人間椅子 (バンド)

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人間椅子
人間椅子.png
バンドのロゴ
基本情報
出身地 日本の旗 日本青森県弘前市
ジャンル ハードロック[1]
ヘヴィメタル[1][2][3]
プログレッシブ・ロック[1][2][3]
サイケデリック・ロック
ドゥームメタル[3]
ストーナー・ロック
ゴシック・ロック[2]
プログレッシブ・メタル[3]
ストーナー・ドゥーム[3]
フォーク・メタル[3]
活動期間 1987年 -
レーベル 徳間ジャパンコミュニケーションズ
公式サイト ningen-isu.com
メンバー 和嶋慎治ボーカルギター
鈴木研一(ボーカル・ベース
ナカジマノブ(ボーカル・ドラム
旧メンバー 上館徳芳(ドラム)
後藤マスヒロ(ドラム)
土屋巌(ドラム)
ブラック・サバス
バッジー
キング・クリムゾン
レッド・ツェッペリン
日本文学など

人間椅子(にんげんいす)は、日本3ピース[4]ロックバンド[2]1987年青森県弘前市出身の和嶋慎治鈴木研一によって結成された。ブラック・サバスを彷彿とさせる70年代風ブリティッシュ・ハードロックのサウンドに、日本語・津軽弁での歌唱、怪奇[5]をテーマとした世界観の歌詞をのせた、独特の音楽性を特徴とする。

来歴[編集]

オリジナルメンバーでありフロントマンでもある和嶋慎治(ギター)と、鈴木研一(ベース)を中心に人間椅子の来歴を列挙する。

中学時代(1970年代後半)[編集]

1978年、和嶋は弘前市立第三中学、鈴木は弘前市立第四中学校に入学した。

両者とも中学校時代から地元のロック鑑賞会を通して親交があった。まだバンド結成にこそ至っていなかったが、鈴木が持ち寄っていたキッスのレコードを和嶋が視聴したり、皆で楽器のセッションをするなど、すでに音楽的な交流の萌芽を見せていた。当時、和嶋はビートルズキング・クリムゾンディープ・パープルレッド・ツェッペリン[6]、鈴木はキッスサクソンジューダス・プリーストなどがコピーの中心だったとか[7]

高校時代(1980年代前半)[編集]

1981年、両者とも青森県立弘前高等学校に入学し、そこから音楽仲間として徐々に交流が深まってゆく。すでに和嶋が宅録で作曲をしていたことを受け、鈴木は『デーモン』という曲を作る。これが『りんごの泪』の原型となった。

1982年(高校2年生)、和嶋は自室にてUFOと遭遇したことによって精神状態が変容する。この超常現象による音楽性への影響も大きく、作曲の傾向も恋愛や青春から、厭世的で終末思想的なものに一変したという。終末をテーマとした『鉄格子黙示録』を作曲し、音楽仲間に聴かせたところ皆は気味悪がったが、鈴木だけは「今までの曲の中で一番好きだ」と評した[6]。いわば、人間椅子の世界観のひとつが確立された時期でもあり、後にこの曲は人間椅子としての楽曲となっている。

1983年(高校3年生)、音楽仲間によって結成されたバンドに和嶋がギター、鈴木がベース担当として在籍する。文化祭にて、和嶋らが作詞作曲したハードロック調のオリジナル曲を披露したことが、人間椅子としての音楽活動の黎明となった。なおこの時のバンドは、両者にとっては不本意ながらも佐野元春のコピーがメインにも関わらず、名前が「死ね死ね団」だった[6]

1984年(高校卒業後)、両者とも浪人生となったが頻繁に文通でやりとりをしていた。当時、鈴木はブラック・サバスに心酔しており、是非とも和嶋にも好きになって貰いたく、「ブラックサバス ベストセレクションVol.1」と銘打ったカセットを手紙と共に送る。そして和嶋が見事にサバスを気に入ったことで、鈴木の思惑は功を奏した。和嶋いわく、サバスの重苦しいサウンドが、浪人中の悶々とした気分にぴったりとハマったのだとか。二人は文通ながらも、大学に合格すればバンドを組むことを約束し合う[6]

大学時代(1980年代後半)[編集]

1985年、和嶋は駒澤大学仏教学部、鈴木は上智大学外国語学部ロシア語学科へと入学する。両者の交流は活発になり、共に死ね死ね団の残党としてバンド活動を再開させ、ブリティッシュ・ハードロックを中心としたコピーを行う。

1987年(大学3年生)、オリジナルの作曲も始め、都内のライブハウスを拠点として活動を本格化させた。この時に情報誌のチケットぴあで同名のバンドの存在を知り、すぐさま「人間椅子」に改名する。この時のドラマーが上館徳芳[6]

1988年(大学4年生)、就職活動の時期となり、メンバーの間でもバンドは趣味で続けていくほかないという雰囲気が流れていた。ある日、大学卒業が間近となっても就職先が見つかっていなかった和嶋がレコード店でブルースのレコードを物色していた。すると、就職活動帰りの鈴木と偶然出くわし、彼から「和嶋ァ、わ、やっぱり就職やめで、バンドやるごとにしたじゃあ」と言われ、本格的な音楽活動に誘われたという[8][9]。鈴木は日立建機に就職が内定していた[10]にもかかわらず、それを蹴った。両者とも、この時の出来事を「運命」と形容している[7]

1989年、TBS系列で放送されていた深夜番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演し『陰獣』を演奏。鈴木の奇抜な衣装の所以で色物バンドと見られていたが、それとは裏腹に非常に卓越した演奏技術と、圧倒的かつ独特な世界観を見せつけ、辛口の審査員たちからも番組史上数少ない“青ランプ連発”で絶賛され完奏した[11]

1990年代[編集]

バンドブームに乗じて日本で数少ない70年代基調のハードロックバンドとして認知されたが、ブーム終息後は浮き沈みを経験。ドラマーの入れ替わりやインディーズでの活動を経ながらもバンドを存続。

1990年、メルダックより『人間失格』でメジャー・デビュー。

1992年、3rdアルバム『黄金の夜明け』の発売後、初代ドラマーの上館徳芳が脱退[12]

1993年、4thアルバム『羅生門』を発売。後藤マスヒロがサポート・メンバーとして参加[12]

1995年、インディーズのレーベルであるフライハイトに移籍し、5thアルバム『踊る一寸法師』を発表、2代目ドラマーとなる土屋巌が加入。[12]

1996年、人間椅子のファンであり、漫画『無限の住人』の原作者でもある沙村広明の依頼により、同名のイメージ・アルバム『無限の住人』を発売。当作のツアーを前に土屋巌が脱退。 3代目ドラマーとなる後藤マスヒロが正式メンバーとして加入[12]

1998年7月、再びメルダックと契約しメジャーレーベルに復帰[12]

2000年代[編集]

2003年12月、渋谷O-Westでのライブを最後に、後藤マスヒロが脱退[12]

2004年6月、4代目ドラマーとしてナカジマノブが加入[12]2007年には、新宿ロフトでの「猟奇大作戦〜赤い夕陽が校舎を染めて、お前の額に釘を打つ」にて、改名のきっかけとなったバンド「死ね死ね団」と初共演。

2009年には活動20周年を記念して『人間椅子傑作選 二十周年記念ベスト盤』をリリース。2011年には通算20枚目のアルバム『此岸礼讃』を発表した。

2010年代[編集]

