すかんぴんウォーク
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| すかんぴんウォーク | |
|---|---|
| 監督 | 大森一樹 |
| 脚本 | 丸山昇一 |
| 製作 | 渡辺プロダクション 岡田裕 佐々木史朗 |
| 出演者 | 吉川晃司 山田辰夫 鹿取容子 |
| 音楽 | 宮川泰 |
| 主題歌 | 「モニカ」 吉川晃司 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | 1984年2月11日 |
| 上映時間 | 105分 |
| 製作国 | 日本 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
すかんぴんウォークは1984年に公開された日本映画。吉川晃司のデビュー作であり、その後「ユー・ガッタ・チャンス(1985年)」「テイク・イット・イージー(1986年)」と吉川を主人公に続編が作られた。同時上映は「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」。公開時の惹句は「生きるなら-より劇的《ドラマチック》に!!」。
目次 |
[編集] 概要
監督・大森一樹、主演・吉川晃司による「民川裕司3部作」の第1作。吉川晃司の映画初出演作であり、この作品の主題歌「モニカ」で同時に歌手デビューも果たした。冒頭の水泳シーンでは、水球のオリンピック候補選手だったという吉川がその実力を披露。
民川裕司(演劇)、貝塚吉夫(シンガー)、野沢亜美(アイドル)の3人が夢に挫折しながらも、それぞれの成功をつかんで行く姿を、彼らを取り巻く大人達の姿と対比しながら描く辛口のサクセスストーリー。
シンガーに挫折して仲間の過去を売り物に毒舌スターとなっていく貝塚吉夫役の山田辰夫も強烈な印象を残しており彼の代表作の1つでもある。
[編集] キャスト
- 深水敬造(45・安ホテルの主人) - 田中邦衛
- 白木隆介(38・喫茶店のマスター) - 蟹江敬三
- 河野誠(38・大工・元テレビ映画の監督) - 平田満
- 矢作努(36・サラ金のとりたて業) - 原田芳雄
- 民川年和(48・裕司の父) - 神山繁
- 柴田勝男(35・二流プロダクション部長) - 大門正明
- 遠藤五郎(37・レコード会社重役) - 工藤堅太郎
- 桑畑一郎(35・サラリーマン) - 西田健
- 木村花江(48・亜美のマンションの管理人) - 白川和子
- 芝淑江(33・喫茶店のレジ) - 高瀬春奈
- 河野こずえ(35・河野の妻) - 赤座美代子
- 労務者 - 小松政夫
- 榎木健三(40・映画プロデューサー) - 上田耕一
- 原井和則(30・裕司のマネージャー) - 深見博
- 桧垣みどり(33・亜美のマネージャー) - 森みどり
- レコード会社幹部 - 鶴田忍
- 女性バーテン(31) - 室井滋
- 芸能記者 - 重松収
- 寺坂一志(30・ラジオ局ディレクター) - 福井友信
- レポーター1 - 関川慎二
- レポーター2 - 実吉角盛
- レポーター3 - 南英二
- 労務者 - 飯島大介
- 労務者 - 飯田浩幾
- 亜美に似た子 - 松山薫
- 女子高生1 - 橘明美
- 女子高生2 - 藤田千英子
- 女子高生3 - 石井きよみ
- 文具店員 - 西沢正代
- 白バイのおじさん - 中沢青六
- 関川達也(42・ヨットハーバー管理人) - 宍戸錠
[編集] スタッフ
- 企画 - 渡辺晋
- 製作 - 岡田裕、佐々木史朗
- プロデューサー - 佐々木啓、八巻晶彦
- 監督 - 大森一樹
- 脚本 - 丸山昇一
- 撮影 - 水野尾信正
- 音楽 - 宮川泰
- 美術 - 金田克美
- 編集 - 井上治
- 照明 - 三荻国明
- 録音 - 伊藤晴康
- スクリプター - 中尾孝
- 助監督 - 山崎伸介
- スチール - 中尾孝
- 俳優担当 - 笹岡幸三郎
- 製作担当 - 栗原啓祐
[編集] 音楽
すかんぴんウォークの音楽は「宇宙戦艦ヤマト」で知られる宮川泰。サウンドトラック・アルバムは上映当時から発売されていない。
- モニカ
- 作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - NOBODY / 編曲 - 大村雅朗
- 劇中では民川裕司のデビュー曲「Thanks」として唄われる。
- 真夜中のストレンジャー
- 作詞 - 松尾由紀夫 / 作曲 - NOBODY / 編曲 - 佐藤健
- モニカのカップリングナンバー「真夜中のストレンジャー」がエンディングテーマである。この曲が流れたあと、裕司が客席に向かって頭を下げるところで映画は終わる。
[編集] その他
- 月刊シナリオ1984年3月号に本作のシナリオが収録されている。佐々木史朗と大森一樹の対談や丸山昇一のシナリオノート等も収録されており資料性が高い。
- 佐々木史朗が自身のblogにすかんぴんウォーク製作当時の丸山昇一との出会いを綴っている。シロウのつぶやき » モニカ
- 亜美役の鹿取容子は、平成3年3月25日に有限会社プリティープラムを設立。代表取締役に就任した。
- 平田満演じる河野の部屋に貼られていたポスターは河野が劇中で師と仰ぐジャン=ピエール・メルヴィルの「サムライ」である。
- 宍戸錠は本作だけでなく、続編の「ユー・ガッタ・チャンス」「テイク・イット・イージー」を通して一言もセリフはない。宍戸錠のヨットの名前が劇中「MONICA」になっている。
- シナリオと実際の映像で変更になっているセリフも多い。例えば裕司が吉夫に「役者になりたいわけ? それとも作るほう?」と聞かれて、シナリオでは「本物の芝居を見て決めようと思っている」となっているが、実際の映像は「つかこうへいから俳優座まで見て決めようと思ってます」に変更になっている。
- 裕司が役者志望で上京してきたことから劇場のシーンも多い。裕司が最初に芝居を見に行くのが六本木の俳優座劇場、亜美にデートに誘われて行くのが新宿の紀伊国屋ホールである。ちなみに紀伊国屋ホールで上映されていたのはテアトロ海の「六人の暗殺者」であった。
- 劇中で裕司が着ているスーツはDOMONである。
- 裕司と吉夫が出会った頃に成功を誓い合い最後に別れた公園は、シナリオでは「星待公園」という。
- 裕司と吉夫が公園で宴会をするときに流れていたのは、ドナ・サマーの「情熱物語 (She works hard for the Money)」。
- 吉夫がBIGスター誕生で唄うのは、沢田研二の「危険な二人」。
- 劇中に出てくる民川裕司&ザ・カウンターズの面々は売れる前のROGUEが演じている。
- その民川裕司&ザ・カウンターズが遊園地で歌うのはROGUEの「CRAZY LADY」。
- 前半の舞台となる喫茶店「パンの木」の当時のロケ地は東京都港区六本木3-15ザ・バーガーイン。
- お蔵出し映画祭2011のオープニング作品として尾道にて上映。
- DVDされておらず、中古VHSでしか入手できない。