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'''楽天モバイル'''(らくてんモバイル)は、[[楽天モバイル (企業)|楽天モバイル株式会社]]が提供する[[移動体通信]]事業のサービスブランドである。 |
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2020年7月1日 (水) 12:35時点における版
楽天モバイル(らくてんモバイル)は、楽天モバイル株式会社が提供する移動体通信事業のサービスブランドである。
沿革
- 2017年12月14日 - 楽天が携帯電話(MNO)事業への参入を発表[1]
- 2018年1月10日 - 楽天モバイルネットワーク株式会社を設立
- 2018年4月6日 - 総務省・電波監理審議会が楽天に対し1.7GHz帯の割り当てを決定[2]
- 2019年1月23日 - 関東・東海・近畿地方における特定無線局の包括免許を取得[3]
- 2019年4月1日 - 楽天モバイルネットワークの社名を楽天モバイル株式会社に変更
- 2019年9月24日 - 九州地方における特定無線局の包括免許を取得し、国内全地域での取得を完了[4]
- 2019年10月1日 - 先行サービス開始。当初は「無料サポータープログラム」の参加者5000人にサービス対象を限定[5]
- 2020年1月22日 - 「無料サポータープログラム」の枠を2万人に拡大[6]
- 2020年3月3日 - 料金プランを発表[7]
- 2020年4月8日 - 正式サービス開始
- 2020年4月22日 - auローミングエリアにおける通信量上限を5GBへ引き上げる[8]
通信環境
楽天モバイルは、自社網として1.7GHz帯のうち1730 - 1750MHz(上り)及び1825 - 1845MHz(下り)の各20MHz帯を占有する[2]。2020年3月時点で、東京都・愛知県・大阪府の中心部を主体としたエリアに約4400の基地局を設置するとしているが[9]、エリア外や自社網の電波の届かない場所では、auのネットワークにローミング接続する[10]。また、楽天モバイル株式会社の光ブロードバンド回線・楽天ひかりの契約者向けに小型フェムトセル「Rakuten Casa」を販売している[11]。
料金プラン
新規加入及び他のキャリアからの乗り換え(MNP)で選択できる料金プランは下記の「Rakuten UN-LIMIT 2.0」のみとなる[7]。
しかし、MVNOの楽天モバイルから乗り換える利用者に対し、2020年夏を目処にMVNOの料金プラン(スーパーホーダイなど)のままでMNOサービスへの変更を受け付けるとしている[12]。
Rakuten UN-LIMIT 2.0
出典:[13]
- 料金:2980円(消費税別)※先着300万名に限り契約から1年間無料
- 音声通話(国内):Rakuten LINKアプリを経由する通話は無料(一部特番除く)、それ以外は30秒ごとに20円
- 音声通話(国外):Rakuten LINKアプリ同士、及び指定された国・地域から国内への通話は無料、それ以外は有料[注 1]
- SMS(国内):Rakuten LINKアプリを経由するSMSは無料、それ以外は全角70文字ごとに3円
- データ通信:楽天モバイルエリアでの使用は無料(通信量無制限)、auローミングエリアでの使用は5GBまで無料で、以降は1GB 500円で追加容量を購入する必要がある。容量超過後の通信速度は最大1Mbps[注 2][7]
対応端末
正式サービス開始時に提供する端末(すべてスマートフォン)は以下の通り。
- Galaxy S10・Galaxy S10+(サムスン電子製)
- Galaxy A7(サムスン電子製)
- nova 5T(ファーウェイ製)
- OPPO A5 2020(OPPO製)
- Reno A(OPPO製)
- Xperia Ace(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)
- AQUOS sense 3 plus・AQUOS sense 3 lite(シャープ製)
- arrows RX(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)
- Rakuten Mini(Tinno mobile製、eSIM専用端末)[14]
なお、MVNOの楽天モバイルにおいて2020年3月時点で販売されているスマートフォン・ルーターはすべてMNOサービスに対応している。
またiPhoneについて公式には「動作対象保証外」としているが[15]、iPhone XR・iPhone XS以降の機種であればeSIMをインストールする事により通話・通信に対応すると発表した[16][注 3]。
脚注
- ^ “楽天が携帯キャリア事業参入を表明 2019年中のサービス開始を目指す”. ITmedia Mobile (2017年12月14日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ a b “楽天の「携帯キャリア」参入決定 「1.7GHz」帯で“追加条件”あり”. ITmedia Mobile (2018年4月6日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ “楽天モバイルネットワーク、LTE基地局の免許取得 関東、東海、近畿地方で”. ITmedia Mobile (2019年1月23日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ “楽天モバイル、MNOサービス用の「包括免許」の取得を完了 全国でサービス展開可能に”. ITmedia Mobile (2019年10月1日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ “楽天モバイルがMNO事業のサービス概要を発表 月額0円の「無料サポータープログラム」で様子見スタート”. ITmedia Mobile (2019年9月6日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ “楽天モバイル「無料サポータープログラム」が対象拡大、最大2万人を先着で募集 「Rakuten Mini」発売も”. ITmedia Mobile (2020年1月23日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ a b c “楽天モバイル正式サービスは4月8日開始 プランは“完全使い放題”のみ、300万人は1年間無料”. ITmedia Mobile (2020年3月3日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ “楽天モバイルが「Rakuten UN-LIMIT」を改定 KDDIエリアは月間5GBまで、超過後は1Mbpsに”. ITmedia Mobile (2020年4月8日). 2020年4月8日閲覧。
- ^ “楽天モバイル、3月までに4400局を開設予定 計画を「大幅に上回る」と三木谷氏”. ITmedia Mobile (2020年2月13日). 2020年5月10日閲覧。
- ^ “KDDIと楽天が決済・物流・通信分野における資産の相互活用で合意 楽天MNOはauネットワークにローミング”. ITmedia Mobile (2018年11月1日). 2020年5月10日閲覧。
- ^ “楽天モバイルの小型基地局「Rakuten Casa」始動 九州の一部を除く全国で受け付け開始”. ITmedia Mobile (2020年4月8日). 2020年5月10日閲覧。
- ^ “楽天モバイル、MVNOユーザーは「Rakuten UN-LIMIT」以外のプランも選択可能”. ITmedia Mobile (2020年3月12日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ “Rakuten UN-LIMIT 2.0”. 楽天モバイル. 2020年5月5日閲覧。
- ^ “楽天が独自端末「Rakuten Mini」発表、10月からの自社回線サービスで展開”. Engaget日本版 (2019年9月6日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ iPhoneは利用できますか?(楽天モバイル)
- ^ “楽天モバイルのeSIMが「iPhone」「Pixel 4」に対応 動作保証はなし”. ITmedia Mobile (2020年4月9日). 2020年4月14日閲覧。