されても「たすけてぇえ」だけは残り続けた。
アニメではボロットの後身の「ボロット2号」が登場し、じいやさんの好きな女の子の名前を叫ぶ。また頭頂部にビデオカメラを装備しており、セキュリティシステムとしてはそれなりに役に立った。何故か黒龍斎に気に入られ、番組最後のおまけシーンで一緒にダンスをしたこともある。またパオパオランド建設時には「ボロットV3」(ボロットブイスリャー)が登場し、「名古屋味噌煮込みうどん」などご当地名物の名前を叫びながら、建築材料の算出などで活躍した。
亀山サトル(かめやまサトル)
声 - 桜井敏治
まん丸が動物園にいた時の飼育員。カメに似た顔を持つ。通称「サトルさん」
心優しい性格で、まん丸もよく懐いている。彼が「はぁあぁい!」とイワシを投げるとどんな動物でも口でキャッチしたくなる。
チョップマン
じいやさんの新兵器。人の手のひらをちょうどチョップする形にしたものに、脚が生えている。挨拶のつもりでお辞儀、謝罪のつもりでお辞儀、そのつどチョップされてしまうというもの。

ギオと羅門衆[編集]

ギオや粘心が粘土から作り出した忍者集団。粘土で不老不死。彼らの命令でまん丸たちの前に立ちはだかるが、世界観上ボケた者が多い。

ギオ
声 - 堀之紀
ネンガの弟にして、同じく念雅流の後継者。そして羅門衆の頭領でもある。普段は羅門城で暮らす。城自体のほとんども粘土で出来ている。
後継者になった時にはネンガと戦い勝利したが、その時ネンガが本気を出していなかったことでプライドを傷つけられ、山を離れる。アニメでは禁忌の力を駆使した術を使ってネンガに挑んだが、ネンガの術によって封印される。
原作では、天容の笛から長い間離れた際に老化が始まって、これを解決するために天容の笛を奪おうとする。アニメでは、禁忌の力「暗黒意念」に手を出した報い(副作用)によるものとなっている。また、アニメと原作では目的が多少異なっている。
最終的には、ネンガが使用した大念星の術に笛ごと吸い込まれそうになって、最後の手段で天容の笛を吹いて大念星の術ごと全てを天に落とそうと試みるも、天容の笛に後継者としての印を消されて、ネンガに助けを求めながら自らが天に落ちて行くという悲劇的な最期を迎えた。アニメ最終回では天容の笛に見限られて、粘心や羅門城と共に崩れ堕ちていった。
粘心(ねんしん)
声 - 中嶋聡彦
粘土に命を吹き込む能力をギオによって与えられた羅門衆の参謀。全身が粘土で出来ていて、自在に姿を変える事が出来る。天容の笛を奪う際、紫狼沙に身体の一部を切り落とされて、それが自我を持ってネンネンとなった。原作では、まん丸の現神の術で空気を固めた岩に閉じ込められ動けなくされ、まん丸達によって誰も近寄らない所に安置され、その後も安置されたままになっていると思われる。割とユーモアがある性格なのでまん丸とは結構ウマが合う時もある。
ピエーロ
声 - 小野健一
アニメオリジナルキャラクターで、英語交じりの大阪弁を喋る。本名は「ミスター・マリオネット・オスカール13世・ロバート・デ・ピエーロ」。変郎を操り、天容の笛を手に入れるという作戦に出たが、紫郎沙により阻止される。巨大化したときの性格は巨大化する前よりも少し荒々しくなっている。テレビ絵本にも登場した。
コマル
アニメオリジナルキャラクターで、粘心の命により念雅流を滅ぼし、天容の笛を奪い取るという目的で念雅山に現れた。だが、ひょんな事からガン吉と出会い、ガン吉のペットとなる。歯ぎしりでおとなしくなる。
白老の怒る事ばかりしその中で粘心の術で成長し、暴れ回った事からガン吉はまん丸たちに預けるが、コマルは粘心の術でまた成長し、まん丸たちを襲うがガン吉がかけつけ、その衝動は止まった、と思いきや粘心の術で育ての親であるガン吉とまん丸たちを襲い抹殺しようとするが、ガン吉とまん丸たちの歯ぎしりでその衝動は止まり、再びガン吉のペットになった。だが、二度目に登場したのは最終回のみであった。
