サンダーランドAFC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
サンダーランドAFC
原語表記 Sunderland Association Football Club
愛称 ブラック・キャッツ
クラブカラー 赤、白、黒
創設年 1879年
所属リーグ プレミアリーグ
ホームタウン サンダーランド
ホームスタジアム スタジアム・オブ・ライト
収容人数 49,000
代表者 アメリカ合衆国の旗 エリス・ショート
監督 ウルグアイの旗 グスタボ・ポジェ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

サンダーランド・アソシエーション・フットボール・クラブ(Sunderland Association Football Club)は、イングランド北東部・サンダーランドに本拠地を置くプロサッカークラブ。1997年にホームスタジアムをロッカー・パークからスタジアム・オブ・ライトに移転した。

概要[編集]

第二次世界大戦前に6度のリーグ優勝(1892, 1893, 1895, 1902, 1913)を果たしている。1936年には縦縞模様のユニフォームを着て優勝した最後のクラブになった。フットボールリーグには1890年に加盟し、1888年のフットボールリーグ設立以降、初めての加盟クラブとなった。また加盟から1958年までトップディビジョンに所属し、1992年アーセナルに破られるまで、1番長く、連続してトップディビジョンに在籍したクラブだった。初めてFAカップを制したのは1937年で、決勝でプレストンを3-1で破り、優勝した。第二次大戦後、タイトルを獲得したのは1973年のFAカップで、決勝でリーズを1-0で下し、優勝している。

同じタインアンドウィア州に本拠地を置くニューカッスルとは長年のライバル関係にあり、1898年から続く対戦はタイン・ウェア・ダービーと呼ばれる。

歴史[編集]

スタジアム・オブ・ライト

1879年10月17日、サンダーランドで学校の教師をしていた、グラスゴー生まれのジェームズ・アランが、「サンダーランド地区教員サッカークラブ(Sunderland and District Teachers Association Football Club)」を設立。1880年10月16日に、名称を「サンダーランド教員サッカークラブ(Sunderland Teachers Association football Club)」に変更。しかしその後、クラブの財政難を緩和させるため、教員以外からも広くメンバーを募り、サンダーランドAFCに改編された。

1890-91シーズンからフットボールリーグに加盟。加盟後の活躍から、フットボールリーグ創設者のウィリアム・マグレガーに「素晴らしいタレントを揃えたチームだ」と賞賛される。1892年から1902年の間に、リーグ優勝3回、準優勝3回と好成績を残す。

1913年、リーグ優勝。しかし、FAカップでは、アストン・ヴィラに1-0で敗北。ダブルを逃す。

1935-36シーズンに6度目のリーグ優勝。FAカップを獲得したのは、1938年、ウェンブリー・スタジアムで行われた決勝で、プレストン・ノースエンドを3-1で破り、初優勝を飾った。

第二次世界大戦後、クラブの財政は著しく悪化。1957年、財政面の不正を犯し、会長と3人の役員が辞任。5000万ポンドという前例のない罰金を受ける。1957-58シーズンは、21位(22クラブ中)に終わり、フットボールリーグ加盟後68年目にして、初めて降格した。

1973年、2部に在籍しながら、FAカップ決勝に進出。決勝でリーズを1-0で破り、2度目のFAカップ制覇を果たす。サンダーランドの優勝以降、トップディビジョンに在籍していないチームがFAカップで優勝したのは、1976年のサウサンプトンのみ。

1985年に、初めてリーグカップの決勝に進出。しかし、ノリッジに1-0で負け、優勝を逃す。リーグカップの決勝に進出したのは、この1度のみ(2007年現在)。

1986-87シーズンは、20位(22クラブ中)に終わり、3部に降格した。しかし、翌シーズンに優勝を果たし、1シーズンで2部復帰を果たした。

1992年には、2部に在籍しながら、再びFAカップの決勝に進出。しかし、決勝でリヴァプールに2-0で敗れ、1973年の再現はならなかった。

1997年、99年間使用したロッカー・パークから、スタジアム・オブ・ライトに本拠地を移転。スタジアムの収容人数が、ロッカー・パークの30000人から42000人に増加し、クラブの財政状況も好転した。

1999年、当時の最多記録となる勝ち点105で2部優勝を果たし、1部に復帰。復帰後の1999-00、2000-01では、2シーズン連続で7位に入る。しかし、2003年に、当時の最少記録となる勝ち点19で最下位に終わり、2部に降格。ミック・マッカーシーの下、2005年に2部優勝、1年でプレミアリーグに復帰するが、2006年には最少記録を更新する勝ち点15で、再び2部に降格する。

