21世紀のスキッツォイド・マン

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21世紀のスキッツォイド・マン
キング・クリムゾン楽曲
収録アルバム クリムゾン・キングの宮殿
リリース 1969年10月12日
録音 1969年
ジャンル ジャズ・フュージョン
プログレッシヴ・ロック
プログレッシヴ・メタル
ヘヴィメタル
時間 7分20秒
レーベル アトランティック・レコード
作曲者 ロバート・フリップ
イアン・マクドナルド
グレッグ・レイク
マイケル・ジャイルズ
ピート・シンフィールド
プロデュース キング・クリムゾン

21世紀のスキッツォイド・マン」(にじゅういっせいきのスキッツォイド・マン、原題:Twenty First Century Schizoid Man)はキング・クリムゾンのデビューアルバム、「クリムゾン・キングの宮殿」に収録されている楽曲で、彼らの代表曲でもある。改題前の邦題は「21世紀の精神異常者」(にじゅういっせいきのせいしんいじょうしゃ)だが、レコード制作基準倫理委員会(レコ倫)基準の変化によって現在の表記に改められた。

概要[編集]

ロックとジャズを融合させた曲である。プログレッシヴ・ロック・アーティストだけではなく、様々なアーティストに影響を与えた。1996年には2種類のスタジオ録音バージョンと3種類のライブ・バージョンを組み合わせたミニアルバムも発売され、日本では2001年トヨタ・ヴェロッサのCMに起用されたのをきっかけに日本盤も発売された。

ピート・シンフィールドによる詞は、ベトナム戦争など当時の不安な世相を背景に、21世紀のディストピア的な未来像を暗示したものであるとされている。ただしその他のピートの詩作とは対照的に、「ナパーム弾」「子供たちは血を流す」「欲しいものは何一つ得られない」などのやや直接的な表現が用いられているのも特徴である。

リズムは4分の4拍子、または8分の6拍子で構成されており、アウトロの部分はフリーテンポとなっている。

デビュー当時(1969年)から1974年頃まではライヴのレパートリーに欠かせない曲だったが、エイドリアン・ブリューが加入した1980年代には一度封印された("The King Crimson Barber Shop"という楽曲でも"(We don't do 21st Century Schizoid Man)/But we're the King Crimson band~"とやや皮肉めかして歌われている)。しかし、1994 - 1996年の「ダブル・トリオ」期に再びライヴのレパートリーに加えられた。

パーソナル[編集]

  • Greg Lake - Vocals, bass
  • Ian McDonald - saxophone
  • Robert Fripp - Guitars
  • Michael Giles - drums
  • Peter Sinfield - lyrics

カバー[編集]

この曲をカバーしているバンド・ユニット・歌手

また、同曲のカバーとは異なるがPOLYSICSスピッツのカバーアルバム「一期一会 Sweets for my SPITZ」に於いてスピッツの楽曲「チェリー」を21世紀のスキッツォイド・マン風にアレンジしてカバーしている。

その他[編集]