ライブの動員の増加、CDのセールス向上などにより、それまでの低迷期から人気再燃の兆しが見えはじめ、ついに2013年のオズフェストへの出演を契機として「絶頂期」と称されるブレイクを迎えることとなる[13]

2012年11月21日に発売されたももいろクローバーZの『サラバ、愛しき悲しみたちよ』に収録された『黒い週末』にて、和嶋がギター演奏で参加。ブラック・サバスのオマージュである当作に相応しい、トニー・アイオミを思わせるサウンドが演奏可能なギタリストとして和嶋の名が挙がり、筋肉少女帯大槻ケンヂの紹介によって依頼が及んだ[14][15]

2013年5月12日、敬愛してやまないブラック・サバスオジー・オズボーン主催のオズフェスト2013に出演。同年8月には『萬燈籠』を発表した。 2014年6月、前作から1年と経たずして通算22枚目のアルバム『無頼豊饒』を発表、同タイトルを冠した25周年記念ツアーを敢行した。

2015年5月13日、筋肉少女帯とのコラボシングル『地獄のアロハ』を「筋肉少女帯人間椅子」名義でリリース。

2015年11月22日、二度目のオズフェストに出演。同年9月27日放送のMBSTBS系テレビドラマ『JKは雪女』の劇伴を担当。初めて映像作品の楽曲を提供する[16]

2016年8月6日ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016に初出演。

メンバー[編集]

現在のメンバー[編集]

オリジナルメンバーである和嶋と鈴木は、中学時代からの付き合いということもあり、一度も喧嘩をしたことがないというほど仲が良い[17]。ライブMCでも、双方による褒め合いや励まし合いが多いことで知られ、鈴木は和嶋以外とバンドを組むつもりはないという[18]。しかし一方、両者の親密な関係による会話の傍で、歴代のドラマーが置き去りになることも多かったらしい[6]。現在のドラマーであるナカジマは、そんな和嶋と鈴木の蜜月によって培われたグルーブに感銘を受け、人間椅子への加入を決めた[7]

和嶋慎治(わじま しんじ)
ギターボーカル1987年 -)
1965年12月25日生まれ、青森県弘前市出身。愛称は「ワジー」、メンバーは「和嶋君」と呼んでいる。オカルト雑誌『ムー』を愛読している。菜食主義者[19]である。自作エフェクターを使用。大正琴ハーモニカを演奏するも。
メンバーなかで最も作詞を手がけることが多く、またいくつかの楽曲やアルバムのタイトルを命名するなど、世界観における支柱を担っている。そのためインタビューの際、鈴木からアルバムや楽曲のコンセプトの解説を譲られるなど、人間椅子の精神的なリーダーもいえる存在である。
ボーカルでは朴訥かつ実直なスタイルで、長い台詞や落語を語ることも。
鈴木研一(すずき けんいち)
ベースボーカル1987年 -)
1966年3月11日生まれ、青森県弘前市出身。愛称は「研ちゃん」、中学時代は「スズケン」と呼ばれていた。パチンコ・鉄道・甘いもの・弘前ねぷた祭り・虫が好き。毎年ねぷたの時期には弘前に帰省するため、その時期には基本的に人間椅子の活動は入らない。
作曲数は和嶋とほぼ同数。デビュー時にねずみ男のような衣装を着用していたことが、バンドの異端なヴィジュアルと王道なサウンドのギャップが注目されるきっかけとなったため、文字どおりに人間椅子の顔とも呼べる存在である。
ボーカルでは、コブシを効かせたダミ声で、不気味な笑い声や叫び声、うめき声なども担当している。
ナカジマノブ (なかじま のぶ)
第四期ドラムスボーカル2004年 -)
1966年9月20日生まれ、東京都杉並区出身。本名は中島慶信(なかじま よしのぶ)、愛称は「ノブ」あるいは「ノブさん」、「アニキ」、「ダムさん」。高円寺で生まれ育つ。ハンバーグや肉、ダムが好き。シャイな歴代のドラマーと比較して、もっとも明朗かつ陽気な性格。楽曲の各所で銅鑼を鳴らす。
オリジナルメンバーではないとはいえ、ライブのブッキングやリハーサルのスケジュール管理を担当しており、人間椅子のマネージャーとも呼べる存在である。タイトな練習スケジュールを組むことでも知られるが、加入後は人間椅子のライブ回数増加の担い手となった。
ボーカルでは、野太くエネルギッシュで、明朗なロックチューンを担当することが多い。「他の二人にはない」(和嶋談)、「グラハム・ボネットに似ている」(鈴木談)と評されている。

元メンバー[編集]

上館徳芳(かみだて のりよし)
第一期ドラムス(1987年 - 1992年
1962年6月14日生まれ、北海道出身。コージー・パウエルに影響を受けており、重いタイム感と抑制された手数で、鈴木のうねるベースラインと合致したコンビネーションを見せた。
バンド在籍中、作詞・作曲には関与しなかった。
後藤マスヒロ(ごとう ますひろ)
サポートドラムス(1993年 - 1995年)、第三期ドラムス(1996年 - 2003年
1965年8月29日生まれ、千葉県出身。本名は後藤升宏。他の歴任者と比較して手数足数が非常に多く、人間椅子の持つプログレ的感触をたくみに引き出すのみならず、スローなナンバーにおいても不即不離のまま躍動感や細かなニュアンスを付加するなど、音楽性への貢献も大きかった。
The ピーズ脱退後、『羅生門』にサポート参加。『頽廃芸術展』から『修羅囃子』まで正式メンバーとして参加し、いくつかのレパートリーの作曲やリードボーカルも取った。
土屋巌(つちや いわお)
第二期ドラムス(1995年 - 1996年
独特の味わいが濃く、和太鼓のような溜めを効かせたプレイで参加作品に特に色濃かった「見世物」や「和」の要素を演出した。
踊る一寸法師』『無限の住人』の二作に参加。その後引き継がれる「ドラムスが歌う」スタイルはアルバム『踊る一寸法師』収録の楽曲『三十歳』が嚆矢である。

バンド名の由来[編集]

江戸川乱歩の短編小説『人間椅子』に由来している。和嶋・鈴木の愛読書であった。ブラック・サバスの暗鬱なイメージを踏襲しつつ、あえてロックバンドの主流ともいえる外来語は避け、歌詞の世界観にふさわしい日本語、という条件のもと選ばれた[6]

結成当初は、特撮番組レインボーマンの敵組織「死ね死ね団」を由来とした「死ね死ね団」というバンド名であったが、「大日本帝国初代新所沢愚連隊死ね死ね団」というバンドが存在していることを知り[8]、すぐさま「人間椅子」へと改名する。

なお他のバンド名候補として、同じく江戸川乱歩の小説『二銭銅貨』『心理試験』『ペテン師と空気男』『鏡地獄』があった[6]

音楽性とコンセプト[編集]

ハードロックヘヴィメタルを基調としながらも、ドゥームメタルと類似する点を持ったサウンド、それにのせた津軽弁の歌詞や歌唱法といった独特の特徴がある。また、津軽三味線由来の旋律の援用や和音階の絡めるなど、郷土の青森、ひいては日本の風土からの影響を色濃く受けている。いわば和洋折衷、和魂洋才とも形容できる音楽性とバンドコンセプトである。

