ムーンウォーク
ムーンウォーク(moonwalk)は、足を交互に滑らし、前に歩いているように見せながら後ろに滑るストリートダンスの技法である。別称、バックスライド。
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[編集] 概要
ミュージシャンのマイケル・ジャクソンがライブなどで使用し、全世界で話題となった。
元来、ムーンウォークと呼ばれる技法は、字義のごとく宇宙飛行士が月面を歩くようにゆっくりとしたモーションでの歩行のことを指していた。
足を交互に滑らし、前に歩いているように見せながら後ろに滑る技法は、ストリートダンスやブレイクダンスのジャンルであるポッピングで用いられており、バックスライド(back slide)と呼ばれていた。
初めてバックスライドをテレビで披露したのはシャラマーのシンガー兼ダンサーであるジェフリー・ダニエルである[1]。
バックスライドをムーンウォークと名づけたのは、マイケル・ジャクソンであり[1]、これが有名になったことで、バックスライド=ムーンウォークという呼称が広まった。マイケルはジェフリーに1000ドル払いバックスライドを教わり、5分でマスターしたというエピソードがある[2]。ジェフリー・ダニエルのダンスは、マイケルに大いなる影響を与え、後に多くの楽曲のPVやツアーにおいて競演している。
マイケル・ジャクソンが初めてムーンウォークを披露したのは、1983年5月のモータウン25周年コンサート(Motown 25: Yesterday, Today, Forever)での、ビリー・ジーンの間奏においてである。後期に、バックスライドだけではなく、横に進むバージョン、その場で回転するバージョンへと進化していった。
革靴など、靴底が滑る靴だとやりやすい。ノンスリップシューズなどで踊るのは困難である。
中南米に生息しているキモモマイコドリのオスは、木の枝の上でムーンウォークのような動きをすることで知られる。
[編集] ムーンウォークのやり方
- 右足のつま先を立てて重心を置く。
- 右足はそのままの状態で、左足はかかとを付けながら後ろへ引く。
- 左足のつま先を立ててに重心を置く。
- 左足はそのままの状態で、右足はかかとを付けながら後ろへ引く。
- 1〜4の動作を継ぎ目の無いように続ける。
要は片足がつま先を上げながら、もう片足がベタ足で後ろにスライドさせるだけの事による視覚的なトリックだが、当時は斬新[3]であり、ダンス界にとっては革命的な事であった。原理的にはシンプルだが、魅せるほどのムーンウォークをするにはかなりの鍛錬が必要である。
[編集] 脚註
- ^ a b 2009年11月23日放送『SMAP×SMAP』
- ^ 2009年9月1日放送『ベストヒットUSA』
- ^ 古来日本で行われて来た狂言や、座敷踊り(八代目雷門助六の得意演目)にもある『あやつり』(傀儡)は、これと全く同じテクニックに基づく。