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[[2020年]]、[[ジャパンラグビートップリーグ|トップリーグ]]に2試合出場した<ref>{{Cite news|title=福岡堅樹の今季15人制ラストゲーム、パナソニックがトヨタ自動車に勝利。トップリーグ|agency=[[J SPORTS]]|date=2020-01-19|url=https://news.jsports.co.jp/rugby/article/20190310218176/}}</ref>。以降のプランとして、[[2020年東京オリンピック]]で[[7人制ラグビー]]出場を果たした後に現役選手を引退し、医師を目指すことを公言していたが<ref name="intai">[https://www.nikkansports.com/olympic/column/edition/news/201809210000622.html 五輪で引退、医師の道へ 柔道朝比奈とラグビー福岡] - 日刊スポーツ 2018年9月27日付</ref>、[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルス感染症 (COVID19) の流行]]により東京五輪が2021年に延期されたことで、五輪出場を断念した<ref>{{Cite news|title=福岡堅樹がMBS番組で東京五輪断念の思い語る|agency=[[日刊スポーツ]]|date=2020-07-14|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202007140000265.html}}</ref>。
[[2020年]]、[[ジャパンラグビートップリーグ|トップリーグ]]に2試合出場した<ref>{{Cite news|title=福岡堅樹の今季15人制ラストゲーム、パナソニックがトヨタ自動車に勝利。トップリーグ|agency=[[J SPORTS]]|date=2020-01-19|url=https://news.jsports.co.jp/rugby/article/20190310218176/}}</ref>。以降のプランとして、[[2020年東京オリンピック]]で[[7人制ラグビー]]出場を果たした後に現役選手を引退し、医師を目指すことを公言していたが<ref name="intai">[https://www.nikkansports.com/olympic/column/edition/news/201809210000622.html 五輪で引退、医師の道へ 柔道朝比奈とラグビー福岡] - 日刊スポーツ 2018年9月27日付</ref>、[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルス感染症 (COVID19) の流行]]により東京五輪が2021年に延期されたことで、五輪出場を断念した<ref>{{Cite news|title=福岡堅樹がMBS番組で東京五輪断念の思い語る|agency=[[日刊スポーツ]]|date=2020-07-14|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202007140000265.html}}</ref>。


2021年2月20日、順天堂大学医学部に単願で合格したことを自身のTwitterで発表。医学部受験において単願は非常に稀であり、特に国公立との併願がないこと疑問が持たれる。
2021年2月20日、順天堂大学医学部に単願で合格したことを自身のTwitterで発表。医学部受験において単願は非常に稀であり、特に国公立との併願がないことから、正規の手続きや試験を受けて合格したのか疑問が持たれる。


選手として最後のシーズンの2021年は[[ジャパンラグビートップリーグ2021]]に参加した。「負けたら引退」ということで臨んだプレーオフトーナメントでも活躍し、5月23日の決勝戦(対[[サントリーサンゴリアス|サントリー]]・[[秩父宮ラグビー場]])では5試合連続となるトライを決め、チームを5年ぶりの優勝に導いた。また、この試合は[[第58回日本ラグビーフットボール選手権大会]]の決勝を兼ねていたため、高校大学社会人を通じて自身初の日本一となり有終の美を飾った<ref>{{Cite news|title=ラグビー 福岡堅樹「後悔なく次の道に」現役最後の試合で優勝|newspaper=[[NHK]]|date=2021-05-23|accessdate=2021-05-24|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210523/k10013047571000.html?utm_int=news-sports_contents_list-items_002}}</ref>。翌24日に行われたトップリーグの年間表彰式で初の最優秀選手(MVP)に選ばれた。また、ベストフィフティーンにも選出された<ref>{{Cite news|title=福岡堅樹初のMVP「僕以上の選手どんどん出てくる」ラグビーへの貢献口に|newspaper=[[日刊スポーツ]]|date=2021-05-24|accessdate=2021-05-25|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202105240001171.html}}</ref>。
選手として最後のシーズンの2021年は[[ジャパンラグビートップリーグ2021]]に参加した。「負けたら引退」ということで臨んだプレーオフトーナメントでも活躍し、5月23日の決勝戦(対[[サントリーサンゴリアス|サントリー]]・[[秩父宮ラグビー場]])では5試合連続となるトライを決め、チームを5年ぶりの優勝に導いた。また、この試合は[[第58回日本ラグビーフットボール選手権大会]]の決勝を兼ねていたため、高校大学社会人を通じて自身初の日本一となり有終の美を飾った<ref>{{Cite news|title=ラグビー 福岡堅樹「後悔なく次の道に」現役最後の試合で優勝|newspaper=[[NHK]]|date=2021-05-23|accessdate=2021-05-24|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210523/k10013047571000.html?utm_int=news-sports_contents_list-items_002}}</ref>。翌24日に行われたトップリーグの年間表彰式で初の最優秀選手(MVP)に選ばれた。また、ベストフィフティーンにも選出された<ref>{{Cite news|title=福岡堅樹初のMVP「僕以上の選手どんどん出てくる」ラグビーへの貢献口に|newspaper=[[日刊スポーツ]]|date=2021-05-24|accessdate=2021-05-25|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202105240001171.html}}</ref>。