また、洋楽を踏襲した本格派の音楽性を意図しているがゆえに、日本の音楽シーンにおいてはその個性が色物のように扱われる結果となったことは、自他共に認めている点である[20]。奇正のギャップ、およびその兼ね合わせとバランスが特徴ともいえる。しかし、近年はサブカルの台頭によって和風ロックバンドが増加し、人間椅子のコンセプトがそれに分類される、もしくは自称していることも多い[20]

5thアルバムから、楽曲とアートワークがすべてセルフプロデュースによって制作されるようになった。作詞・作曲は主に和嶋と鈴木の二人が中心で、たびたび両者の合作も行われる。和嶋はたゆまず音楽性を変化・進化させること、つまり流動性と進歩性を重視している一方、鈴木は「ヘヴィメタルは変わっちゃいけない」という不変性と保守性を重視している。一見、相反する両者のスタンスだが、この違いが人間椅子の音楽性に好転的な化学反応をもたらしていることは両者も認めているところである[21]

作曲者以外がボーカルは基本的を担当することも多く、和嶋が作詞・作曲した楽曲『孤立無援の思想』や『赤と黒』をナカジマノブが歌っている。ちなみにドラムスがボーカルを担当スタイルは、土屋巌が参加していた頃の『三十歳』に端を発している。

サウンド[編集]

鈴木・和嶋両人が熱心なファンだというブラック・サバスを彷彿とさせるハードロックが基調である。技術的には一音半下げのチューニングを多用したヘヴィかつ緻密なリフ、スリーピースのサウンドを埋めるように重くうねるベースライン、1970年代のハードロックバンドを想起させる起伏に富んだ楽曲展開、ハードロックよりもドゥームメタル寄りのミッド〜スロー・テンポの多用などが特徴として挙げられる。

その他にも影響を受けたハードロックでは、楽曲『Breadfan』を和嶋のオリジナル歌詞に差し替えて『針の山』としてカバーしたバッジー、ライブで度々カヴァーを演奏しているレッド・ツェッペリンレインボーなどがある。プログレッシブ・ロックサイケデリック・ロックの要素も大きな割合を占め、重鎮キング・クリムゾンのような楽曲構成やロバート・フリップ独特のスケール(和嶋が影響と公言)にくわえ、ホークウィンドアイアン・バタフライなどをはじめとしたサイケの陶酔感やスペース・ロック的な意匠を用いることもある。

先逹のアプローチをオマージュとして取り上げることも多く、ブラック・サバスばりのオーヴァーダブされたギターソロやキング・クリムゾン的なアルペジオも曲中に登場する。オールディーズなロックの様々な要素を独特の解釈でミックスしたものとなっており、いくつものアプローチを使い分け組み合わせてている。

また近年では和嶋が、ストレートかつポップな要素を取り入れたロックチューンを作ることも増え、そのような場合はナカジマが歌唱することが多い。

歌詞[編集]

大別して和嶋作か鈴木作かによるが、共通するのは津軽弁などによって醸しだされる土着性、グロテスクな表現、とぼけたユーモア、宇宙や地獄などの非日常的なテーマという点が挙げられる。アルバムのタイトルにもなっているように「怪談・死・エロス」に関連した楽曲も多く、これらは和嶋と鈴木が幼いころより触れていた弘前ねぷた祭りの絵と同様のテーマである[22]

世界観は総じて日本的なものに思えるが、宗教、歴史、恐怖、オカルトなどのアンダーグラウンドな題材という点では、むしろ海外のハードロック・ヘヴィメタルのスタイルを踏襲しているといえる。そのため極めて日本的なテーマを扱いながらも、ラブソングが主流の日本の音楽シーンにおいては、極めて特異な個性をもつバンドとして知られるというパラドックスが起きる結果となった。

音楽性やサウンドについては長期間活動しているバンドのなかでも稀有な一貫性を保っているが、和嶋も述べているように、2011年の東日本大震災、2013年のオズフェスト出演をきっかけとして、歌詞においては変化がみられるようになった[23]。それまでは退廃的かつ堕落的な題材を歌詞にすることによって、逆説的にカタルシスを与えることを意図した楽曲が多かったが、近年では、従来のダークな世界観はそのまま踏襲しつつ、歌詞を達観的かつ高踏的な切り口にシフトすることにより、聴く者が直接的に昇華と悟りを得られることを目指した楽曲が増加した[24]

また、上館とナカジマは作詞経験がないが、土屋は『三十歳』で歌詞の一部を、後藤は『不眠症ブルース』を担当した。

和嶋

文体は文学的なものが多く、そのほとんどが明治〜大正期を中心とした日本文学に傾倒したものである。私小説無頼派探偵小説などに造詣が深い。その趣味の主な対象、しかもタイトル・歌詞に取り上げられたことのある作家は、谷崎潤一郎芥川龍之介太宰治坂口安吾稲垣足穂横溝正史小栗虫太郎、果ては国外のフリードリヒ・ニーチェフリードリヒ・ヘルダーリンハワード・フィリップス・ラヴクラフトなど多岐に渡る。わけても江戸川乱歩に対する敬意には並々ならぬものがあり、人間椅子の多くの作品の題材となっている。

思想においては、大学時代に専攻していた仏教を骨子としながら、叙事詩的なもの、変態性欲的な頽廃美、自虐的な観念世界、土俗的なナンセンス、哲学・ニューエイジスピリチュアル精神世界について取り扱っており、超俗的なものに限定すれば至って幅広い。哲学的には唯物主義を否定しており、特に近年では精神主義唯心論などの立場から語られることが多い。その表現は概して古色蒼然な文語調で、一聴しただけでは理解しづらいような漢語や、難読な仏教用語も交えて知性と文学性の一翼を担っている。なかでも多様されているのが「虚空」「涅槃」「おためごかし」という一般的ではないフレーズである。

和嶋の思想の根幹としてはもちろん、仏教は日本的な世界観を担保するための要素のひとつだが、海外のハードロック・メタルバンドがキリスト教的な概念を主軸としていることへの対比にもなっている[25]。なかでも『洗礼』や『恐怖の大王』はキリスト教と仏教の概念が融合された楽曲である。

鈴木

和嶋とは対照的に軽妙でストレートなものが多いが、妖怪や霊威などの超常的恐怖、蟲、病魔や汚穢といった不気味なモチーフ、さらに(直接性を問わず)淫靡な言葉などが加わって、柔らかくユーモラスなだけにとどまらない独特な言い回しとなっている。特筆すべきは地獄をタイトルに冠した楽曲が多いことで、それらは「地獄シリーズ」と呼ばれている。鈴木によれば「キリスト教のHELLが解らないから、仏教の地獄を歌っている」のだとか。その他には「一日一度は台に座らないと気がすまない」と公言するパチンコなどのギャンブル趣味、ナンセンスなブラックジョーク(和嶋いわく「プラクティカル・ジョーク」)をテーマとすることも。また和嶋とは対照的なのが、歌詞の切り口には変遷が見られないことである。

ヴィジュアル[編集]

なかでも特筆すべきは、おおよそロックバンドらしからぬ奇をてらった衣装・メイクなどのヴィジュアルである。現在はメンバー全員が和装で統一している。デビュー以来、多様な衣装を着用して紆余曲折を経たが、現在まで共通しているのは非日常的な装束であることが多いという点である。