2006年7月、ナイアル・クインを代表とする、ドラマビル・コンソーシアムがサンダーランドを買収。ナイアル・クインが会長に就任する。開幕直後はクインが監督を兼任したが、開幕から4連敗を喫すなど、勝利することができなかった。その後、8月に現役引退直後からオファーしていたロイ・キーンが監督に就任。キーンは開幕から勝っていなかったチームを建て直し、サンダーランドは27勝7分12敗、勝ち点88で優勝。バーミンガムと共に、プレミアリーグ復帰を果たした。

2007-08シーズン、プレミアリーグ復帰後初めての試合は、ホームのトッテナム戦。試合は、後半ロスタイムにマイケル・チョプラが決めたゴールにより、1-0で勝利した。

2008年12月4日、成績不振の責任を取りロイ・キーンが監督を辞任。残りのシーズンはリッキー・スブラジアが暫定的に指揮を執り、2009-10シーズンからスティーヴ・ブルースが監督に就任。

2011年11月30日、成績不振でスティーヴ・ブルースが解任。マーティン・オニールが新監督に就任した。

2013年10月8日、グスタボ・ポジェが監督に就任した。

ユニフォーム[編集]

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st) 赤、白
FP(2nd)
GK(1st) 水色
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

栄光と伝統の赤白ストライプ[1]は、サンダーランドAFCの象徴である。設立当初は、青のユニフォームを着てプレーしていたが、その後、赤と白のハーフに変わり、1887年に現在の赤と白のストライプ模様になった。2007-08シーズンのアウェーユニフォームはシャツ、パンツ、ソックス全て白で、1898年から変わっていない。2007-08シーズンから2011-12シーズンまでのユニフォームサプライヤーはアンブロで、2012-13シーズンからのユニフォームサプライヤーはアディダス

現所属メンバー[編集]

2014年9月2日現在
No. Pos. 選手名
1 ルーマニアの旗 GK コステル・パンティリモン
2 イングランドの旗 DF ビリー・ジョーンズ
3 オランダの旗 DF パトリック・ファン・アーンホルト
4 スコットランドの旗 MF リアム・ブリッドカット
5 イングランドの旗 DF ウェズ・ブラウン
6 イングランドの旗 MF リー・カッターモール
7 スウェーデンの旗 MF セバスティアン・ラーション
8 イングランドの旗 MF ジャック・ロドウェル
9 スコットランドの旗 FW スティーヴン・フレッチャー
10 イングランドの旗 FW コナー・ウィッカム
11 イングランドの旗 MF アダム・ジョンソン
14 スペインの旗 MF ジョルディ・ゴメス
16 アイルランド共和国の旗 DF ジョン・オシェイ (Captain sports.svg)
17 アメリカ合衆国の旗 FW ジョジー・アルティドール
No. Pos. 選手名
18 ギリシャの旗 MF ハリス・マブリアス
19 イングランドの旗 FW ダニー・グレアム
23 イタリアの旗 MF エマヌエレ・ジャッケリーニ
25 イタリアの旗 GK ヴィト・マンノーネ
27 アルゼンチンの旗 DF サンティアゴ・ベルヒーニ
30 イングランドの旗 MF ウィル・バックリー
38 スコットランドの旗 FW ミカエル・マンドロン
40 イングランドの旗 MF マーティン・スミス
41 イングランドの旗 MF ダンカン・ワットモア
42 イングランドの旗 MF リアム・アグニュー
-- ウルグアイの旗 DF セバスティアン・コアテス
-- フランスの旗 DF モビト・ディアキテ
-- スイスの旗 MF カブラル
-- アルゼンチンの旗 MF リカルド・アルバレス

ローン移籍選手[編集]

in
No. Pos. 選手名
27 アルゼンチンの旗 DF サンティアゴ・ベルヒーニ (エストゥディアンテス)
-- ウルグアイの旗 DF セバスティアン・コアテス (リヴァプール)
-- アルゼンチンの旗 MF リカルド・アルバレス (インテル)
out
No. Pos. 選手名
13 イングランドの旗 GK ジョーダン・ピックフォード (ブラッドフォード)
29 フランスの旗 DF ヴァレンタン・ロベルジュ (スタッド・ランス)
No. Pos. 選手名
48 イングランドの旗 GK ジョエル・ディクソン (ハートリプール)
-- フランスの旗 MF エル=ハッジ・バ (バスティア)

歴代所属選手[編集]

歴代所属選手はCategory:サンダーランドAFCの選手を参照。

歴代監督[編集]

獲得タイトル[編集]

優勝(6回):1891-92, 1892-93, 1894-95, 1901-02, 1912-13, 1935-36
準優勝(5回):1893-94, 1897-98, 1900-01, 1922-23, 1934-35
優勝(5回):1975-76, 1995-96, 1998-99, 2004-05, 2006-07
準優勝(1回):1963-64
優勝(1回):1987-88
優勝(2回):1936-37, 1972-73
準優勝(3回):1912-13, 1941-42, 1991-92
準優勝(2回):1984-85, 2013-14
優勝(1回):1936-37
準優勝(1回):1937-38