2022年6月1日 (水) 15:45時点における版

福岡 堅樹
サンウルブズ vs レッズ戦
(秩父宮ラグビー場 2018年5月12日)
生年月日 (1992-09-07) 1992年9月7日(31歳)
出身地 日本の旗 福岡県古賀市
身長 175 cm
体重 83 kg
学校 福岡高校
大学 筑波大学
順天堂大学医学部 医学科 在学中
愛称 けんき
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション ウィング
アマチュア経歴
チーム 出場 (得点)
2008-2011
2012-2016
福岡高校
筑波大学
()
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2016-2021 パナソニック 38 (165)
更新日:  2021年4月19日
スーパーラグビー
チーム 出場 (得点)
2017-2019 サンウルブズ 13 (25)
更新日:  2018年5月19日
代表
チーム 出場 (得点)
2013-2019  日本 38 (125)
更新日:  2019年10月20日
7人制代表
チーム 大会
 日本

福岡 堅樹(ふくおか けんき、1992年平成4年〉9月7日 - )は、日本ラグビーユニオン選手。

人物

経歴

祖父は医師、父は歯科医師という環境で生まれ育ち[1]、5歳時に玄海ジュニアラグビークラブでラグビーを始める。中学時代は陸上部と掛け持ちで活動。福岡県立福岡高等学校時代は2010年度の第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会に出場し[2]、1回戦の本郷高校戦では、試合終了間際にトライ認定トライ)を決め、チームを逆転勝ちに導いた[3]

医学部のある大学への入学を目指すが受験に失敗し、一浪時の国公立大学二次試験の後期試験で受験した筑波大学情報学群に面接のみで合格したことから2012年に入学し[2]ラグビー部に入部した。対日本体育大学戦が関東大学ラグビー対抗戦(以下、対抗戦)の初の出場試合となったが、実に6トライを挙げる活躍を見せ[2]、その後も主力メンバーの一人として筑波大学の対抗戦初優勝に貢献。さらに、続く第49回全国大学選手権でも、筑波大学初となる同大会準優勝に貢献した。

2013年2月、ジュニア・ジャパンに選出後[4]、同年4月に日本代表に選出された[5]。初のキャップ獲得試合は4月20日フィリピン戦。そして、6月8日および6月15日にそれぞれ行われたウェールズ戦では、いずれもスタメン出場を果たし、15日の試合では対ウェールズ代表戦初勝利のメンバーとして名を連ねた。

2015年第51回全国大学選手権で2回目となる大会準優勝に貢献した。また同年8月にはラグビーワールドカップ2015の日本代表に選ばれる[6]

2016年パナソニック ワイルドナイツに加入し[7]、同年7月にはリオデジャネイロオリンピックの7人制日本代表に選ばれた[8]。また、同年9月17日ジャパンラグビートップリーグ第4節のサントリーサンゴリアス戦にて先発出場で公式戦初出場を果たす[9]。さらに、同年11月にはスーパーラグビーサンウルブズの2017年スコッドに入った[10]

2019年8月、ラグビーワールドカップ2019の日本代表に選出された[11]。大会直前の負傷によりW杯本大会開幕戦のロシア戦は欠場したが、2戦目のアイルランド戦以降の4試合に出場して通算4トライを決め、大会後に大会公式ウェブサイトが選ぶ、大会を盛り上げた「別格だったマグニフィセント・セブン(豪華な7人)」に選出された[12]2019年ワールドカップを最後に15人制日本代表を引退する[13]

2020年トップリーグに2試合出場した[14]。以降のプランとして、2020年東京オリンピック7人制ラグビー出場を果たした後に現役選手を引退し、医師を目指すことを公言していたが[13]新型コロナウイルス感染症 (COVID19) の流行により東京五輪が2021年に延期されたことで、五輪出場を断念した[15]

