ハマトラ (アニメ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ハマトラ
ジャンル サスペンスバトルアクション
アニメ
原作 カフェノーウェア
総監督 岸誠二
シリーズディレクター 木村寛
シリーズ構成 熊谷純
キャラクターデザイン 小玉有起(原案)
和図悠
伊藤依織子(チーフ)
音楽 吉森信
アニメーション制作 NAZ Inc.
製作 ハマトラ製作委員会
放送局 テレビ東京ほか
放送期間 2014年1月 - 3月
話数 全12話
漫画
原作・原案など 北島行徳
作画 小玉有起
出版社 集英社
掲載誌 週刊ヤングジャンプ
発表期間 2013年51号 - 連載中
巻数 既刊1巻(2014年2月現在)
テンプレート - ノート 
ウィキプロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画ゲーム

ハマトラ』は、テレビアニメ漫画を中心に展開する日本メディアミックス作品。テレビアニメ版は2014年1月から3月にかけてテレビ東京ほかにて放送された。漫画版はテレビアニメ版に先行し、2013年11月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載中。また、ゲーム版、小説版の発売も予定されている。

概要[編集]

2013年10月3日、『週刊ヤングジャンプ』にてプロジェクト始動が発表された。内容は「ミニマムホルダー」と呼ばれる特殊能力者を巡るストーリーが展開する。『閃乱カグラ』シリーズや『428 〜封鎖された渋谷で〜』で脚本を手掛けた北島行徳がプロジェクト構成、『Persona4 the ANIMATION』や『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION』等の作品を手がけてきた岸誠二が総監督を務める[1]。また、総監督の岸が監督を務めた『DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION』制作班が独立して設立した新会社「NAZ」が、アニメーション制作を担当する[1]

キャッチコピーは「覚悟(エゴ)、それがヤツらの信念(ルール)」と「クライムサスペンス×ノンストップアクション」。

アニメ版最終話ではエンドロールの後で「TO BE CONTINUED」の文字が表記され、続編が示唆されている。

ストーリー[編集]

2014年の横浜。「ハマトラ」と称されるナイスムラサキの2人は、カフェ「ノーウェア」を拠点に探偵業を営んていた。ある日、そこへ寄せられた依頼が、ハマトラの旧友にして警察官アートの担当する事件とつながっていることが判明する。ハマトラも該当する超能力「ミニマム」を用いる者たち「ミニマムホルダー」に深く根ざしたそれは以降の依頼や事件ともつながっており、彼らやその仲間たちは否応なく巻き込まれていくが、それらの裏にはミニマムホルダーの脳髄を狙って連続殺人を楽しむ謎の人物モラルの存在があった。知略に長けているうえに複数のミニマムを持つモラルの暗躍により、犠牲者は増えていく。やがてアートはモラルの存在と暗躍に気付くが、知略とミニマムによって証拠を一切残さない彼に翻弄された末、暗殺されてしまう。

用語解説[編集]

ミニマム
特定の行動を発動条件として発揮される人知を超えた超常的な能力。名前の由来は「小さな奇跡」。本来、ミニマムは生まれながらにして持つ先天的な能力であり、後天的に覚醒するのは本来ありえないとされる。一般には公表されていなかったが、第10話でモラル達によって情報が流出して存在が明るみになり、普通の人間とミニマムホルダーとの間でお互いの不信感から亀裂や暴動が続発するようになった。
ミニマムホルダー
「ミニマム」を使用できる人間のこと。そのほとんどは後述の「ファクルタース学園」での教育を得て、社会的貢献を目指す地位と職場を持っているが、管轄外の者や、後述の「後発ミニマムホルダー」などがミニマムを犯罪に悪用することもある。
漫画版では管轄外の者は「野良」と呼称されている。
後発ミニマムホルダー
本来存在しないはずの「後天的な」ミニマムホルダー。しかし、実際にはオリジナルのミニマムの脳髄さえあれば実現可能らしく、モラルを筆頭として「連続猟奇殺人」を皮切りに存在が明るみになった。
ファクルタース学園
ミニマムの能力を持った人間を集めた学園。ミニマムホルダーを「社会」に貢献できる逸材にするように育成する一方で、彼らの能力が悪用されないように管理している。政府直営の機関だがその存在はミニマムと同様に秘匿されていたが、こちらもモラルの手によってその存在と関係者(卒業生含む)の個人情報が世間に流出してしまった。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

