アサモア・ギャン

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アサモア・ギャン Football pictogram.svg
Asamoah Gyan Rennes 081231.jpg
名前
本名 アサモア・ギャン
ラテン文字 Asamoah GYAN
基本情報
国籍 ガーナの旗 ガーナ
生年月日 1985年11月21日(28歳)
出身地 アクラ
身長 186cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム アラブ首長国連邦の旗 アル・アインFC
ポジション FW
背番号 3
利き足
代表歴2
2003- ガーナの旗 ガーナ 76 (39)
2. 2013年10月15日現在。
テンプレート(ノート 解説)サッカー選手pj

アサモア・ギャンAsamoah Gyan, 1985年11月21日 - )は、ガーナアクラ出身のサッカー選手。UAEリーグアル・アインFC所属。ガーナ代表である。ポジションはフォワードジャンと表記されることもある。

兄のバフォー・ギャンもガーナ代表のサッカー選手である。

クラブ経歴[編集]

ウディネーゼ・カルチョ[編集]

ガーナの首都アクラに生まれ、地元のリバティ・プロフェッショナルFCに所属していたが、2003年にイタリア・セリエAウディネーゼ・カルチョと契約した。出場機会を得るために2年間はセリエBモデナFCにレンタル移籍した。2006 FIFAワールドカップで素晴らしいプレーを見せ、ロシアのFCロコモティフ・モスクワなどが獲得に興味を示したが、2006年夏にウディネーゼに復帰した。2007年1月の移籍期間には移籍金1050万ユーロでFCロコモティフ・モスクワと3年契約を結ぶ寸前だったが、2007年8月10日、ファビオ・クアリアレッラ同様に、2012年6月30日までの5年間の契約延長書類にサインした[1]。その日に行われたプレシーズンマッチではふたりとも2得点の活躍で7-0と大勝した[2]。2007-08シーズンは怪我に悩まされ、リーグ戦13試合出場4得点に終わった。

スタッド・レンヌ[編集]

2008年7月11日、フランス・リーグ・アンスタッド・レンヌと4年契約を結び[3][4]、ウディネーゼには移籍金800万ユーロが支払われた。2008-09シーズンと2009-10シーズンで合わせて48試合に出場して14得点を決めた。2010-11シーズンも開幕からリーグ戦2試合に出場し、その後移籍が決定した。

サンダーランドAFC[編集]

2010年8月31日、イングランド・プレミアリーグサンダーランドAFCと4年契約を結んだ。スタッド・レンヌには移籍金1300万ポンドが支払われたが、この移籍金はトッテナム・ホットスパーFCからダレン・ベントを獲得した際の金額を上回り、サンダーランドAFC史上最高金額となった[5]。背番号33を与えられ、9月11日のウィガン・アスレティックFC戦でダニー・ウェルベックとの交代で出場してデビューし、その試合で先制点を決めた[6]。9月21日、フットボールリーグカップウェストハム・ユナイテッドFC戦で初めて先発出場し、チーム唯一となる得点を決めた[7]。11月6日のストーク・シティFC戦(2-0)ではプレミアリーグの試合で初めて先発出場して2得点を決めた。ストーク・シティFC戦の3日後に行われたトッテナム・ホットスパーFC戦(1-1)では同点弾を決め、チームを順位表の7位に押し上げた[8]。11月14日には、スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーFC戦(3-0)で得点し、強豪相手のアウェーでの快勝に貢献した[9]。2011年1月16日にはニューカッスル・ユナイテッドFCとのダービーマッチに先発出場し、94分に同点弾を決めて、ニューカッスル相手のシーズン2度目の敗北を阻止した[10]。2011年9月、UAEリーグアル・アインFCに期限付き移籍。

代表経歴[編集]

ガーナ代表でプレーするギャン(アフリカネイションズカップ2008準々決勝、ナイジェリア戦)

2003年11月19日、2006 FIFAワールドカップ・アフリカ予選ソマリア戦で62分に途中出場してガーナ代表デビューし、90分には代表初得点を決めている[11]。この試合はギャンが18歳になる3日前であり、ガーナ代表の最年少得点記録を更新した。アフリカ予選では7試合に出場して4得点し、本大会出場に貢献した。2004年にはU-23ガーナ代表の一員としてアテネオリンピックに出場し、グループリーグを3位で終えた。2006年にはドイツで開催された2006 FIFAワールドカップ本大会に出場し、グループリーグのチェコ戦(2-0)では、試合開始から68秒後に得点を挙げ、大会最速得点を記録した。この試合ではPKを蹴ったが失敗している。イエローカードの累積によりグループリーグの最終戦には出場できなかった。決勝トーナメント1回戦のブラジル戦では81分にシミュレーションの反則を取られ、この試合で2枚目のイエローカードを提示されて退場処分を受けた[12]

