囲碁将棋 (お笑いコンビ)
(根建太一から転送)
左から文田、根建(2024年3月) | |
メンバー |
文田大介 根建太一 |
結成年 | 2004年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2004年 - |
出身 | NSC東京校9期 |
出会い | 東海大学付属相模高等学校 |
現在の活動状況 | ルミネtheよしもと・大宮ラクーンよしもと劇場のライブなど |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 文田大介 |
現在の代表番組 |
それゆけ!大宮セブン 湘南ワンダーチャンス 囲碁将棋の情熱スリーポイント 水曜日のダウンタウン |
過去の代表番組 | 夕やけ寺ちゃん 活動中 |
同期 |
ハリセンボン ライス サルゴリラ しずる 菅良太郎(パンサー) など |
公式サイト | 公式プロフィール |
囲碁将棋(いごしょうぎ)は、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属する日本のお笑いコンビ。NSC東京校9期出身、2004年結成[1]。2023年『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』ファイナリスト。
東海大学付属相模高等学校在学中、2人とも囲碁将棋部に在籍していたのがコンビ名の由来。よしもと神奈川県住みます芸人。現在は大宮ラクーンよしもと劇場でのライブを中心に活動中。
囲碁将棋 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年12月11日 - |
登録者数 | 1.6万人 |
総再生回数 | 66万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年10月24日時点。 |
メンバー[編集]
- 文田 大介(ふみた だいすけ、1980年6月20日(43歳) - )
- 主にボケ・ネタ作り担当。
- 愛称は「ふみ」「ふみ様」。
- 神奈川県茅ヶ崎市出身[2]、東海大学理学部卒業[3]。身長185 cm、体重85 kg、血液型B型。既婚。
- 中学まで野球をやっており高校入学後は野球部を見学したが、実力の差を痛感したため囲碁将棋部へ入部[4]・部長を務めた。なお、部員は文田・根建を含む3人のみであった。当時出場した将棋大会では優勝経験を持つ[4]。
- 眼鏡がトレードマークだがレーシック手術を受けたため伊達眼鏡であり、レンズは入っていない[要出典]。
- 神奈川県住みます芸人にも拘らず東京へ引越し、マネージャーに怒られた[5]。
- 自宅裏のアパートの解体工事で、場所を間違えた業者に自宅を壊された[6]。
- 根建 太一(ねだて たいち、1981年3月23日(43歳) - )
- 主にツッコミ担当。
- 愛称は「太一」「ちーたい君」「根建すなわちNOMOすなわちHOBO」。
- 神奈川県横浜市磯子区出身[2]、東海大学工学部卒業[3]。身長185 cm、体重70 kg。血液型O型。既婚。
- ニュースタッフエージェンシー所属のひよしなかよし・ねんねん(根建耕二)は実弟。
- 尾形貴弘(パンサー)率いる「尾形軍団」に属している[7]。
- トータルテンボスが監督・キャプテンを務める芸人草野球チーム「アフロモンキーズ」に参加[要出典]。
来歴[編集]
- 2003年、NSC在学中にM-1グランプリへ初出場(2回戦進出)。
- 2004年4月、正式にコンビを結成。再度M-1グランプリに出場するも1回戦敗退に終わった。
- 2011年4月27日、吉本の『あなたの街に住みますプロジェクト』にて神奈川県住みます芸人に任命。
- 2016年、キングオブコントに出場(2回戦進出)。
- 2018年1月より、大宮ラクーンよしもと劇場を中心に活動する「大宮セブンⅤ」に選出され、メンバーの編成変更に伴い、2018年7月以降は「大宮セブン」として活動[8]。
芸風[編集]
主にしゃべくり漫才で、理屈っぽい掛け合いが特徴。ボケとツッコミが入れ替わるネタも多く、自分たちの漫才を「文化系」と自評している[4]。デビューして間もなくは決めポーズとして、2人で将棋の駒を指す振りをしていた[4]。
芸人からの評価は高く、野田クリスタル(マヂカルラブリー)は囲碁将棋のネタについて「芸人で囲碁将棋つまんないっていう人は1人もいないんで」「分からないなら分かるまで繰り返し見た方がいい」と絶賛している。他にもニューヨーク、オズワルド、ダイタク、ダイヤモンドなど東京吉本の漫才師たちに慕われている[9][10]。
2人とも高身長で[1]、漫才で使用するサンパチマイクの位置の高さを他の芸人からネタにされることがある。