「」内はアニメ版での、〈〉内は漫画版でのミニマムの名称。

ナイス
- 逢坂良太、幼少期 - 小林由美子
主人公。天然で天才。ファクルタース学園を歴代1位の成績だったが中途退学し、横浜で「ハマトラ探偵事務所」を営んでいる。
法や規律、常識に縛られるのを嫌がり自分の信念に準じて行動するために探偵をやっている。普段は無邪気かつ適当な少年だが、やる時はやる男。能天気だが探偵としての洞察力、観察力は天性で、誰も視野に入れてない着眼点から解決に導いてしまう。
初速の5メートルの間のみ、音を超えるスピードで動くことが出来る「"音速のミニマム"」〈"霊長類最速の一歩(キャノンボール)"〉を持つ。首にかけているヘッドフォンを装着し、指を鳴らす合図を送ることで発動するミニマム。初速の5メートル間のみ、音を超えるスピードで動くことができる。移動範囲が限られているものの、テリトリー内ならばほぼ瞬間移動に近い瞬発力を発揮し、戦いでは先手必勝を取ることができる。連続使用も可能だが、体力を消耗するため、使用回数は限られる。
ムラサキ
声 - 羽多野渉
ナイスと探偵コンビを組むクールな相棒で苦労人。ファクルタース学園を歴代2位の成績で卒業した。
合理的に考える自分と理想でありたい自分の狭間で感情が揺れ動いている。真面目なクールガイだが、それ故に曲者揃いのナイスたちに振り回されることもしばしば。
ファクルタース学園の出身ではあるが、ナイスたちとは異なる支部に在籍していたため、在学中は彼らのことを知らなかった。
ミニマムは、常人離れしたパワーを発揮する「偉力のミニマム」〈俺達に明日はない(オール・オア・ナッシング)〉。 眼鏡を外すと発動する。
漫画版ではファクルタース学園に所属しており、「ナイスを学園に連れ戻す」という任務を受け、成り行きでナイスと行動を共にする。当時はプライドが高く短気な性格となっている。
はじめ
声 - 加藤英美里
記憶喪失の少女。キャップにグローブとボーイッシュな背格好をしている。性格はドライで無頓着、基本的に無口。大喰らいで、常に何かを食事している。何らかのミニマムを持つが、詳細不明。
漫画版では、当初からナイスのパートナーとなっており、怪力の設定が追加されている。
アート
声 - 神谷浩史、幼少期 - 小清水亜美
エリート警察官。21歲にして階級は警視。物腰や言葉遣いが穏やかな、ナイスとハニーの「ファクルタース学園」時代からの旧友。甘党で、コーヒーには大量の砂糖を入れる。
ファクルタース学園出身だが、ミニマムが一切覚醒しなかった(ハニーによると、このケースは学園歴史上でも彼が唯一)。能力が無い弱者であることにコンプレックスを持ち、それを補おうと優秀な頭脳と必死な努力で今の地位に着いた秀才。強い正義感の持ち主で努力家。ミニマムホルダーたちの脳髄を狙った謎の「連続猟奇殺人」の捜査に携わっており、その危機をナイスにも忠告した。
単身で躍起になって「猟奇殺人」を追う様子をナイスやスリーたちに懸念されるが、彼らの心配も虚しく、墓地で遭遇したモラルに襲われる。モラルの「親切」から何かの情報を耳打ちされ、何か核心を得ながら倒れた。その後は身柄をモラルの隠れ蓑に利用され、彼に変身したモラルによってナイスたちへの撹乱が行われてしまった。ただし、本人はブラックコーヒーを好まない甘党で、それがナイスに異変を察知させるきっかけを作った。
