国鉄713系電車
| 国鉄713系電車 | |
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「サンシャイン」化改造後の713系
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| 編成 | 2両編成4本(8両) |
| 営業最高速度 | 100 km/h |
| 設計最高速度 | 100 km/h |
| 軌間 | 1,067(狭軌) mm |
| 電気方式 | 交流20,000V 60Hz (架空電車線方式) |
| 主電動機 | 直巻整流子電動機 MT61形 150Kw |
| 歯車比 | 6.07 |
| 制御装置 | サイリスタ位相制御 |
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この表について
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713系電車(713けいでんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が設計・製作した交流近郊形電車。
交流電化された地方幹線における普通列車の電車化の促進のために1983年(昭和58年)に製作された。交流電車としては3系列目の車両である。
目次 |
[編集] 概要・構造
当時の電化路線であった長崎本線での機関車牽引の普通列車を1984年2月1日ダイヤ改正で電車化する際に製作された、九州初の交流専用電車である。この電車化は基本的に581・583系の余剰車両を近郊形に改造した715系で賄うが、それだけでは不足するため、試作車(900番台)4編成8両が新製され、南福岡電車区(現・南福岡車両区)に配置された。
車体構造は417系を踏襲し、両開き扉が片側2か所配置され、車内の座席はセミクロスシートとなっている。車内のカラースキームは同時期の201系などに沿った暖色系で、クロスシート座席の枠はこげ茶色である。制御方式はサイリスタ位相制御で国鉄電車としては初の交流回生ブレーキを採用している。九州島内専用のため、周波数は60Hzのみに対応している。主電動機は新開発のMT61形を初めて採用したが、歯車比は6.07と大きく取られ、そのため最高速度は100km/hとされている。床下機器の搭載スペースが増大したため、電動台車は片押し制輪子のDT21Dを装着している。制御電動車クモハ713形と制御付随車クハ712形がペアを組むMT比1M1Tのユニットで製作されたが、711系に準じ1M2Tでの運用も可能な設計とされた。塗装もクリーム色1号に緑色14号帯の新塗装が採用されている。
しかし、国鉄の財政悪化により、車両製造コストが強く抑えられるようになり、急行形電車の車体載せ替え(717系)および近郊形化改造により必要両数を賄う方針に転換した。このため、本系列は結果的に上記の試作車が4編成8両が製造されたのみで、量産されることなく終わった。
713系で採用された技術はJR移行後に登場した783系、811系、787系や阿武隈急行8100系にも活かされた。
717系や475系、457系とは当初連結を考えていなかったが、4編成8両という小世帯ゆえに故障時を考慮し、ブレーキシステムの読み換え装置が取り付けられた。そして実際に1997年に、475系との連結のテストを行っている。
[編集] JR発足後の動きと現況
九州旅客鉄道(JR九州)発足後、白地に青帯の「九州色」に変更され、国鉄時代と同様に長崎本線・佐世保線で使用されていたが、1996年に宮崎空港線が開業する際、同線のシャトル列車として使用されることになったため、同年3月16日のダイヤ改正で全車が鹿児島運転所(現・鹿児島車両センター:鹿カコ→本カコ→鹿カコ)に転属した。編成番号はLK901 - 904となった。
その後、同年7月18日の宮崎空港線開業までに全車とも外部塗装を赤基調の塗色に変更し、出入台間の座席を485系廃車発生品の回転リクライニングシートに取替える改造が施され、「サンシャイン」の愛称名が付けられた。この際、座席背面に設置されていたテーブルも存置されている。また、ロングシート部分はバケットタイプで、一人分ずつ独立したヘッドレストを設置し、ロングシートでの長時間移動においても居住性の向上が図られている。
2003年に車内収受式ワンマン運転対応化改造が行われ、ドアチャイムも設置された。2008年現在、日豊本線(延岡 - 西都城間)・宮崎空港線で使用されている。鹿児島総合車両所への転属以降817系が配置された2004年3月のダイヤ改正までは、同車両所入出庫も兼ねて宮崎 - 西鹿児島(現・鹿児島中央)間を営業運転で走行していたが、2008年現在は検査時の回送のみで、ほとんど宮崎地区常駐である。
2009年に一部編成で主制御機器の換装を伴う改造が行われている。改造を終えた編成は新しく0番台を名乗るようになった。LK903・904の2本が工事を完了しており、編成番号もLK3・4に変更されている[1]。2010年3月にもLK902がLK2に改番された。
[編集] 脚注
- ^ 「713系0番台,2編成目が登場」 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2009年4月29日
[編集] 関連項目
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