鈴木

デビュー時はねずみ男のような衣装がトレードマークであったが、強烈な印象に反して着用していたのはごく短期間である。ジェネシス時代のピーター・ガブリエルを意識しており[8]、使い古して灰色になった鈴木の布団の敷布で作ったのだとか。

1990年の『人間失格』発売した頃から顔を白塗りメイクにするが、それが現在までの彼の一貫したヴィジュアルとなった。それ以降は、短髪から徐々に伸びていった長髪を振り乱すパフォーマンス、多様ながらも和服をメインとした衣装が定着していた。しかし、2006年の『品川心中』のPVから坊主頭(スキンヘッド)になり、白塗りに加え法衣に身を包むという、怪僧のようなスタイルが通常となった。

法衣は、白衣の上にシースルーの黒い布袍を着用。紫色もある。裸足もしくは草履、下着は白の褌を着用し、全身を僧侶の装いで揃えている。また白塗りといっても単調なものではなく、頬や鼻筋は灰色、目元と唇は黒色という不健康さを醸し出した独特のメイクアップとなっている。

和嶋

デビュー時は作務衣や洋装など、様々なスタイルをとっていた。2001年の『見知らぬ世界』のPVでは、ウンモ星人を意識した銀色の全身タイツで出演した。2006年の『品川心中』のPVに着物で出演してからは和装が定着し、現在は浴衣に袴、丸眼鏡、草履といった明治・大正期の文豪を思わせるスタイルで統一している。

着物は数種類あり、ライブ毎に異なっている。和嶋工務店など、ほかのバンドやユニットでステージに立つ際は基本的にこの衣装を着ることはない。1990年代中盤から現在までヒゲを蓄えている。デビュー時から髪を伸ばし、しばらくはウェーブのかかった長髪が定着していたが、2000年の『怪人二十面相』の頃から散切りの短髪となった。2012年頃からは再び髪を伸ばし、長髪のオールバックを経て、現在は総髪(ポニーテール)に至った。これらの和服に白髭と長い白髪という風貌が、たびたび「仙人」と形容される所以となっている[26]

形態に変化はあるが、一貫して眼鏡を着用している。また、インタビュー時などはライブやPVなどの表舞台とは異なる形態の眼鏡をかけていることが多い。

ライブでのアンコール時に必ず、イカ天出演時にも着用していた手作りのもんぺを衣装としている。これは中学2年生の時に母親に縫って貰ったものである[6]

ナカジマ

加入時から鯉口シャツに色眼鏡、リーゼントという江戸っ子もしくは任侠のようなスタイルが基本である。PVやアー写などによっては着流しの場合もある。

ライブパフォーマンス[編集]

ライブでは、開場から開演までの間、メンバーが選曲した他のバンドの曲などが流れる。開演時には自作のSE(2011年頃までは和嶋が10代の頃に作ったSE、以降2015年現在は『此岸御詠歌』というオリジナル曲(『萬燈籠』収録))が流され、舞台下手からメンバーが登場する。

現在のライブでの使用楽器は、和嶋はギブソンおよびグレコのSGが中心。自作のエフェクターを多用する。友人に作成してもらったオリジナルの琵琶ギター、楽曲によってはテルミンを使用することも。鈴木はB.C.リッチ イーグルを使用しており、デビュー当時使用していたリッケンバッカーは、2010年頃一時使用していたがその後見かけなくなった。

MCは基本的に、和嶋と鈴木がチューニングをしながら会話し、そこに時折ナカジマが加わるスタイルで行われる。会話の流れやふと弾いたリフから、彼らの愛好するハードロック等のカヴァーになだれ込むこともたまにある。MCの内容は、鈴木による「こんばんは人間椅子です」の言葉に始まり、雨の中(または平日に)来場したファンへの気遣いの言葉(主に鈴木による)、和嶋と鈴木の褒め合い、弘前ねぷた事情、和嶋の説法、鈴木の体重についての話、ナカジマの趣味であるダム巡り等、多岐に渡る。

ナカジマはMCで「イエーイ!」を連発、大きな声を活かしてマイク無しでMCを行ったり、半裸で演奏を行うなどのステージングをこなす。ちなみに、バスドラのフロントに書かれた絵や文字はナカジマ自身の手によるもの。

鈴木は1回のライブ中に数回ピック(黒のオムスビ形で、人間椅子ロゴと鬼火が描かれているものなどを使用)を客席に投げるが、和嶋(グレコのオムスビ形、白地に黒字で人間椅子のロゴ入り)は基本的に投げず、アンコール後退場する際に、近くにいるファンにそっと手渡されることが多い。ナカジマもまれにドラムスティックを客席に投げ入れることがある。

アンコールでは、メンバーがツアーTシャツを着て現れることが多い。頭に人間椅子手ぬぐいを巻いていることも。特筆すべきは鈴木の演出だが、その模様はライブDVD『疾風怒濤』にも収録されている。メンバー同士で楽器パートの交換をして演奏することもある。

ライブの物販では、Tシャツの他、手ぬぐい、お札、CD(購入するとサイン色紙がもらえることも)などが販売されている。事前告知がなくても新しいTシャツが販売されることが多々ある。

なお、公式ファンクラブの「人間椅子倶楽部」に入会すると年に一度催されるファン倶楽部会員限定ライブ「人間椅子倶楽部の集い」に参加することができる。各メンバーによる別ユニットでの演奏のほか、お楽しみ抽選会などが催され、秋冬の風物詩となっている。

バンド活動[編集]

ファーストアルバムの発売後はバンドブームが衰退の一途を辿り、人間椅子のセールスも低迷しはじめていたため、レコード会社からはボーカルを加入させることや売れ線の曲を作ることを提案されたが、和嶋と鈴木はそれを拒否した[6]

1993年、4thアルバムの『羅生門』の発売後は、メルダックとの契約が切れてインディーズレーベルに移籍し、それと同時に和嶋と鈴木はバンドとアルバイト生活を両立させる決意をする。和嶋は弁当のバイク配達、パソコンの回収と納品、ライブハウスの手伝い、流通センターでの肉体労働などを経て、2009年までの16年間アルバイトをしていた。鈴木に至っては、郵便局の配達員として2016年までの23年間アルバイト生活を続けていたのだとか[6]

バンドとアルバイトの二重生活を強いられてはいたが、人間椅子は一度たりとも活動を休止したことはなかった。それに加え毎年のようにアルバムも制作していることから、ただ長期に渡って活動しているという点だけではなく、商業性を否定してでも独自の音楽性を追求し続けたことが、バンドの大きな特徴であるともいえる[27]

また、2010年代に至ってセールスやライブ動員の向上し、2017年に発売された20thアルバム『異次元からの咆哮』がオリコンチャート18位にランクインというバンド史上最高の順位となり、バンド生活が25周年を越えてから「絶頂期」と称されていることも含め、人間椅子の特殊性が音楽性のみならず、その活動自体にあることも評価対象のひとつとなっている[28]

エピソード[編集]