最終話にてナイスとモラルの決戦の場に現れ、満身創痍のモラルを射殺し、なぜかナイスにも銃口を向ける。
コネコ
声 - 安野希世乃
元気でしっかり者の少女。カフェ「ノーウェア」のオーナーで、ハマトラ探偵事務所に勤めている。名前の通り猫のような尾を臀部から生やしている。マオにも負けない守銭奴で、遠征依頼をハマトラが受けた際は、依頼主から支給された交通費を節約して儲ける手法をナイスたちに吹き込むせこさを見せた。
レシオ
声 - 中村悠一、幼少期 - 小林沙苗
便利屋家業を手伝う頼れる医者。ファクルタース学園でナイスらと同じクラスに在籍していたが、バースデイの後を追って自主退学した。
横浜で医師を営む傍ら、バースデイの便利屋家業を手伝っている。几帳面且つ潔癖症で、バースデイのずぼらな性格に頭を悩ませているが、彼のことを気遣っている。
両腕には火炎放射器を内蔵したガントレットを装備し、自身のミニマムと併用した近接格闘術を得意とする。医者としての性分なのか、その際には律儀に相手へウィークポイントを教える癖がある。
ミニマムは、右眼で見た物の状態を詳しく見通す「"分析"のミニマム」〈"真実と事実を見抜く眼(ユージュアルサスペクツ)"〉。右眼の眼帯を外して発動し、発動中はレントゲンサーモグラフィのような特殊な視界に切り替わる。
幼少時代、自分のミニマムで高齢者の死期を予見することができ、その力に気付いた周囲から不吉な存在だと忌み嫌われていた。そんな時に学校で出会ったバースデイにも不治の病を察知して死を予言するが、それに抗い生還した彼に「(忌み嫌われていた)自分を殺してくれた恩人」と恩義を感じている。
バースデイ
声 - 福山潤、幼少期 - 渡辺明乃
横浜で便利屋家業を自ら営む青年。ファクルタース学園でナイスと同じクラスに在籍していたが、幼少期から不治の病に蝕まれており、その病が人材として支障を来すと判断され、学園からの指示で自主退学している。
一見すると飄々としており少しチャラい印象を与えるが、その外見や行動・言動とは裏腹に曲がったことが大嫌い。筋の通った性格をしている。
病気は幼少時代に手術をして一命をとりとめたものの、現在でも完治せずに潜伏した状態であり、再発すれば命に関わるらしい。そのため、「生への執着」が強く、便利屋以外にも思い付きで様々なことに挑戦している。
ミニマムは、全身から放電を行う「"電撃のミニマム"」〈"死と電撃(ジャンク)"〉。スタンガンを口に咥えて発動する。
ハニー
声 - 喜多村英梨
要人限定のボディーガードを経営する天才少女科学者。ドイツ系アメリカ人のハーフの巨乳美少女。互い違いのツインテールをしている。口癖は「げっちゅ」。常に愛用の自作スクリプト「マイティ」をインストールした端末を持ち歩いている。頭脳派だが行動力があり、どちらかと言うとサディスト。その一方、繊細な一面を見せることもある。
ミニマムは「"解析のミニマム"」。チョコレートを口にすると発動する。愛用の「マイティ」が集めた街一帯の情報を集約し、それを解読して特定の場所で「10分後に発生する未来」を予見することができる。この「マイティ」が出したデータは、解析のミニマムを持つ彼女でなければ解読することが不可能。ただし、予知するには特定の場所を指定する必要があり、例えば「町全体」と広範囲で行うと、時間と手間がかかってしまう。また、予見する情景は閲覧するまで不明なので、それが本人にとって生理的に不快なもので無いかどうかも判断できないというメンタル面での弱点もある。ちなみにマイティは防水機能があるが、海水はダメとのこと。