2021年2月20日、順天堂大学医学部に単願で合格したことを自身のTwitterで発表。医学部受験において単願は非常に稀であり、特に国公立との併願がないことから、正規の手続きや試験を受けて合格したのか疑問が持たれる。

選手として最後のシーズンの2021年はジャパンラグビートップリーグ2021に参加した。「負けたら引退」ということで臨んだプレーオフトーナメントでも活躍し、5月23日の決勝戦(対サントリー秩父宮ラグビー場)では5試合連続となるトライを決め、チームを5年ぶりの優勝に導いた。また、この試合は第58回日本ラグビーフットボール選手権大会の決勝を兼ねていたため、高校大学社会人を通じて自身初の日本一となり有終の美を飾った[16]。翌24日に行われたトップリーグの年間表彰式で初の最優秀選手(MVP)に選ばれた。また、ベストフィフティーンにも選出された[17]

テレビ

受賞歴

  • 2017-18ベストフィフティーン
  • 2018-19ベストフィフティーン
  • 2020-21MVP ベストフィフティーン

CM出演

出典

  1. ^ 「自分で自分の行きたい道を選ぶ」ラグビー・福岡堅樹インタビュー”. 読売新聞 (2019年12月26日). 2020年12月22日閲覧。
  2. ^ a b c 25年4月 福岡堅樹(高63回卒)が日本代表に!”. 福中・福高ラグビー部 (2013年4月9日). 2021年12月29日閲覧。
  3. ^ “28年ぶり福岡が劇的勝利/高校ラグビー”. 日刊スポーツ. (2010年12月28日). https://www.nikkansports.com/sports/rugby/highschool/2010/news/f-sp-tp0-20101228-718634.html 2021年4月4日閲覧。 
  4. ^ ジュニア・ジャパン、2013年度スコッドのお知らせ - ラグビー日本代表公式サイト 2013年2月28日付
  5. ^ アジア5カ国対抗2013 第1戦対フィリピン代表に向けた日本代表メンバー - ラグビー日本代表公式サイト 2013年4月8日付
  6. ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2015」最終登録メンバー - ラグビー日本代表公式サイト 2015年8月31日付
  7. ^ 2016年度 新加入選手・新任スタッフのお知らせ - パナソニック ワイルドナイツ公式サイト 2016年3月31日付
  8. ^ 「第31回オリンピック競技大会」男子ラグビー日本代表内定選手 - 日本ラグビーフットボール協会公式サイト 2016年7月17日付
  9. ^ リーグ戦 第4節 パナソニック vs サントリー - ジャパンラグビートップリーグ公式サイト 2016年9月17日付
  10. ^ ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ 2017シーズン 契約選手 - サンウルブズ公式サイト2017年3月19日付
  11. ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2019」最終登録メンバーのお知らせ . 日本ラグビーフットボール協会(2019年8月29日). 2019年9月8日閲覧。
  12. ^ 福岡堅樹、大会公式サイト「W杯別格の7人」に日本唯一選出「東京五輪でもう一度…」
  13. ^ a b 五輪で引退、医師の道へ 柔道朝比奈とラグビー福岡 - 日刊スポーツ 2018年9月27日付
  14. ^ “福岡堅樹の今季15人制ラストゲーム、パナソニックがトヨタ自動車に勝利。トップリーグ”. J SPORTS. (2020年1月19日). https://news.jsports.co.jp/rugby/article/20190310218176/ 
  15. ^ “福岡堅樹がMBS番組で東京五輪断念の思い語る”. 日刊スポーツ. (2020年7月14日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202007140000265.html 
  16. ^ “ラグビー 福岡堅樹「後悔なく次の道に」現役最後の試合で優勝”. NHK. (2021年5月23日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210523/k10013047571000.html?utm_int=news-sports_contents_list-items_002 2021年5月24日閲覧。 
  17. ^ “福岡堅樹初のMVP「僕以上の選手どんどん出てくる」ラグビーへの貢献口に”. 日刊スポーツ. (2021年5月24日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202105240001171.html 2021年5月25日閲覧。 
  18. ^ @plus1_intl (2018年7月9日). "見どころは選手の皆さまにやっていただたプラスワンポーズ CMは3バージョンあり". X(旧Twitter)より2021年12月29日閲覧

関連項目

外部リンク