スコット・パーカー

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スコット・パーカー Football pictogram.svg
Scott Parker 2012-06-11.jpg
名前
本名 Scott Matthew Parker
カタカナ スコット・マシュー・パーカー
基本情報
国籍 イングランドの旗 イングランド
生年月日 1980年10月13日(34歳)
出身地 ロンドン
身長 175cm[1]
体重 70kg[1]
選手情報
在籍チーム フラム
ポジション MF
背番号 8
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1997-2004.1
2000
2004.1-2005
2005-2007
2007-2011
2011-2013
2013-
イングランドの旗 チャールトン・アスレティック
イングランドの旗 ノリッジ・シティ(loan)
イングランドの旗 チェルシー
イングランドの旗 ニューカッスル・ユナイテッド
イングランドの旗 ウェストハム・ユナイテッド
イングランドの旗 トッテナム・ホットスパー
イングランドの旗 フラム
128 0(9)
6 0(1)
15 0(1)
55 0(4)
113 (10)
29 0(0)
代表歴2
1999-2001
2003-
イングランドの旗 イングランド U-21
イングランドの旗 イングランド
11 (0)
17 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2012年5月20日現在。
2. 2012年6月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

スコット・マシュー・パーカーScott Matthew Parker, 1980年10月13日 - )は、イングランド出身のサッカー選手。ポジションはミッドフィールダーであり、プレミアリーグフラムに所属している。2010-11シーズンにはFWA年間最優秀選手に選出された。U-16から、A代表までのすべての年代でイングランド代表としてプレイした経験があり[2]、A代表での初めの4キャップは、すべて異なるクラブに所属していた時に記録している[3]。パーカーは、粘り強い守備をするセンターハーフの選手として知られている[4]

生い立ち[編集]

パーカーは、グレーター・ロンドンランベスで生まれ[2]、ニュー・クロス・ゲートにあるハバダッシェリーズ・アスクズ・ハッチャム校で学んだ。子どものころは、トッテナム・ホットスパーのサポーターであった[5]。パーカーは、1994 FIFAワールドカップのオフィシャルスポーンサーを務めたマクドナルドイギリスでよく知られているCMに出演し、キッピー・アッピーを披露した[6][7]。リレシャルにあったFAのスクール・オブ・エクセレンス(現在は消滅)を卒業した[2]。結婚し、3人の子どもがいる。

クラブ経歴[編集]

チャールトン・アスレティック[編集]

リレシャルを卒業後、チャールトン・アスレティックと練習生契約を結んだ。1997年8月23日フットボールリーグ・ディビジョン1ベリー戦で途中出場しデビューを果たすと[2]、その2か月後に初めてクラブとプロ契約を結んだ[2]。将来有望な逸材と見られていたが、その後の2シーズンは満足な出場機会が与えられず、2000年10月31日ノリッジ・シティFCにレンタルで加入することになった[8]。その2か月の間にイングランドU-21代表に選ばれ、トップチームでも数試合の出場機会が与えられた。チャールトンに復帰すると、マーク・キンセラが怪我をしたためすぐにトップチームに呼ばれた。パーカーは怪我をしたキンセラの代わりに試合に出場したが、好プレイを披露し、キンセラが怪我から復帰した後もポジションを譲らなかった。すぐにパーカーはチャールトンの中盤の要の選手となり、粘り強い守備からボールを奪い、素早く前線へボールを運び、数多くのチャンスを作り出した。チャールトンでパーカーは145試合に出場し、10ゴールを決めた[2]

チェルシー[編集]

2004年1月30日、1000万ポンドの移籍金でチェルシーへ加入しチャールトンを離れることになった[9]。移籍交渉は長引き、当時監督を務めていたアラン・カービシュリーは、チェルシーが興味を示しているとの報道がなされた後のパーカーの練習態度などを非難している[10]。パーカーはクロード・マケレレフランク・ランパードの代わりを務められる選手として契約をしたが、得意とするポジションで多くの出場機会を与えられなかった。ポーツマス戦でチェルシーでの唯一のゴールを挙げている[11]。パーカーは2004年3月31日スウェーデン代表戦のメンバーに選ばれ、2003-04シーズン終了後にはPFA年間最優秀若手選手賞を受賞した[12]

