マインドフルネス

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マインドフルネス: mindfulness)は、今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程である[1][2][3] 。瞑想およびその他の訓練を通じて開発することができる[2][4][5]

マインドフルネスの語義として、今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることである[6][7]とか、特別な形で、意図的に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことである[8]といった説明がなされることもある。

マインドフルネス(mindfulness)という用語は、パーリ語サティ(sati)の翻訳であり[9] 、サティはいくつかの仏教の伝統における重要な要素である。近年の西洋におけるマインドフルネスの流行は、概してジョン・カバット・ジンによって起こされてきたと考えられている[10][11]

背景[編集]

注釈・出典[編集]

  1. ^ (Kabat-Zinn, 1994, p. 4)" - Mindfulness Training as a Clinical Intervention: A Conceptual and Empirical Review, by Ruth A. Baer, available at http://www.wisebrain.org/papers/MindfulnessPsyTx.pdf
  2. ^ a b Kabat-Zinn, J (2013). Full Catastrophe Living: Using the Wisdom of Your Body and Mind to Face Stress, Pain, and Illness. New York: Bantam Dell. ISBN 978-0-345-53972-4. 
  3. ^ Creswell J.D. (2016). “Mindfulness Interventions”. Annual Review of Psychology 68. 
  4. ^ Posner M. (Feb 2011). “Mental training as a tool in the neuroscientific study of brain and cognitive plasticity”. Frontiers in Human Neuroscience 5 (17). 
  5. ^ Pagnini, F., & Phillips, D. (2015). Being mindful about mindfulness. The Lancet Psychiatry, 2(4), 288 - 289. DOI: S2215-0366(15)00041-3.
  6. ^ マインドフルネスとは │ ヒューマンウェルネス インスティテュート”. ヒューマンウェルネスインスティテュート. 2016年10月11日閲覧。
  7. ^ 日本マインドフルネス学会 “今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること”
  8. ^ マインドフルネスとは”. 一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート. 2016年10月11日閲覧。
  9. ^ Sati”. The Pali Text Society's Pali-English Dictionary. Digital Dictionaries of South Asia, University of Chicago. 2016年10月11日閲覧。
  10. ^ In the Dukkha magnet zone: An interview with Jon Kabat-Zinn, by Barbara Grahm. Tricycle. http://tricycle.org/magazine/dukkha-magnet-zone/
  11. ^ Harrington A. Dunne JD. (Oct 2015). “When mindfulness is therapy: Ethical qualms, historical perspectives.”. American Psychologist 70 (7). 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]