お蔵入り
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お蔵入り(おくらいり)とは、計画されていた事柄が何らかの理由により中止・取り止めとなり、世間の目に触れないまま終わる状況をさす。
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[編集] 語源
語源については諸説あるが、
- 蔵にしまいこみ、日の目を見ることがないことからという説。
- 最終公演日である「千秋楽」の「楽」を逆さまにし、本来よりも早く千秋楽を迎えたことを「くら」と呼んだことからという説。
などが挙げられる。
[編集] 主な使われ方
[編集] 映画・テレビ・書物・楽曲など
映画・テレビ番組・書籍・楽曲などでは、一旦製作されたにもかかわらず出版・放送されないままとなる作品のことを「お蔵入り」と呼ぶことがある(封印作品も参照のこと)。一度公に出た作品については、基本的に「お蔵入り」とは呼ばない。
これらの理由については、以下の理由が挙げられる。但し、後に問題が解消されて公開に至るケースもある。
- 製作後の社会情勢の変化により、発表が困難になった。
- 製作後に内容に問題があることが発覚した。
- 制作後に作品に関連する不祥事が発生した(出演者の不祥事等)。
- 制作されたが、買い手が付かなかった。
- 各種団体による抗議や圧力。
- 金銭及び権利問題。
- 制作者の自主的な判断。
- 公開の機会が何らかの理由により失われたため、公開されることなく現在に至っている(雨傘番組用として作られたが、スポーツ中継の中止が当初の予想より少なかったため、放映の機会がなかった等)。
- 過去に製作・発表した同種の作品の売り上げ等が芳しくなかった。
[編集] プロジェクト・物品
実現することなく終わったプロジェクトや、製作はされたが販売されなかった物品についても、「お蔵入り」と呼ぶことがある。
例えばプロ野球において、優勝が決まっていないがする可能性が高いチームのシリーズチケットや優勝関連グッズを作成したものの、別のチームに優勝をさらわれたとき、その物品は「お蔵入り」となる。セ・リーグの場合、1973年、2008年の阪神や1994年の中日などで実例がある(いずれの年も巨人が優勝)。
この様な形で流通せずに終わった物品の処分については、外部へと流出しないように関係者の立会いのもと全量を廃棄処分することが多い。ただし、サンプル・資料としての必要から関係者がごく僅かな量を保管する場合もある。