藤井健志
表示
藤井 健志 ふじい たけし | |
---|---|
公式肖像写真 | |
生年月日 | 1962年12月4日(61歳) |
出生地 | 島根県松江市 |
出身校 | 東京大学法学部 |
称号 | 法学士(東京大学・1985年) |
内閣感染症危機管理統括庁内閣感染症危機管理監補 | |
在任期間 | 2023年9月1日[1] - 2024年6月28日 |
内閣官房副長官補(内政担当) | |
在任期間 | 2020年6月26日 - 2024年6月28日 |
在任期間 | 2018年7月27日 - 2019年7月5日 |
藤井 健志(ふじい たけし、1962年12月4日 - )は、日本の大蔵・財務官僚。内閣官房内閣審議官、財務省主計局次長(次席)、国税庁次長を経て、国税庁長官、内閣官房副長官補を務めた。
島根県松江市出身。小学校4年まで松江で過ごした。開成高等学校から東京大学文科一類に入学[2][3]。国家公務員採用上級甲種試験(法律)合格[4]。東京大学法学部卒業[5]。1985年旧大蔵省入省。
大蔵省同期
[編集]『ロクマル』と呼ばれ、優秀な人間がそろっていると評判の期だった[6]。他の24人は東大法学部14人、同大学経済学部4人、同大学教養学部2人、同大学工学部1人、京大経済学部1人、一橋大経済学部1人、東工大1名である[7]。
- 矢野康治(財務事務次官、主計局長、主税局長、大臣官房長)
- 可部哲生(国税庁長官)
- 岡村健司(IMF副専務理事、内閣官房参与(国際経済)、財務官)
- 小部春美(政策研究大学院大学教授、財務総合政策研究所副所長)
- 中島淳一(金融庁長官)
- 森田宗男(金融国際審議官)
- 中井徳太郎(環境事務次官)
- 岡本直之(国土交通省政策統括官)
- 中尾睦(内閣官房TPP等政府対策本部国内調整統括官、横浜税関長)
- 野島透(九州財務局長)
- 岸本浩(国立印刷局理事長、東京税関長)
- 川嶋真(造幣局理事長)
- 田中琢二(IMF理事、関東財務局長)
- 田中秀明(明治大学教授、内閣府行政刷新会議事務局参事官)
経歴
[編集]- 1985年(昭和60年)4月、大蔵省入省[4]。理財局総務課[8]
- 1986年(昭和61年)、大蔵省理財局資金第一課[9]
- 1988年(昭和63年)7月、大蔵省主計局総務課調査主任[10]
- 1989年(平成元年)7月、大蔵省主計局総務課企画係長[11]
- 1990年(平成2年)7月10日、関東信越国税局飯田税務署長
- 1991年(平成3年)7月10日、通商産業省産業政策局商政課
- 1992年(平成4年)7月、通商産業省産業政策局商政課長補佐
- 1993年(平成5年)7月、大蔵省関税局総務課長補佐
- 1994年(平成6年)7月、大蔵省主税局調査課長補佐
- 1995年6月(平成7年)6月、大蔵省主税局税制第二課長補佐
- 1998年6月(平成10年)6月、大蔵省主計局主計官補佐(地方財政第一、二係主査)
- 2000年(平成12年)7月、大蔵省大臣官房文書課長補佐、(併)大蔵省大臣官房文書課法令審査室長
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)7月1日、金融庁総務企画局企画課信用機構室長
- 2004年(平成16年)7月2日、東京国税局調査第一部長
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)7月28日、財務省主計局主計企画官(財政分析担当)
- 2007年(平成19年)7月13日、財務省主計局主計官(外務、経済協力、経済産業係担当)
- 2008年(平成20年)7月4日、財務省主計局主計官(総務、地方財政係担当)
- 2010年(平成22年)7月9日、財務省主税局税制第一課長
- 2011年(平成23年)7月8日、財務省大臣官房文書課長
- 2013年(平成25年)6月28日、財務省大臣官房審議官(主税局担当)
- 2015年(平成27年)7月7日、内閣官房内閣審議官、(命)内閣官房TPP政府対策本部員[4]
- 2016年(平成28年)6月17日、財務省主計局次長(次席)
- 2017年(平成29年)7月7日、国税庁次長[12]
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)