翌シーズンにクラブはアリエン・ロッベンチアゴと契約、2004-05シーズンのパーカーの出場機会はさらに減り、ノリッジ・シティ戦で中足骨を骨折してしまったことも悪く出てしまった[13]。この怪我により、ジョゼ・モウリーニョは夏にパーカーを放出し、イジー・ヤロシークと契約を結ぼうとしているという噂が信憑性を帯びるようになった。

ニューカッスル・ユナイテッド[編集]

2005年6月15日、650万ポンドの移籍金でニューカッスル・ユナイテッドへの移籍が決定した[14]。ニューカッスルのトップチームでレギュラーとしてプレーし、クラブは難しいシーズンを送ったが、パーカー自身はコンスタントに活躍する数少ない選手の一人であった。ニューカッスルはグレアム・スーネス監督の下で低調なスタートを切りながらも7位でシーズンを終えた。2006年3月に伝染性単核球症と診断され、残りのシーズンを欠場することになった[15]。この病気により2006 FIFAワールドカップのメンバーに選出されるという目標は潰えることになった。

2006年グレン・ローダーによりニューカッスルのキャプテンに指名された[16]2006年8月19日ウィガン・アスレティックとの開幕戦でキャプテンとしての初ゴールを決めた。チーム自体のパフォーマンスは決して良くなかったが、9月29日には2年ぶりにイングランド代表メンバーに選出された。パーカーは好調を維持し、クラブのインタートトカップ優勝へ貢献しUEFAカップに出場した。

ウェストハム・ユナイテッド[編集]

ウェストハム・ユナイテッドでプレイするパーカー

2007年6月6日、700万ポンドの移籍金でウェストハム・ユナイテッドへの移籍が発表された[17]。怪我のためにウェストハムでのデビューは2007年9月28日に行われたリーグカッププリマス・アーガイル戦まで待たなければならなかった[18]。リーグデビューとなったのは、9月29日のアーセナル戦であったが、怪我のためにハイデン・ムリンズとハーフタイムで交代している[19]2007年12月22日ミドルズブラ戦でウェストハムでの初ゴールを決めた[20]

2009年5月24日、クラブのサポーター投票による2008-09シーズンの年間最優秀選手に選ばれ[21]2010年5月4日にはジュリアン・ディックス以来となる2シーズン連続でウェストハムの最優秀選手に選出された[22]

2010年にはトッテナム・ホットスパー[23]アストン・ヴィラが獲得に興味を示したが[24]、クラブのチェアマンであるデイヴィッド・サリヴァンはいかなるクラブからどのようなオファーが届いても決して放出はしないと述べた。その後クラブと新たな5年契約を結び、ウェストハムのクラブ史上で最も高給取りの選手となった[25]

2010-11シーズンは最初の6試合で3ゴールを挙げるスタートを切り[26][27][28]、ここ2、3年の間ですべてのイングランド人の中盤の選手の中でも最もコンスタントな活躍をしている選手であると広く考えられるようになった[29][30]。イングランドのサポーターや監督であったアヴラム・グラントからはイングランド代表に招集し、レギュラーとして起用するべきだという声が上がるようになった[31]カールトン・コール2011年2月12日に行われたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC戦で0-3とリードされて迎えたハーフタイムに行ったパーカーの激励を賞賛し、「もしあなたがあの場所にいたらきっと涙していただろう。」と話した[32]。その試合では後半にウェストハムが3ゴールを挙げ3-3で引き分けた。ブラックプール戦やリヴァプールFC戦での活躍が評価され、2011年2月の月間最優秀選手に選ばれた[33]

イングランド代表にも呼ばれウェストハムで活躍を続けたパーカーはPFA年間最優秀選手賞にノミネートされたものの受賞は逃したが、FWA年間最優秀選手賞を受賞した[34]