出囃子[編集]
- サザンオールスターズ『爆笑アイランド』
賞レースの戦績[編集]
M-1グランプリ[編集]
- 2008年のM-1グランプリでは初の準決勝進出、敗者復活戦にも出場。翌2009年も準決勝、最後の2010年でも準決勝進出。敗者復活戦にも参加したがそこでの出番順は「予選での成績が悪かった順(準々決勝敗退者→準決勝敗退者)」で、囲碁将棋の出番は最後から2番目(予選10位)という前年度優勝者かつ敗者復活戦勝者だったパンクブーブーに次ぐ好成績だった。
- 2019年、ラストイヤーとなる結成15年目では準決勝進出・敗者復活戦へ出場[11]。出番順抽選会の結果、2番目にネタを披露するも参加16組の中で最下位に終わり決勝進出は果たせなかった。
年度 | エントリー No. |
結果 | 会場 | 日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2003年(第3回) | 2回戦進出[12] | 有明・パナソニックセンター | 2003年10月19日 | NSC在学中に出場 | |
2004年(第4回) | 1回戦敗退[13] | 2004年10月1日 | |||
2005年(第5回) | 3回戦進出[14] | ルミネtheよしもと | 2005年11月23日 | ||
2006年(第6回) | 3回戦進出[15] | 2006年11月25日 | |||
2007年(第7回) | 3回戦進出[16] | 2007年11月25日 | |||
2008年(第8回) | 729 | 準決勝進出[17] | メルパルクホール | 2008年12月7日 | |
2009年(第9回) | 4574 | 準決勝進出[18] | よみうりホール | 2009年12月6日 | |
2010年(第10回) | 4785 | 準決勝進出[19] | 両国国技館 | 2010年12月12日 | 予選10位 |
2015年(第11回) | 2314 | 準決勝進出[11] | EX THEATER ROPPONGI | 2015年11月19日 | 予選18位、敗者復活戦18位 |
2016年(第12回) | 1141 | 準々決勝進出[11] | NEW PIER HALL | 2016年11月6日 | |
2017年(第13回) | 2760 | 準決勝進出[11] | 2017年11月15日 | 予選21位、敗者復活戦16位 | |
2018年(第14回) | 2738 | 準々決勝進出[11] | 2018年11月6日 | ||
2019年(第15回) | 4469 | 準決勝進出[11] | 2019年12月4日 | 予選18位、敗者復活戦16位 |
THE MANZAI[編集]
THE MANZAI 2011では認定漫才師50組に選ばれ、本戦サーキットにて上位15組に入り決勝大会出場が決定。大会ではトップバッターを務めた。2012年度大会も出場して認定漫才師に選出。本戦サーキットでベスト3の好成績だったが、結果は14位となりワイルドカード決定戦に進出した。THE MANZAI 2014で認定漫才師に選出され、予選サーキットランキング2位の成績で決勝に進出、本戦サーキットでは一時は1位になった[20]。
- 2011年 THE MANZAI 認定漫才師[21](予選サーキットランキング15位で決勝に進出、決勝Aグループ4位)
- 2012年 THE MANZAI 認定漫才師[22](予選サーキットランキング14位でワイルドカード決定戦に出場)
- 2013年 THE MANZAI 認定漫才師[23](予選サーキットランキング20位でワイルドカード決定戦に出場)
- 2014年 THE MANZAI 認定漫才師[24](予選サーキットランキング2位で決勝に進出、決勝Bグループ2位)
その他[編集]
- 2011年 平成23年度 NHK新人演芸大賞 演芸部門 本戦進出[25]
- 2012年 第33回 ABCお笑いグランプリ 準決勝進出[26]
- 2015年 キングオブコント 2回戦進出[27]
- 2016年 キングオブコント 2回戦進出[28]
- 2023年 チャンスの時間 今年こそ相方に言っておきたい!カミングアウト漫才2023 優勝
- 2023年 THE SECOND 〜漫才トーナメント〜 グランプリファイナル進出(3位)
- 2024年 THE SECOND ~漫才トーナメント~ ノックアウトステージ(16→8) 進出
出演[編集]
テレビ[編集]
- 現在のレギュラー番組
- 囲碁将棋の山はなんでも知っている → 囲碁将棋の島はなんでも知っている → 囲碁将棋の多摩はなんでも知っている→囲碁将棋の駅はなんでも知っている(テレ朝チャンネル、2021年 - )
