セバスティアン・ラーション

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セバスティアン・ラーション Football pictogram.svg
Seb Larsson.jpg
名前
本名 Sebastian Bengt Ulf Larsson
カタカナ セバスティアン・ベネト・ウルフ・ラーション
ラテン文字 Sebastian LARSSON
基本情報
国籍 スウェーデンの旗 スウェーデン
生年月日 1985年6月6日(29歳)
出身地 エシルストゥーナ
身長 178cm[1]
体重 70kg[1]
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 サンダーランドAFC
ポジション MF[2]
背番号 7
利き足 右足
ユース
1997-2000
2000-2001
2001-2004
エシルストゥーナ・シティ
IFKエシルストゥーナ
アーセナル
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2007
2006-2007
2007-2011
2011-
アーセナル
バーミンガム・シティ
バーミンガム・シティ
サンダーランド
3 0(0)
27 0(1)
157 (18)
68 0(8)
代表歴2
2000-2001
2001-2002
2003
2004-2006
2008-
スウェーデンの旗 スウェーデン U-16
スウェーデンの旗 スウェーデン U-17
スウェーデンの旗 スウェーデン U-19
スウェーデンの旗 スウェーデン U-21
スウェーデンの旗 スウェーデン
7 (1)[3]
16 (5)[3]
9 (4)[3]
12 (0)
54 (6)
1. 国内リーグ戦に限る。2013年5月6日現在。
2. 2013年6月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

セバスティアン・ベネト・ウルフ・ラーション(Sebastian "Seb" Bengt Ulf Larsson, 1985年6月6日 - )は、スウェーデンエシルストゥーナ出身のサッカー選手プレミアリーグサンダーランドAFCに所属し、スウェーデン代表にも選出されている。 地元のクラブでキャリアを始め、アーセナルFCと契約を結んだ。2006-07シーズンにローンバーミンガム・シティFCに加入し、2007年の夏に完全移籍をした。5年を過ごしたバーミンガムでは2度の昇格と降格を経験し、降格後のシーズンを終えた2011年7月1日サンダーランドAFCと契約を結んだ。ラーションはプレイスキックのスペシャリストとして知られている[4]

クラブ経歴[編集]

アーセナル[編集]

ラーションはエシルストゥーナで生まれ、地元のクラブである、エシルストゥーナ・シティでサッカー選手としてのキャリアをスタートし、IFKエシルストゥーナでもプレイをした。ラーションのプレイを見たアーセナルのスカウトの誘いにより、16歳の時にアーセナルに加入した。パナシナイコス戦でベンチ入りを果たし、2004年10月27日に行われたリーグカップマンチェスター・シティ戦でトップチームデビューを果たした。その試合では左サイドバックとしてプレイをした[5]

バーミンガム・シティ[編集]

2006年8月、完全移籍のオプションが付いたローンにより、バーミンガム・シティに加入した[6]。ラーションはシーズン始めのクリスタル・パレス戦、シュルーズベリー・タウン戦で決勝ゴールを挙げるなど、すぐにインパクトを残した。FAカップニューカッスル・ユナイテッド戦では2ゴールを決め、2007年1月末、100万ポンドの移籍金により完全移籍することが決まり、バーミンガムと4年間の契約を結んだ[7]。2007年4月のシェフィールド・ウェンズデイ戦では、ハーフウェイラインからドリブルで持ち込み、クラブのゴール・オブ・ザ・シーズンとなるゴールを決めた[8]

2006-07シーズンは主に右ウイングで出場していたが、チーム事情によりサイドバックで出場することもあった。しかしながら、2007-08シーズンのマン・オブ・ザ・マッチに選出された、ボルトン・ワンダラーズ戦の活躍などにより[9]、中盤の右サイドが最適なポジションであると認識されるに至った。

コーナーキックを蹴るラーション(2007年)