過去の成績[編集]

シーズン ディビジョン FAカップ リーグ
カップ
欧州カップ / その他 最多得点者
リーグ 試合数 得点 失点 勝ち点 順位 選手 得点数
1988-89 ディビジョン2 46 16 15 15 60 60 63 11位 3回戦敗退 2回戦敗退 フルメンバーズカップ 2回戦敗退 マルコ・ガッビアディーニ 18
1989-90 ディビジョン2 46 20 14 12 70 64 74 6位 3回戦敗退 準々決勝敗退 フルメンバーズカップ 1回戦敗退 マルコ・ガッビアディーニ 21
1990-91 ディビジョン1 38 8 10 20 38 60 34 19位 3回戦敗退 3回戦敗退 フルメンバーズカップ 準々決勝敗退 マルコ・ガッビアディーニ 9
1991-92 ディビジョン2 46 14 11 21 61 65 53 18位 準優勝 2回戦敗退 ドン・グッドマン 11
1992-93 ディビジョン1 46 13 11 22 50 64 50 21位 4回戦敗退 1回戦敗退 アングロ=イタリアン・カップ グループステージ敗退 ドン・グッドマン 16
1993-94 ディビジョン1 46 19 8 19 54 57 65 12位 4回戦敗退 3回戦敗退 アングロ=イタリアン・カップ グループステージ敗退 フィル・グレイ 14
1994-95 ディビジョン1 46 12 18 16 41 45 54 20位 4回戦敗退 2回戦敗退 フィル・グレイ 12
1995-96 ディビジョン1 46 22 17 7 59 33 83 1位 3回戦敗退 2回戦敗退 クレイグ・ラッセル 13
1996-97 プレミア 38 10 10 18 35 53 40 18位 3回戦敗退 3回戦敗退 クレイグ・ラッセル
ポール・スチュワート
4
1997-98 ディビジョン1 46 26 12 8 86 50 90 3位 4回戦敗退 3回戦敗退 ケヴィン・フィリップス 29
1998-99 ディビジョン1 46 31 12 3 91 28 105 1位 4回戦敗退 準決勝敗退 ケヴィン・フィリップス 23
1999-2000 プレミア 38 16 10 12 57 56 58 7位 4回戦敗退 3回戦敗退 ケヴィン・フィリップス 30
2000-01 プレミア 38 14 12 11 46 41 57 7位 5回戦敗退 準々決勝敗退 ケヴィン・フィリップス 14
2001-02 プレミア 38 10 10 18 29 51 40 17位 3回戦敗退 2回戦敗退 ケヴィン・フィリップス 11
2002-03 プレミア 38 4 7 27 21 65 19 20位 5回戦敗退 4回戦敗退 ケヴィン・フィリップス 6
2003-04 ディビジョン1 46 22 13 11 62 45 79 3位 準決勝敗退 2回戦敗退 マーカス・スチュワート 14
2004-05 チャンピオン 46 29 7 10 76 41 94 1位 4回戦敗退 2回戦敗退 マーカス・スチュワート 16
2005-06 プレミア 38 3 6 29 26 69 15 20位 4回戦敗退 3回戦敗退 リアム・ローレンス
アントニー・ル・タレク
トミー・ミラー
ディーン・ホワイトヘッド
3
2006-07 チャンピオン 46 27 7 12 76 47 88 1位 3回戦敗退 1回戦敗退 デヴィッド・コノリー 13
2007-08 プレミア 38 11 6 21 36 59 39 15位 3回戦敗退 2回戦敗退 ケンワイン・ジョーンズ 7
2008-09 プレミア 38 9 9 20 34 54 36 16位 4回戦敗退 4回戦敗退 ジブリル・シセ
ケンワイン・ジョーンズ
10
2009-10 プレミア 38 11 11 16 48 56 44 13位 4回戦敗退 4回戦敗退 ダレン・ベント 25
2010-11 プレミア 38 12 11 15 45 56 47 10位 3回戦敗退 3回戦敗退 アサモア・ギャン 10
2011-12 プレミア 38 11 12 15 45 46 45 13位 準々決勝敗退 2回戦敗退 ニクラス・ベントナー 8
2012-13 プレミア 38 9 12 17 41 54 39 17位 3回戦敗退 4回戦敗退 スティーヴン・フレッチャー 11
2013-14 プレミア 38 10 8 20 41 60 38 14位 準々決勝敗退 準優勝 アダム・ジョンソン 8

脚注[編集]

  1. ^ 「2010-2011世界サッカー選手名鑑」p54(学研パブリッシング)ISBN978-4-05-606112-3

外部リンク[編集]

公式
ニュース
その他