ムーンウォーク (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムーンウォーク
MONOBRIGHTシングル
初出アルバム『MONOBRIGHT BEST ALBUM 〜Remain in MONOBRIGHT〜』
B面
  • 旅立ちと少年3(スタジオREC ver.)
  • アンチ・ヴァイオレント・セクシー
  • FUNKTOPIA [instrumental](スタジオREC ver.)
  • LET IT RIDE
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
時間
レーベル DefSTAR RECORDS
作詞
作曲 MONOBRIGHT
チャート最高順位
後述を参照
MONOBRIGHT シングル 年表
  • ムーンウォーク
  • (2012年)
MONOBRIGHT BEST ALBUM 〜Remain in MONOBRIGHT〜 収録曲
COME TOGETHER
(16)
ムーンウォーク
(17)
ハートビート
(18)
ミュージックビデオ
「ムーンウォーク」 - YouTube
テンプレートを表示

ムーンウォーク」は、MONOBRIGHTの楽曲である。2012年11月7日に12枚目のシングルとして発売された。テレビ東京系アニメ『銀魂』の10月クールエンディングテーマとして使用された本作は、「心のSF感」がテーマとなっている。作詞は桃野陽介と出口博之の共作で、作曲はMONOBRIGHT。

シングル『ムーンウォーク』は、オリコン週間シングルランキングで最高位22位を獲得。

背景[編集]

「ムーンウォーク」は、テレビ東京系アニメ『銀魂』の10月クールエンディングテーマ[1]で、『銀魂』のタイアップは同作のオープニングテーマとなった「アナタMAGIC」以来3年ぶりとなった[2]

楽曲は『銀魂』の世界観に触発されており、「心のSF感」がテーマとなっている。桃野陽介は「心にある思いが強すぎて飛び出ちゃう感じというか。そういう感情の高まりとか、気持ちの揺れとか爆発とか、そういうものを書いた曲」と説明している[3]。曲調は、桃野曰く「ヒダカが持ってきたオールディーズ感に、アニソン感をプラスした」もので、ささきいさおをイメージした歌唱法が採用されている[3]。作詞には出口博之も参加しており、桃野が書いた歌詞に加筆修正をしていることから、ヒダカは「今回は出口さんのセンスが問われる曲」としている[3]

リリース[編集]

シングル『ムーンウォーク』は、日高央の脱退前最後のシングル[4]。シングルのカップリングとして、アルバム『新造ライブレーション』に収録の「旅立ちと少年3」のスタジオレコーディングバージョンや新曲、ライブ音源などが収録されている[2]。通常盤[2]、初回生産限定盤、フルヴォリューム盤[1]の3形態での発売で、初回生産限定盤のジャケットには『銀魂』の主人公である坂田銀時、フルヴォリューム盤のジャケットには同作に登場する坂田金時の描き下ろしイラストが使用されている[1]

「ムーンウォーク」は、翌年に発売されたベスト・アルバム『MONOBRIGHT BEST ALBUM 〜Remain in MONOBRIGHT』[5]やコンピレーション・アルバム『銀魂BEST3[6]に収録されたが、同年に発売されたオリジナル・アルバム『MONOBRIGHT three』には収録されていない。

ミュージック・ビデオ[編集]

「ムーンウォーク」のミュージック・ビデオは、楽曲のテーマとなっている「心のSF感」を表現しながら、ヒダカとの離婚(脱退)劇を描いた作品となっている[4]。このミュージック・ビデオは、2012年10月23日にニコニコ生放送で配信された『MONOBRIGHTって誰?』で初公開となり[4]、2013年1月29日に発売されたベストビデオクリップ集『MONOBRIGHT BEST CLIPS 〜Remain in MONOBRIGHT〜』に収録された[7]

シングル収録曲[編集]

通常盤・フルヴォリューム盤[編集]

CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「ムーンウォーク」
モノブライトモノブライト
2.「旅立ちと少年3」(スタジオREC ver.)桃野陽介モノブライトモノブライト
3.「LET IT RIDE」桃野陽介モノブライトモノブライト
4.「ムーンウォーク」(LIVE ver.@新代田FEVER)
  • 桃野陽介
  • 出口博之
モノブライト 
5.「ムーンウォーク」(less vocal)   
合計時間:

初回生産限定盤[編集]

CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「ムーンウォーク」
  • 桃野陽介
  • 出口博之
モノブライトモノブライト
2.「旅立ちと少年3」(スタジオREC ver.)桃野陽介モノブライトモノブライト
3.「アンチ・ヴァイオレント・セクシー」
モノブライトモノブライト
4.「FUNKTOPIA [instrumental]」(スタジオREC ver.) モノブライトモノブライト
5.「ムーンウォーク」(less vocal)   
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「ムーンウォーク」(ライヴ映像@新代田FEVER)  
2.「旅立ちと少年3」(ライヴ映像@新代田FEVER)  
3.「ハートビート」(Music Video)  

チャート成績[編集]

チャート (2012年) 最高位
日本 (オリコン)[8]
22
日本 (Japan Hot 100)[9]
61
日本 (Top Singles Sales)[10]
22

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c MONOBRIGHT、新シングル“ムーンウォーク”は「銀魂」「金魂」コラボ・ジャケ”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2012年10月4日). 2021年10月17日閲覧。
  2. ^ a b c “MONOBRIGHTニューシングルは3年ぶり銀魂テーマ曲”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012年9月3日). https://natalie.mu/music/news/75832 2021年10月17日閲覧。 
  3. ^ a b c 柴那典(インタビュアー:柴那典)「MONOBRIGHT「ムーンウォーク」インタビュー」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、1頁https://natalie.mu/music/pp/monobright062021年10月17日閲覧 
  4. ^ a b c “MONOBRIGHT新曲PVはヒダカ対4人の壮絶SF離婚劇”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012年10月23日). https://natalie.mu/music/news/78723 2021年10月17日閲覧。 
  5. ^ MONOBRIGHT best album-remain in MONOBRIGHT- (Defstar Records): 2013|書誌詳細”. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2021年10月17日閲覧。
  6. ^ “アニメ&劇場版の主題歌12曲を完全収録「銀魂 BEST3」”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2013年11月21日). https://natalie.mu/music/news/104038 2021年10月17日閲覧。 
  7. ^ “MONOBRIGHTベストクリップ集に幻のインディーズ曲収録”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2013年1月29日). https://natalie.mu/music/news/83963 2021年10月17日閲覧。 
  8. ^ ムーンウォーク | モノブライト”. ORICON NEWS. オリコン. 2021年10月17日閲覧。
  9. ^ Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2012年11月14日). 2021年10月17日閲覧。
  10. ^ Billboard Japan Top Singles Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2012年11月14日). 2021年10月17日閲覧。