演劇集団キャラメルボックス

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株式会社ネビュラプロジェクト
Nevula Project Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
東京都中野区中央5-2-1 第3ナカノビル
設立 1991年2月2日
業種 サービス業
事業内容 演劇集団キャラメルボックスの運営・それに付帯する一切の事業
代表者 代表取締役社長 加藤昌史
資本金 1,000万円
従業員数 28人
関係する人物 成井豊真柴あずき
外部リンク http://www.nevula.co.jp/
特記事項:創業は1985年
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演劇集団キャラメルボックス(えんげきしゅうだんキャラメルボックス、theater company caramelbox)は、株式会社ネビュラプロジェクトNevula Project Corporation)が運営する日本の劇団。現在の英名は「theater company caramelbox」だが結成当初は「playing team caramelbox」だった。"人が人を想う気持ち"をテーマとしている[1]

来歴[編集]

1985年(昭和60年)、早稲田大学演劇サークル「てあとろ'50」出身の成井豊や加藤昌史らが結成した[1]。名称は成井が学生時代に書いた戯曲『キャラメルばらーど』に由来する。結成当初は「社会人劇団」として年2回公演を行い、3年目の1988年(昭和63年)からはプロとして年間3〜4公演を行うようになる[1]1991年(平成3年)、キャラメルボックスの運営会社として株式会社ネビュラプロジェクトを設立し、社長に加藤が就任する。 1995年(平成7年)、当時劇団員の上川隆也NHKドラマ『大地の子』に出演して注目を浴び、観客動員数が増加した[1][2]。動員数は1990年(平成2年)冬に1万人、1996年(平成8年)春に3万人、1998年(平成10年)夏に4万人[2]、そして2003年(平成15年)春には5万人を突破する。累計では、2008年(平成20年)春に200万人に達するとみられる。 2012年(平成24年)、CSC結成20周年。 2015年(平成27年)、劇団結成30周年を迎えた。DMM.comにて公演映像の配信サービスを開始した[3]

概要[編集]

脚本・演出[編集]

脚本・演出は、劇団創立から成井豊が担当している[1]1993年(平成5年)から創立メンバーである真柴あずきも脚本を執筆するようになり、後に成井と真柴が協働するのが主流となっている[1][2]。海外作品は翻訳のまま使わず、成井と真柴が新たに書き上げた脚本をオリジナルとして上演している。また、成井が宮沢賢治宮崎駿の影響を受けているため、純粋な悪役はほとんど登場しない。 なお、本公演外では成井と真柴が関わらない作品がある。チャレンジ公演では恩田陸が原作・脚本。新人公演では、他劇団所属の高橋いさを(劇団ショーマ所属)・土田英生(MONO所属)が脚本を担当している。 このほか、高等学校における文化祭等での上演も多い。劇団側は演劇振興のため、成井原作・原作者側が許可した舞台台本論創社から出版し、上演許可願制にしている。

音楽[編集]

劇中の音楽は、製作総指揮の加藤昌史が選曲している。初期は洋楽が使用される事が多かったが後にオリジナルサウンドトラックに絞り、ZABADAKや加藤と親交の深い石田ショーキチの楽曲が多く使われている。the brilliant greenインディーズ時代の楽曲が使用されたこともあった。1997年の『あなたが地球にいた頃』には、男性フォークデュオ・TWO of USの楽曲「Wish」を採用した経緯から、長井勝による楽曲提供も受けている。 既存曲を多用しながら、SEKAI NO OWARIandropなどのメジャーからインディーズまで幅広いバンド、様々なミュージシャンの曲を起用している。 また、公演ごとに自社レーベルでミュージシャン側が収録許可した使用曲は、サウンドトラックとしてCD化、デジタル配信している。

前説[編集]

上演中に鳴動する携帯電話の着信音などによる騒音トラブルが問題化した際、毎回公演前の前説にて劇団総指揮の加藤昌史が登場し、爆笑トークを交えながら観劇マナーをアピールした。なお、アピールにあたっては、「携帯の電源を切りましょう」というメッセージをその時々の流行物をパロディにした歌「携帯電話チェックタイムのテーマ」を作成した。後にそれを劇団員が受け継ぎ、ダブルキャストで出演する側でないキャスト達が歌うなど様々に形を変えていった。以降は加藤と新人劇団員が登場して、注意を呼び掛けている。

アクション[編集]

時代劇の殺陣はフリー殺陣師佐藤雅樹指導のもと、「本当に人を斬ることのできる殺陣」を目指している。また、アクションクラブの武田浩二が指導する事もある。 時代劇以外の舞台ではOPと劇中にダンスシーンがあり、その多くを川崎悦子が担当している[4]。また、劇団員の大内厚雄が担当する事もある。

公演作品[編集]

主な作品ジャンルは

など。

国内小説だけでなく海外小説原作の作品も増えている。

小説原作作品[編集]

映画原作作品[編集]

俳優[編集]

在籍劇団員[編集]

かつて所属していた俳優[編集]

観劇活動[編集]

CSC・COC[編集]