スリー
声 - 村瀬克輝
ハニーの護衛として行動を伴にする獅子のような顔をした大男。元は軍人で、ファクルタース学園でアートの師として武術を指南していたこともある。
厳めしい外見に反して中身は紳士的で、任務中にも漫画に没頭しているなどずれてるところもある。また、仕事とは別に自分が設立した孤児院の理事を務め、戦争孤児たちを保護している。
嘗ては紛争地帯を駆ける傭兵で、目に写る敵全てを殲滅する残虐性から「ブラッディビースト」と恐れられていた。しかし、同時に無垢な子どもたちを愛する情があり、現地の少年少女たちと心を通わせていたが、敵の爆弾に巻き込まれて見殺しにしてしまった過去を持つ(額の傷跡はそのときのもの)。現在経営してる孤児院の子どもたちは実は自分が殺した人々の子息であり、いずれは成長した彼らに自分が殺されることで、自身の罪を断罪しようとしていた。しかし、ハニーに「子どもを殺人者にしようとしてる」、「自分との一生の約束を反故にされた」と涙の批難を受けると考えを改め、その意思もなくなった。
ミニマムは、外見がより獣じみた姿になって身体能力を強化する「"獣化のミニマム"」。神父のように、手にした聖書らしき本の一節を読み上げると発動する。
マスター
声 - 斧アツシ
カフェ・ノーウェアのマスター。
ガスケ
声 - 秋元羊介
アートの部下のベテラン警察官。ミニマムホルダーを研究している。
マオ
声 - 江口拓也
中華街の裏路地に居座る情報屋。ナイスが情報を頼るものの、守銭奴で金欠な彼に手厳しい。
モラル
声 - 小野友樹
ファクルタース学園でミニマムの研究に携わっていた、白い長髪で美形の青年。巷で多発している「後発ミニマムホルダー事件」を引き起こしている謎の人物で、採取したミニマムたちの脳髄をコレクションにしているサイコパス。ナイスによると「曖昧な理由」で、学園の職を辞任したらしい。
学園在籍時のナイスを目にしたとき、一方的に彼への「最強であることでの孤独感」を感じていた。そのため、後発ミニマムを仕立てあげて「最強のミニマム」を作り出し、ナイスと釣り合う存在になろうと画策する。
顔を拭くことで他人に擬態する「"変身のミニマム"」を持つミニマムホルダーだが、後に警察から盗んだミニマムの脳髄から「"零式のミニマム"」を得る。半径10メートル以内の自分の位置を自由に変えるというワープ能力で、発動速度もナイスを上回るが、複数のミニマムを持つことは理論上不可能であり、最終的に肉体が限界を迎えた。
自分の顔を掌で拭くと発動するミニマム。他人に擬態して自分の存在を偽装することができる。偽装は声色は勿論のこと、警察内部の厳重なセキュリティを破ったことから、網膜、指紋といった生体情報まで完全にコピーできるもよう。
モモカ
声 - 緒方恵美
モラルの助手。表向きは生花店の店員だが、高レベルのハッカーとして暗躍する。その技術を活かし、モラルの野望に協力したが、最終話でガスケに踏み込まれ逮捕された。

