森下亮

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もりした りょう
森下 亮
生年月日 (1977-07-05) 1977年7月5日(46歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府
身長 175cm
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル 舞台・ラジオ・テレビドラマ
事務所 リコモーション
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森下 亮(もりした りょう、1977年7月5日 - )は、日本俳優大阪府出身。クロムモリブデンの劇団員であり、芸能事務所はリコモーションに所属している。

身長175cm、体重53kg。体脂肪率7%。 血液型O型。神戸学院大学法学部卒。 クロムモリブデンの役者陣の中では最古参であり、「ミスタークロム」と呼ばれる。 カルビーのア・ラ・ポテト好きを主張し続けた結果、2021年、ついにカルビーから「カルビー公式ア・ラ・ポテト大使」に就任[1]した。 「森下君はドヤ顔とマナーで出来ている」久保貫太郎 談

略歴[編集]

1997年
クロムモリブデン入団

受賞歴[編集]

2007年
佐藤佐吉賞最優秀助演男優賞(空想組曲「小さなお茶会。」での演技にて)
2011年
こりっち舞台芸術まつり春俳優賞(クロムモリブデン「裸の女を持つ男」での演技にて)

人物[編集]

  • 異様なまでの細身なシルエットから、クロムモリブデンではその体型を生かした役柄が多い。
  • クロムモリブデンの在阪時代から外部出演(客演)が多く、関西小劇場界での人脈が太い。また、東京移転後も積極的な外部出演を続けている。
  • 岡村靖幸に傾倒。その敬愛ぶりは「キミに岡村靖幸がどんなにすごいかこっそり教えてあげる」というタイトルの一人芝居を上演したほどである。
  • EeLのバックダンサーを務める。ライブではピンクのスーツを身に纏い奇妙なダンスを繰り広げる。
  • 上田現のはとこにあたり、劇団鹿殺し「ベルゼブブ兄弟」で終演後の「アフター森下亮」と名付けたイベントで「水溶性」を熱唱したことがある。
  • 映画・演劇の専門学校「ENBUゼミナール」にて、不定期にワークショップ講師を務めている。
  • クイズが好きで、高校生時代にはクイズ研究会を自ら立ち上げ部長を務めていた。時折番組内で「森下クイズ」を行う。俳優と観客一体型ゲームイベント「ザ・アナログゲーム・ショウ」では、ゲームマスターも務める。

主な出演[編集]

舞台[編集]