  • イカ天出演時、審査員たちが人間椅子の音楽に対して「文芸ロック」という呼び名をつけたため、以後高評価を受けたバンドに審査員から「○○ロック」と肩書きを与えることが慣例となってしまった。これは審査員側、バンド側の双方にとって大変迷惑なことであったという。ちなみにチャレンジャーにはJITTERIN'JINNが選ばれている。
  • バンド名の候補にもなった江戸川乱歩の小説『ペテン師と空気男』は、ベストアルバムの題名となった。当アルバムのライナーノーツにおいて和嶋は、鈴木を「ペテン師」、自らを「空気男」であると位置づけている。
  • 1990年当時、笑っていいともに出演したCharが、テレフォンショッキングのコーナーで、最近のお気に入りバンド、として人間椅子を紹介し、1stアルバムのCDをタモリにプレゼントした。
  • 仏教的な曲が多いことから、人間椅子のファンは「檀家」(だんか:寺に属し、寺を支援する家)と呼ばれている[29]。和嶋はライブのMCではたびたび仏教的な説法を行う。そのため、ロックバントというエンターテイメントの形式をとりながらも、和嶋と鈴木による伝統的な装束、古典に由来する歌詞の世界観といった演出によって、人間椅子自体が現代では失われつつある檀那寺語り部にも似た、思想的な遺産を伝える媒介のような役割を図らずとも担っていることが示唆される[30]
  • 和嶋はある年車の免許を更新した際、偶然にも毎回同じ服(赤いチェックのシャツ)を着ていたことに気づき、以来ライフワークとして毎回その服を着用して更新に臨んでいるという。

作品[編集]

アルバム[編集]

オリジナルアルバム[編集]

# 発売日 タイトル 読み ギター ベース ドラムス 備考 JP
1989年11月10日 人間椅子 にんげんいす 和嶋慎治 鈴木研一 上館徳芳 インディーズ盤。 圏外
1st 1990年7月21日 人間失格 にんげんしっかく CD版以外にカセットテープ版がある。 31位
2nd 1991年3月13日 桜の森の満開の下 さくらのもりのまんかいのした 57位
3rd 1992年6月21日 黄金の夜明け おうごんのよあけ
4th 1993年10月21日 羅生門 らしょうもん 後藤マスヒロ
5th 1995年12月10日 踊る一寸法師 おどるいっすんぼうし 土屋巌 フライハイトより発売。
6th 1996年9月20日 無限の住人 むげんのじゅうにん ポニーキャニオンより発売。
7th 1998年2月21日 頽廃芸術展 たいはいげいじゅつてん 後藤マスヒロ
8th 1999年3月25日 二十世紀葬送曲 にじゅうせいきそうそうきょく
9th 2000年6月21日 怪人二十面相 かいじんにじゅうめんそう
10th 2001年9月21日 見知らぬ世界 みしらぬせかい
11th 2003年1月21日 修羅囃子 しゅらばやし 140位
12th 2004年9月29日 三悪道中膝栗毛 さんあくどうちゅうひざくりげ ナカジマノブ 206位
13th 2006年2月22日 瘋痴狂 ふーちーくー 244位
14th 2007年8月8日 真夏の夜の夢 まなつのよるのゆめ 178位
15th 2009年11月4日 未来浪漫派 みらいろまんは 96位
16th 2011年8月3日 此岸礼讃 しがんらいさん ベスト盤を含めて通算20枚目。 59位
17th 2013年8月7日 萬燈籠 まんどろ 35位
18th 2014年6月25日 無頼豊饒 ぶらいほうじょう 通常盤:CDのみ

初回限定盤:CD+DVD

27位
19th 2016年2月3日 怪談 そして死とエロス かいだん そしてしとエロス 22位
20th 2017年10月4日 異次元からの咆哮 いじげんからのほうこう 18位

ベストアルバム[編集]

# 発売日 タイトル ギター ベース ドラムス 備考
1st 1994年9月21日 ペテン師と空気男〜人間椅子傑作選〜 和嶋慎治 鈴木研一 上館徳芳、後藤マスヒロ
2nd 2002年8月21日 押絵と旅する男〜人間椅子傑作選 第2集〜 土屋巌、後藤マスヒロ
3rd 2009年1月21日 人間椅子傑作選 二十周年記念ベスト盤 上館徳芳、後藤マスヒロ、土屋厳、ナカジマノブ
4th 2014年12月3日 現世は夢 〜25周年記念ベストアルバム〜

ライブアルバム[編集]

# 発売日 タイトル ギター ベース ドラムス 備考
1st 2010年12月1日 疾風怒濤〜人間椅子ライブ!ライブ!! 和嶋慎治 鈴木研一 ナカジマノブ
2nd 2017年2月1日 威風堂々〜人間椅子ライブ!!

参加アルバム[編集]

発売日 タイトル・収録曲 アーティスト 備考
1989年 IKA-NIGHT TEN-NIGHT LIVE AT MZA
4. 人間失格
オムニバス イカすバンド天国」のアルバム。
1991年 Meldac ROCK FAIR '90-'91
りんごの泪
針の山
オムニバス メルダック所属アーティストの販促CD。
1999年4月21日 MiYOU
9. 遺言
10. 天国なんか(Album version)
11. ロンリネス(Live)
池田貴族 みうらじゅんがプロデュース。

9: 和嶋がギターを演奏。

10:和嶋と鈴木がコーラスを担当。

11:和嶋が「シーモンキーズ」としてギターを演奏。

1992年1月21日 戀~いとしい、いとしいと言う心
11. 天国に結ぶ恋
オムニバス 演奏は『人間失格』収録のものと同様。
1995年3月8日 ONLY YOU
3. もうがまんできない
9. メシ喰うな
10. 屋根の上の猫
大槻ケンヂ 3:大合唱に参加。

9:編曲・演奏を担当。

10:後藤マスヒロがドラムを担当。

1998年4月22日 スケキヨ
3. 君は千手観音
UNDERGROUND SEARCHLIE

(大槻ケンヂのソロプロジェクト)

大日本仏像連合」としての楽曲。

作曲・編曲・演奏。

1998年6月21日 いか天 ザ・50 vol.3
2. りんごの泪
オムニバス イカ天のアルバム。
1999年12月25日 青春ノイローゼ 1974-1999
1. 君は千手観音
5. 微熱が続いた夜
12. とんまつりジャパン
15. アイデン&ティティ
18. カリフォルニアの青いバカ
みうらじゅん 1:『スケキヨ』収録と同バージョン。

5:和嶋がギターを演奏。

12:作曲・編曲・演奏。

15:和嶋がギターを演奏。

18:和嶋がギターを演奏。

2010年2月24日 THE BLUE HEARTS “25th Anniversary” TRIBUTE
10. 情熱の薔薇
オムニバス 水戸華之介&人間椅子」としてのカバー曲が収録。

シングル[編集]