その他[編集]

セオ
声 - 岡本信彦
2話で失踪した恩師北沢の捜索を「ハマトラ」に依頼しに来た男子高校生。学校で折檻を受けていたが、北沢の尽力で解決してもらった経緯がある。後にナイスたちに後述の「真実」を知らされて愕然とするが、苦悩した末に北沢の遺影に「感謝」と「憤慨」の感情をぶつけることで過去の自分に「ケジメ」をつけた。その後も温泉スパでのバイトや修学旅行でたびたびハマトラと出会い、準レギュラーとして登場している。ハマトラの潜入捜査時の名残から、当時転校生役だったナイスを「ナイス君」、教育実習生役だったムラサキを「ムラサキ先生」と呼ぶ。
レイ
声 - 大橋彩香
セオの幼馴染で同じ学校に通う女子高校生。
江戸川
声 - 伊丸岡篤
横浜警察の研究員。ガスケに化け警察に侵入していたモラルに殺害される。


第1話[編集]

アズサ
声 - タカオユキ
護衛対象の女子大生。
豊崎シンジ
声 - 花江夏樹
豊崎
声 - 笹島健一郎
旧家の当主。
メイド長
声 - 中根久美子
ウエイト
声 - 松田健一郎
女子大生を狙う連続誘拐グループの1人。筋骨隆々した大男。
手で触れた物体の重量を自在に変える「"重量操作のミニマム"」の能力者。ガムを口にすると発動する。

第2話[編集]

北沢先生
声 - 佐藤拓也
行方不明となった美術教師。セオが受けていた折檻の解決に単身で努めた。ミニマムホルダーであり、「連続猟奇殺人」の被害者として脳髄を失った変死体で発見される。
実は弱者を見下す高慢な性格で、セオの折檻を誘発させていた張本人。自作自演で解決に持ち込む一方、思い描いている「絵」を紙に浮かばせる「"写実のミニマム"」で再現した写真を流すなどして、折檻していた生徒たちも貶めていた。
児島
声 - 浅沼晋太郎
セオを折檻していた生徒の1人で「連続爆破事件」の犯人。北沢に陥れられて社会的な地位が危うくなったことで、流出した写真の背景になっているエリアを次々と爆破していた。最後の標的として校舎を爆破しようとしたが、「ハマトラ」の妨害で失敗し、自分に仕掛けた爆弾で自決しようとするも、それもムラサキの鉄拳で制止され未遂に終わった。
時限装置のタイマーをストップウォッチを介して強制的に早める「"時限操作のミニマム"」を持つが、使い勝手の悪さからナイスに突っ込まれた。

第3話[編集]

伊藤尚子
声 - 伊藤美紀
青少年保護健全平等組合理事。
中田
声 - 中村俊洋
伊藤の部下。
伊藤貴弘(いとう たかひろ) / アウトサイダー
声 - 鶴岡聡
伊藤理事の一人息子。ミニマムを欲し、モラルに後発ミニマム付与の処置を受けたものの不適合を起こし、身体が肥大し皮膚も黒ずんだ怪物「アウトサイダー」になってしまった。
後に後発ホルダーによる収容施設襲撃の際に脱走し、「自分の身体を元に戻してほしい」とハマトラに依頼した。

第4話[編集]

桂木勇紀
声 - 阪口大助
モラルによって後発ミニマムホルダーにされた中年の男。自分に与えられたミニマムを利用し、ネット動画で「演じ手」というカテゴリーを確立して支持率を集めていた。しかし、その動画が気付かぬうちに少年犯罪の誘発に利用されていたことを知ると憤慨してモラルと決別するが、用済みとなったことで彼に射殺され、撮影場所である自室でフランス人形を被せられた磔死体としてナイスたちに発見された。
美麗のミニマム(仮称)
ビデオで撮影されると発動するミニマム。被写体となって映像に写った桂木が、不細工な本人ではなく美形の青年に見えてしまう。このミニマム自体は無害なものだが、実はその動画に少年少女にしか聞き取れないモスキート音の周波数によるメッセージが乗せられ、警察の眼を抜けて銃が流通する仕掛けが施されていた。

第5話[編集]

蓬田新
声 - 最上嗣生
横浜万年クラブでマッサージをやっている男性。美濃羽の恋人の一人だったが、行方を眩ましていた。その正体は根っからのゲイであり、星次の恋人の一人。同じゲイ仲間たちと集団でテロを起こしてハマトラの訪れた温泉施設を占拠した。その目的は、「自分の能力の虜にした王子の発言力を利用して星次を芸能界に復帰させる」というあまりにも回りくどくて馬鹿げたものだった。王子の確保に成功するが、同性愛者故に雑に扱われたハニーたち女性陣の反撃にあって野望が失敗。王子を連れて逃亡し、施設の屋上で自分が投身自殺することで事の重大さを訴えようとしたが、寸前のところではじめに阻止されてお縄についた(実は彼の服に挟まっていた食事券を返してほしかっただけ)。
魅惑のミニマム(仮称)
発汗すると発動するミニマム。自分が流した汗とお湯が混ざると化学反応を起こし、その湯気を吸った相手を自分の虜にしてしまう。彼の目的と同様にかなりふざけた能力だが効果は絶大で、呑気なバースデイだけでなく冷静沈着なレシオまで危うく毒牙にかかりかけた。ただし本人が男色家ということもあり、女性には効果は皆無。ちなみに発動時には数十秒に渡ってただ爽やかに腹筋し続けるという、視聴者にもある意味酷な映像が流された。
美濃羽
声 - 並木のり子
蓬田の調査をハマトラに依頼する。部屋に多くの男性を侍らせる悪女で、ハマトラに指摘されても悪びれる様子はなかった。実は新が接近したのは単に犯罪計画に必要な資金を集めるための金づるで、気づいたときには口座から自分の財産を奪われてしまっていた。
聖川星次
声 - 笹沼尭羅
元アイドルの青年。嘗てはその美形で一世を風靡していたが、18股という最悪のスキャンダルが発覚して芸能界を追放された。現在は落ちるところまで堕ち、万引きなどの軽犯罪に手を染めてやさぐれていた。
王子
声 - 田丸篤志

