福岡県立福岡高等学校

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福岡県立福岡高等学校
正面玄関
過去の名称 福岡県立福岡中学校
福岡県福岡中学
国公私立の別 公立学校
設置者 福岡県の旗 福岡県
学区 福岡県第四学区(旧第五学区)
校訓 至誠励業・剛健成風・操守堅固
設立年月日 1917年4月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 40138C
所在地 812-0043
福岡県福岡市博多区堅粕一丁目29番1号
公式サイト 福岡県立福岡高等学校
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福岡県立福岡高等学校(ふくおかけんりつ ふくおかこうとうがっこう)は、福岡県福岡市博多区堅粕(かたかす)一丁目にある県立高等学校。略称は「福高」(ふっこう)。FSH登録校の一つ。

概要[編集]

地元の進学塾などからは「御三家」(福岡県立修猷館高等学校福岡県立筑紫丘高等学校)と呼ばれることもある[1]。特に同じく福岡県の福岡県立修猷館高等学校とは旧制福岡中学校開校以来、修猷館の寄宿舎での開校や火災時の復興支援などを背景に両校の関係は深く、ラグビー部やバスケ部は毎年定期戦を実施[2]。以前は3学期には朝課外(朝補習)がなかったが、2008年度(平成20年度)3学期は第2学年の理系クラスにおいて12日間朝課外を行った。2009年度(平成21年度)からは全学年毎日行われている。

また、博多祇園山笠期間中博多部(はかたぶ)の立地でもあり「千代流」に位置するため、舁き山が校内に入る唯一の高校である。さらにヤマをかく男子生徒は公欠扱いとなる。

校訓

「至誠勵業[3]、剛健成風[4]、操守堅固[5]

教育方針
  1. 校訓「至誠勵業・剛健成風・操守堅固」を基軸とした、気高さのある生徒の育成
  2. 豊かな情操と広い視野をもち、未来の日本を展望する国際性豊かな生徒の育成
  3. 知性を磨き、真理を愛し、文武両道にわたって努力する生徒の育成
校章

校名の「福」を表すために、カタカナの「フ」を9(ク)個合わせて図案化したもの。旧制中学は中央に「中」を、新制高等学校になってからは「髙(はしごだか)」の文字を置いている。

襟章

ラグビーボールをモチーフとしており、原案は新制高校1期の女子生徒による。

校歌

作詞は川原三郎、作曲は松園郷美。本来5番まであり、2番には至誠・3番には剛健・4番には操守と校訓が織り込まれている。現在では2番で終えるのが習慣となっている。歌詞に校名は登場しない[6]

応援歌

「若き福高」、「千代の緑」、「立花山の曙」、「福高讃歌」(作詞は国語科、作曲は江口俊之)がある。上記の校歌とともに、同窓会のウェブサイト[7]で視聴できる。

施設

本館の設計・監督は福岡県営繕課の初代課長・薄與莊(すすき・よそう)が行った。通説として流布する建築家の三條栄三郎は昭和2年に焼失した木造校舎の設計者で、現校舎が建設された昭和4年には長野県嘱託に転任していた。鉄筋コンクリート造の現校舎は福岡市都市景観賞に選ばれている。

県内で唯一残る旧制中学時代の校舎であり、建築当時の構造や質の高いデザインがそのまま残っているとして2012年3月12日、県の有形文化財に指定されることが発表された[8]

創立100周年を前に、平成26年度秋から改修工事が行われる。道路を挟んで福岡県立博多青松高等学校に接する千代グラウンドは主にラグビー部用の飛び地的な練習場で、博多青松高校ではなく福岡高校の敷地である。なお、敷地内に公立学校付属の予備校福高研修学園がある。(こちらは平成27年度の受け入れをもって廃校が決定している。)

同窓会

旧制中学と合わせ、「福中・福高同窓会」と称する。毎年6月に総会を開いている。東京・関西に支部があり、女子部会は「紅梅会」と称される。

沿革[編集]

正門
年表

(旧制福岡県立福岡中学校)

(新制福岡県立福岡高等学校)

