トルヴェール・クヮルテット

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トルヴェール・クヮルテット(Trouvère Quartet)は1987年に結成された、日本を代表するサクソフォーン四重奏団。

メンバー[編集]

  • 須川展也(すがわのぶや):ソプラノ・サクソフォーン
  • 彦坂眞一郎(ひこさかしんいちろう):アルト・サクソフォーン
  • 新井靖志(あらいやすし):テナー・サクソフォーン
  • 田中靖人(たなかやすと):バリトン・サクソフォーン
メンバーは、いずれも大室勇一の門下である。

来歴[編集]

須川展也(ソプラノ・サクソフォーン)、彦坂眞一郎(アルト・サクソフォーン)、新井靖志(テナー・サクソフォーン)、田中靖人(バリトン・サクソフォーン)の4人のソリスト達によって1987年に結成された。結成当初から、須川の妻である小柳美奈子がピアノ伴奏を務めることも多く、多くの委嘱作品は、ピアノを含んだ編成となっている。

1992年の東京国際音楽コンクールで第2位、第5回日本吹奏楽アカデミー賞「演奏部門」受賞。当時の日本ではクラシックにおけるサクソフォーン四重奏団は珍しいものであったが、1998年8月26日テレビ朝日徹子の部屋」に出演した後、その存在を広く一般に知られるようになる。同年にリリースしたCD“トルヴェールの「四季」”は、ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を編曲したもの。また、2001年にリリースされたCD「マルセル・ミュールに捧ぐ」は第56回文化庁芸術祭「レコード部門」大賞を受賞した。そんな彼らのボーダレスな活動は、特に若年層から厚い支持を得ている。2000年12月には、国交400年となるオランダでの記念演奏会に招かれて各地で絶賛を浴びた。

2016年9月9日、長らくテナー・サクソフォーンのパートを受け持ってきた新井靖志が脳出血により永眠し、以来コンサート等には新井の門下生である神保圭祐が出演している。

ディスコグラフィー[編集]

  1. the TROUVÈRE QUARTET [1991年1月10日、APCE-5133] - 1stアルバム。
  2. To A Wild Rose [1992年5月20日、SACD-0607]
  3. サクソフォーン・アンサンブル名曲集/トルヴェール・クヮルテット(吹奏楽名曲コレクション32) [1993年1月20日、TOCZ-9196]
  4. イノセント・ドールズ [1994年1月19日、TOCT-8276]
  5. MY FAVORITE THINGS [1994年11月30日、TOCT-8606]
  6. カルメン・ラプソディ [1996年7月10日、TOCE-9153]
  7. HIGH FIVE [1997年10月8日、TOCT-9948]
  8. トルヴェールの「四季」 [1998年10月28日、TOCE-9955]
  9. サクソフォーン・アンサンブルII/トルヴェール・クヮルテット [1998年11月26日、TOCF-6002] - 3.の再リリース版。
  10. Duke's Time [1999年12月8日、TOCE-55095]
  11. マルセル・ミュールに 捧ぐ [2001年3月23日、TOCE-55284] - 第56回文化庁芸術祭レコード部門大賞受賞。
  12. トゥルーヴェ・トルヴェール! [2002年9月19日、TOCE-55461-62]
  13. トルヴェールの「惑星」 [2004年10月9日、IMGN-3001]
  14. Shall we Sax? [2007年7月25日、AVCL-25158]
  15. With You [2014年10月1日、IMGN-3003]
  16. Tipsy Tune [2017年2月15日、IMGN-3005]

脚注[編集]

関連項目[編集]