クロムモリブデン作品
公演名 公演日程
lynch,lynch,lynch 1997年5月
LAB CHAN ラボちゃん 1997年11月
ソドムの中 1998年5月
ZONE 1998年10月
SOLALIS 1998年11月
ベジタブル・キングダム 1999年6月
カラビニラダー雪22市街戦ナウ 1999年11月、2000年1月
キレレレのイエロー 2000年9月
エスエフ 2001年4月
おやっさん(クロムモリシタン名義) 2001年8月
去勢クラブ 2001年12月、2002年2月
惑星ボヨヨンの憂鬱 2002年6月
マルオ 2002年8月 - 2002年9月
ぐるぐるスト→キン 2002年12月
直接KISS 2003年4月
なかよしshow 2004年1月 - 2月
ユカイ号 2004年6月 - 7月
ボウリング犬エクレアアイスコーヒー 2004年12月 - 2005年1月
ボーグを脱げ! 2005年8月 - 9月
猿の惑星は地球 2006年9月 - 10月
マトリョーシカ地獄 2007年4月 - 5月
スチュワーデスデス 2007年12月 - 2008年1月
血が出て幸せ 2008年7月 - 8月
テキサス芝刈機 2008年11月
空耳タワー 2009年6月
不躾なQ友 2009年12月 - 2010年1月
恋する剥製 2010年6月 - 7月
裸の女を持つ男 2011年4月
節電 ボーダー トルネード 2011年12月
進化とみなしていいでしょう 2012年7月 - 8月
連続おともだち事件 2013年3月
曲がるカーブ 2013年12月 - 2014年1月
七人のふたり 2015年5月 - 6月
翼とクチバシもください 2016年5月 - 6月
空と雲とバラバラの奥さま 2017年4月 - 5月
たまには海が泳げ! 2018年3月 - 4月
外部出演
公演名 公演日程
Ugly duckling「くちなしジョッキィ」 2002年
ニュートラル「ふしぎのとも」 2003年
よしもとrise-1シアターアンテナ劇場。「コメディエンヌNo.1」 2003年
メイシアタープロデュース「木偶の坊や」 2003年
ニュートラル「音楽が呼んでいる」 2004年
別冊トランスパンダ+「三人姉妹」(映像出演) 2004年
国民デパリ「キミに岡村靖幸がどんなにすごいかこっそり教えてあげる」 2005年
国民デパリ「いたいみたいしたいみたい」 2005年
東京「ドレスを着た家畜が…」 2005年
bird's eye-view「un_titled」 2005年
ナカたナカ「LUCKY STRIKE」 2005年
pinkish!「1×1」宮川サキ・森下亮二人芝居 2005年
bird's eye-view「Endless Ribbon」 2005年
30-DELUX「オレノカタワレ」 2006年
王子小劇場プロデュース「俺の屍を越えてゆけ」 2006年
オッホ「ナーバスな虫々」 2007年
空想組曲VOL.3「小さなお茶会。」 2007年
「イノチトリなゲーム」 2008年
G-upプロデュース「ペガモ星人の襲来」 2008年
劇団鹿殺し「ベルゼブブ兄弟」 2009年
演劇集団キャラメルボックス「さよならノーチラス号」 2009年
バッファロー吾郎特別公演「たそがれドラゴンボール」 2010年
「FUKAIPRODUCE羽衣LIVE」 2010年
本能中枢劇団「家庭の安らぎの喜びと恐怖」 2010年
「日本モンティ・パイソン宣言」 2010年
王子小劇場プロデュースgiggle(ギグル)♯001「アレルギー」 2011年
キャラメルボックス アナザーフェイス「ナツヤスミ語辞典」 2011年
巨顔レンズVol.2 「くるぶし」 2011年
ドラ基地Vol.1 「アイニク」 2012年
東京ハートブレイカーズ「グレイテストヒッツ+」 2012年
ライズ・プロデュース「眠れない羊」 2012年
少年社中「ラジオスターの悲劇」 2013年
FUKAIPRODUCE羽衣 第16回公演「Still on a roll」 2013年
キリンバズウカ「マチワビ」 2013年
PANDAJOCKEY「月の番犬」 2014年
トーキョーハイライト「俳優・美濃部輝久」 2014年
表現・さわやか 10Th anniversary!
「The Greatest Hits Of HYOGEN SAWAYAKA」
2014年
FUKAIPRODUCE羽衣10周年記念特別公演「よるべナイター」 2014年
LAUSU×空想組曲「眠れない羊」 2014年
風琴工房「penalty killing」 2015年
KUNIO12「TATAMI」 2015年
ナッポスユナイテッド「TRUMP」 2015年
第26回下北沢演劇祭 スイッチ総研「下北沢演劇祭スイッチ」 2016年
風琴工房「penalty killing-remix ver.-」 2017年
キ上の空論#7「青の凶器、青の暴力、手と手。この先、」 2017年
to R mansion 「The Wonderful Parade」[2] 2018年
FUKAIPRODUCE羽衣 深井順子40歳記念 第23回公演「春母夏母秋母冬母」[3] 2018年
キャラメルボックス「ながれぼしのきもち」 2018年
serial number「アトムが来た日」 2018年
劇団アカズノマ「夜曲 nocturne」[4] 2019年
T-works「THE Negotiation」 2019年
劇団た組。第18回目公演「在庫に限りはありますが」 2019年
ピウス企画「ヒューマンエラー」 2019年
キ上の空論「紺屋の明後日」 2019年
serial number「コンドーム0.01」 2019年
ちび太ン家presents「やってみるのだ!フォーエヴァー」 2019年
CBGKシブゲキ!!presents「春母夏母秋母冬母」 2020年
FUKAIPRODUCE羽衣LIVE「グッドディスタンス」 2020年
岬のマヨイガ 2021年
よろこびの歌 2021年
THE Negotiation:Returns 2021年
トリツカレ男 2021年
Secret War〜ひみつせん〜[5] 2022年
イノセント・ピープル〜原爆を作った男たちの65年〜[6] 2024年

イベント[編集]

朗読会
  • 日本劇作家協会 月いちリーディング「わたしを落とした」(2012年10月27日)
  • 劇作家協会新人戯曲賞 ドラマリーディング「沙羅、すべり』(2013年8月4日)
  • 日本劇作家協会 月いちリーディング「夜明けの街に清き一票」(2016年11月12日)
トークライブ
  • オケタニイクロウトークライブ「オケタニのトモダチ004」(2012年7月7日)
  • トークライブ「夜のラジオボンバー」(2014年2月4日)
  • トークライブ「夜のラジオボンバー2nd」(2016年8月20日)
  • トークライブ「君の知らない名作僕が教えるから僕の知らない名作君が教えて」(2021年12月)
  • トークライブ「君の知らない名作僕が教えるから僕の知らない名作君が教えて2022」(2022年12月)
ゲームイベント
  • ザ・アナログゲーム・ショウ[7] (2016年10月 - )
  • すゞひ企画・演劇×体験型ミステリー『紫陽花と君と止まった時間』(2017年6月6日 - 15日、原宿ヒチツキチオブスクラップ)
  • 佐藤貴史とベストフレンド〜本当の友達は誰だ!?質問大喜利ゲーム!〜(2017年6月23日、新宿ロフトプラスワン)
  • 佐藤貴史とベストフレンド〜みんなでゲームして友達になっちゃおう〜(2018年3月4日、新宿ロフトプラスワン)
  • ザ・アナログゲーム・ウォー (2018年11月21日、原宿ヒミツキチオブスクラップ)
  • すゞひ企画・演劇×体験型ミステリー『ルートだけが知る手紙』(2019年5月28日 - 6月2日、J-SQUARE SHINAGAWA)
  • すゞひ企画・演劇×体験型ミステリー『サラバ、偉大な魔法使い』(2020年1月8日-13日、J-SQUARE SHINAGAWA)
  • ピウス×オラクルナイツ 人狼TLPT S「トランスミッション」(2021年7月)
  • ザ・プライスダウン・ショウ(2022年10月27日、リアル脱出ゲーム原宿)