2011-12シーズンはチャンピンオンシップで開幕を迎え、2011年8月16日に行われたワトフォード戦でシーズン初ゴールを挙げた。

トッテナムへの移籍が噂される中、プレミアリーグでのプレイを希望するパーカーはオーナーであるデイヴィッド・ゴールドにトランスファー・リクエストを提出し、「僕はウェストハムで素晴らしい4年間を過ごした。ファンやクラブに関係するすべての人たちから受けたサポートは絶対に忘れない。監督は僕を熱心に残留するよう説得をしてくれたけれど、イングランド代表に選出されている今はプレミアリーグでのプレイを必要としている。ファンの人たちが僕の決断を理解し、尊重してくれることを望んでいる。昇格を目指すクラブの成功を祈っている。」と話した。

トッテナム・ホットスパー[編集]

2011年8月31日にウェストハム・ユナイテッドとトッテナム・ホットスパーの両クラブは、パーカーがウェストハムからトッテナムへ完全移籍で加入することを明らかにした[35][36]。移籍金は550万ポンドとされている[37]2009年9月10日に行われたウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦でトッテナムでのデビューを果たし、同じくデビューとなったエマニュエル・アデバヨールのゴールをアシストした[38]。パーカー加入後の4試合スパーズは全勝であった。シーズン終了後にはクラブの最優秀選手の候補に選ばれた。2012-13シーズンは怪我により2012年12月16日に行われた試合まで欠場を余儀なくされた。

フラム[編集]

2013年8月19日、。、ハリー・レドナップが監督を務めるQPRも獲得に動いていたが、3年契約でフラムへの移籍が決定した[39]

代表経歴[編集]

EURO2012のイタリア代表戦でのパーカー(右)

U-15からすべての年代でイングランド代表に選ばれており、U-21イングランド代表では11キャップを記録している[40]

A代表デビューは、2003年11月16日に行われ、3-2で勝利したデンマーク代表戦である[41]。その試合でパーカーは、ウェイン・ルーニーに代わり、66分から交代で出場している。

スターティングメンバーとして出場したのは、欧州選手権予選のクロアチア代表戦である。その試合では、パーカーの動きはスティーヴン・ジェラードフランク・ランパードなどの攻撃的な選手が空けたスペースを埋めることとフォローすることに制限された。スティーブ・マクラーレンは特に、相手のウイングの選手をマークし、ガリー・ネヴィルアシュリー・コールのサポートをすることを求めた。

2010年5月11日ファビオ・カペッロ2010 FIFAワールドカップに向けて招集した30名の候補メンバーに含まれたが[42]、大会に臨む23名の最終メンバーからは外れた。

2011年2月9日に行われたデンマーク代表戦に後半からフランク・ランパードと交代で出場し、4つの異なるクラブで4つのキャップを記録した初めてのイングランドの選手となった[3]11月11日に行われたスペインとの親善試合ではカペッロに「信じられないパフォーマンスだった」と称賛される働きで勝利に貢献した[43]

2012年2月29日オランダとの親善試合では初めてキャプテンを務めた[44]。これはジョン・テリーが人種差別発言でキャプテンを剥奪され、カペッロも監督を辞任したことに伴う暫定的な処置であった[44]

ロイ・ホジソン監督よりEURO 2012のメンバーに選ばれ、イングランド代表の4試合すべてにスターティングメンバーとして出場した。

獲得タイトル[編集]

クラブ[編集]

チャールトン・アスレティック
チェルシー
ニューカッスル・ユナイテッド

個人[編集]

個人成績[編集]