2008年1月にはアフリカネイションズカップ2008に出場した。不可解な判定でナミビアに勝利(1-0)した後、メディアから批判にさらされたため、アサモアと兄のバフォーは二人揃ってガーナ代表から離脱することを決めたが[13]、チームメイトの説得で思いとどまった[14]。2010年のアフリカネイションズカップ2010では4試合で3得点を挙げ、大会ベストイレブンに選ばれた。

2010 FIFAワールドカップ本大会グループリーグ初戦のセルビア戦(1-0)では85分にPKを決め、さらに92分にはゴールポストを叩く惜しいシュートを放った。試合終了間際に途中交代したが、その活躍にスタンディング・オベーションが贈られた[15]。2戦目のオーストラリア戦(1-1)でも26分にPKを決めた[16]。決勝トーナメント1回戦のアメリカ戦では延長前半に決勝点を決め、2-1で勝利して準々決勝進出を決めた。アフリカ勢でベスト8に進出したのはカメルーンセネガルに次いで3番目の快挙である[17]。準々決勝のウルグアイ戦では相手FWルイス・スアレスが延長終了間際にペナルティエリア内でハンドの反則を犯したため、ガーナ代表がPKを得たが、ギャンはこのPKをクロスバーに当てて外した。PK戦でギャンは1人目のキッカーとしてゴールを決めたが、最終的にガーナ代表はPK戦で敗れた[18]BBCが選出する2010年のアフリカ年間最優秀選手賞を受賞し、アフリカサッカー連盟(CAF)が選出するアフリカ年間最優秀選手賞にノミネートされたが、受賞はサミュエル・エトオに譲った。

所属クラブ[編集]

2004-2006 →イタリアの旗 モデナFC (loan)
2011-2012 →アラブ首長国連邦の旗 アル・アインFC (loan)
  • 2012- アラブ首長国連邦の旗 アル・アインFC

タイトル[編集]

代表[編集]

個人[編集]

個人成績[編集]

クラブでの出場記録[編集]

2011年2月13日時点
クラブ シーズン リーグ FAカップ リーグカップ 欧州カップ その他 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
サンダーランドAFC 2010–11[19] 23 10 1 0 1 1 0 0 0 0 25 11

代表での得点[編集]

得点 日時 場所 相手 スコア 結果 大会
1. 2003年11月19日 ガーナの旗 アクラ  ソマリア
2–0
2–0
2006 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
2. 2004年6月25日 モザンビークの旗 マプト  モザンビーク
1–0
1–0
親善試合
3. 2004年7月3日 ウガンダの旗 カンパラ  ウガンダ
1–1
1–1
2006 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
4. 2005年3月23日 ケニアの旗 ナイロビ  ケニア
1–0
2–2
親善試合
5. 2005年3月27日 コンゴ民主共和国の旗 キンシャサ  コンゴ民主共和国
1–0
1–1
2006 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
6. 2005年10月8日 カーボベルデの旗 プライア  カーボベルデ
3–0
4–0
2006 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
7. 2005年11月14日 サウジアラビアの旗 リヤド  サウジアラビア
2–1
3–1
親善試合
8.
3–1
9. 2006年6月4日 スコットランドの旗 エディンバラ  韓国
1–0
3–1
親善試合
10. 2006年6月17日 ドイツの旗 ケルン  チェコ
1–0
2–0
2006 FIFAワールドカップ
11. 2006年10月8日 韓国の旗 ソウル  韓国
1–0
3–1
親善試合
12.
3–1
13. 2007年8月21日 イングランドの旗 ロンドン  セネガル
1–0
1–1
親善試合
14. 2008年1月20日 ガーナの旗 アクラ  ギニア
1–0
2–1
アフリカネイションズカップ2008
15. 2009年9月9日 オランダの旗 ユトレヒト  日本
1–0
3–4
親善試合
16.
2–0
17. 2010年1月15日 アンゴラの旗 カビンダ  コートジボワール
1–3
1–3
アフリカネイションズカップ2010
18. 2010年1月24日 アンゴラの旗 ルアンダ  アンゴラ
1–0
1–0
アフリカネイションズカップ2010
19. 2010年1月28日 アンゴラの旗 ルアンダ  ナイジェリア
1–0
1–0
アフリカネイションズカップ2010
20. 2010年6月1日 オランダの旗 ロッテルダム  オランダ
1–2
1–4
親善試合
21. 2010年6月13日 南アフリカ共和国の旗 プレトリア  セルビア
1–0
1–0
2010 FIFAワールドカップ
22. 2010年6月19日 南アフリカ共和国の旗 ルステンブルク  オーストラリア
1–1
1–1
2010 FIFAワールドカップ
23. 2010年6月26日 南アフリカ共和国の旗 ルステンブルク  アメリカ合衆国
2–1
2–1
2010 FIFAワールドカップ
24. 2011年3月29日 イングランドの旗 ロンドン  イングランド
1–1
1–1
親善試合
25. 2011年6月7日 韓国の旗 全州市  韓国
1–1
1–2
親善試合
26. 2011年9月2日 ガーナの旗 アクラ  スワジランド
1–0
2–0
アフリカネイションズカップ2012予選
27. 2011年10月8日 スーダンの旗 ハルツーム  スーダン
1–0
2–0
アフリカネイションズカップ2012予選
28. 2012年1月28日 ガボンの旗 フランスヴィル  マリ
1–0
2–0
アフリカネイションズカップ2012
29. 2013年1月10日 アラブ首長国連邦の旗 アブダビ  エジプト
3–0
3–0
親善試合
30. 2011年1月13日 アラブ首長国連邦の旗 アブダビ  チュニジア
3–2
4–2
親善試合
31. 2013年1月28日 南アフリカ共和国の旗 ポート・エリザベス  ニジェール
1–0
3–0
アフリカネイションズカップ2013
32. 2013年3月24日 ガーナの旗 クマシ  スーダン
1–0
4–0
2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
33. 2013年6月7日 スーダンの旗 ハルツーム  スーダン
1–0
3–1
2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
34.
2–1
35. 2013年6月16日 レソトの旗 マセル  レソト
2–0
2–0
2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
36. 2013年8月14日 トルコの旗 イスタンブール  トルコ
1–2
2–2
親善試合
37.
2–2
38. 2013年10月15日 ガーナの旗 クマシ  エジプト
1–0
6–1
2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
39.
4–1