# 発売日 タイトル・収録曲 形態 初収録アルバム 備考
1st 1991年2月21日 夜叉ヶ池
夜叉ヶ池
人面瘡
8cmCD 桜の森の満開の下
2nd 1991年10月23日 幸福のねじ
幸福のねじ
平成朝ぼらけ
8cmCD 黄金の夜明け
3rd 1993年10月21日 もっと光を!
もっと光を!
なまけ者の人生[シングルバージョン]
大予言[ボーナストラック]
もっと光を![カラオケ]
8cmCD 羅生門
4th 1996年9月20日 刀と鞘
刀と鞘
桜下音頭
桜下音頭[カラオケ]
8cmCD 無限の住人
- 2015年8月28日 泥の雨~ニンジャスレイヤーVer.
泥の雨~ニンジャスレイヤーVer.
デジタル配信 怪談 そして死とエロス アニメ『ニンジャスレイヤー』20話エンディング曲。初のアニメタイアップ。
- 2015年5月13日 地獄のアロハ CD/DVD 「筋肉少女帯人間椅子」としてのコラボシングル、DVD付。
5th 2015年12月2日 泥の雨
泥の雨
配信限定 怪談 そして死とエロス
7th 2016年11月23日 針の山
針の山
りんごの泪
アナログ7inch 人間失格 リマスター音源使用。非売品のプロモーションシングル(カセット)も付録。

ビデオシングル[編集]

# 発売日 タイトル・収録曲 形態 備考
- 2000年9月25日 とんまつりJAPAN VHS みうらじゅん with 人間椅子」としてのコラボシングル。

劇伴[編集]

テレビドラマ[編集]

  • JKは雪女2015年9月28日 - 10月19日放送) - 書き下ろしのBGMのみならず、既存の楽曲の新録およびアレンジが使用されることも[17](例:『陰獣』『相剋の家』『どっとはらい』『新調きゅらきゅら節』『宇宙からの色』『菊花の数え唄』など)。また第2話から最終話まで、劇中に人間椅子のヴィジュアルをそのまま模した3人の妖怪が登場している(和嶋似の妖怪役:白畑真逸、鈴木似の妖怪役:山崎崇史、ナカジマ似の妖怪役:いずみ尚)。

未発表曲[編集]

主に高校時代。後に青森県ローカルのテレビ番組「人間椅子倶楽部」にて披露された。

  • 御伽姫 - 和嶋作曲。鈴木をして「進む道を誤ったかもしれない」と言わしめた佳曲で、フォーク調のラブソング。
  • デーモン - 鈴木作曲。倫理教師だった友人の父の蔵書から歌詞を引用。後の『りんごの泪』と『マンドラゴラの花』のリフに発展したという。
  • 赤い月 - 和嶋作曲。現在の人間椅子の楽曲の片鱗を覗かせる楽曲。現在でも和嶋が所有している作曲ノートに記録されている。
  • その他には『わたしのややこ』『Big Fat Mama』『造反有理』『夏の墓場』『猿面冠者』『反剋の使徒』『薬の唄』『Dr. Crippen』『(仮)男はつらいよ』『充血』『包帯の女』『マッチ売りの少女』『青森640のテーマ』『追跡と脱走のサンバ』『メンバー紹介唄』『セピア色の思い出』『夢女』『14歳』『僕はチキン』『美・美・美・美・美・美・美・美佐子』『死ね死ね団のテーマ』『ワイルド娘』『君忘れじの田舎館村』『阿Q正伝』など。

映像作品[編集]

オリジナル[編集]

発売日 タイトル・収録内容 形態 備考
1991年8月21日 遺言状放送
LIVE映像(渋谷公会堂1991年4月21日
―イントロダクション―
1. 天国に結ぶ恋
2. 遺言状放送
―インターミッション―
3. あやかしの鼓
4. 神経症 I LOVE YOU
5. Rock and Roll
6. ヘヴィ・メタルの逆襲
7. 21世紀の精神異常者
プロモーションビデオ
りんごの泪
夜叉ヶ池
―エンディング―
特別付録
大世紀末予言 - 無責任編集:人間椅子。
VHS 5: レッド・ツェッペリンのカバー。

7: キング・クリムゾンのカバー。

2000年7月7日 怪人二十面相
怪人二十面相[PV]
PVメイキング映像
アルバム『怪人二十面相』15秒CM
アルバム『怪人二十面相』30秒CM
VHS
2002年1月23日 見知らぬ世界
プロモーションビデオ
見知らぬ世界
幽霊列車
LIVE映像(青森県田舎館村ライブ「青森ロック大臣」、2000年10月29日
1. 幸福のねじ
2. りんごの泪
3. 怪人二十面相
4. 亜麻色のスカーフ
5. 屋根裏のねぷた祭り
6. 村の外れでビッグバン
7. どだればち
8. 莫迦酔狂ひ
9. 地獄
10. 地獄風景
おまけ
都会の童話
VHS
2006年2月22日 遺言状放送
LIVE映像(渋谷公会堂1991年4月21日
―イントロダクション―
1. 天国に結ぶ恋
2. 遺言状放送
―インターミッション―
3. あやかしの鼓
4. 神経症 I LOVE YOU
5. Rock and Roll
6. ヘヴィ・メタルの逆襲
7. 21世紀の精神異常者
プロモーションビデオ
りんごの泪
夜叉ヶ池
―エンディング―
DVD 5: レッド・ツェッペリンのカバー。

7: キング・クリムゾンのカバー。

2006年2月22日 見知らぬ世界
プロモーションビデオ
見知らぬ世界
幽霊列車
LIVE映像(青森県田舎館村ライブ「青森ロック大臣」、2000年10月29日
1. 幸福のねじ
2. りんごの泪
3. 怪人二十面相
4. 亜麻色のスカーフ
5. 屋根裏のねぷた祭り
6. 村の外れでビッグバン
7. どだればち
8. 莫迦酔狂ひ
9. 地獄
10. 地獄風景
おまけ
都会の童話
東洋の魔女[PV]
洗礼[PV]
DVD
2015年7月1日 苦しみも喜びも夢なればこそ「現世は夢~バンド生活二十五年~」渋谷公会堂公演
LIVE映像(渋谷公会堂2015年1月24日
1. 宇宙からの色
2. 地獄への招待状
3. 新調きゅらきゅきゅ節
4. ねぷたのもんどり
5. 神経症I love you
6. 桜の森の満開の下
7. 今昔聖
8. 洗礼
9. 悪徳の栄え
10. 冥土喫茶
11. 深淵
12. 蜘蛛の糸
13. 地獄の料理人
14. 迷信
15. 針の山
16. 陰獣
17. 見知らぬ世界
18. なまはげ
特典映像(MV)
なまはげ
宇宙からの色
DVD/Blu-ray

参加作品[編集]

1990年5月21日 いか天「完全演奏版」VOL.4
MIDNIGHT BLUES / The Bunny's
おどれないPINK / はなわか
I Love You / イエローダック
SHERRY SHERRY SHERRY / COR-SEZ
君のこと / REBELS
STARTING NIGHT / 金斗雲
人間失格 / 人間椅子
FAME FLAME / BROUGE
雨にヌレテモいーや / マサ子さん
耳 / 砂
東京ラッシャイ / セメントミキサーズ
LD/VHS
1990年6月21日 いか天「完全演奏版」VOL.9
すてきなショートタイム / One Night Stands
HIP ME HIPPY / スイマーズ
UP AND DOWN / LOVE SICK LOVERS
おさるさんだね / イエロー太陽s
車からみてね / マサ子さん
クソガキ / BELLETS
どしゃぶり / 福田眞純
チンチンガンボ / 宮尾すすむと日本の社長
猟奇が街にやって来る / 人間椅子
心は言葉につつまれて / FLYING KIDS
LD/VHS
2001年9月21日 和風鋼鉄音楽活動絵草紙集 涅槃神楽(オムニバス・ライブビデオ)
LIVE映像(渋谷ON AIR WEST2001年6月16日
前口上 / 牙 (Gargoyle)
楼の主 (導入部) / 五人一首
経文刻印身体 / 五人一首
百の鬼が夜を行く / 陰陽座
がいながてや / 陰陽座
怪人二十面相 / 人間椅子
黒猫 / 人間椅子
針の山 / 人間椅子
懊悩の獄 / Gargoyle
“ぎ” / Gargoyle
曼陀羅の民 / Gargoyle
VHS
2011年12月14日 みうらじゅんのマイブームクッキング2 vol.2
「参鶏湯」の回にメンバー全員が登場
DVD

