フラム・フットボール・クラブ(Fulham Football Club、イギリス英語発音:/ˈfuləm ˈfutˌbɔːl klʌb/ フラム・フトゥボール・クラブ)は、イングランド・ロンドンに本拠地を置くサッカークラブ。現在のオーナーはイギリスのデパート『ハロッズ』のオーナーであったモハメド・アルファイド。なお、日本ではしばしば「フルハム」、「フルアム」と紹介されることが多いが、ここでは「フラム」で統一する。
[編集] 歴史
1879年に教会のチームとして発足した「フラム・セント・アンドリューズ」が起源である。その後1888年に教会名を外し、フラムFCという名のプロクラブが設立された。
創立から多くの年月を下部リーグで過ごしていたが、1990年代後半に高級百貨店ハロッズの経営者であるモハメド・アルファイドがオーナーになり資金力を得るとチーム力を強化。その結果、2001-02シーズンにはジャン・ティガナ監督の下、記録的な勝ち点を積み重ね2部に相当するチャンピオンシップにおいて優勝をなしとげプレミアリーグへ昇格を果たした。
その後は、2002年に稲本潤一の活躍もありUEFAインタートトカップを制したが、リーグでの順位はジャン・ティガナに代わってクリス・コールマンがシーズン途中で指揮を執った2003-04シーズンの9位以外は2桁でのシーズン終了であり、特に2006-07と2007-08は2シーズン続けて、監督がシーズン途中で解任され残留争いをするなど下位に低迷した。
2008-09シーズンは、大きな補強もなくほぼ変わらない戦力であった為に、開幕前には降格候補にも挙げられるほどであった。しかし、シーズンが始まると前シーズン途中から指揮を執り残留へ導いたロイ・ホジソンの下、得点力はないながらも堅い守備で勝ち点を重ね、7位で終えて、UEFAヨーロッパリーグへの出場権を得た。
2009-10シーズンはクラブ史上最高のシーズンとなる。リーグ戦の順位こそ12位だったものの、FAカップ準決勝進出。ヨーロッパリーグでは前年度王者のシャフタール・ドネツクをラウンド32で撃破。続くラウンド16ではイタリアの強豪ユヴェントスと対戦。アウェイの1stlegで3-1と破れるが、ホームでの2ndlegでは相手に先制を許すものの、その後4ゴールを奪い4-1で逆転勝ち。トータルスコア5-4でベスト8への勝ち上がりを決めた。その後は前年度ブンデスリーガ王者のヴォルフスブルク、同じくブンデスリーガのハンブルガーSVを破り、決勝に進出。決勝ではアトレティコ・マドリードに延長戦の末2-1で破れたが、見事に準優勝に輝いた。
[編集] クラブ概要
西ロンドン、テムズ川沿いに本拠地クレイヴン・コテージを構える。同じ西ロンドンに本拠を置くチェルシーFCとは距離にして数キロ、地下鉄の駅で2駅しか離れていない。 チェルシーとの縁は深く、1890年代に建設されたスタンフォード・ブリッジ(現在のチェルシーの本拠地)は元々はフラムの本拠地になる予定で竣工されたものであった。しかし金銭面で折り合いがつかず、使用は実現しなかった。その結果宙に浮いたスタジアムの有効利用のためにチェルシーが設立された。
[編集] タイトル
[編集] 国内タイトル
なし
[編集] 国際タイトル
UEFAインタートトカップ(2002年)
[編集] 過去の成績
| シーズン |
順位 |
勝点 |
試 |
勝 |
分 |
敗 |
得点 |
失点 |
得失 |
所属 |
| 1998 - 1999 |
1 |
101 |
46 |
31 |
8 |
7 |
79 |
32 |
+47 |
ディヴィジョン2 |
| 1999 - 2000 |
9 |
67 |
46 |
17 |
16 |
13 |
49 |
41 |
+ 8 |
ディヴィジョン1 |
| 2000 - 2001 |
1 |
101 |
46 |
30 |
11 |
5 |
90 |
32 |
+58 |
ディヴィジョン1 |
| 2001 - 2002 |
13 |
44 |
38 |
10 |
14 |
14 |
36 |
44 |
- 8 |
FAプレミアリーグ |
| 2002 - 2003 |
14 |
48 |
38 |
13 |
9 |
16 |
41 |
50 |
- 9 |
FAプレミアリーグ |
| 2003 - 2004 |
9 |
52 |
38 |
14 |
10 |
14 |
52 |
46 |
+ 6 |
FAプレミアリーグ |
| 2004 - 2005 |
13 |
44 |
38 |
12 |
8 |
18 |
52 |
60 |
- 8 |
FAプレミアリーグ |
| 2005 - 2006 |
12 |
48 |
38 |
14 |
6 |
18 |
48 |
58 |
-10 |
FAプレミアリーグ |
| 2006 - 2007 |
16 |
39 |
38 |
8 |
15 |
15 |
38 |
60 |
-22 |
FAプレミアリーグ |
| 2007 - 2008 |
17 |
36 |
38 |
8 |
12 |
18 |
38 |
60 |
-22 |
FAプレミアリーグ |
| 2008 - 2009 |
7 |
53 |
38 |
14 |
11 |
13 |
39 |
34 |
+ 5 |
FAプレミアリーグ |
| 2009 - 2010 |
12 |
46 |
38 |
12 |
10 |
16 |
39 |
46 |
-7 |
FAプレミアリーグ |
| 2010 - 2011 |
8 |
49 |
38 |
11 |
16 |
11 |
49 |
43 |
+ 6 |
FAプレミアリーグ |
[編集] 現所属メンバー
※2011年5月22日、アーセナル戦でのメンバー
- 2012年2月1日現在
- 監督
[編集] 主なリザーブ&アカデミー所属選手
[編集] ローン移籍
- in
- out
[編集] 11/12移籍
詳細は「:en:List of English football transfers summer 2011」を参照
[編集] 歴代監督
[編集] 歴代所属選手
詳細は「:Category:フラムFCの選手」を参照
[編集] GK
[編集] DF
[編集] MF
[編集] FW
[編集] ホームスタジアムの改修
ロンドン郊外にあるクレイブン・コテージを正式な本拠としているが、昇格時にプレミアリーグでは許可されていない立見席があったため2002-03シーズンから2年間の予定で、全面的な改修工事を施す方針で、その間は当時下部リーグのFAディビジョン2(3部リーグ相当)に所属していたクイーンズ・パーク・レンジャーズFC(QPR)の本拠・ロフタス・ロードスタジアムを暫定本拠地として使用した。
アルファイド会長は、クレイヴン・コテージがテムズ川のほとりの住宅街という独特な立地のため改修の規模が条例で制限されることや地域住民が改装に反対運動を起こしたことを嫌い、この機を利用してスタジアムを売却して住宅地とし、本拠地を移すことを画策していたが、古くからのファンの反対や新たな用地買収の失敗に見舞われ、結局移転を断念し、リーグのルールを最低限クリアする全席座席化や老朽箇所の補修などにとどめて(収容能力も22000人程度に縮小)2004-05シーズンにクレイブン・コテージに復帰した。
ちなみに当チームの愛称「コテッジャーズ」はクレイブン・コテージにちなんだものといわれている。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
 |
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