- それゆけ!大宮セブン(テレビ埼玉・BSよしもと、2022年4月5日 - )[29]
- 囲碁将棋・ダイタクのこんなん見るやついねえって!〜言うな〜(BSよしもと、2023年7月 - )[30]
- 過去のレギュラー番組
- 特別番組
- ZEKKFEI NETA CLUB〜北海道の大自然をステージに〜(北海道文化放送、2022年2月25日 - 3月18日・12月28日 - 12月31日)
- 囲碁将棋のヤバい自由研究 〜ネクストブレイク芸人TV SHOW(1)(日テレプラス、2022年9月24日)[32]
- 何でもない日(日本テレビ、2022年11月19日)[33]
- 囲碁将棋のやりたい5つのこと(BSよしもと、2023年12月30日)[34]
ラジオ[編集]
- 夕やけ寺ちゃん 活動中(文化放送、2010年10月4日-2013年3月29日)月曜日レポーター
- 湘南ワンダーチャンス(レディオ湘南、2011年10月1日 - 2022年3月27日)毎週土曜日レギュラー
- KANAGAWA HAPPY TOWN(FMヨコハマ)毎週土曜日
- 囲碁将棋の It's Show棋 Time(栃木放送)毎週水曜日
- よしもと5じ6じラジオ(FMサルース)月1程度レギュラー出演。MCが週替わりのため、登場は不定期。
- 大谷ノブ彦 金曜ダイジョーブ! (FM GUNMA)金曜日 第2・4週出演 文田のみ
- 横浜日野プレゼンツ 日野デュトロお仕事応援隊!(ラジオ日本、2019年)水・木担当[35]
- 囲碁将棋と明日美のハッピーフロンターレ!!!(ラジオ日本、2020年2月3日 - 2022年1月31日)
- よしもと囲碁将棋バラエティー『イゴナマ!!』(ラジオ日本、2022年2月7日 -)
- 商船三井フェリープレゼンツ めざせ!北海道!!(ラジオ日本、2021年2月1日 -)
- おいでよ! 商船三井フェリー!!(2019年12月23日)
- 商船三井フェリープレゼンツ めざせ!北海道!!(ラジオ日本、2021年2月1日 -)
- 文田大介のStereo Wonder Radio!(レディオ湘南、2022年4月 - 2023年9月) ※文田のみ
ネットラジオ[編集]
- 囲碁将棋の情熱スリーポイント(GERA放送局、毎週火曜日20時放送)
CM[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b “囲碁将棋 プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2018年9月15日閲覧。
- ^ a b “囲碁将棋58市町村制覇ツアー「お暇なら来てよね。」の応援サイト(仮)”. kngw58.gionsyouja.com. 2020年11月4日閲覧。
- ^ a b “東海大相模高/4 二人の笑いの原点 文田大介さん、根建太一さん /東京”. Mainichi Daily News. (2018年2月27日). オリジナルの2021年1月26日時点におけるアーカイブ。 2020年11月4日閲覧。
- ^ a b c d 2008年12月22日付サンケイスポーツ芸能面『次は任せなさい お笑いニューヒーロー』より。
- ^ “「サンドウィッチマンと営業回って、俺らもマヂラブも変わった、お客さんを見る芸人になった」<大宮セブン>囲碁将棋の感慨(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ)”. QJWeb クイック・ジャパン ウェブ. 2021年8月3日閲覧。
- ^ "帰宅したら家大破...「裏のアパートと間違えて解体しちゃいました」 芸人が衝撃被害を告白". J-CAST NEWS. 株式会社ジェイ・キャスト. 22 October 2023. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “パンサー尾形率いる尾形軍団 YouTubeチャンネル始動!大食い・サッカーなどバラエティ溢れるチャンネルへ | LogTube|国内最大級のyoutuber(ユーチューバー)ニュースメディア”. logtube.jp (2019年11月1日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “大宮ラクーンよしもと劇場が4周年「大宮セブン」の新メンバー発表も”. 大宮経済新聞. 2019年1月10日閲覧。
- ^ “ニューヨークら後輩が慕う東京の“兄さん”囲碁将棋 「漫才には”良いエンジン”があればそれでいい」”. 日刊サイゾー. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “囲碁将棋、マヂラブも心酔する芸人が体現する「ポストM-1時代」のブレイクとは”. 日刊サイゾー. 2021年11月23日閲覧。