- 7月5日、国税庁長官を退任。
- 11月1日、自営業(業務運営に関する助言等)[15]。
- 12月1日、東京海上日動火災保険株式会社顧問[16]。
- 2020年(令和2年)
- 4月20日、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)[17]。
- 6月26日、内閣官房副長官補(内政担当) 兼 沖縄連絡室長代理 兼 日本経済再生総合事務局長代行 兼 新型コロナウイルス感染症対策本部事務局長代理[18][19] 兼 内閣官房就職氷河期世代支援推進室長、就職氷河期世代支援の推進に関する関係府省会議議長[20]
- 2022年(令和4年)7月、故安倍晋三国葬儀葬儀実行幹事会幹事[21]
- 2023年(令和5年)9月、兼内閣感染症危機管理統括庁内閣感染症危機管理監補(初代)[1]
2024年(令和6年)6月28日、退官[22]
脚注
[編集]- ^ a b “内閣感染症危機管理監 感染対策トップ、栗生官房副長官”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2023年8月26日) 2023年8月31日閲覧。
- ^ 『週刊朝日 1981年4月3日増大号』1981年4月発行、205頁
- ^ 毎日フォーラム・霞が関ふるさと記島根県毎日新聞2016年8月10日 09時51分
- ^ a b c d e f 内閣官房副長官補内閣官房
- ^ 「毎日フォーラム・霞が関ふるさと記島根県」毎日新聞
- ^ 初の一橋大出身! 矢野康治・財務省新事務次官の「愛妻家伝説」 FRIDAY DIGITAL 2021/7/21
- ^ 神一行『大蔵官僚 超エリート集団の人脈と野望』講談社、1986年10月1日発行、807・808頁
- ^ ヨミダス(読売新聞)現代人名録、2022年1月閲覧
- ^ 神一行『大蔵官僚 超エリート集団の人脈と野望』講談社、1986年10月1日、289,290頁。
- ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1989年発行、493頁
- ^ 『大蔵要覧 平成2年度版』1989年12月発行
- ^ 「人事財務省」毎日新聞
- ^ 「「つつがなくしっかり」=藤井次長、長官代行に-国税庁」時事通信
- ^ 「平成30年 3月 9日発令(PDF:38KB)」財務省
- ^ 国家公務員法第106条の25第2項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の公表平成31年4月1日~令和2年3月31日内閣官房
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和元年10月1日~同年12月31日分)令和 2 年 3 月 2 7 日内閣官房内閣人事局
- ^ “官房副長官補に藤井氏 :朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年4月20日閲覧。
- ^ 内閣辞令(令和2年6月26日付) 内閣官房
- ^ “内閣官房副長官補に藤井氏起用へ 内閣審議官で引き継ぎ:Sankeibiz”. Sankeibiz. 2020年6月26日閲覧。
- ^ 第3回 就職氷河期世代支援の推進に関する関係府省会議 議事概要
- ^ https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a209028.pdf/%24File/a209028.pdf
- ^ 内閣辞令(令和2年6月28日付) 内閣官房
外部リンク
[編集]官職 | ||
---|---|---|
先代 新設 |
内閣感染症危機管理統括庁内閣感染症危機管理監補 初代:2023年 - 2024年 |
次代 阪田渉 |
先代 古谷一之 |
内閣官房副長官補(内政担当) 2020年 - 2024年 |
次代 阪田渉 |
先代 新設 |
内閣官房国際博覧会推進本部事務局長 2020年 - 2021年 |
次代 新原浩朗 |
先代 佐川宣寿 |
国税庁長官 2018年 - 2019年 |
次代 星野次彦 |
先代 飯塚厚 |
国税庁次長 2017年 - 2018年 |
次代 並木稔 |