森林計画

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森林計画(しんりんけいかく)は、森林整備、林業経営を行うために立案される計画

概要[編集]

無秩序な森林の伐採・開発は、森林の公益的機能を低下させ、森林所有者のみならず地域一帯の住民生活にも大きな影響を与える。こうした事態を招かないように、国、地域、所有者レベルで一定の方針の下、森林の扱いを定めた長期的な計画が策定される。

階層性[編集]

国が基本方針を示し、州・県、市町村、森林所有者といった単位で作成される。日本の民有林の例では、全国森林計画 - 都道府県森林計画 - 市町村森林計画 - 森林施業計画(森林所有者レベル)の四段階。計画期間は、ドイツで20年、日本で10年(5年おきに見直し)といった、国ごとの地域性、開発圧力の有無により異なる。

普及状況[編集]

森林計画が立案されるようになった発端は、19世紀のドイツである。産業革命による燃料消費や過度な林間放牧により森林が荒廃。持続可能な森林経営を図るために、計画づくりが義務付けられるようになった。明治時代の日本の林業は、ドイツの林業を教科書として近代化が進められており、森林計画制度についても導入が図られている。現在はアメリカ、カナダブラジルなど森林率の高い国の多くで採用されるに至っている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]