第6話[編集]

トラオ
声 - 谷山紀章
横浜で活動するロックミュージシャン。
チユウ
声 - ayami
イラストレーター。レシオとバースデイの同級生。共感覚の持ち主で自分の気持ちや相手に伝えたいことを色の名前だけで表現する癖がある。
瞬間移動のミニマム(仮称)
自分や接触している人間を別の場所に転送する。
ミスティ
声 - 桑谷夏子
イラストレーター。チユウのライバル。
梨平庄一
声 - はらさわ晃綺
チユウのマネージャー。実は狂言誘拐を企てていた犯人。7話にも登場。
自分の本性を知ったバースデー・レシオコンビを自分が得た後発ミニマムで追い詰めるが、チユウの助言でバースデイの電撃を上乗せしたレシオのガントレットの鉄拳に敗れた。直後用意していたボートで沖へと逃亡を謀るが、待ち伏せしていたハマトラコンビに止めを刺された。
硬化のミニマム(仮称)
全身を金属のように固くして物理攻撃を無効化してしまうミニマム。バースデイの電撃もレシオの肉弾戦も受け付けなかったが、それを合わせたコンボ攻撃には弱かった。

第7話[編集]

白鳥コウイチ
声 - 立花慎之介

第8話[編集]

柊修一
声 - 野島健児
謎の薬品「イデアル」の精製者。双子の弟の修二が人生で成功していることにコンプレックスを感じて実家の沖縄に隠居、後発ミニマムホルダーになってからはその力で自分と同じく現実に絶望した負け組にイデアルを流通させていた。自らも精神に限界を迎えて自分もイデアルを服用して夢の中へ逃避するが、同じく天才のナイスに嫉妬して躍起になるムラサキが必死に頑張る姿を通じて夢から覚めた。直後自分の能力を欲する商売仲間に拉致されかけるが、ハマトラによって救出された。
薬物作成のミニマム(仮称)
植物を舐めると発動するミニマム。舐めた植物を原料にした薬品に特殊な性質をつける。この能力で生産したイデアルは服用したものを本人が望む理想の夢の中に捕らえる劇薬で、一度眠ってしまえばどんなことをされても再び目を覚ますことはないらしい。またイデアルの成分は科学的に検出することは不可能。
柊修二
声 - 武内健
修一の弟。厚生省に勤める。修一の捜査をナイスたちに依頼する。
荒垣
声 - しょーり
沖縄のチンピラ。多数の舎弟を引き連れ、何故か沖縄に因んだキーワードで相槌を打たせる。修学旅行に来たセオに因縁をつけ、沖縄名物トライアスロンでの決闘を宣告する。しかし、実際にはセオはナイス、荒垣はハニーたち4人を代打に戦わせて何もしていなかったはずだが、何故か横浜に戻るセオと友情を築いていた。
料理の先生
声 - 儀武ゆう子
魔王
声 - 景浦大輔

第9話[編集]

ヘレンリー正義
声 - 星野貴紀
軍事コメンテーター。元傭兵。
唐沢
声 - 真殿光昭
ヘレンリーに雇われた三流記者。スリーの調査を依頼する。

第10話[編集]

