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グリーンベルト

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グリーンベルトとは、「みどり」で形成した帯のこと。都市計画分野では都市の保護政策で行う緑化帯で、都心人口密度増加による市街地、住宅地の無秩序な拡大を阻止するために設置された森林帯、公園緑地系統などがある。

概要

このアイデアはイギリスガーデンシティ構想から、都心部を含む中心市と郊外の衛星都市群の間にグリーンベルトと呼ばれる緑地帯をはさむものを存在させ、世界的に広域的緑地計画に大きな影響を与えてきた。このほかにも具体的には農村地帯、農業地帯等を総称する概念としてのカントリーベルト、生駒都市山麓グリーンベルトなどあるが、現在では砂防分野のグリーンベルト整備事業 六甲山系グリーンベルト構想、砂防樹林帯、都市山麓グリーンベルト整備工事(旧建設省河川局砂防部砂防課傾斜地保全課) 防風防雪原林から、火災の延焼を防ぐための函館市のグリーンベルト[1]、コミュニティ・コンピュータ・ネットワークの電子グリーンベルトなどもある。アメリカの都市名にもグリーンベルトホームズとして取り上げられている。

また、水耕ニラの種類にも「グリーンベルト」という品種があるほか、武道の階級での緑帯も「グリーンベルト」と呼ばれている。

その他

出典

  1. ^ a b 『函館市史』デジタル版、第2章 20万都市への飛躍とその現実、第7節 都市の生活と新しい文化、2 大火と都市形成 pp.734-736