  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革に伴い、「福岡県立福岡高等学校」となる。
  • 1958年(昭和33年)1月9日 - 創立40周年記念図書館が完成。
  • 1959年(昭和34年)4月18日 - 防音工事を完了。
  • 1961年(昭和36年)4月27日 - 講堂防音工事落成式挙行。
  • 1963年(昭和38年)4月22日 - 南館3教室増築工事落成。
  • 1964年(昭和39年)6月16日 - 北館3教室増築工事落成。
  • 1966年(昭和41年)
    • 7月15日 - 講堂兼体育館新築工事落成。
    • 10月30日 - 福高研修学園及び食堂落成。
  • 1970年(昭和45年)3月19日 - 旧武道場跡に特別教室落成。
  • 1978年(昭和53年)3月31日 - 相談室棟新工事落成。
  • 1981年(昭和56年)3月25日 - プール竣工。
  • 1991年(平成3年)3月25日 - 大規模校舎改修工事第一期工事竣工(南館)。
  • 1992年(平成4年)3月19日 - 大規模校舎改修工事第二期工事竣工(北館)。
  • 1994年(平成6年)3月30日 - 大規模校舎改修工事第三期工事竣工(東館)。
  • 1998年(平成10年)3月 - 体育館改修工事竣工。
  • 1999年(平成11年)3月30日 - 創立80周年記念事業「福高パティオ」完成。
  • 2000年(平成12年)
    • 2月29日 - 千代グランド第一期整備工事竣工。
    • 3月5日 - 定時制課程を閉じる。
  • 2001年(平成13年)
    • 2月26日 - パソコン教室内部改造工事竣工。
    • 2月28日 - 千代グラウンド第二期整備工事竣工。
  • 2002年(平成14年)3月19日 - 特別教室棟大規模改造工事竣工(新館)。
  • 2004年(平成16年)3月31日 - 校地(グラウンド)整備工事竣工。
  • 2006年(平成18年)4月28日 - 福高研修学園食堂改修工事竣工。
  • 2009年(平成21年)
    • 4月 - エレベーター設置工事竣工。
    • 8月 - エアコン設置工事竣工。
  • 2012年(平成24年)3月12日 - 福岡県の有形文化財への指定が決定。

教育方針[編集]

制服に名札をつけないため、新入生が入学する前に、教師は彼らの名前を全部覚えなければならない[要出典]。上記の襟章で福岡高校の生徒であることは分かるようになっている。教師が名前を覚える代わりに生徒は応援歌を入学前までにすべて、覚えていなければならない。

学校行事[編集]

福高祭・体育祭・予餞会を三大行事としている。

福高祭は5月第2週の土日に、体育祭は9月第1週の土曜日に、予餞会はセンター試験翌々日に外部の施設(サンパレス福岡、アクロス福岡、福岡市民会館など)を借りて、それぞれ開催される。3つはほとんどすべて実行委員会(部活動・生徒会活動の項目を参照)のメンバーによって運営される。

裏三大行事として応援歌練習・規律と友情の体験学習・寒稽古がある。

これらのうち、「規律と友情の体験学習」は頻繁に名称の変更が行われる。(平成25年度は「自助と共助を学ぶ宿泊体験[9]」など。)

また、寒稽古は現在行われていない。

部活動・生徒会活動[編集]

運動部
文化部
委員会活動
  • 会計委員会
  • 統制委員会
  • 体育委員会
  • 文化委員会
  • 整備委員会
  • 広報委員会
  • 渉外委員会
  • 図書委員会
  • 保健委員会
  • 家庭クラブ委員会
総務部直属団体
生徒会活動
  • 生徒会総務部(別称:五役)
    • 総務(生徒会長)1名
    • 副総務(生徒会副会長)男女各1名
    • 書記長1名
    • 書記1名

うち、総務のみ立候補制でほかの四役は先代の五役と教師による指名制である。執行部は五役と各専門委員長の15人で構成されている。

※三大行事(福高祭、体育祭、予餞会)の時期が近くなると、各行事担当の委員会所属メンバー(福高祭:文化委員会 体育祭:体育委員会 予餞会:渉外委員会)を中心とした実行委員会が結成される。

学校関係者一覧[編集]

交通[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 都市生活研究プロジェクト[博多チーム]『博多ルール』中経出版、2010年(平成22年)、109頁 など
  2. ^ 2007年(平成19年)の月刊現代9月号に新連載の名門高校ライバル物語の第一回に、修猷館高校&福岡高校として紹介された。
  3. ^ しせいれいぎょう。「勵」は「励」の旧字体。
  4. ^ ごうけんせいふう
  5. ^ そうしゅけんご
  6. ^ これは全日制の校歌で、2000年(平成12年)まで定時制課程があったが、定時制の校歌は別であった。(作詞は清水芳太郎、作曲は松園郷美)
  7. ^ 校歌と応援歌 - 福中・福高同窓会ウェブサイト
  8. ^ http://rkb.jp/news/news/5939/
  9. ^ 福岡県立福岡高等学校
  10. ^ 福中・福高ラグビー部ウェブサイト
  11. ^ 講談社 名門高校ライバル物語

関連項目[編集]

外部リンク[編集]