- ^ a b c d e f “囲碁将棋 | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2003”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2004”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2005”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2006”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2007”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2008”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “日程・結果 - オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “日程・結果 - M-1GP2010”. www.m-1gp.com. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “THE MANZAI本戦3日目、1位は囲碁将棋”. お笑いナタリー. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “「THE MANZAI 2011」決勝へ、漫才師13組とナイナイが会見”. お笑いナタリー. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “決勝は12.16「THE MANZAI 2012」組み合わせ決定”. お笑いナタリー. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “「THE MANZAI 2013」認定漫才師50組発表”. お笑いナタリー. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “THE MANZAI 2014決勝進出11組発表、トーナメントも決定”. お笑いナタリー. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “ニッチェ優勝「NHK新人演芸大賞」明日深夜に演芸部門放送” (2011年10月19日). 2019年12月21日閲覧。
- ^ “「ABC お笑いグランプリ」セミファイナリスト連載開始” (2012年1月23日). 2019年12月21日閲覧。
- ^ “7/30(木)予選1回戦合格者速報! - キングオブコント2015” (2015年7月30日). 2019年3月11日閲覧。
- ^ “結果速報アーカイブ - キングオブコント2016” (2016年7月28日). 2019年3月11日閲覧。
- ^ “それゆけ!大宮セブン”. テレ玉/地デジ3ch. 2022年3月23日閲覧。
- ^ “囲碁将棋・ダイタクのこんなん見るやついねえって!~言うな〜”. BSよしもと (2023年7月). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “女性芸人の親子愛描く番組で囲碁将棋MC、ヤバT友達探しで滝音さすけがナビゲーター”. お笑いナタリー(2023年8月17日). 2024年1月2日閲覧。
- ^ “囲碁将棋、企画会議から参加した冠番組”. お笑いナタリー (2022年9月14日). 2022年11月20日閲覧。
- ^ “囲碁将棋&かが屋が日常風景を笑いに昇華する番組「何でもない日」”. お笑いナタリー (2022年11月18日). 2022年11月20日閲覧。
- ^ “囲碁将棋のやりたい5つのこと”. BSよしもと (2023年12月). 2024年5月12日閲覧。
- ^ “横浜日野プレゼンツ 日野デュトロお仕事応援隊! <第3回>が放送されました。”. 横浜日野自動車 (2019年5月13日). 2019年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月20日閲覧。
- ^ “ウイカ、「日本郵政」新CM出演に喜び「まさか呼んでいただけるとは」”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年10月3日) 2023年10月3日閲覧。