伊藤貴弘
声 - 水島大宙
伊藤尚子の息子(第3話参照)。アウトサイダーの外見のままミニマム収容所から出され、ハマトラと再会する。

漫画版の登場人物[編集]

ユミ
「ハマトラ探偵事務所」に訪れた女性。内向的な性格で、本人に自覚はないが巨乳の持ち主。
ノビカワ
美容師の男性。身体の箇所を伸ばすミニマムを持ち、舌をマスク替わりにすることもできる。ユミが住むマンションの近所に住んでおり、陰でユミを付け狙っていたが、ナイスとムラサキに犯行を暴かれ、ナイスの「霊長類最速の一歩」で制裁された。
ヒビキ

スタッフ[編集]

  • 原案 - 小玉有起、松舞夏
  • 原作 - カフェノーウェア
  • 総監督 - 岸誠二
  • シリーズディレクター - 木村寛
  • シリーズ構成・脚本 - 熊谷純
  • シリーズ構成協力 - 待田堂子
  • プロジェクト構成 - 北島行徳
  • キャラクター原案 - 小玉有起
  • キャラクターデザイン - 和図悠
  • チーフキャラクターデザイン - 伊藤依織子
  • カラーアートディレクション - ファンタジスタ歌磨呂
  • 音響監督 - 飯田里樹
  • 美術監督 - 永吉幸樹
  • 色彩設計 - 岡田絵美子
  • 撮影監修 - 大山佳久
  • 撮影監督 - 久野利和
  • 編集 - 高橋歩
  • CGプロデューサー - 井野元英二
  • CGディレクター - 越田祐史
  • 音楽 - 吉森信
  • 音楽制作 - DIVE II entertainment
  • プロデューサー - 田中宏幸瀧内泉、紅谷佳和(テレビ東京)、清水美佳、高篠秀一、興野裕之、金庭こず恵、松下直樹、石垣毅
  • アソシエイトプロデューサー - 大胡寛二、奥山真司、工藤雅世、森亮介、一瀬友理、馬場楊子
  • アシスタントプロデューサー - 戸田裕堂
  • アニメーション制作 - NAZ Inc.
  • 製作 - ハマトラ製作委員会(エイベックス・エンタテインメント、フィールズ、テレビ東京、AT-X創通電通ムービックダックスプロダクショントイズファクトリーキュー・テック、NAZ)

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督 アクション作監 総作画監督
File-01 コロンブスの卵 三浦和也 木村寛 伊藤依織子、小峰正頼 Han Hyun Joong 伊藤依織子
File-02 愛しきクソヤロウ 高橋丈夫 上野史博 門智昭、満若高代
小磯沙矢香
番由紀子
File-03 持つ者、持たざる者 高橋成世 佐々木勅嘉 末田晃大、大西陽一
諏訪壮大、山本真理子
山口光紀
伊藤依織子
File-04 彷徨うトーテムポール 高橋丈夫 鈴木拓磨 小峰正頼、津熊健徳
小島えり、大西陽一
服部憲知
番由紀子
File-05 汗と筋肉と私[注 1] 増田敏彦 寺澤伸介 Lim Chea Duck - -
File-06 預言者の苦悩 西澤晋 伊藤史夫 陳梅花、UEC Han Hyun Joong
File-07 黒いコスモス 工藤進 吉田俊司 小峰正頼、岩岡優子
陳梅花、冨澤佳也乃
伊藤依織子
File-08 ゴーヤは血に濡れて 田所修 西村大樹 青木真理子、武藤和浩
三宅雄一郎
-
File-09 美少女と野獣 増田敏彦 鈴木信一 -
File-10 弱者の行進 西澤晋 浅見松雄 竹上貴雄、小平はじめ
Kim Daehun
File-11 勝者の敗走 工藤進 伊藤史夫 斉藤和也、佐々木勅嘉 坂本龍典 伊藤依織子
File-12 覚悟(エゴ)

主題歌[編集]