書籍[編集]

発売日 タイトル 出版 備考
1990年3月10日 イカ天年鑑(平成元年編) ワニブックス イカすバンド天国」の年鑑。人間椅子はカラーで1ページ掲載されている。
1990年10月10日 バンド・スコア 人間椅子「人間失格」 シンコーミュージック 現在では廃盤。
1994年2月28日 軽薄ピエロ 白泉社 萩原玲二の著作。「人間椅子―L.ZEP的ハードロック不完全論」にインタビューが15ページ掲載されている。
1995年2月15日 月喰ウ蟲 青林堂 大越孝太郎の著作。表題作には鈴木が出演、巻末には和嶋による解説が掲載されている。
2001年12月25日 グレイト余生 ヌーベルグー みうらじゅんの著作。各所に人間椅子についての記述がある。
2002年5月10日 ブリティッシュ・ハード・ロック シンコーミュージック 和嶋と鈴木によるディスクレビューが掲載されている。
2002年6月1日 みうらじゅん全一巻 宣伝会議 みうらじゅんの著作。各所に人間椅子についての記述がある。
2014年12月3日 バンド・スコア 人間椅子傑作譜面集 シンコーミュージック 初期から近年までの全11曲の楽譜が掲載されている。
2014年3月28日 初級六弦教典〜ロック・ギター道場2014〜 シンコーミュージック 和嶋が弾き方を伝授する特集があり、写真入りで解説。付録DVDとも連動している。
2015年10月26日 和嶋慎治 自作エフェクターの書「歪」 シンコーミュージック 和嶋の自作エフェクターの解説。プリント基板が付録されている。
2017年2月9日 屈折くん シンコーミュージック 和嶋による初の書き下ろし自伝。人間椅子の歴史も述べられている。

タイアップ[編集]

楽曲 タイアップ先
芋虫 18禁アドベンチャーゲーム「鬼作」エンディング(2001年3月30日発売)
泥の雨~ニンジャスレイヤーVer. アニメ「ニンジャスレイヤー」20話エンディング曲

出演[編集]

テレビ番組[編集]

東京のスタジオに青森のスタッフを呼んで収録していたが、和嶋の一時的な弘前帰郷にしたがって、第71回からライブハウス「亀HOUSE」にてメンバーを引き連れての収録となった。和嶋、鈴木、土屋、後藤がレギュラー出演。独特のスローペースなゆるさが特徴[31]。内容は主にメンバーによるフリートーク(視聴者からの葉書が読まれることもあった)やロケなど。第100回まで放送。
弘前のライブハウス「MAG-NET」にて収録。和嶋、鈴木、後藤がレギュラー出演。前半のフリートークに加え、後半はスタジオでのカヴァー楽曲の演奏という構成となった。

ネット番組[編集]

人間椅子倶楽部の復活版。2017年現在で、Vol.06まで放送されている。和嶋、鈴木、ナカジマがレギュラー出演。テレビ放送時代と同じく、前半はメンバーのフリートーク、後半は即興演奏という構成のみならず、従来のゆるさと和やかさも健在[32]

ラジオ番組[編集]

映画[編集]

  • アイデン&ティティ2003年12月20日公開) - みうらじゅん原作の漫画の映画化。主人公は和嶋がモデル、主人公のバンドは人間椅子がモチーフとなっている[6]。オープニングにコメンテーターとして和嶋が登場し、鈴木、後藤の姿も出演している。

WEB連載[編集]

雑誌[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 人間椅子 - にんげんいす - キューブミュージック・2014年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c d Web Rock Magazine BEEAST 人間椅子
  3. ^ a b c d e f Ningen-Isu reviews, music, news - sputnikmusic・2015年3月16日閲覧。
  4. ^ 人間椅子の記事まとめ - ナタリー(ナターシャ)・2014年3月20日閲覧。
  5. ^ 50歳にしてようやく食えるようになった!?人間椅子 和嶋、自伝本『屈折くん』で衝撃の告白を… | Qetic・2017年10月23日閲覧
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 和嶋の自伝『屈折くん』
  7. ^ a b c ROCK SAMURAI STORY 人間椅子(Part2) - Web Rock Magazine BEEAST・2017年10月25日閲覧
  8. ^ a b c 【独占インタビュー】人間椅子 PART.1”. 2015年5月6日閲覧。
  9. ^ 和嶋自身による『ペテン師と空気男』ライナーより
  10. ^ 2000年10月29日 青森県 田舎館村役場文化会館で行われた「青森ロック大臣」放送開始記念ライヴのMCにて
  11. ^ この番組では、審査員たちは出場したバンドに対し、手元にある赤ランプを点灯することで演奏を中断させることができ、また逆に青ランプを点灯して演奏を続行させることもできた。
  12. ^ a b c d e f g BIOGRAPHY | 人間椅子オフィシャルサイト
  13. ^ (3ページ目)人間椅子、なぜいま絶頂期? 兵庫慎司がその特異なキャリアを紐解く - Real Sound|リアルサウンド・2017年10月23日閲覧
  14. ^ 人間椅子「萬燈籠」発売記念、和嶋慎治×大槻ケンヂ対談 (1/4) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー・2017年10月23日閲覧
  15. ^ 人間椅子・和嶋慎治『ももクロは常に前向きな空気が全身に出てる。そのくらいじゃなきゃ売れないんだろうなって』黒い週末、オズフェス裏話も…ももクロ侍・2017年10月22日閲覧。
  16. ^ 人間椅子、平祐奈主演の“オカルティック青春ラブコメ”で初の劇伴担当”. 音楽ナタリー (2015年8月28日). 2015年8月28日閲覧。
  17. ^ a b 【ロングインタビュー】日本を代表するロックバンド『人間椅子』の和嶋慎治氏が語る表現のコツ 「20年を経てわかった」 | ロケットニュース24・2015年10月3日更新。
  18. ^ ROCK SAMURAI STORY 人間椅子(Part2) | Web Rock Magazine BEEAST・2017年11月22日閲覧。
  19. ^ 関西テレビ『ミュージャック』緊急討論 超常現象あるのかないのか!? SP - 2015年5月8日放送。共演していた大槻ケンヂが「和嶋さんがね、もうすごい菜食主義者なんですよ」と発言し、それに対し和嶋本人が「僕ベジタリアンです」と答えた。
  20. ^ a b デビュー25周年、イカ天バンド【人間椅子】が現代に喝!「この国はヤバいと思っています」 - ライブドアニュース・2017年10月28日閲覧。
  21. ^ インタビュー:人間椅子『現世は夢』発売記念対談 和嶋慎治×みうらじゅん - CDJournal CDJ PUSH・2017年10月28日閲覧。
  22. ^ 人間椅子「異次元からの咆哮」鮮烈ビジュアルは“じゃわめき”のねぷた絵コラボ(コメントあり) - 音楽ナタリー・2017年10月28日閲覧
  23. ^ 【インタビュー】デビューから25年で今もっとも研ぎ澄まされたバンド「人間椅子」 ギター・ボーカル和嶋慎治 | ロケットニュース24・2017年10月29日閲覧。
  24. ^ 「現実なんて実体がない、形あるものは必ず滅びることを伝えたくて」人間椅子・和嶋慎治がニューアルバムを熱く語る!(インタビュー) | ニコニコニュース・2017年10月29日閲覧。
  25. ^ 【音アリ】「不吉な音」だけで作った“超タブーな実験曲”がヤバすぎる! 人間椅子・和嶋がトンでもない曲を制作(インタビュー) - エキサイトニュース・2017年10月29日閲覧。
  26. ^ 人間椅子・和嶋、仙人役でアニメに! 女子高生に音作りを指南 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス・2017年10月30日閲覧。
  27. ^ 【インタビュー】人間椅子の和嶋慎治が、初の自伝『屈折くん』で伝えたいこと......「袋小路にハマった人生の答えは自分の中にある」  - トレンドニュース・2017年10月29日閲覧。
  28. ^ 存在そのものが “異次元” 級! ロックバンド「人間椅子」の新譜がオリコン18位を記録 / デビュー28年で偉業を果たす | ロケットニュース24・2017年10月29日閲覧。
  29. ^ 【ビギナーズガイド&Power Push】開催間近!伝説のロックフェスOZZFEST JAPAN 2015で聴いて欲しいバンド紹介【人間椅子】 - 日刊オレラ・2017年10月29日閲覧。
  30. ^ 「今は2回目の初期衝動が来た感じですね」 デビュー25周年を迎えた人間椅子が、最新アルバム『無頼豊饒』に バンドブーム、ももクロ、ロック人生の秘訣と覚悟を語る 和嶋慎治(vo&g)インタビュー&動画コメント - インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB・2017年10月29日閲覧。
  31. ^ 【12月16日21時】夏に大盛況だったアノ番組が再びニコ生に帰ってくる! 激レアな内容盛りだくさんの「帰ってきた人間椅子倶楽部」再び放送 | ロケットニュース24
  32. ^ 猛烈にゆるいニコ生『帰ってきた人間椅子倶楽部』に癒される人続出! 公式放送で3万5000人が和みまくり!! - エキサイトニュース

