法身
法身 (ほっしん、梵: धर्मकाय dharma-kāya)は三身(法身、報身、応身)の一つで、真理そのものとしてのブッダの本体。色も形もない真実そのものの体をいう。
真理(法)の身体、真理(法)を身体としているものの意味で、「
部派仏教の時代、
他宗教の類似教義[編集]
イスラーム神秘主義では、預言者ムハンマドを「普通の、一般の『人間』であるムハンマド」と「はるか昔から存在している『真理』としてのムハンマド、ムハンマドの本質(ハキーカ・ムハンマディーヤ、ムハンマド的真実在)」に分けて考える思想がある。
またキリスト教のヨハネによる福音書では、イエス・キリストとは父なる神の言葉が受肉した存在であるという考えが中心になっている。肉体的な身体だけでなく、その教えや話をした内容が時空を超えて身体となるという考え方が普遍的として認められている。