新たに監督に就任した、アレックス・マクリーシュによりスターティングメンバ―に復帰した2007年12月のトッテナム・ホットスパー戦ではゴールを決め、クラブにプレミアリーグでのシーズンアウェイ初勝利をもたらした[10]。ラーションが決めたリーグ戦の6ゴールの半分は直接フリーキックによるものであり、その内の2ゴールは、トッテナム・ホットスパー戦、ポーツマス戦と2試合連続で決めたゴールである[11][12]リヴァプール戦では27mの距離からフリーキックからゴールを挙げた[13]。シーズンの4週を残してクラブを降格から救うことは出来なかったが、オプタ・スポーツの統計は、ラーションをプレミアリーグで最も正確な直接フリーキックを蹴る選手であると評価をした。

2010-11シーズンの開幕戦であるスタジアム・オブ・ライトで行われたサンダランド戦ではバーミンガムの2ゴールをアシストし、アウェイで勝ち点を得ることに貢献し[14]、ホーム開幕戦となった、ブラックバーン・ローヴァーズ戦ではクレイグ・ガードナーのゴールをアシストし、2-1の勝利に貢献した[15]。2007年11月に行われたアウェイのフラム戦で、アレクサンドル・フレブのアシストからシーズン初ゴールを記録した[16]

バーミンガムはそのシーズンリーグカップの決勝に進出し、準々決勝のライバルクラブであるアストン・ヴィラ戦ではチームの1点目をPKから記録した[17]。シーズン末で契約が切れることになっていたため、1月の移籍市場ではニューカッスル・ユナイテッドと交渉を行ったが、条件面で合意に達しなかった[18]

アーセナルとのリーグカップ決勝ではラーションはフル出場をし、クラブの1963年以来となるリーグカップ獲得に貢献した。『デイリー・メール』は、1988年のFAカップ決勝でウィンブルドンリヴァプール以来最大の番狂わせであると報じた[19][20]

2011年4月20日に行われた、チェルシー戦でクラブ通算200試合出場を達成し、PKからゴールを決めたが1-3で敗れた。

契約延長に合意せず、クラブもチャンピオンシップに降格したため、ラーションはシーズン終了後にクラブを離れることが濃厚となった[21]

サンダーランド[編集]

アーセナル戦でフリーキックを蹴るラーション

2011年6月22日ボスマン・ルールにより、7月1日より自由移籍で加入することが発表された[22]サンダーランドの監督はバーミンガムで監督を務めていたスティーヴ・ブルースであった。シーズン2戦目となったアンフィールドでのリヴァプール戦でデビューを飾り、ボレーシュートでゴールも決めた[23]

ストーク・シティ[24]、その1ヶ月後に行われた、アーセナル戦でフリーキックからゴールを決め、試合後にアーセナルの監督を務める、アーセン・ベンゲルは、「おそらくリーグで一番のフリーキッカーだろう。」と、述べた[25]

2011年11月26日に行われたブルースにとってブラック・キャッツで最後の試合となった、ウィガン・アスレティック戦では先制ゴールを挙げたが、チームは1-2で敗れた[26]マーティン・オニール新監督の初陣となった、ブラックバーン・ローヴァーズ戦では終了間際にフリーキックからゴールを決め、2-1の勝利に貢献した[27]

代表経歴[編集]

ユーロ2012でプレイするラーション

A代表に初めて招集されたのは2007年10月に行われた、EURO 2008予選リヒテンシュタイン代表戦と北アイルランド代表戦に向けてのメンバーであったが[28]、リヒテンシュタイン代表戦では出場機会がなく[29]、北アイルランド代表戦ではベンチ入りメンバーを外れた[30]。代表デビューとなったのは2008年2月に行われた、トルコ代表との親善試合であり、フル出場を果たした[31]EURO 2008のメンバーにも選出され、以来代表チームのレギュラーに定着した[32]

EURO 2012予選モルドバ代表戦で初ゴール記録し、EURO 2012予選では通算3ゴールを挙げた[33]

