ピカチュウげんきでちゅう
ピカチュウげんきでちゅう
- 1997年に「ポケモンえほん」シリーズの一つとして発行された、青木俊直・石原恒和による絵本。小学館刊(ISBN 4097287044)。2.のゲームソフトと関係はない。
- 1998年に、任天堂より発売されたゲームソフト。本項目で詳述。
ジャンル | 育成シミュレーション |
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対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | 有限会社アンブレラ |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | ROMカセット |
発売日 | 1998年12月12日 |
売上本数 | 約74万本 |
その他 |
「NINTENDO64VRS(音声認識システム)」と マイクが付属 |
『ピカチュウげんきでちゅう』は任天堂より1998年12月12日に発売されたNINTENDO64用育成シミュレーションゲーム。開発はアンブレラで、マリーガルマネジメントの出資を受けている。定価は10,290円、販売本数は約70万本。アメリカでは2000年11月6日に、『Hey You, Pikachu!』という名称で発売されている。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
概要
- 『ポケットモンスター』の人気キャラクターであるピカチュウを育成することが目的。このソフトには「NINTENDO64VRS(音声認識システム)」とマイクが付属していて、マイクを使ってピカチュウとコミュニケーションをとりながら育成していくのが特徴。ただし全ての音声を認識出来るわけではない。発売当時は世界初の「音声認識ソフト」として大々的に宣伝され、また、綿引勝彦というおおよそこのようなファンシーなキャラクターにはミスマッチな組み合わせのテレビCMも話題となった。
- 「げんきでちゅう」は「元気です」をかけている。
ピカチュウ
- 様々な言葉をかけることで様々なアクションを見せる。アニメに関連付けたアクションからオリジナルまで多種多様で、特定のコースでしか見せないアクションも多い。
- 絵を描くことが出来るほど高い知能を持っているが、お世辞にも上手いとは言えない。表現したものの雰囲気はしっかりと伝える事が出来る。
主なイベント
- 最初はピカチュウと外で遊ぶのみだが仲良くなるにつれ家でピカチュウと一緒に暮らせるようになる。また、家出したピカチュウを迎えに行くイベントも発生する事がある。
- ピカチュウと暮らせるようになると主人公は一緒に遊びに行く場所を選択できるようになり、遊べる場所はゲームが進行するにつれ増えていく。場所によって釣りなどのゲームもできる。
- ゲーム中に3箇所ある釣り場では釣竿を使ってポケモンを釣り上げる事ができる。釣れたポケモンは種類別にこれまでの最大の大きさがデータに記録される。
- ピカチュウが主人公に懐いてくると、いろいろな場所で拾った宝物をプレゼントしてくれることがあり、部屋に飾ることができる。
- さらに懐いてくると、ピカチュウがひとりでおつかいに行くというイベントが起こり、無事成功させることでエンディングイベントを迎える。しかし、エンディング後もこれまで通りにゲームをプレイし続けることが可能である。
遊ぶ場所
- 主人公の家
- トキワのもり
- モエギそうげん
- アカネのもり
- アカネのつりば
- アサギのみずうみ
- アサギのつりば
- スオウのつりば
- スオウかいがん
- スオウじま
- キャンプじょう
など
その他
- 攻略本は発行されていない。百万本近い出荷規模のゲームで関連書籍が発行されない例は珍しい。
- 「NINTENDO64VRS(音声認識システム)」対応ソフトはこの作品以外に『電車でGO!64』のみである。
関連項目
外部リンク