幅寄せ

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幅寄せ(はばよせ)とは、自動車などの運転における行為の一つ。次の全く異なる二つの運転行為の意味で用いられる。

  • 車両を少し前進・後退させ、元の位置から少し横に寄せる運転方法
  • 車両を運転中に並走する他の車両等に接近して走行する行為

車を横に寄せる運転方法としての幅寄せ[編集]

ハンドルを操作しながら自車を少し前進・後退させ、元の位置より少し横に寄せる運転方法である。駐車停車のとき、本来駐停車すべき位置からずれて停車してしまった場合に正しい駐停車位置に寄せるために用いられる。

まず寄せたい方向にハンドルを切ってゆっくり前進し、ハンドルを戻し、車体と前輪をまっすぐにして停車する。続いて寄せたい方向にもう一度ハンドルを切って後退し、ハンドルを戻し、車体と前輪をまっすぐにして駐停車したい位置に停車する。寄せ幅が少ないときは前進時あるいは後退時のみにハンドル操作を行う場合もある。

並走する通行車・通行者(自転車・歩行者含む)に接近する危険行為としての幅寄せ[編集]

車両を運転中に並走する他の車両等に接近して走行する危険運転行為を指す。 道路交通法第71条1項五号の四では、初心運転者標識高齢運転者標識身体障害者標識聴覚障害者標識仮免許練習中標識を付けた車(教習車など)には、危険を避けるためやむをえない場合を除き、故意に幅寄せをする行為を禁止している(初心運転者等保護義務違反)。

また、歩行者を含めて客体を限定せず、故意の幅寄せはその行為単独として暴行罪として立件される場合もあるほか、故意の幅寄せ行為により交通事故を起こし、他人を死傷させた者は、危険運転致死傷罪(妨害運転)として、最長で20年以下の懲役(加重により最長30年以下)に処され、また運転免許は基礎点数45 - 62点により免許取消・欠格期間5~8年の行政処分を受けることとなっている。

関連項目[編集]