EURO 2012のメンバーに選出され[34]、グループリーグ3試合すべてにスターティングメンバ―として出場し、2戦目のフランス代表ではゴールを挙げ、2-0の勝利に貢献したが、チームは決勝トーナメントに進むことは出来なかった[35]

個人成績[編集]

所属 シーズン リーグ FAカップ リーグカップ ヨーロッパ Total
出場数 ゴール 出場数 ゴール 出場数 ゴール 出場数 ゴール 出場数 ゴール
アーセナル 2004–05 0 0 0 0 3 0 0 0 3 0
2005–06 3 0 1 0 4 0 1 0 9 0
Total 3 0 1 0 7 0 1 0 12 0
バーミンガム・シティ 2006–07 27 1 3 3 4 2 34 6
バーミンガム・シティ 2006–07 16 3 0 0 0 0 16 3
2007–08 35 6 1 0 1 0 37 6
2008–09 38 1 0 0 1 0 39 1
2009–10 33 4 4 0 1 0 32 4
2010–11 35 4 1 0 5 1 41 5
Total 184 19 9 3 12 3 205 25
サンダーランド 2011–12 32 7 6 1 1 0 39 8
2012–13 38 1 2 0 1 0 41 1
Total 70 8 8 1 2 0 80 9
キャリア通算 257 27 19 4 21 3 1 0 297 34

獲得タイトル[編集]

クラブ
イングランドの旗 バーミンガム・シティ

脚注[編集]

  1. ^ a b Sebastian Larsson
  2. ^ Larsson delight at midfield berth
  3. ^ a b c Herr: Årets första EM-kvaltrupp
  4. ^ Larsson: How to hit an unstoppable free kick
  5. ^ Sebastian Larsson
  6. ^ Arsenal pair to join Birmingham
  7. ^ Birmingham wrap up Larsson deal
  8. ^ Clemence scoops top award at Blues
  9. ^ Birmingham City 1 Bolton Wanderers 0: The Kapo fits as Birmingham pile pressure on Lee
  10. ^ Tottenham 2-3 Birmingham
  11. ^ Birmingham 4-1 Tottenham
  12. ^ Portsmouth 4-2 Birmingham
  13. ^ Birmingham 2-2 Liverpool
  14. ^ Liam Ridgewell completes Birmingham comeback against 10-man Sunderland
  15. ^ Birmingham 2-1 Blackburn
  16. ^ Fulham 1-1 Birmingham
  17. ^ Birmingham 2-1 Aston Villa
  18. ^ Birmingham City: Kenny Miller deal is close
  19. ^ Carling Cup: Birmingham 2–1 Arsenal
  20. ^ Arsenal 1 Birmingham 2: 'Flippin' Eck, we've won it! McLeish's men bring Wenger to his knees
  21. ^ Carr Gears Up
  22. ^ Seb Larsson and Keiren Westwood sign for Sunderland
  23. ^ Liverpool 1 Sunderland 1: Dalglish claims Dowd bottled red-card call
  24. ^ Sunderland 4-0 Stoke
  25. ^ Wenger hails Larsson qualities
  26. ^ com/football/news/11695/7349701/O-Neill-arrives-at-Sunderland O'Neill arrives at Sunderland
  27. ^ Sunderland 2–1 Blackburn
  28. ^ Birmingham's Larsson given Sweden chance
  29. ^ Liechtenstein 0-3 Sweden
  30. ^ Sweden 1-1 Northern Ireland
  31. ^ Herr: Mållöst på Inönü
  32. ^ Herrlandslagets spelare 2009
  33. ^ Sweden 2-1 Moldova
  34. ^ UEFA Euro 2012: Hamrén Selects Sweden Squad
  35. ^ Sweden striker Zlatan Ibrahimovic's spectacular goal helped condemn France to the Group D runners-up spot and a Euro 2012 quarter-final against Spain.

外部リンク[編集]