アサツキ

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アサツキ
Asatuki 20080423.JPG
アサツキ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
: ネギ属 Allium
: エゾネギ A. schoenoprasum
変種 : アサツキ A. schoenoprasum var. foliosum[1]
学名
Allium schoenoprasum L.
var. foliosum Regel[1]

アサツキ(浅葱、学名Allium schoenoprasum var. foliosum)は、ネギ属の球根性多年草ネギよりも色が薄く、食用とされるネギ類の中では最も細い葉を持つ。別名はイトネギ、センブキ、センボンネギ、センボンワケギ、ヒメエゾネギ。

野草であり、山野で自生が見られる。アサツキという名は、ネギ(葱)に対して色が薄い(浅い)ことからきている[2]

似た品種にチャイブがあり、アサツキはチャイブの変種と言われている。ワケギワケネギとも異なる。

特徴[編集]

アサツキは冬の野菜で、夏になると地上部の葉は枯れ休眠する。この時期に球根部分を掘り起こして分球した後、植え付ける。

チャイブと比べると草丈が低く鱗茎があり、また味覚はチャイブのような青臭さは少ないが、やや辛味がある。数年を経過した球根からは直径が5mmを超える葉が出る事もある。

混植[編集]

チャイブと同様にコンパニオンプランツ(共栄植物)として利用する事が出来る。

  • バラ:黒点病、黒斑病、黒星病の予防
  • トマト、ナス:アブラムシ回避
  • ニンジン:土壌の殺菌

食材[編集]

利用法は通常のねぎと同様である。ただし生で食べる場合アサツキのほうが苦味と辛味が強いため薬味には向かない。

近縁種[編集]

シロウマアサツキ、白馬岳長野県白馬村)にて

脚注[編集]

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  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Allium schoenoprasum L. var. foliosum Regel”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年11月27日閲覧。
  2. ^ 本山荻舟 『飲食事典』 平凡社、1958年12月25日、p. 8。
  3. ^ 清水 (2014)、48頁
  4. ^ 清水 (2014)、49頁

参考文献[編集]

  • 清水建美、門田裕一、木原浩 『高山に咲く花』 山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑8〉、2014年3月22日、増補改訂新版。ISBN 978-4635070300

関連項目[編集]