CSC(キャラメル・サポターズ・クラブ)は、観客がサッカーサポーターの様に劇団を応援するキャラメルボックスの会員制度。1993年7月に結成され、10年毎に記念公演を上演している。 会員特典としては、チケット先行販売、公式ハンドブック割引、会報誌『ハテナ気象台』、オリジナルグッズ頒布、当日券後日入場の約半額料金のサポータズ・スタンバイ、次年度分限定発売されるチケット・グッズ購入可能クーポン券のトライアスロンパスが頒布される。

COC(キャラメルボックス・オーナーズ・クラブ)は、出資により権利を得るキャラメルボックスの賛助会員や個人スポンサー制度。2015年5月に開設が発表され、同年10月1日〜翌年大晦日まで有効とされる。2016年度の年間観客動員数が予定ステージ数×劇場収容数の75%を超えた場合、申込口数に応じたキャラメルボックス商品券等が獲得できるようである。 また、主な権利としては現状と最新情報のメール報告、ファンサービスの提案と劇団総指揮からの回答、劇作に関する提案と劇団代表からの回答が得られるようである。大口では、ゲネプロ見学や劇団主催イベントの優先参加等の追加権利を得られる[10]

宣伝、販売活動[編集]

ホームページブログキャラメランド(SNS)ビデオDVDTV(後述のCaramelboxTVや、他にはNHKで配信されたことがある)などのメディアを使い、観客とのつながりを大切にしている。また、2012年末に携帯サイトがスマートフォン対応になり、2014年に配信終了した。動画コンテンツは、ニコ動チャンネル「キャラメルボックスチャンネル」に移行されている。 グッズについては、当初はキャラメルボックスが直接販売していたが2013年より一部ネット販売店で取り扱う。また、DVDは販売中止後にオンデマンドDVDにて再版を開始している。 このほか、キャラメルボックス・アンバサダー制度は、「キャラメルボックスや演劇の楽しさを広めたいと思っている、18歳以上の人」の応募によるアンバサダー(親善大使)広報活動である[11]

CaramelboxPV[編集]

動画サイト・YouTubeおよび電話音声配信されるチケットインフォメーションである。劇団及び会社主催の公演チケット残席、劇団員の客演情報を紹介している。動画には、出演者のトークが収録されている。左東広之が司会し、製作部メンバーが交代でアシスタンスしている。2015年07月30日号にて最終回を迎えたが、動画サイトでは過去回が視聴可能である[12]

CaramelboxTV[編集]

キャラメルボックスのレギュラー番組で、当初はシアター・テレビジョンによって上演作品から毎月2本放送していた。2009年(平成21年)4月30日をもって放送終了[13]。また、TOKYO MXでも毎月1本放送していたが、同年9月をもって放送を終了している。その後11月より、「インターローカルTV」に放送が移っている。2010年(平成22年)10月からは、「ホームドラマチャンネル」内の「インターローカルアワー」にて無料放送している。番組は筒井俊作が司会し、アシスタントを若手劇団員が交代で務め、公演情報、当日放送される2本の演目のエピソードを紹介する内容である。

  • 放送局
  • 過去に放送していた局
    • スカパー!e2 194ch インターローカルTV(2010年(平成22年)9月まで)
    • TOKYO MX(2009年(平成21年)9月まで)
    • スカイパーフェクTV! 262ch シアター・テレビジョン(2009年(平成21年)4月まで)

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f 加藤昌史. “劇団について”. キャラメルボックス. 2017年7月18日閲覧。
  2. ^ a b c 林尚之 (2017年7月15日). “悲しみではなく幸せの涙、キャラメルボックスの舞台”. 日刊スポーツ. 2017年7月18日閲覧。
  3. ^ DMM.comでキャラメルボックスの公演映像が配信開始”. シアターガイド (2015年11月20日). 2015年11月25日閲覧。
  4. ^ 川崎悦子”. BEATNIK STUDIO. 2015年11月18日閲覧。
  5. ^ 文藝春秋『別冊文藝春秋 2011年11月発行第302号』文藝春秋、2012年11月1日発行、99 - 103頁より引用
  6. ^ サンシャイン劇場35周年記念公演キャラメルボックス2013スプリングツアー『ナミヤ雑貨店の奇蹟』”. 演劇集団キャラメルボックス. 2013年2月5日閲覧。
  7. ^ 演劇集団キャラメルボックス2017年スプリングツアー『鍵泥棒のメソッド』”. 演劇集団キャラメルボックス. 2016年11月24日閲覧。
  8. ^ 西川浩幸プロフィール”. 演劇集団キャラメルボックス. 2012年9月20日閲覧。
  9. ^ 2012年5月31日『いらぬ緊張感。。。』”. kimiko jitsukawa なんたら日和 實川貴美子のテキトウ日記. 2012年9月20日閲覧。
  10. ^ キャラメルボックス・オーナーズ・クラブ”. 演劇集団キャラメルボックス. 2015年5月20日閲覧。
  11. ^ キャラメルボックス・アンバサダー公式ページ
  12. ^ キャラメルボックスチャンネルinニコニコ動画”. ニコニコ動画. 2015年11月18日閲覧。
  13. ^ 放送局側の方針変更が理由で、その経緯は加藤昌史のブログやホームページにて説明された。

外部リンク[編集]