手下第一号(てしただいいちごう)
その名の通り粘心の手下で、羅門衆の中で一番かわいいが一人称が「わし」見た目は相当メルヘンである。手から巨大な火の玉を放つ。わざと、落ちたふりをしてケガしたと思わせて、殺そうとしたがツネ次郎の気療によってケガしていないことがばれた。
アップルン
声 - 渕崎ゆり子
羅門衆の一人で、巨大なリンゴの姿をしている。女の子だが、本名は血煙林五郎(ちけむり りんごろう)。リンゴらしく食べられたいと思っているが、粘土なので非常に不味い。
アニメ版ではギオの支配から解放されたが、どちらでもまん丸は腹を壊したようである。
ヌーマ
粘心の直々の手下。ネンネンを大きくしたような外見である。1度目は沼に、2度目は地面になってまん丸達を呑みこんだ。内側からのまん丸達の「合体手印念・意念トルネードマキシマムスペシャル(がったいしゅいんねん・いねんトルネードマキシマムスペシャル)」を食らい、空けられた穴に木の枝を刺されてその場に固定され、敗退。
喜怒哀楽(きどあいらく)
声 - 喜・置鮎龍太郎、怒・宇垣秀成、楽・一条和矢
羅門衆の一人。火の玉のような四人組の刺客。合体することで巨大な火の玉になる。アニメ版では「現神の術」と暗黒意念で作られた鬼火という設定で、憑いた相手を「喜・怒・哀・楽」の感情に取り憑かせるという「忍法・鬼火操りの術」を使用した。
ビリ助(ビリすけ)
羅門城の番兵。高圧電流を帯びた丸い生物で、城を取り囲む草むらにばら撒かれている。
モジー
声 - 茶風林
文字に書いたことが本当におきるモジモジの術を使う羅門衆。まん丸が何でも拾う癖を利用して象の人形に文字を書いて術を使っていた。ガラス瓶に石を入れてカチャカチャする音が苦手。
センタク丸(センタクまる)
声 - 島香裕
水中に潜んでいている洗濯機を模した羅門衆。普段は水中にひそんでおり、渦に取り込む事んだ者の心を入れ替える。ただ実際は本当にただの洗濯機らしい。
土喰いのモウラ
声 - 広瀬裕
羅門衆が念雅山に直接送り込んだ刺客。土を食べて尖った岩を吐き出す力を持つ。モグラのように土の中を移動する。
滝の傍の地中に潜んでネンガを待ち伏せしたが、同じくネンガを狙って仕掛けられたガン吉の爆弾を踏んでしまい、自滅。
剣鳥
粘心の部下で、尻尾を鋭いに変えることができる。性格は基本的に大胆で、冷酷だがどこか抜けている。体は大きくのようにがあって、速く飛べる。感染したあらゆる者が24時間以内に死滅する病原菌のサルモネル菌をばらまいて、ネンガたちを殺そうとしたが、まん丸のおり紙の術によって生まれた「かわいいちゃん」に念雅山の病原菌を全て食われ失敗。そのまま帰還し以後登場していない。なおサルモネル菌はサルに限り一生眠り続けるという効果がある。
足丸
粘心が作った、拘束用の足だけの生き物。ズボンを履く感覚で対象にはまって目的地へ運ぶ。
四面モアイ(しめんモアイ)
粘心が作った、羅門城の牢屋代わりの生物。顔が4つあって、4人を口にくわえて捕らえられる。下手にもがくと逆に吸い込まれていくというタイプの悪い機能を持つ。実は口の中をくすぐることで脱出可能だが、逃げると「くおおおおおん」という鳴き声のような警報を発生させる。
見張り
羅門城の四面モアイの見張り。半透明で見難くアヒルのような姿をしているのでまん丸に「みにくいアヒルの子」と言われた。
つねられて泣くなど異様なほど弱い。
ゴムオ
粘心が一年かけて作り上げた羅門衆最強にして、最後の刺客。普段はまん丸よりも小さい体だが、風船のように空気を取り入れて自在に巨大化する効果を持つ。しかしその反面、巨大化すればするほど、皮が薄くなるという弱点がある。

ギオが作った生物[編集]