関連項目[編集]

  • 徳間ジャパンコミュニケーションズ - 所属レーベル。
  • 三宅裕司のいかすバンド天国 - 人間椅子はこの番組からデビューした。
  • グレコ - 鈴木・和嶋両人はグレコ製の楽器を使用している。
  • みうらじゅん - プライベートでも和嶋との親交が深く、楽曲でのコラボを果たしているほか、和嶋の自伝等での対談も行なっている。人間椅子として毎年恒例の「みうらじゅん賞」を受賞したこともある。
  • 筋肉少女帯 - 特に親交の深いバンドで、江戸川乱歩とキングクリムゾンに影響されたという共通点をもつ。大槻・内田両名が人間椅子のライブに参加するなど、たびたび楽曲でのコラボを披露している。テレビ番組「人間椅子倶楽部」に、大槻、内田、三柴理がゲスト出演したことがある。2015年にはバンドとして初のコラボを果たし、シングル『地獄のアロハ』をリリースした。
  • 大槻ケンヂ - 筋肉少女帯のボーカル。人間椅子とみうらじゅんの共作である。バンドや楽曲におけるコラボについては、『スケキヨ』『とんまつりJAPAN』『ONLY YOU』を参照。鈴木から「和嶋と大槻くんは似ている」と言われるように、文学・オカルト・仏教好き、神経質になりがち、物事を誇張して捉えがちという共通点があるとか[1]
  • 内田雄一郎 - 筋肉少女帯のベース。1998年に放送されたNHKの番組にて、「大槻ケンヂ+人間椅子01」のギター・コーラスとして『君は千手観音』を演奏した。また、楽曲『人間椅子倶楽部』において曲中の台詞を担当している。
  • 大日本仏像連合 - みうら、人間椅子、大槻のコラボによる企画バンド。1992年に日本テレビで放送された番組にて結成され、和嶋と鈴木の作曲による『君は千手観音』を披露した。
  • 池田貴族 - アルバム『MiYOU』などに参加。和嶋とみうらじゅんとともに「シーモンキーズ」としての活動も行っていた。
  • 大越孝太郎 - 親交が深い漫画家で、稀にマンガに人間椅子が登場する。和嶋をモデルとした主人公が登場する短編も。
  • ダミアン浜田 - アルバム『照魔鏡』に鈴木がベースで参加。
  • 陰陽座 - ベース・ボーカルの瞬火が、日本的なロックの先達として人間椅子を挙げている[2]。土俗的かつドゥーミーな音楽性のみならず、鈴木からはコブシを効かせた歌唱法と、白塗りで長髪を大きく振り乱すヴィジュアルやステージング、和嶋からは日本的な怪奇をテーマとした文語調の歌詞による世界観、などといった影響がみられる。2001年6月16日、渋谷ON AIR WESTで行われた「和風鋼鉄音楽活動絵草紙集『涅槃神楽』ビデオ・シューティング・ギグ」にて初の共演を果たした。
  • ももいろクローバーZ - 吉田豪のインタビューによれば、ファン層がかぶっているとのこと[3]。和嶋がたびたびギター演奏やサウンドトラックの楽曲提供などを行なっている。
  • シソンヌじろう - 人間椅子のファンであり同郷。保育園から高校まで和嶋と同じだったという縁から、たびたび対談を行なっている。
  • 上坂すみれ - 人間椅子のファン。鈴木と同じく上智大学外国語学部ロシア語学科の出身。和嶋が『閻魔大王に訊いてごらん』に収録された楽曲『冥界通信~慕情編~』を提供した。
  • 八十八ヶ所巡礼 - 2014年からたびたび対バンを行なっているバンド。音楽性が日本的なプログレという点で共通しており、ベース・ボーカルのマーガレット廣井は、音楽性に影響を受けていることを公言している[4]
  • 金属恵比須 - 「人間椅子になりたい」という夢から結成されたプログレッシヴロックバンド[5]。2015年には、実際に人間椅子の元ドラマーである後藤マスヒロを正式に加入させた。

外部リンク[編集]

  1. ^ 「人間椅子倶楽部」第37回。
  2. ^ 陰陽座が明かす、妖怪をコンセプトに掲げる理由「海外のバンドが竜や魔法や騎士なら、こっちは妖怪だ」 - Real Sound|リアルサウンド・2017年11月12日閲覧。
  3. ^ 人間椅子 (6/7) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー・2017年11月18日閲覧。
  4. ^ 和嶋慎治(人間椅子)×大澤敦史(打首獄門同好会)×マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)(Rooftop2017年11月号) - インタビュー | Rooftop・2017年11月1日更新
  5. ^ 『OzzFest』で70年代の “あの音” を聴け! ~文芸ロックの“始祖”人間椅子に“後裔”から贈る言葉~ | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス・2017年11月13日閲覧。