テレビ番組[編集]

ドラマ

バラエティ・他[編集]

テレビアニメ
  • 「おしゃべり唐あげ あげ太くん」(2017年7月 - 9月、広島テレビ放送) - ポテサラのポテ介 役

ラジオ番組[編集]

パーソナリティ
  • 調布FMラジオボンバー 「森下亮・久保貫太郎の死ぬまでにしゃべりたい7万のこと」(毎週土曜日10:00〜10:15、調布FM)
ラジオドラマ・ゲスト
  • ラジオドラマSTORY FOR TWO「たとえば虫なら」(2004年12月17日、Kiss-FM KOBE
  • 王子小劇場ラジオ「コミュニティラジオ きたくなるまち」(2009年11月18日収録、11月20日放送)
  • ヨーロッパ企画「永野・本多の劇的ラジオ」(2010年5月21日、KBS京都
  • サントリー・サタデー・ウェイティング・バー「アバンティ」(2011年1月1日、TOKYO FM
  • オーディオドラマ FMシアター 「エーテル」(2012年9月15日、NHK-FM
  • オーディオドラマ 青春アドベンチャー「海に降る」(2012年11月19日 - 30日、NHK-FM)
  • オーディオドラマ 青春アドベンチャー「小惑星2162DSの謎」(2014年5月26日 - 30日、NHK-FM)
  • オーディオドラマ FMシアター「ブルームーンの向こう側」(2016年10月15日)

映画[編集]

PV[編集]

  • ミュージックビデオクリップ・いきものがかり「あなた」(2015年5月13日発売)

CM[編集]

その他[編集]

WEB
  • 三度のメシより小劇場! 第2回ゲスト(Ustream、2015年7月30日)
  • 「ゆるろぐげーむTV」(ニコニコ生放送、2017年12月29日)
  • CoRich舞台芸術!チャンネル(YouTube、2021年11月1日スタート)

連載[編集]

  • シアターガイド「わたしの今月」 (2008年2月号 - 7月号、2016年7月号 - 12月号)
  • シアターガイド「俺が食べれば桶屋が儲かる」(2009年5月号 - 10月号)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Calbee(カルビー)公式Twitter2020年6月26日の発言
  2. ^ “クロムモリブデンの森下亮も参加!世界中で大人気のto R mansion「The Wonderful Parade」が1月13日からシアタートラムで再演!”. エントレ. (2017年12月26日). http://entre-news.jp/2017/12/46641.html 2018年1月9日閲覧。 
  3. ^ “まもなく開幕! FUKAIPRODUCE羽衣『春母夏母秋母冬母』深井順子・森下亮インタビュー”. 演劇キック. (2018年5月17日). http://kangekiyoho.blog.jp/archives/52053132.html 2018年5月30日閲覧。 
  4. ^ “劇団アカズノマ「夜曲」に森下亮、丸山厚人、汐月しゅう”. ステージナタリー. (2018年10月31日). https://natalie.mu/stage/news/305946 2018年11月1日閲覧。 
  5. ^ serial number「Secret War」開幕に三浦透子「自分にとって特別な大切なものに」”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年6月9日). 2022年6月9日閲覧。
  6. ^ 「イノセント・ピープル」出演者決定、山口馬木也・川島海荷・池岡亮介が親子に”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月1日). 2023年11月2日閲覧。
  7. ^ “ザ・アナログゲーム・ショウ、新春&バレンタイン決戦に佐藤貴史×森下亮”. ステージナタリー. (2016年12月21日). https://natalie.mu/stage/news/214118 2016年12月21日閲覧。 
  8. ^ 2016年9月のブログ記事一覧 森下亮のアメイセンソウ
  9. ^ PORTAL-X 〜ドアの向こうの観察記録〜 #1 不死鳥の歌”. ORTAL-X 〜ドアの向こうの観察記録〜. WOWOW. 2024年1月29日閲覧。

外部リンク[編集]