脚注[編集]

  1. ^ Coventry City 0 Udinese 2 コヴェントリー・シティFC公式サイト、2007年8月4日
  2. ^ “Asamoah celebrates”. Channel4. (2007年8月10日). http://www.channel4.com/sport/football_italia/aug10q.html 2007年8月10日閲覧。  [リンク切れ]
  3. ^ “Rennes : Asamoah Gyan signe 4 ans”. Football365.fr. (2008年7月11日). http://www.football365.fr/depeches/filinfo_250150_34_Rennes-Asamoah-Gyan-signe-4-ans.shtml 2008年7月11日閲覧。 
  4. ^ “Udinese: Asamoah al Rennes per 8 milioni”. Il Tempo. (2008年7月11日). http://iltempo.ilsole24ore.com/datasport/?q=YToxOntzOjEyOiJ4bWxfZmlsZW5hbWUiO3M6MjY6IjIwMDgwNzA5MTEzMDAxLTUxMjI1ODUueG1sIjt9 2008年7月11日閲覧。 
  5. ^ Asamoah Gyan joins Sunderland for record £13m fee”. BBC Sport (2010年8月31日). 2010年8月31日閲覧。
  6. ^ Wigan 1 – 1 Sunderland”. BBC Sport. 2010年9月11日閲覧。
  7. ^ Scott Parker's dominance helps take the pressure off Avram Grant”. The Guardian (2010年9月21日). 2010年11月9日閲覧。
  8. ^ Jonathan Stevenson (2010年11月9日). “Tottenham 1–1 Sunderland”. BBC Sport. 2011年1月16日閲覧。
  9. ^ Chelsea 0–3 Sunderland”. BBC Sport (2010年11月14日). 2011年1月16日閲覧。
  10. ^ Saj Chowdhury (2011年1月16日). “Sunderland 1–1 Newcastle”. BBC Sport. 2011年1月16日閲覧。
  11. ^ “Ghana 5 Somalia 0”. Ghanaweb. (2003年11月16日). http://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/SportsArchive/artikel.php?ID=46763 
  12. ^ Brodkin, Jon (2006年6月27日). “Ronaldo tops the charts as rocky Brazil roll on”. The Guardian. http://football.guardian.co.uk/worldcup2006/matchreport/0,,1807688,00.html 2006年6月27日閲覧。 
  13. ^ Vickers, Steve (2008年1月24日). “Ghana 1–0 Namibia”. BBC Sport. http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/africa/7205249.stm 2008年1月24日閲覧。 
  14. ^ “Gyan family suffer death threats”. BBC Sport. (2008年1月29日). http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/africa/7216587.stm 2008年1月29日閲覧。 
  15. ^ Serbia 0–1 Ghana BBC Sport、2010年6月13日
  16. ^ Sheringham, Sam (2010年6月19日). “Ghana 1–1 Australia”. BBC Sport. 2010年6月19日閲覧。
  17. ^ Fletcher, Paul (2010年6月26日). “USA 1–2 Ghana (aet)”. BBC Sport. 2010年7月5日閲覧。
  18. ^ Fletcher, Paul (2010年7月2日). “Uruguay 1–1 Ghana (4–2 pens)”. BBC Sport. 2010年7月5日閲覧。
  19. ^ Asamoah Gyan”. Sunderland FC. 2010年11月14日閲覧。

外部リンク[編集]