オープニングテーマ「FLAT」
作詞・作曲・編曲 - kz / 歌 - livetune adding Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei
エンディングテーマ「Hikari」
作詞・作曲 - 永谷喬夫 / 編曲 - 山下洋介 / 歌 - 羽多野渉

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 2014年1月7日 - 3月25日 火曜 25:40 - 26:10 テレビ東京系列 製作委員会参加
愛知県 テレビ愛知 2014年1月8日 - 3月26日 水曜 26:35 - 27:05
大阪府 テレビ大阪 2014年1月10日 - 3月28日 金曜 26:10 - 26:40
日本全域 AT-X 2014年1月11日 - 3月29日 土曜 20:00 - 20:30 CS放送 製作委員会参加
リピート放送あり
ニコニコ生放送 土曜 22:00 - 22:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 22:30 更新 最新話1週間無料
韓国全域 Animax Korea 土曜 24:30 - 25:00 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
韓国語字幕あり
File-01は24:00 - 24:30に放送
2週目から24:00 - 24:30に先週分のリピート放送
日本全域 バンダイチャンネル 2014年1月12日 - 3月30日 日曜 12:00 更新 ネット配信
dアニメストア 見放題サービス利用者は全話見放題
あにてれしあたー 日曜 更新

関連商品[編集]

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2014年4月25日予定 第1話 - 第3話 AVXA-74329 AVBA-74345
2 2014年5月23日予定 第4話 - 第6話 AVXA-74330 AVBA-74346
3 2014年6月27日予定 第7話 - 第9話 AVXA-74331 AVBA-74347
4 2014年7月25日予定 第10話 - 第12話 AVXA-74332 AVBA-74348

CD[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2014年3月26日 ハマトラ キャラクターファイルシリーズ file 1 ナイス AVCA-74292
ハマトラ キャラクターファイルシリーズ file 2 ムラサキ AVCA-74293
2014年4月23日予定 ハマトラ オリジナルサウンドトラック コロンブスの卵のスープ AVCA-74289/90(初回盤)
AVCA-74291(通常盤)
ハマトラ キャラクターファイルシリーズ File-03 アート AVCA-74294
ハマトラ キャラクターファイルシリーズ File-04 モラル AVCA-74295
2014年5月28日予定 ハマトラ キャラクターファイルシリーズ File-05 レシオ AVCA-74296
ハマトラ キャラクターファイルシリーズ File-06 バースデイ AVCA-74297

ラジオ[編集]

ハマトラジオ from カフェノーウェア』は、ラジオ大阪で2013年12月29日より毎週日曜22時30分 - 23時00分に放送されているラジオ番組。放送翌日にはニコニコ動画HiBiKi Radio StationアニメイトTVでも配信されている。パーソナリティは逢坂良太(ナイス役)、羽多野渉(ムラサキ役)。

ゲスト
  • 第4回 - 安野希代乃(コネコ役)
  • 第6回 - 加藤英美里(はじめ役)
  • 第8回 - 福山潤(バースデイ役)
  • 第10回 - 喜多村英梨(ハニー役)

漫画版[編集]

週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて同名の漫画版が2013年51号から週刊連載となり、2014年15号より月1連載となる。漫画版は北島行徳が原作、『ブラッドラッド』の小玉有起が作画を担当。テレビアニメ版の1年前の時間軸である2013年のハマトラを描いているが、「ミニマムは人間の突然変異的能力」等、設定には異なる箇所がある。キャッチコピーは「小さな奇跡を信じるかい?」と「バトル&ミステリー」。話数カウントは「第○話」。

単行本[編集]

ゲーム版[編集]

タイトルは『ハマトラ Look at Smoking World』。ニンテンドー3DS用ソフトとしてフリューより2014年7月17日に発売予定。アニメや漫画とはまた異なるシナリオで、日本の神戸が舞台。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ただし次回予告では『汗と筋肉とアタシ』になっていた。

出典[編集]

外部リンク[編集]

テレビ東京 火曜25:40枠
前番組 番組名 次番組
ハマトラ