THIS IS IT (曲)

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THIS IS IT
マイケル・ジャクソン楽曲
収録アルバム マイケル・ジャクソン THIS IS IT
リリース 2009年10月12日
規格 コンパクト・ディスク(プロモ用)
録音 1983年? → 2009年
ジャンル R&B
時間 3分36秒
レーベル エピック・レコード
作詞者 マイケル・ジャクソン
ポール・アンカ
プロデュース マイケル・ジャクソン
ジョン・メグレン
マーヴィン・ウォーレン
チャート順位

18位(ビルボードR&Bチャート)
5位(日本)

マイケル・ジャクソン THIS IS IT 収録順
マン・イン・ザ・ミラー
(14)
THIS IS IT
(15)
"THIS IS IT(オーケストラ・バージョン)"
(16)

THIS IS IT(ディス・イズ・イット)THIS IS IT)は、マイケル・ジャクソン2009年のシングル。彼の没後発表される最初の遺作曲となり、2003年の『ワン・モア・チャンス』以来6年ぶりの新曲として、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のエンディングに使用される。日本では2009年10月28日発売の同名映画のサウンドトラックに収録される。普通のバージョンとオーケストラ・バージョンがつくられた。没後の作品でありながら、2010年度の第53回グラミー賞にて「最優秀男性ポップボーカル」にノミネートされた。

解説[編集]

本楽曲は、お蔵入りになったらしきテープに、新たにザ・ジャクソンズのバックコーラスと新しいオーケストラ編曲をつけて完成したものである。ただ、この楽曲がいつ制作されたかなどはソニー内部でもはっきり分からず『デンジャラス』と同時期くらいではないかと判断していたが、楽曲的に『オフ・ザ・ウォール』の時期という話もあった[1]

題名「THIS IS IT」は、アルバムでは『これは本当だ』と和訳されている。

ところが、10月12日に楽曲が解禁されると、この作品はプエルトリコ人歌手サファイア(Sa-Fire)が1990年に発表した「アイ・ネバー・ハード」(“I Never Heard”)と同じ楽曲ではないかという疑惑が発生する。これに呼応する形で、この楽曲で共同制作者としてクレジットされていたポール・アンカが「これは元々、1983年にマイケルとのデュエット曲として制作したものだ」と抗議し、直ちに遺産管理人がアンカに謝罪した[2]。 この後、アンカに著作権の50%と、印税の公平な分配がされた。もともとはジャクソンがアンカのスタジオから「アイ・ネバー・ハード」のデモテープを持ち帰ってしまったからだという[3][4]。この「アイ・ネバー・ハード」という曲はポールのアルバム「Walk A Fine Line」にジャクソンとのデュエット曲として、収録されるものだった。しかし、『スリラー』の人気などでジャクソンが多忙となり、レコーディングが中断されてしまった[5]。 同時期にポールと共作した作品にLove Never Felt So Goodがある。同作は遺作第二弾Xscapeに収録されている。

パーソネル[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ マイケル新曲…79年「オブ・ザ・ウォール」制作時レコーディング”. スポーツ報知 (2009年9月25日). 2009年9月25日閲覧。
  2. ^ 故マイケルさん「新曲」、ポール・アンカさんとの共作だった”. CNN.co.jp (2009年10月14日). 2009年10月14日閲覧。
  3. ^ Anka Given Credit for Jackson Song”. The New York Times (2009年10月12日). 2009年10月13日閲覧。
  4. ^ Michael Jackson's 'new single' written in 1983”. The New Zealand Herald (2009年10月14日). 2009年10月14日閲覧。
  5. ^ M・ジャクソンさん:未発表曲は“発売済み”共作だった”. 毎日新聞 (2009年10月14日). 2009年10月14日閲覧。