グレーター・ロンドン

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グレーター・ロンドン
EnglandLondon.png
地理
様態 リージョン
都市および非都市カウンティ
典礼カウンティ
面積 9位
1,579 km² (609 sq mi)
NTS 1 UKI
人口統計
人口
総人口
人口密度
2位
7,512,400[1] (mid-2006)
4,758/km² (mid-2006)
GDP per capita £27,633 (1位)
政治
大ロンドン庁


Arms of the Greater London Council.svg

http://www.london.gov.uk/

行政庁所在地 サザーク
市長 ボリス・ジョンソン

グレーター・ロンドンGreater London)はイングランド首都ロンドンにおける最高レベルの行政区であり、9つあるイングランドのリージョンの内の1つ。 日本語では大ロンドンとも称される。

目次

[編集] 概要

グレーター・ロンドンはシティ・オブ・ロンドンシティ・オブ・ウェストミンスターに31のロンドン特別区 (London boroughs) を加えた範囲を領域としている。総面積は1579 km² (609 sq. mi) 、人口は2001年時の調査で7,172,036人であった。人口調査による数値は実際よりも過小になる傾向があり、統計局による計算によると、実際には7,322,400人の住民が存在している。

[編集] 地方行政区

2000年以降ロンドン地域はグレーター・ロンドン庁 (Greater London Authority, GLA) が設けられており、大ロンドン市長 (Mayor of London) ボリス・ジョンソンが行政の責を追っている。立法府はロンドン市議会 (London Assembly) が担っており、GLAの本庁はサザークのシティ・ホールに設けられている。

[編集] 行政上の地位

グレーター・ロンドンの行政上の地位はやや複雑である。公式にはイングランドの州の1つであるとされている。 (シティ・オブ・ロンドンは除く) イングランドを構成する9つの地方の1つである。この立場における公式な名称はロンドン (London)である。イングランドにおいて、選挙により選出された議員が構成する議会と行政府の長が存在する地方はロンドンのみである。

通常ロンドンという言葉を使用する際にはシティ・オブ・ロンドン[1] のことではなく、グレーター・ロンドンをさす場合が大半である。法律を厳密に解釈すると大ロンドンは市 (city)ではないが、慣習的にグレーター・ロンドンは単一の市であるとして認識されている。

[編集] 特別区

グレーター・ロンドンにはシティ・オブ・ウェストミンスターを含めて32の特別区 (boroughs) が存在し、これらとシティ・オブ・ロンドンはそれぞれ単一自治体またはユニタリー (unitary authority) として機能している。シティ・オブ・ロンドンの有する特殊な地位は12世紀に端を発している。

  1. シティ・オブ・ロンドン
  2. シティ・オブ・ウェストミンスター
  3. ケンジントン&チェルシー
  4. ハマースミス&フラム
  5. ウォンズワース
  6. ランベス
  7. サザーク
  8. タワーハムレッツ
  9. ハクニー
  10. イズリントン
  11. カムデン
  12. ブレント
  13. イーリング
  14. ハウンズロー
  15. リッチモンド
  16. キングストン・アポン・テムズ
  17. マートン
LondonNumbered.png
  1. サットン
  2. クロイドン
  3. ブロムリー
  4. ルイシャム
  5. グリニッチ
  6. ベクスレー
  7. ハヴァリング
  8. バーキング & ダゲナム
  9. レッドブリッジ
  10. ニューハム
  11. ウォルサム・フォレスト
  12. ハーリンゲイ
  13. インフィールド
  14. バーネット
  15. ハローウ
  16. ヒリングドン

[編集] 歴史

グレーター・ロンドンはロンドン自治法(1963年制定、1965年4月1日施行)に基づき、それまでのミドルセックス州の大部分、カウンティ・オブ・ロンドン及びシティ・オブ・ロンドン[2] に、ケントハートフォードシャーサリー及びエセックスの一部を加える形で成立した。ホーム・カウンティと呼ばれるエセックス、ハートフォードシャー、バッキンガムシャーバークシャー、サリー及びケントと市域を接している。

かつてのグレーター・ロンドンの行政は2層からなる地方自治制度を組み合わせた独特の制度であり、グレーター・ロンドン・カウンシルがシティ・オブ・ロンドンと32の特別区 (boroughs)と行政権限を共有していた。グレーター・ロンドン・カウンシルはサッチャー政権下の1986年、一部の権限をシティ・オブ・ロンドンと32の特別区に移し、残りを中央政府へと戻す形で廃止された。後の2000年労働党政権は再び大ロンドン市域全体の行政府としてグレーター・ロンドン庁(Greater London Authority)を成立させ、立法府としてロンドン市議会、そして大ロンドン市長職が成立した。2000年及び2004年の市長選挙では、グレーター・ロンドン・カウンシルの最後の市長であったケン・リヴィングストンが市長に選出されたが、2008年の市長選挙では、保守党ボリス・ジョンソンに敗れた。

現在のグレーター・ロンドン市域にあたる部分の人口は、1801年の約110万人[3] から1939年には860万人に増加したが、1980年頃には680万人に落ち込んでいる。1980年初頭からは再び増加する傾向にあるが、2003年時点で1970年代初頭の人口(1921年の人口と同程度)に達した程度である。研究者の中には大ロンドンの人口は2016年には815万人に達すると予測する者もいるが、それでもピークである1939年と比べて45万人ほど少ないということになる。より広い市域の定義であるロンドン都市圏(ロンドン通勤圏)で考えると、1200万人から1250万人が都市圏人口とされる。

なお、「グレーター・ロンドン」という単語は、1965年以前は特にスコットランドヤード(ロンドン警視庁)が管轄する範囲を指す言葉[4] として用いられていたが、現在のスコットランドヤードの管轄地域を指す言葉は"Metropolitan Police District"が好んで用いられている。

[編集] 人口推移

1971年以前の数値は統計から計算したものである。1981年以降の人口は中間期の推定 (midyear estimates) であり、人口を過小に申告される傾向のある国勢調査結果よりも精度が高い。

  • 1891年4月5日/6日 5,572,012人
  • 1901年3月31日/4月1日 6,506,954人
  • 1911年4月2日/3日 7,160,525人
  • 1921年6月19日/20日 7,386,848人
  • 1931年4月26日/27日 8,110,480人
  • 1939年Midyear estimate 8,615,245人
  • 1951年4月8日/9日 8,196,978人
  • 1961年4月23日/24日 7,992,616人
  • 1971年4月25日/26日 7,452,520人
  • 1981年Midyear estimate 6,805,000人
  • 1991年Midyear estimate 6,829,300人
  • 2001年Midyear estimate 7,322,400人
  • 2003年Midyear estimate 7,387,900人
  • 2006年Midyear estimate 7,511,989人

[編集] 脚注

  1. ^ シティまたはスクエア・マイルと呼称される。
  2. ^ カウンティ・オブ・ロンドン行政府であるロンドン・カウンティ・カウンシルからは独立していた。
  3. ^ うち85万人ほどが都市部で暮らしており、残りの25万人は周辺の村に住んでいた。
  4. ^ その範囲は現在のグレーター・ロンドン市域とは一致しない。

[編集] 外部リンク

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