所属クラブ シーズン 背番号 所属リーグ リーグ FAカップ リーグ杯 UEFA主催 インタートト杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
チャールトン・アスレティック 1997–98 ディビジョン1 3 0 1 0 0 0 4 0
1998-99 27 プレミア 4 0 1 0 1 0 6 0
1999–00 17 ディビジョン1 15 1 1 0 2 0 18 1
ノリッチ・シティ 2000-01 6 1 6 1
クラブ通算 6 1 6 1
チャールトン・アスレティック 2000-01 17 プレミア 20 1 3 0 2 0 25 1
2001-02 38 1 0 0 3 0 41 1
2002-03 7 28 4 1 0 0 0 29 4
2003-04 20 2 0 0 2 1 22 3
クラブ通算 128 9 7 0 10 1 145 10
チェルシー 2003-04 19 プレミア 11 1 1 0 0 0 5 0 17 1
2004-05 4 0 0 0 3 0 4 0 11 0
クラブ通算 15 1 1 0 3 0 9 0 28 1
ニューカッスル・ユナイテッド 2005-06 17 プレミア 26 1 3 1 2 0 1 0 32 2
2006-07 29 3 0 0 2 1 8 0 2 0 41 4
クラブ通算 55 4 3 1 4 1 8 0 3 0 73 6
ウェストハム・ユナイテッド 2007-08 8 プレミア 18 1 0 0 2 0 20 1
2008-09 28 1 3 0 1 0 32 1
2009-10 31 2 0 0 2 0 33 2
2010-11 32 5 3 0 5 2 40 7
2011-12 チャンピオンシップ 4 1 0 0 0 0 4 1
クラブ通算 113 10 6 0 10 2 129 12
トッテナム・ホットスパー 2011-12 8 プレミア 29 0 5 0 0 0 0 0 34 0
2012-13 21 0 2 0 0 0 6 0 29 0
クラブ通算 50 0 7 0 0 0 6 0 174 10
キャリア通算 362 25 23 1 27 4 23 0 3 0 437 30

脚注[編集]

  1. ^ a b Scott Parker
  2. ^ a b c d e f Scott Parker Factfile
  3. ^ a b Bent and Young deliver polished auditions for roles in England future
  4. ^ Scott Parker - a career in pictures
  5. ^ "Newcastle start rebuilding with £6.5m Parker
  6. ^ Scott Parker Biography
  7. ^ McDonald's (UK) advert 1993 (World Cup '94)
  8. ^ Cottee to leave Norwich - new player signed
  9. ^ Parker joins Chelsea
  10. ^ Curbishley hits out at Parker
  11. ^ Portsmouth 0-2 Chelsea
  12. ^ Player's Player Awards: Young Player of the Year 1974-2007
  13. ^ Parker blames injury on new pitch
  14. ^ Newcastle seal £6.5m Parker deal
  15. ^ Fever brings end to Parker season
  16. ^ Parker named as Newcastle captain
  17. ^ West Ham sign Parker in £7m deal
  18. ^ Parker pleased after Upton Park debut
  19. ^ West Ham Utd v Arsenal
  20. ^ Middlesbrough 1-2 West Ham
  21. ^ Parker named Hammer Of the Year
  22. ^ Parker named Hammer of the Year
  23. ^ David Sullivan rejects Tottenham offer for West Ham's Scott Parker
  24. ^ David Sullivan tells Aston Villa to forget about a move for Scott Parker
  25. ^ Parker signs new West Ham deal
  26. ^ West Ham 1-0 Oxford Utd
  27. ^ West Ham 1-3 Chelsea
  28. ^ Stoke 1-1 West Ham
  29. ^ Scott Parker is key to guiding West Ham away from the relegation zone
  30. ^ West Ham find hope in character of Scott Parker and Mark Noble despite being held by Blackpool
  31. ^ Manager on Monday
  32. ^ Cole hails 'inspirational' Scott Parker team-talk
  33. ^ Wenger & Parker win Premier League awards for February
  34. ^ West Ham's Scott Parker wins Football Writers' award
  35. ^ Scott Parker completes Tottenham move
  36. ^ Parker completes move
  37. ^ Scott Parker completes £5.5m switch to Tottenham from West Ham
  38. ^ Wolverhampton 0 - 2 Tottenham
  39. ^ パーカーの新天地はフラムに決定Goal 2013年8月20日
  40. ^ England U21 Caps, 1976-present
  41. ^ "England v Denmark"
  42. ^ Fabio Capello makes surprise England World Cup choices
  43. ^ 称賛を集めるパーカー…カペッロは「信じられないほどのプレー」と感嘆SOCCER KING 2011年11月13日
  44. ^ a b イングランド新主将にトッテナムのMFパーカーが就任SOCCER KING 2012年3月1日
  45. ^ Scott Parker named England Player of the Year by fans

外部リンク[編集]