ギオが追っ手をからかうために「現神の術」によって遊び半分で生み出した生き物。アニメ版では旅の最中ではなく念雅山付近で出会うため、そのような設定は出てこなかった。

湖の怪物
くじ朗によって湖に閉じ込められていた水から作られたクジラのような怪物。
まる君・さんか君
声 - まる君・水原リン、さんか君・渡辺久美子
おにぎりをモチーフにした兄弟。日々「どっちが兄になるか」で対立していた。実力はまる君の方が強いが、最終的には精神的に強いさんか君が兄となり復縁した。自分たちの創造主ギオを憎むなど作品史上一・二を争うシリアスなキャラである。
逃走する少女(とうそうするしょうじょ)
声 - 百々麻子
廃坑のガラクタから作られた少女。走るのがとても速く、廃坑の中をひとりで走り続けている。彼女を捕まえると、1つだけ願いがかなえられる。
はりがね君
声 - 津久井教生
その名の通り、針金でできた棒人間。針金と同じアルミニウム製品を主食として一円玉を稼ぐために全てのアトラクションが針金で一円絡みのシュールな遊園地、「はりがねランド」を作っている。
アニメ版では、独りぼっちによる寂しさから、はりがねランドを作り上げて入ってきた者を楽しませようとした。事情を聞いたまん丸に「おりがみの術」でトモダチのはりがねちゃん(声優:岩井由希子)を作ってもらう。
本犬(ほんけん)
本に犬の体がくっついた生き物。天容の刀の刺さった岩山のある荒野にいて、天容の刀を抜こうとして失敗したものを本の中に閉じ込めてしまう能力を持つ。天容の刀を抜く事が出来れば閉じ込められた人は解放される。
天容の刀
岩山に刺さった刀。ギオが作った生き物で抜くと大いなる力が授けられると頭に語りかけてくる。刀を抜いたことでまん丸はおりがみの術を使えるようになる。
貼り紙
前を通った者を指名手配し、賞金首にする貼り紙。金額はその動物によって違い、カブトムシが75万円、カマキリは3700円。ツネ次郎は7300円、タヌ太郎は3円、まん丸は1億円であった。この貼り紙自体には何の害もない。
ケン朗(ケンろう)
声 - 松本保典
剣玉から作られた生き物。剣玉を成功させるたびにやった人が欲しかったものなどを出現させる。しかし失敗すると嫌なものを出現させてしまう。難易度の高いものを成功させるほど良いものが出現する。夜だけの遊びであるので朝になると良いものも嫌なものも全てが元通りになっていた。
無念トリオ
大・中・小の無気力な顔の書かれた岩。崖崩れに紛れて相手の頭の上に取り付いて、小は一日、中は三日、大は一年間無気力にさせる。
ダンゴムシのような形をしていて、岩山の頂上の岩の下に多量に生息している。転がるとどんどん大きくなる性質を持っていて、風で坂道に落ちてまん丸たちの後ろを巨大化しながら転がった。

シシカト島[編集]

南極にある、まん丸の生まれ故郷。とてものどかな島で、まん丸曰く「すごく広い島」。

まん丸のおとうさん
声 - 若本規夫
風変わりな冒険家。色々なことに挑戦しており、「おとうさん拳法」という独自の拳法を編みだしたことも。ただし、ほとんどが逃げるだけ。攻撃技は「マスターブラストハイパンチ」「ローリングサンダースピンキック」の2つだけあるが、思いっきり飛び跳ねなければならず、落ちるときはとても痛い。心配しすぎるとあちこちをうろうろし始め、誰かにぶつかってしまう。
まん丸のおかあさん
声 - 紗ゆり
まん丸の旅を認めてくれた、心の広いお母さん。何でも普通が一番だと思っている。まん丸曰く「普通のお母さん」だが、まん丸のようにどこか抜けている。
ピピン
声 - 西村ちなみ
まん丸のガールフレンド。しっかり者だが、やはり変わった女の子。毎日別の場所に住む祖父母の所へ遊びに行ってあげている。ちなみにまん丸より相撲が強い。アニメではかけっこも強い。
ケビン
まん丸の友達である。ハサミで相手を強く挟むことによって、自分の気持ちを表す。後に、恋人ができて、まん丸と彼のお父さんに紹介する。